TCLによるBlackBerry製品の販売が8月末に終了に！

TCL Communication Technology Holdings（以下、TCL）は3日（現地時間）、同社がBlackBerryと2016年12月に締結した「BlackBerry」ブランドの利用についてのライセンス契約が2020年8月31日（月）をもって終了すると発表しています。

同社が運営するBlackBerry Mobileの公式Twitterアカウントにて案内しており、これにより、TCLによるBlackBerryブランドの製品は同日にて販売が終了されるとのこと。なお、販売した製品についてはTCLが2022年8月31日（水）までサポートするとしています。


TCLではBlackBerryブランドのライセンス契約に基づいてこれまでに第1弾製品「BlackBerry KEYone」以降、BlackBerryブランドのスマートフォン（スマホ）を設計・開発・販売してきましたが、ライセンス契約を延長せずに終了することになったということです。

これまで日本でもTCLやBlackBerryの正規代理店であるFOXがBlackBerryブランドの製品を販売してきており、BlackBerry KEYoneに続く「BlackBerry KEY2」を発売しました。また日本以外ではTCLでは「BlackBerry Motion」なども発売しています。

今回、こうしたTCLによるBlackBerryブランドの製品の販売が終了となります。TCLでは他に「Alcatel」ブランドによるスマホも販売しているほか、自社ブランドのスマホも発売しており、日本でもFOXが昨年12月に「TCL PLEX」を発売しています。

さらにTCLでは今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された「2020 International CES（以下、CES 2020）」にて自社ブランドの「TCL 10」シリーズを発表しており、今後はテレビなどと同様にスマホでもTCLブランドを強化していくものと見られます。



記事執筆：memn0ck


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