ミニ特集:動物研究の本


『野生との共存 行動する動物園と大学』
『動物の発育と進化 時間が作る生命の形』
『イノシシから田畑を守る おもしろ生態とかしこい防ぎ方』
『カヤネズミの本 カヤネズミ博士のフィールドワーク報告』
『ハダカデバネズミ 女王・兵隊・ふとん係』
『日本のクマ ヒグマとツキノワグマの生物学』
『動物地理の自然史 分布と多様性の進化学』
『遺伝学でわかった生き物のふしぎ 重さ100トンのキノコ、ダンゴムシの男女比、性転換するカサゴから、赤ワインで有名なあのカベルネ・ソーヴィニヨンのあっと驚く血統追跡まで』
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羽山伸一・土居利光・成島悦雄 編 地人書館
羽山伸一 ”絶滅の恐れのある野生動物たちの割合が、日本では特に高い。それぞれの国に生息する動物に占める絶滅危惧種の割合では、なんと日本は世界のワースト5に入る。”
成島悦雄 ”オスから採取した精子は、マイナス196度の液体窒素タンクの中で半永久的に保存できる。いろいろな動物の精子を液体窒素中に保存する施設は「冷凍動物園」と呼ばれている。”
羽山伸一 ”ツシマヤマネコは山にいる猫だと思われがちだが、実は田んぼにいる「田ネコ」なのだ。”
研究室に行ってみた 羽山伸一 第5回 ツシマヤマネコの保護はどれだけ進んだのか https://t.co/NppZn8jOsX
— パンテオン (@pantheo27705718) 2017年8月7日
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ケネス・マクナマラ 工作舎
稀に現れる大きな体格をしたイエネコも、図体ばかりで脳は小さいのだ。例えば、ウィリアムズらが調査した9kgもある巨大なイエネコは、28gあまりの脳しかもっていなかった。
昆虫類が最大サイズを示したのは約四億年前のデボン紀前期に昆虫類が出現してからまださほど経っていない頃のことで、昆虫進化史上のジャイアンツたち、翼幅が70cmにも達したトンボ類などが3億年ほど前、石炭紀の間に現れた。
この時代には大気中の酸素量が最高水準まで増大していたという(大気中の酸素が約35%、現在は21%)。
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江口祐輔 農山漁村文化協会
●著者さん説得慣れしてる、イノシシ愛にあふれてる。
それに加えてわかりやすいイラスト!
なにより、イノシシ無関係な人にも面白い読み物になってるのがいいですねー。
ご近所に、猪います?
寛永二年、今から約250年前の八戸藩領内(今の青森県八戸市周辺)で、イノシシのために一万五千石の被害が発生し、三千人以上も餓死した。いわゆるイノシシ飢饉である。
新田開発が盛んだった江戸時代前半は、動物たちを追うために、鉄砲が開墾に必要な農具として使用された。しかし、五代将軍綱吉の鉄砲改めによって、野生動物たちの逆襲が始まる。
皮の部分を、喉から胸、腹へとナイフを入れて開き、内臓を周囲から剥がすようにして、まとめて取り出す。オスイノシシの場合、このとき尿道にキズをつけないよう注意する。精液が出ると肉に臭いがつく。
これがまた生活範囲にいるんだなあσ( ̄∇ ̄;) RT
— のさか (@nosaka_s16) 2016, 2月 13
で、ワナにかかってた時のコレがこう...みたいな(´ー`) pic.twitter.com/hSLGxcfvIx
人への恐怖心薄れる? 県内イノシシ出没相次ぐ 香川 https://t.co/8i1BSOfUUW 棒でたたくなど、追い払おうとするのは逆効果。イノシシは頭が良く、攻撃してきた人を覚えていて執拗に反撃することがある。緊張状態にあるイノシシを刺激しないことが重要。(江口祐輔氏)
— take_sumi ちくたん (@take_sumi) 2015, 10月 27
イノシシの生態に詳しい農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センターの江口祐輔上席研究員が講演。イノシシの雌は年1回、春に最大4〜5頭を産むが、子がわなにかかるなどして死ぬと秋にも産むケースがあり、「親子同時に捕獲しないと意味がない」と指摘 河北新報
— 灰猫 (@nekoyasshiki) 2014, 9月 23

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畠佐代子 世界思想社
カヤネズミは世界でも珍しい草の上で子育てをするネズミだ。カヤ原を歩きながら注意深く観察すると,草むらの中にぷかりと浮かんだ,ボール状の草のかたまりが見つかるだろう。それがカヤネズミの巣だ。
カヤネズミはお米も食べますが,ヒエやバッタやイナゴも食べます。益獣とは言えないかもしれないが害獣とみなすのも正しくない。もし田んほで見つけたときは,どうか殺さずに見逃してやって欲しい。
昭和30年代には,カヤネズミは川原や田んぼなどで、ごく普通に見られる生き物だった。しかし,土地開発や農業の近代化を背景に,生息地の改変が進んだ結果,カヤネズミは国内で生息が確認されている1都2府38県のうち、1都2府28県の「レッドデータブック」に掲載されるほどに数を減らされてしまった。


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増田隆一・阿部永 編著 北海道大学図書刊行会
太田英利 ”オガサワラヤモリは太平洋とインド洋の熱帯・亜熱帯島嶼を中心に分布する小型のヤモリで、単為生殖を行ない、ふつう、メスだけからなっている。”
嫁島の夜間調査中に見つけたオガサワラヤモリ(たぶんクローンCタイプ)。
— 小笠原自然文化研究所 (@iBo_sznbnk) 2021年10月17日
メスだけで繁殖することができるため、オスは稀にしか見つからないそうです。 pic.twitter.com/lsMjFMIH1L
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