フジファブリック 2マンツアー 「フジフレンドパーク2021」 ゲスト:sumika @Zepp Tokyo 9/16
- 2021/09/17
- 19:04
夏前までアルバム「l Love You」のツアーを行うなど、ビックリするくらいにコロナ禍の中でも精力的に活動を続けている、フジファブリック。
次なる楽しみの一手はゲストを招いての対バンツアーということで、開催が発表された時から「あのバンドじゃないか?」と予想する声がたくさんあがっていたのは、これまでに開催されてきたこの「フジフレンドパーク」の対バンが意外なようでもあり、納得もするようバンドたちだったからだ。
そんな様々な予想があった今回の「フジフレンドパーク」の初日のゲストはsumika。間違いなくフジファブリックを聴いて育ってきたであろう、今やライブハウスではチケットが取れないくらいの存在のバンドである。果たしてこの2組の共演はどんなグッとくるMAGICをかけてくれるのだろうか。
消毒と検温を経て客席内に入ると、ステージ背面には英語字体での「フジフレンドパーク」の文字が存在感強く描かれている。客席内も実に大人しいというのは両バンドの客層によるものだろうか。だからこそBGMの音が大きく聞こえる。
・sumika
この状況下ゆえに開演前にはライブにおける諸注意的なアナウンスが流れると、18時過ぎに場内が暗転し、おなじみのSEである「ピカソからの宅急便」が流れてメンバーが登場。目を惹く赤いシャツを着た片岡健太がマイクを握ると、
「今日のライブは、いつものライブとは違って、マスクをしていたり、距離が空いていたりするけれど、それぞれの楽しみ方を見つけて楽しんでください。
…とは絶対に言いません!敬愛するフジファブリック先輩と我々を信じてここに来てくれたあなたを、絶対に楽しませてやる!というつもりで来ました!」
と曲を演奏するよりも前に、ツアーの時と変わらぬMCの、フジフレンドパークバージョンを口にする。相変わらず穏やか極まりない語り口であるが、そこにはやはり滾るものを感じるのは、その「敬愛する先輩」に呼んでもらったライブだからだろう。
その片岡と黒田隼之介(ギター)が両手を広げて手拍子を始めると、それが観客にも広がっていくのは配信でリリースされたばかりの「Jasmine」である。またsumikaが新たな名曲を手に入れたな、と思うキャッチー極まりないメロディを片岡は自身の体を叩いて手拍子を促すようにしながらハンドマイクを持って歌い、歌詞にさりげなく
「フレンド」
という単語を忍び込ませながらステージ背後のこのライブのタイトルを指差すというあたりのリスペクトっぷりはさすがである。
上がっているバンド側のテンションと我々のテンションをさらに引き上げてくれるのは片岡かがギターを弾きながら歌い、黒田がピョンピョンと飛び跳ねまくる「ふっかつのじゅもん」であり、この段階でこの日のsumikaにアウェーという言葉が全く当てはまらないことを感じさせる。ちなみにこの日のゲストベーシストはおなじみの井嶋啓介のスケジュールによるものか、須藤優(XIIX)だったのだが、むしろ須藤の方が忙しそうな感じすらあるし、どちらにせよこうした多忙かつ豪華なプレイヤーが参加してくれるのもsumikaのメンバーの人柄ゆえだろう。須藤はやはりこの日はあくまでサポートに徹するという弾き方であった。
「出会ったのは2005年のJAPAN CIRCUIT。もうなくなっちゃったけど、渋谷AXで開催されていて、フジファブリック、THE BACK HORN、ストレイテナー 、つばきっていうラインナップで、当時ちょっと好きだった女性に誘われて行ったんだけど、ライブ終わって帰る時にその人が
「私、ダイスケさん(金澤ダイスケ)好きだわ〜」
って言ってて(笑)
一緒にライブ見ていたのに、俺じゃダメなのかっていう(笑)そのまま帰りにタワレコでCD買いましたよ(笑)
