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2010(Fri) 20:33

おおきく振りかぶって~夏の大会編~ #12

映像関係

奇跡なんて起きない。すべて実力だ。

最後の西広くんは、プレッシャーでかいよなぁ。
初心者にビギナーズラックなんてスポーツじゃあり得ないからなぁ。

・ピッチャーとキャッチャーの会話
サイン通りに投げる三橋は、田島が組立をし始めるまで「言うとおりに投げる」ことに固執。
阿部からそういう指示をずっと受けていたこともありますが、あまりにも三橋の頑なさが歯がゆい。
「田島君のサイン通りに投げるよ」
「まだサインくれる」
一方通行の状態では、また直ぐに崩されてしまいます。
投手だけが感じる「違和感」を捕手に伝えなければ、選択しは広がらない。
ようやく三橋は「バッテリー」という言葉がふさわしい投手と捕手の関係へと一歩踏み出した訳ですね。
阿部とのやりとりで気づかされるのではなく、第三者である田島の介入でようやく、ということでしょうか。

・仲間のエラーは責めちゃだめ
栄口がボールを巧くとれなかった時、三橋が思いきり声を出していくところがすごく好き。
投手はああ言うときこそ、味方のフォローをしないといけないんですよねぇ。
別の本でも、エラーをされたときこそ、ピッチャーは野手のフォローをすべきだっていうのを読んだことあるなぁ。
点を入れてくれる仲間へのフォローってことかな。
一人じゃ野球は出来ない、に行き着くんでしょうね。

・リキ入る応援
きちんと「応援者たちがため息をつかせない」為の応援をしていますね。
浜ちゃんの「選手はみんなまだ諦めていない」という台詞が好きです。
応援をするブラバンのペット吹きとか見ると、唇がバカになるほど練習した夏大会を思い出しますね。直ぐに次の曲を演奏する太鼓の子とか、「ため息をつかせない」応援が二期でもきちんと踏襲されてます。いいねぇ。

・巣山のホームイン
妙にきっちりとかかれていましたねぇ。
かっこいいですよ。俯瞰でとって、下からの角度からも描いて、ホームへ駆け抜けるシーン。
あそこはかっこいい所ですからね。やっと地味な彼に焦点が・・・!

・ラストバッター西広
初心者がラストバッター。
誰だって打てるとは思っていませんよ。奇跡を願っていますけど、あの場面で本当に打てるのは・・・初心者じゃありませんからね。
多少なりとも経験のある選手なら、当たりに行くんでしょうけど。
無理だとわかっている彼に、それでも皆が必死に声をかけるのは、あの場面では「おまえのせいじゃない」ということかな。震える足を叱咤して打席に立つ西広への、応援。
声をかけ続けることしか出来ないのなら、しっかりと応援しようという、見守ることしか出来ない仲間の心かな。

初心者という立場に甘えていたと崩れる西広に、まだまだ自分たちに力がないと思い知る西浦野球部員。
気弱なピッチャーと俺様キャッチャーが新しい関係を築くのもこれからだし、3年生の夏の甲子園が目標かしら。
3年の夏には、きっと新しい部員もいるのでしょうが、西広くんがきちんと成長してすごい部員になっていたりしたらうれしいなぁ。
元陸上部で頭の良い彼です。何かありますよね。



テーマ: おおきく振りかぶって
ジャンル: アニメ・コミック

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