▶特にオススメな本一覧
※ 広告収益リンクも置いています

科学な本のご紹介: 歴史を消す『公文書危機 闇に葬られた記録』

科学に佇む書斎



公文書危機 📖 
日本の国民の力は、時の政権に歴史を消させるほどに弱まっている。


科学の本わたしたちが人手した通知メールでは、長期保存が必要なメールは公文書登録するよう指示されていたが、これまで見てきたように、官僚たちにメールを公文書としてあつかおうとする意識はほとんどない。


科学の本某大臣経験者談【私用メールやLINEを使う理由】省内の職員のメールはサーバーの管理者がすべて見られるようになっている。だから、公用メールで秘密にしなくてはならない機微なやりとりはできない。

科学の本日本の場合、首相が代わると総理執務室内の書類はいっさい残さず、からっぽにして次の総理に引き渡すという慣習がある。

 ┗ 首相を代えるという隠蔽システムが駆使できる

科学の本御厨貴 ”官邸は記録を残さなくてもいい「聖域」になっています。極端にいえば、政治家や官僚は総理大臣はまちがった決定をしない存在だという前提に立っている。”

科学の本御厨貴 ”総理の決断にかかわる記録は最も重要な文書として残さなければならないのに、今の制度では自覚的に残す仕組みになっていません。その意味でルールは必要です。つくれば総理になる政治家の心がまえもちがってくる。”

科学の本09年、自民党から民主党への政権交代がありました。その直後でした。わが省の局長から各課の課長に指令が出されたのです。それは、過去の政治関係の文書はすべて廃棄しろというものでした。
 自民党を中心とした政権が戦後ずっと続いてきたなかで、あやしげな政治関係文書が霞が関にはいっぱい残っていました。

科学の本表に出せない公文書を開示請求されると、「私的な文書」にすり替える。保存期間を1年未満にして請求される前に捨てる。請求時点に存在していても捨てたことにする。

科学の本情報開示請求は1件当たり300円の手数料を払えばできる。このため、職員の業務をさまたげる開示請求を「300円テロ」と呼ぶ防衛省幹部やOBもいる。





▶楽天PR

『公文書危機 闇に葬られた記録』
 毎日新聞取材班
 毎日新聞出版


 公開請求をまぬがれんとするあまりに、作成する書類をのきなみ「検索できない文書名」にしてしまう。
 目先の狭い損得だけの中で、ぬまったりと崩壊していく民主主義。
 政権中枢だけでなく省庁全体のセキュリティーのレベルまでもが他国に比して危ぶまれてる。
 先進国の皮をかぶったつもりの後進国。

Amazonで書籍の評判をチェック ↓PR

公文書危機 闇に葬られた記録




電子書籍も便利。Kobo版↓

Kindle版電子書籍 ↓

公文書危機 闇に葬られた記録




→『ミニ特集:日本の2010年代、政治観を語る本その1』
→『ミニ特集:日本の2010年代、政治観を語る本その2』
→『ミニ特集:日本の2010年代、政治観を語る本その3』
→『ミニ特集:日本の2010年代、政治観を語る本その4』
→『ミニ特集:日本の2010年代、政治観を語る本その5』
→『ミニ特集:2010年代、日本の格差と経済を見る本 その1』
→『ミニ特集:2010年代、日本の格差と経済を見る本 その2』
→『ミニ特集:2010年代、日本の格差と経済を見る本 その3』
  




 No.2020,0707
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
特筆すべき書籍の内容について紹介したツイートの控えになります。

連絡窓口:メッセージ入力欄

表示の不具合や、修正すべき件がありましたら、お知らせいただけますと助かります。

メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報




💼 楽天トラベル ✈



 ・ ・ ・ 

▶ Amazon 本・書籍 売り場