3124-130531 【GR】親指AFボタンの使いこなし
GRの「親指AFボタン」。
これこそ、GRの操作性を「一眼レフ級」にしている主役(ちなみに画質に関しては、一般的なズームレンズを付けた一眼レフよりGRの方がはるかにいい)。
この「親指AFボタン」、超使いやすい。押せばピントが合う。でも、その使い方は奥が深い。モードの組み合わせで、複数の使い方をすることができます。
shioの場合、使い方は2通り。前提として、下記の設定をしています。
- 【Fn1ボタン設定】AF/MF
- 【AEL/AFL設定】AFL
- 【AEL/AFL ロック維持設定】ON
(1) AF モードの場合
「AFファンクション切り替えレバー」を「AEL/AFL」にします。「親指AFボタン」を押すと、ピントが合って、そのまま固定(AFロック)されます(親指は離してOK)。その距離で、何度でもシャッターを切れる。撮影時にAF動作がないため、シャッターポタンを押したその瞬間に、タイムラグなしで撮影できる。shioの場合、【フォーカス】を「ピンポイントAF」にしているので、ねらった被写体にきっちりピントが合ったまま固定されて何枚も撮影できます。
「親指AFボタン」をもう一度押すと、AFロックが解除されて通常のAFに戻り、シャッターボタンの半押しでAFが作動します。次にまた「親指AFボタン」を押すと、AFがロックされます。
(2) MFモードの場合
Fn.1ボタンを押してMFに変更。さらに「AFファンクション切り替えレバー」を「C-AF」にします。すると「親指AFボタン」を押している間はずっとピントを合わせ続けるようになります。そしてグリーンのフォーカス枠が表示されたら被写体に合焦した印。動いていない被写体相手なら「親指AFボタン」から指を離してOKです。MFモードですから、シャッターボタンを押してもAFは作動しません。(1)同様、その距離で、何枚でもシャッターを切れます。
次に、距離の異なる被写体にピントを合わせるときは、また「親指AFボタン」を押せばいい。(1)と異なり、AFロックを解除するためにもう一度「親指AFボタン」を押す必要がありません。
ではこの親指AFボタンによるピントの固定をいつ使うか。
ポートレイト撮影で使います。今回の記事に貼ってある写真はすべて上記(2)の方法で撮影しました。
シャッターチャンスを逃さず、相手の表情のいい瞬間に撮影できます。ピントは固定されているので、微妙なピント合わせはモニターを目視しながらカメラを前後させて行います。GRのモニターはクリアなので、ピント位置もわかります。ありがたい!!
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