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科学な本のご紹介: ミニ特集:言語と脳の科学の本

科学に佇む書斎

書きたがる脳 

『失語症のすべてがわかる本』
『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで』
『書きたがる脳 言語と創造性の科学』
『言語と生物学 シリーズ朝倉〈言語の可能性〉』


失語症のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)


『失語症のすべてがわかる本』
 加藤正弘, 小嶋知幸 健康ライブラリーイラスト版 講談社

● テキカク。わかりやすい。絵がたいへんストレートで適切。必要十分。
 失語症患者さんに接する可能性がある人にひととおり配って、この症状がなんであるかを理解してもらう、その理解してもらうツールに最適な感じ。

科学の本身近なものだからそのうち思い出すだろうと、クイズを出す人がいますが、絶対にやめましょう。失語症は「度忘れ」とは根本的に異なります。

科学の本失語症に五十音表は意味がない:失語症の患者さんは、言葉自体を思いうかべることができないため、五十音表を見ても言葉をつづることはできません。




絵でわかる言語障害 第2版: 言葉のメカニズムから対応まで


『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで』
 毛束真知子 学研メディカル秀潤社

●身体や脳の具合によって、言語を使う上でどんな状態が発生しちゃうのか、不思議で奇抜な症例含め、イラスト豊富に解説してくださるムック。
 看護現場や介護現場で役立つ基礎知識が盛り込まれています。

こちらで紹介
→『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで 』


書きたがる脳 言語と創造性の科学


『書きたがる脳 言語と創造性の科学』
 アリス・W.フラハーティ 武田ランダムハウスジャパン

●なんでもいいから文章を書き続けたくてしょうがない!
 そんな病的状態が起きうるってご存知でした? 人間というものは、いろんな調子の崩し方を見せるものなのだなぁと驚くやら呆れるやら。

紹介ページ
●本 『書きたがる脳 言語と創造性の科学』


言語と生物学 (シリーズ朝倉「言語の可能性」)


『言語と生物学』 シリーズ朝倉〈言語の可能性〉
 長谷川寿一 編 朝倉書店

科学の本長谷川寿一 ”言語研究を始めた生物学者は,必ずしも伝統的な言語学の基礎を備えてはおらず,逆に,言語学者に生物学の基礎的素養があるかといえばそうでもない.わが国は理系文系境界領域の教養教育が欠落している。”

科学の本大隅典子 ”2001年、言語障害がみられる珍しい家系(KEファミリー)の変異遺伝子としてFOXP2が同定され,1つの遺伝子の変異と発話や言語の発達障害が関係することを最初に示す画期的な事例となった.”


大隅典子さん
   ↓


→『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その2』
→『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その1』
→『ミニ特集:吃音を考える』
→『ミニ特集:言語研究をめぐる本 海外 その2』
→『ミニ特集:言語研究をめぐる本 海外 その1』
→『ミニ特集:言語の研究の本』
→『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その3』
→『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その2』
→『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その1』
→『ミニ特集:脳の可塑性を語る本』
  



このページ ミニ特集:言語と脳の科学の本 は以上です。

 No.2014,0511
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