最近はよくフェスで一緒にもなるんですけど、2017年のロッキンに出る直前に僕らの機材が盗難被害にあってしまって。その時に山内さん(山内総一郎)が機材を貸してくれてライブができた。本当に感謝しています」
と、片岡がフジファブリックとの出会いや、山内の人間性を感じさせてくれるかつての胸熱エピソードを語ると、今度は小川貴之(キーボード)が、
「僕らは片岡さんの声が出なくなって、活動を休止せざるを得ない期間があって。その時に僕は何回もフジファブリックの「Live at 日本武道館」のDVDを観て。お客さんの表情とかもよく映っている作品なんですけど、そのDVDを観て僕はバンドを続けるっていうことに凄く力を貰っていました」
とフジファブリックへの想いを語る。
その話を聞いて、ああ、sumikaもフジファブリックも止まらざるを得ない経験をしてきたバンドなんだよなという共通点を改めて感じながらも、フジファブリックがこうして活動を続けているという姿が、他のバンドであったりアーティストであったり、あるいは全く異なる職種の人にさえも、前に向かって歩き出す力を与えているんだなと思った。それはきっとここにいた誰もがそういう経験をしてきたんじゃないかと思う。
そんなフジファブリックへの想いを語った後には、
「今、僕らツアー中なんですけど、ツアーでやってない曲をやります」
と言って片岡がジャーンとギターを鳴らすとともに、光が降り注ぐような小川のコーラスが重なる。それはなんとフジファブリック「徒然モノクローム」のカバーであった。片岡の歌唱力の高さ、シンガーとしての能力の高さは今更言うまでもないが、それでもワンコーラスだけとはいえ完全に歌いこなしている姿を見ると改めてそう思うし、キーボードがいるということはフジファブリックのそのサウンドを再現できるということでもあり、小川が愛情たっぷりにキーボードを弾き、黒田は本家よりも一本ギターが多いバンドならではのオリエンタルなサウンドの味付けを施す。sumikaのメンバーたちは本当に真っ直ぐな人たちだから、このカバーでもフジファブリックへの真っ直ぐな愛情が鳴らされている。何よりも、
「あきらめるのはまだ早い
行き詰まった所がほら それが始まりです」
というフレーズに彼らは何度となく歩き続ける力を貰ってきたはずだ。「これだけでもこの日来た価値がある」ということを、開始わずか15分で感じさせてくれた。
荒井智之(ドラム)の重いビートがアッパーというタイプの曲ではない(コーラスも緩いものだし)のにsumikaの持つロックさを強く感じさせてくれる「ライラ」は小川のボーカル部分も含めた
「水を被って
アンチ招いて
這いつくばって
したいことだけ
死ぬまでやって
そこまでやって
じゃなきゃ
ライラ ライラ
意味がない」
などのバンドとしての信念の強さを感じさせるような歌詞がそう感じさせてくれるのだろう。
かと思えば再び片岡がハンドマイクになり、ダルい夏の日の休日という、むしろ今の世の中の状況になったことによって最もリアルな夏の過ごし方になった情景を歌う「Summer Vacation」では片岡、小川、黒田が順番に声を重ねる、アカペラグループのような歌い出しで3人の歌唱力の高さを見せつつ、片岡がステージの端の方まで行って最前の観客の顔を指差しながら歌う。
自分はロッキンでこの曲を聴くのが好きだった。その片岡のカメラに寄って目線を合わせて歌う表情があのステージの巨大なスクリーンに映し出されるのを見るのが。JAPAN CIRCUITにも行っていた(ロッキンに出演する人が出る、ロッキンオンのイベントだった)ということもまた、片岡のあのフェスへの愛情を強く感じさせてくれただけに。来年はまたあの光景を見ることが出来るだろうか。そう思いながら、アウトロで荒井が一気にテンポを上げるように細かく叩く、一筋縄ではいかないsumikaらしいドラムを聴いていた。
