ミニ特集:言語と脳の科学の本
『失語症のすべてがわかる本』
『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで』
『書きたがる脳 言語と創造性の科学』
『言語と生物学 シリーズ朝倉〈言語の可能性〉』
『失語症のすべてがわかる本』
加藤正弘, 小嶋知幸 健康ライブラリーイラスト版 講談社
● テキカク。わかりやすい。絵がたいへんストレートで適切。必要十分。
失語症患者さんに接する可能性がある人にひととおり配って、この症状がなんであるかを理解してもらう、その理解してもらうツールに最適な感じ。
身近なものだからそのうち思い出すだろうと、クイズを出す人がいますが、絶対にやめましょう。失語症は「度忘れ」とは根本的に異なります。
失語症に五十音表は意味がない:失語症の患者さんは、言葉自体を思いうかべることができないため、五十音表を見ても言葉をつづることはできません。
.。o O( 数年前、家人が脳梗塞ったとき、この本を読んでた自分をほめました。万一の時にお役立ち。
RT ”思い出すだろうとクイズを出す人がいますが絶対にやめましょう。失語症は「度忘れ」とは違います。”
http://t.co/S50c4Bt6Ub
『失語症のすべてがわかる本』
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2014, 6月 10
大石衡聴”ウェルニッケ野の損傷により引き起こされる言語障害は、流暢に発話はするものの発話の内容が空虚であり、さらには言語理解能力が低下する。ウェルニッケ失語は感覚性流暢性失語とも呼ばれる。” http://t.co/mhJwsF0FWG 『シリーズ脳科学3 言語と思考を生む脳』
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2015, 7月 22
【ウェルニッケ失語】
流暢性の会話
聴覚理解不良
復唱不良
自発話に異常見られず、一件普通に話しているように見える。
しかし、会話内容が空疎。
錯誤やジャルゴン多発
病巣
ウェルニッケ野、側頭葉、緑上回、角回
自分の誤りに気付き始める→伝導失語へ
— ⚡️しょーへー⚡️ (@shooheiheei) 2015, 7月 20
『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで』
毛束真知子 学研メディカル秀潤社
●身体や脳の具合によって、言語を使う上でどんな状態が発生しちゃうのか、不思議で奇抜な症例含め、イラスト豊富に解説してくださるムック。
看護現場や介護現場で役立つ基礎知識が盛り込まれています。
こちらで紹介
『絵でわかる言語障害 言葉のメカニズムから対応まで 』
『書きたがる脳 言語と創造性の科学』
アリス・W.フラハーティ 武田ランダムハウスジャパン
●なんでもいいから文章を書き続けたくてしょうがない!
そんな病的状態が起きうるってご存知でした? 人間というものは、いろんな調子の崩し方を見せるものなのだなぁと驚くやら呆れるやら。
紹介ページ
『書きたがる脳 言語と創造性の科学』
『言語と生物学』 シリーズ朝倉〈言語の可能性〉
長谷川寿一 編 朝倉書店
長谷川寿一 ”言語研究を始めた生物学者は,必ずしも伝統的な言語学の基礎を備えてはおらず,逆に,言語学者に生物学の基礎的素養があるかといえばそうでもない.わが国は理系文系境界領域の教養教育が欠落している。”
大隅典子 ”2001年、言語障害がみられる珍しい家系(KEファミリー)の変異遺伝子としてFOXP2が同定され,1つの遺伝子の変異と発話や言語の発達障害が関係することを最初に示す画期的な事例となった.”
大隅典子さん
↓
「…脳の進化とは脳の発生過程の進化であり、発生段階の分子機構を明らかにすることがヒト脳の高次機能を理解するために重要である…」(朝倉出版刊行予定『言語と生物学』〈長谷川壽一先生編集〉ー担当した第5章「言語の遺伝学的基盤」より)
— Noriko Osumi (@sendaitribune) 2010, 7月 14
【朝倉の言語8】「言語と生物学(言語の可能性4)(長谷川寿一編).人間特有の言語を操る能力を生物学的基礎から解説.〔内容〕動物の信号行動とコミュニケーションの進化/チンパンジーの言語習得/話しことばの生物学的基礎/言語の発生
http://t.co/t22kk3t9iP
— 朝倉書店 (@AsakuraPub) 2013, 5月 21
『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その2』
『ミニ特集:言語と脳の科学の本 その1』
『ミニ特集:吃音を考える』
『ミニ特集:言語研究をめぐる本 海外 その2』
『ミニ特集:言語研究をめぐる本 海外 その1』
『ミニ特集:言語の研究の本』
『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その3』
『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その2』
『ミニ特集:脳の壊れ方を語る本 その1』
『ミニ特集:脳の可塑性を語る本』