shiology.comからshiology.net、そしてshiology.orgへ
本ブログは2016年8月25日のNo. 4501以降「shiology.net」を経たのち、すべての記事を「shiology.org」に移転して継続しております。
2004年から書いてきたこのブログ「shiology.com」。4500回を数えました。これを機に、「shiology.net」を始動します。
.comから.netへ。shiologyがちょっと進化します。
12年にわたってこのshiology.comを多くの方々にご覧いただき、オンライン、オフラインを問わず多様なフィードバックをいただいてることに感謝しております。blogを書いていて本当に良かった、と感じる日々です。
同時に、自分にとっても大切な情報源になっています。サイト内を検索して過去に書いた情報を拾い出す機会は多いですし、何かをGoogleで検索したらshiologyに書いてあった、ということも度々あります。
そんな価値を感じるshiology.comがあるのはniftyが運営しているブログサービス「ココログ」のおかげ。心から感謝しております。
最近しばらく、このshiology.comのコンテンツをそのまま「Medium」にもミラーリングして、テストしてきました。新しいシステムは新しい時代にマッチしていることを実感します。
blogは発信媒体。Mediumは共信媒体。
Mediumに書いてある文章には、読者が関与できます。蛍光ペンでアンダーラインを引くかのような「ハイライト」や「コメント」といった機能です。アンダーラインを引いてコメントできるとなると、読み方が変わってきます。主体的、積極的な姿勢になります。筆者とのコミュニケイションが、関係を構築できるのです。人と関わりを持ちたい、という人の欲求に一歩近づいた媒体です。さらにコメントより長く言及したいなら、自分で記事を書けばいい。
心と心とが共振し、それを相互に表現することで「共信」できる場。それが「Medium」です。名称が全てを言い表しています。人と人とのMedium、仲だち、媒介となっているのです。「Medium」は「きずな」です。
きずなを築く。これこそが、もともとblogを書く目的です。Mediumによって、従来のblogシステム以上にその目的が実現されます。ありがたい。
そこで、shiology.comの続きを、Medium上で「shiology.net」に書くことにしました。すでに、No.4501以降の記事を書き始めています。
Mediumは表示が美しい。レイアウトが美しい。文章や写真の見せ方が美しい。ただ読むだけでなく、ハイライトやコメントができます。Safariなどのブラウザで読む以外に、iPhone/iPad/Android用のアプリがあり、読みやすい、書きやすいだけでなく、新着通知を受けることもできます。
従来のshiology.comは、更新頻度を落とし、通し番号を振らずに、他所に書いた原稿を転載する目的で使う予定です。もちろん、shiology.comに記事を掲載したら、 shiology.netで紹介してリンクを張ります。
新生「shiology.net」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
〈写真はシグマ「sd Quattro」です〉