片岡がアコギを持って歌い上げたのは王道J-POP的な、と言ってもいいくらいのバラード「願い」であるが、こうしてフジファブリックのイベントでこの曲を聴いていると、「Green Bird」あたりに通じる壮大かつ美しいメロディという要素を感じる。そうした部分ももしかしたらフジファブリックの影響によって引き出されたのかもしれない(sumikaの前に片岡がやっていたバンドはパンクなバンドだったから)とも思うのだが、
「誰が言っていることが正解で、嘘なのかわからない状況になってしまいました。それでもライブをやることにしたのは、この瞬間こそが本当だと思っているから。1対1。今日は1000人くらいはいるのかな?それでも1対1000じゃなくて、1対1×1000と思ってやっています。あなたに信じてもらえるようなアーティストでありたいと思っています」
と言える精神力の強さ。それは開催することが批判に晒されまくったJAPAN JAMで
「来るのも正解だし、来ないのも正解。でも来ることを選んだあなたを傷つける人がいるのなら、俺は黙ってられない。そんな時にあなたを真っ先に守れるバンドでありたい」
と堂々と宣言して、我々観客の心を救ってくれた時もそうだったが、そのバンドとしての精神や揺るがない意志の強さこそが、sumikaがフジファブリックから最も継承したものなんじゃないかと思う。
だからこそ、
「さあ
夜を越えて
闇を抜けて
迎えにゆこう
光る朝に 目背けずに
今 瞬きを繰り返して
何度でも迎えにゆくよ」
というクライマックスへ向かっていくのを清洌なギターロックサウンドで描いた「ファンファーレ」の歌詞は止まることなく走り続けることの覚悟を決めたバンドのまさに凱歌のように鳴らされると、ラストに演奏されたのは絶賛敢行中のツアーでも至福の瞬間を生み出す「Shake & Shake」。片岡がハンドマイクで軽やかにステージを歩き回りながら、小川のハイトーンかつキャッチー極まりないコーラスが、いつか我々も一緒にこのコーラスを歌えますようにという微かだが確かな希望を感じさせる。
突如としてバンドサウンドからトラック的なサウンドになり、荒井も含めてメンバー全員で手拍子しているというのも楽しいのは間違いないのだけれど、でもなんだかんだで楽しいではこの曲をライブで聴いている時の感情を言い当てられていないような。それは楽しいよりも、幸せと言った方がしっくり来る。こんなに素晴らしい曲を、バンドが目の前で演奏していて、それを聴いていることができる幸せ。sumikaのライブはその感情に溢れているから、どんなにチケットが取れなくなっても行くのを諦めたくないのだ。
「なんだかんだ嫌いじゃないぜ」
のフレーズの後に片岡は
「むしろ大好きです!」
と付け加えていたが、それはそのまま我々のsumikaへの感情であった。
ワンマンではなくても素晴らしいライブをやるバンドというのはこれまでのフェスやイベントなどで観てきてわかっていたが、憧れのバンドに呼んでもらうとまた違う素晴らしさを感じられるバンドだということがわかったこの日。そこにはもはや目に見えるんじゃないかというくらいの愛という感情が溢れていたから。
1.Jasmine
2.ふっかつのじゅもん
3.徒然モノクローム
4.ライラ
5.Summer Vacation
6.願い
7.ファンファーレ
8.Shake & Shake
・フジファブリック
そしてそんなsumikaの愛情溢れるバトンを受け取ってステージに立つフジファブリック。何やらステージにはおなじみのキーボードだけではない、ピアノまでもがセッティングされているというのが、「I Love You」のツアーを終えてまた新しいモードにバンドが向かっている予感を感じさせる。
暗転するとSEとして鳴り始めたのは「LIFE」のインストオーケストラバージョンと言ってもいいような曲であり、それがなんだかステージを最も占有するピアノがあるセッティングによく似合っているのだが、おなじみの伊藤大地(ドラム)を加えた4人編成で登場すると、山内総一郎の
「東京ー!」
