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クエスト名 『氷の上の血(後編)』
宮廷魔術師Wuunferthの逮捕で終わったはずのWindhelm連続殺人事件。だが、殺人鬼の刃はまた新たな犠牲者を切り裂いた。 耳が痛い。依然、Wuunferthは宮殿の地下牢で拘束中。嫌みまじりで教えて貰うまでもなく、彼は犯人ではない。冤罪と判り、老魔術師は当然のようにご立腹だ。即時逮捕に踏み切ったのは執事のJorleif氏でありますが、証拠を提出した私の責任は大きい。ここは平謝りに謝って犯人逮捕の協力を求めることに。 あんたの評判が滅茶苦茶悪いから…とは、さすがに言いづらいっス。 逮捕の物証となった犯人の遺留品は二点。Wuunferthは日記とお守り、そのどちらについても自身の持ち物ではないと否定した。お守りの特徴を説明すると、それは頭蓋骨を削りだして作った死霊術に用いるアイテムと認め、事件の核心に関わると断じた。 …ふむ、やはりCalixto Corriumの鑑定とは食い違いますか。そもそも王宮に代々伝わる品だとするなら、Jorleif氏がそれを知らないというのは妙だと思ったんですよ。 怪しいのは嘘の鑑定をしたCalixto Corriumだ。念の為に彼のミュージアムを訪ねてみたが留守だった。モルグと化した空き家に足を運んでみたものの、こちらは既に改修されて綺麗さっぱり。事件の痕跡は何も残っていなかった。結局、明晩を待つ以外にとれる選択肢は無し。 屋台の下から出てきた頭は、やはり骨董屋のCalixto Corriumのものだった。 間一髪のところで助かったIdesa Sadriは、Calixtoの首無し死体に悲鳴を挙げて逃げ出した。多分、自分が殺されかけたとさえ気づいていないでしょ。新たな犠牲者を出すことなく、事件が片づいたのは幸いだ。 頭蓋に錐で穴を穿つが如き怒号で目が醒めると、そこは見知らぬ聖堂だった。 全くない。RoriksteadはWhiterunの西外れにある農村。原野の向こう。エライ遠くだ。Senna嬢もそれ以上のことは何も知らず、聖堂(Dibellaを奉っているそう)は瞑想期で閉鎖中だからと追い出された。 聖堂の外は全く見覚えのない街。近場の衛兵を掴まえると驚愕の答えが返ってきた。 「Markarth!?」 MarkarthはSkyrimの西国であります。 時刻は深夜を廻ったぐらいだ。Candlehearth Hallで酔いつぶれてから時間はたいして進んでない。東国のWindhelmから街道を馬で飛ばしてもMarkarthまで二、三日は掛かるはず。つまり転送術を使ったと思われるが…酔いどれのSamにそんな芸当が出来るのか? 灯りのついた建物があったので宿を期待して入ったら、地元名士のオフィスですと。受け付けで門前払いを喰らった。どうやらRiften同様、この街も一番エライのは王様ではないと見た。 宿があるとしたら庶民の住まう底部だろうと階段を下りていくと、酔い客で賑わう市場へ出た。 二刀が胴を貫くより一瞬早く、男のナイフは女の喉元を切り裂いてしまった。どちらも即死だ。集まってきた野次馬の話によれば煤けて黒ずんだ男が鉱山の人足Weylin、身なりの良い女がMargret、旅行者だそう。Weylinは死ぬ間際に奇妙な言葉"Forsworn"と叫んで絶命した。“忌み嫌われる者”? 「聞こえなかったのか。下がれと言ったんだ。Forswornは単なる異常者の集団だ。後始末はこちらでやるから首を突っ込むんじゃない」 只でさえ愛想のない衛兵だが、木で鼻をくくったような扱い。余所者がいらぬ事に関わるなと手で追い払われた。 顔いっぱいに墨を入れた小男がひょこりと寄ってきて、死者を悼むと紙片を差し出した。 「これを落とさなかったか?」 「え?」 「あんたのだろ。ポケットから落ちたに違いない」 男は有無を言わさず紙片をねじ込むと急ぎ足で去った。紙片、メモには“Talosの祠で会いたい”と記されていた。 Markarthは上下に入り乱れた街で新参には把握が難しい。祠の入口も細い路地にあり、捜すのに手間取った。 「巻き込んで悪いんだが、余り時間の余裕がなくてな。お前さんは余所者で、ヤバそうだ。やれるかもしれん」 「出来る?何を?」
by yamanobe26
| 2012-02-23 19:54
| Skyrim日記
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