『障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える お母さんお父さんのために』

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障害の有無を越えて、どんなご家庭でも役に立つ、心の栄養価が高い本。
苦難の乗り越え方についての語りは、立場や年齢を問わず、広く共有されたい大事な視野が示されている。
お子さんは、年齢にふさわしくない高い水準の「きょうだいの世話役」とならなければならないことがあります。高すぎる責任感を背負いこんでしまうのです。
「自分を犠牲にして大切な誰かのためにふるまう」ことをこどもたちが暗黙のうちに求められてしまう可能性がある。
極端な場合には「妹の○○ちゃんが上手にお話ができないのは私がお利口にしていないからだ」と、兄弟の障がいについてまで自分と関連づけてしまっている子もいます。
ほめるということに抵抗のある親ごさん方は少なくありませんが、子供にとっては、今、ここでの生き様を肯定されることが、非常に大切なのです。
遠矢(2009)『障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える』P118
「きょうだいにとってキョウダイは何ら特別な存在ではない」
という事実に驚いていたことに驚き。
障害を持つキョウダイが「特別な存在」ではないのは、それが物心ついた時からの「日常」だから、当然のこと。
— 秋里 (@nagi_kune) 2014, 5月 29
一行読書さんに教えてもらった、遠矢(2009)『障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える』を読んでいる途中。
読みやすくまとまっていて、なかなかの良書だとは思うが、「キョウダイ」をもつ親御さんは、どれだけこの本を手にするのだろうか。
— 秋里 (@nagi_kune) 2014, 5月 28
【2017年6月】欠席や学力不振も 親代わりのヤングケアラーhttps://t.co/FoIFl1y82s
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年6月23日
「家事(料理、掃除、洗濯など)」が最も多く、次いで「きょうだいの世話」などが挙がった。

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『障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える お母さんお父さんのために』
遠矢浩一
ナカニシヤ出版
後半は家庭内の人間関係を改善するスグレモノのノウハウあれこれが紹介されるよ。
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【既刊】遠矢浩一編著 障がいをもつこどもの「きょうだい」を支える
お母さん・お父さんのために http://t.co/vBT26l5ce2 障がいのある子のきょうだいにも支援の目を向け、彼らがどんな悩みや不安を抱えているのか、彼らの心に寄り添う関わり方を解説する。
— ナカニシヤ出版の人 (@NakanishiyaSh) 2014, 8月 30