という叫びとともにムーディーというか、金澤ダイスケのシンセの妖しげなサウンドによる「東京」からスタートし、観客はサビで腕を左右に振ったりするという、さすがのファンの一体感も感じさせてくれるのだが、間奏では加藤慎一のうねりまくるベースソロ、さらには金澤ダイスケのキーボードソロでは
「ダイスケさん!俺も大好きなダイスケさん!」
と明らかにsumikaの片岡のMCに引っ張られたとしか思えない紹介の仕方に客席は拍手とともに笑いも漏れる。それもやはりsumikaからの愛をもらったからこそだろう。
一転して同期のサウンドも取り入れた壮大なメロディとサウンドに、山内のボーカルの逞しさすら感じられる歌唱が見事に乗る「Green Bird」というこの冒頭の2曲だけで、フジファブリックというバンドの幅の広さというか、人によって持ち味と思っている部分が異なっているのだろうな、という一言で「こういうバンド!」とは言い切れない多様さを感じさせてくれる。だからこそフジファブリックはフジファブリックでしかない。最後の
「いつまでも消えない残像」
というフレーズで重なる金澤のコーラスも、その瞬間にメンバーを照らすタイトル通りの緑色の照明も本当に美しい。
「sumika最高ー!」
と突如として山内が叫んだのは、きっと次に演奏する曲をsumikaがカバーしてくれたからだ、ということで「徒然モノクローム」の本家バージョンを山内が気合いを入れるように発声してから演奏するのだが、当然といえば当然なのだが、やはりフジファブリックが演奏することによる安心感というか。リリースされた当時はまだ山内の歌唱力を心配する声もあったけれど、今はこの声あってこそのこの曲であるし、そんなボーカリストとしての佇まいを感じさせながらも、間奏でステージ前まで出て行ってギターソロを弾く姿はやはりもともとはボーカルを取らないギタリストだった人だな、と思うくらいに弾き倒している。
それは伊藤の正確無比なドラムの一打一打によってよりリズミカルなダンスビートが強調された「夜明けのBEAT」もそうであり、この曲では山内が背面ギターソロを披露する。やはりフジファブリックは演奏が実に上手いバンドだと思うし、それを魅せるように演奏するのも実に上手い。
山内「片岡君がライブを見に来てくれてたっていうのも嬉しいよねぇ」
金澤「しかもきっかけが私ですからね(笑)」
と、今回対バンとして出演してくれたsumikaのことを話し始めると、
「去年ラジオの企画で片岡君と弾き語りで一緒になることがあって。その時にさいたまスーパーアリーナのライブができないっていう発表をしなくちゃいけなくて、ちょっと残念な顔をしていて。(「残念な顔」に少し笑いが起きる)
だから振替公演が決まったって知った時は自分のことのように本当に嬉しかった。配信でそのライブを見ていたしね。
でもsumikaはバンド名からしてそうだけど、聴いている人を決して1人にはしない、優しさと強さを備えたバンドだと思っています」
と、頷くしかないくらいに見事なsumika評はフジファブリックもまたsumikaのことが本当に好きなんだなということを感じさせてくれるのだが、
「ツアーは終わりましたけど、ツアーでやってない曲を」
と、片岡のマネのような言葉の後に演奏された、sumika「リグレット」のほぼ原曲そのままのアレンジによるカバーがそれを証明している。しかしながら山内のボーカル力はいつのまにか、こうした他のバンドの曲をカバーしてもそれを自分のもの、フジファブリックのものにしてしまう力を持つようになったようだ。それくらい、原曲のアレンジのままなのにフジファブリックの曲として鳴り響いていた。
さらに「楽園」で金澤のピアノを軸とした豊潤なバンドサウンドを展開すると、
「トキメキをもっとちょうだい 飽きるほどもっとちょうだい
まだまだ行けるさ 明日をもっと信じたいんだ
輝き放ってちょうだい 殻を飛び出してちょうだい
ギラギラ燃えてるハートできっと誰もがSUPER!!
