宮古島陸自配備、用地取得に不動産鑑定年明け早々評価業務入札。
- 2016/12/31
- 13:35
宮古島より:
防衛局、敷地造成工事も発注へ。
12月29日の宮古新報紙面
12月28日 宮古新報
陸上自衛隊配備予定地、用地取得へ不動産鑑定
沖縄防衛局 (中嶋浩一郎局長) が、 陸上自衛隊宮古島駐屯地 (仮称) の配備計画に基づいて、 年明けにも用地取得のための不動産鑑定評価業務をはじめ、 宿舎新設建築及び設備・土木設計、 敷地造成工事の発注を予定していることが、 27日までに分かった。 すでに入札公告している。 防衛省は本年度予算に用地取得費など108億円を計上しているほか、 2017年度予算で隊舎整備などの経費として310億円を盛り込んでいる。 陸自配備で賛否の論議が続く中、 設計や用地取得を進める防衛省側の対応が波紋を広げそうだ。
不動産鑑定評価業務は、 千代田カントリークラブの用地を購入するため、 適正な価格を算定するもの。 入札は1月5日を予定している。 宿舎新設に関する設計は6棟。 内訳は延べ床面積約2010平方㍍と約2510平方㍍各1棟、 約2260平方㍍4棟。 建築、 設備、 土木ともに同6日に入札を行う。 敷地造成工事は5工区、 仮設道路工事、 外柵等整備が各2件で、 いずれも入札日は同31日となっている。
同局は9月23日付で隊庁舎など施設の建築や設備、 土木などの設計、 用地測量及び調査、 補償物件調査などの業務に関する一般競争入札、 設備基本設計と現況調査の公募型プロポーザルの作業に着手し、 入札を実施している。
このうち設計に関する施設数は24件で合計延べ床面積は3万1943平方㍍。 隊庁舎はいずれも鉄筋コンクリート造り2階建ての4棟で計1万9760平方。 内訳は4450平方㍍2棟、 4360平方㍍と6500平方㍍各1棟。 このほか主な施設は、 食厨・福祉厚生施設、 車両整備場2棟、 倉庫、 医務室、 保管庫や事務所、 給油スタンド上屋、 木工所、 警衛所、 受電所などが配置される。
土木設計は用地造成が22㌶で、 建物付帯が約30棟の面積約2万2000平方㍍。 用地測量は約22万3000平方㍍ (32筆)、 補償物件調査はゴルフ場コース、 クラブハウス、 レストラン、 照明設備などが対象となっている。 測量や土質調査も行う。
公募型プロポーザルでは、 基本設計として電気や機械の設備、 通信、 資料収集、 環境保全性能評価伴う提案書作成を実施する。 現況について、 文化財などの既存資料収集整理、 植物・動物及び生活環境調査などを業務としている。
防衛局、敷地造成工事も発注へ。
12月29日の宮古新報紙面
12月28日 宮古新報
陸上自衛隊配備予定地、用地取得へ不動産鑑定
沖縄防衛局 (中嶋浩一郎局長) が、 陸上自衛隊宮古島駐屯地 (仮称) の配備計画に基づいて、 年明けにも用地取得のための不動産鑑定評価業務をはじめ、 宿舎新設建築及び設備・土木設計、 敷地造成工事の発注を予定していることが、 27日までに分かった。 すでに入札公告している。 防衛省は本年度予算に用地取得費など108億円を計上しているほか、 2017年度予算で隊舎整備などの経費として310億円を盛り込んでいる。 陸自配備で賛否の論議が続く中、 設計や用地取得を進める防衛省側の対応が波紋を広げそうだ。
不動産鑑定評価業務は、 千代田カントリークラブの用地を購入するため、 適正な価格を算定するもの。 入札は1月5日を予定している。 宿舎新設に関する設計は6棟。 内訳は延べ床面積約2010平方㍍と約2510平方㍍各1棟、 約2260平方㍍4棟。 建築、 設備、 土木ともに同6日に入札を行う。 敷地造成工事は5工区、 仮設道路工事、 外柵等整備が各2件で、 いずれも入札日は同31日となっている。
同局は9月23日付で隊庁舎など施設の建築や設備、 土木などの設計、 用地測量及び調査、 補償物件調査などの業務に関する一般競争入札、 設備基本設計と現況調査の公募型プロポーザルの作業に着手し、 入札を実施している。
このうち設計に関する施設数は24件で合計延べ床面積は3万1943平方㍍。 隊庁舎はいずれも鉄筋コンクリート造り2階建ての4棟で計1万9760平方。 内訳は4450平方㍍2棟、 4360平方㍍と6500平方㍍各1棟。 このほか主な施設は、 食厨・福祉厚生施設、 車両整備場2棟、 倉庫、 医務室、 保管庫や事務所、 給油スタンド上屋、 木工所、 警衛所、 受電所などが配置される。
土木設計は用地造成が22㌶で、 建物付帯が約30棟の面積約2万2000平方㍍。 用地測量は約22万3000平方㍍ (32筆)、 補償物件調査はゴルフ場コース、 クラブハウス、 レストラン、 照明設備などが対象となっている。 測量や土質調査も行う。
公募型プロポーザルでは、 基本設計として電気や機械の設備、 通信、 資料収集、 環境保全性能評価伴う提案書作成を実施する。 現況について、 文化財などの既存資料収集整理、 植物・動物及び生活環境調査などを業務としている。