今を生きている!!」
というフレーズがこの「フジフレンドパーク」の主題歌であるように響く「SUPER!!」と今のフジファブリックとしての名曲群を全く違う方向性から鳴らし、
「フジフレンドパークを開催するのも3年ぶりです。去年は出演アーティストを発表する前に中止になってしまって。それでも去年に続いて快くオファーを受けてくれたsumikaに大きな拍手をお願いします!」
と、メンバーにとってもこのイベントが待望のものだったこと、開催することが出来なかった去年もsumikaが出てくれるはずだったことを明かし、最後に演奏されたのは登場時にSEとして新たなバージョンが流れていた「LIFE」。
山内と加藤がギターとベースを左右に振りながら演奏すると、観客もそれに合わせて腕を左右に振る。
「見慣れていた景色だけど涙が出た
「まだ覚えているかい?」
そんな事思う日がくるかな」
という歌詞の通りに、何度となく立ってきた、見慣れたこのZepp Tokyoのステージからメンバーが見る景色、あるいは我々観客が客席から見る景色ももう見れる機会はそんなにない。ツアーもこの会場で2daysやったとはいえ、それまではほとんど見れなかった景色だ。そんなこの日のためのような曲であり、これからもフジファブリックのライブにとって大事な曲であり続けるのだろう。フジファブリックとsumikaがなくなってしまう前のZepp Tokyoで2マンをやったということは、この日ここにいた人にとっては忘れることなくずっと覚えている記憶になるはずだ。
かなり長いアンコール待ちの時間は、互いのメンバー同士のコミュニケーションの時間であり、セッティング変更の時間だと思っていた。これまでもアンコールではそうした出演者同士のセッションが展開されてきただけに。
しかしライブTシャツに着替えて登場したのはフジファブリックのメンバーたちだけであり、
「本当はみんなでステージ上でわちゃわちゃしたいけど、sumikaは今ツアー中だし、大きなライブも控えている。何かあったら大変なので」
という理由で今回はセッションをやらないことを語る。だからこそのお互いのカバーを本編でやったのだろうけれど、そこにもまたフジファブリックの先輩としての後輩を思う気持ちが表れていたし、そんなフジファブリックがライブ本編を終わった時にステージ袖で出迎えていたというsumikaの先輩へのリスペクトも感じさせる。
するとここでバンドからの報告ということで(フジファブリックの報告にはネガティブなものが全くないから安心して聞ける)、10月から始まるドラマの主題歌をフジファブリックが書き下ろしたというかなり大きめのタイアップが発表される。どうやら「アッパーなギターロック」ということで、ドラマ主題歌の書き下ろしでのそうしたタイプの曲がどんなものになるのか。発表だけしてライブで先に演奏するそぶりが全くないというのも実にフジファブリックらしいが。
そうした発表もありながら、山内は
「今年はセッションができなかったから、来年はできるように。sumikaともまた必ずその機会が来ますように。最後に心を込めてこの曲を歌います」
と言って、金澤のピアノの音色がまた新しいこの曲の切なさを感じさせてくれるようになった「若者のすべて」。今や教科書に載るようになったことを、この日メンバーも本当に喜んでいた。それはきっと、教科書に「志村正彦」という名前が載ることもメンバーはわかっているだろうし、そうして志村の存在に出会う人だってこれからもっと増えていく。そうした人たちがこの曲をライブで聴きたいと思って観に来て、止まらずに進み続けるフジファブリックの姿に力をもらう。
そんな素晴らしい循環が起こることを想像しながら、席が決まって動けないというのもあるが、ライブハウスの中でも半袖Tシャツだけでは肌寒さを感じるような気候になった。それは、真夏のピークが去ったことを感じさせた瞬間だった。来年は真夏に花火が上がる場所でもこの曲が聴けますように。
演奏が終わると、メンバーは深く頭を下げたり、観客に手を振りながらも、笑顔でステージを去っていった。翌日の2日目には、フジファブリックとほとんど接点がないように感じるMy Hair is Badが出演する。カバーも含めて、果たしてどんな化学反応が起こるのか。相性抜群だったsumikaが1日目だったからこそ、より翌日が楽しみになった。
1.東京
2.Green Bird
3.徒然モノクローム
4.夜明けのBEAT
5.リグレット
6.楽園
7.SUPER!!
8.LIFE
encore
9.若者のすべて
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