単著『哲学への権利』、DVD付、勁草書房、2011年。(映画「哲学への権利」の本編、巡回上映の特典映像、映画シナリオ、監督によるエッセイを収録)
東京新聞 2011年2月27日 佐々木敦氏が紹介
日本経済新聞 2011年3月6日 書評掲載
紀伊國屋書店 書評空間 2011年3月7日
週刊読書人 2011年4月1日号 鵜飼哲氏との対談
週刊金曜日 第843号 2011年4/15日号 書評掲載
図書新聞 2011年4月30日号 白石嘉治との対談
読売新聞朝刊 2011年5月15日 横山広美氏の書評
『異議申し立てとしての文学——モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』、御茶の水書房、2007年
週刊読書人 2007年11月2日 宇波彰氏の書評
出版ニュース 2007年11月号 高橋順一氏の書評
日本フランス語フランス文学会 cahier 01 2008.3 郷原佳以氏の書評
編著『哲学と大学』、未來社、2009年
(「はじめに」、「ジャック・デリダにおける哲学と大学」、7-24・187-204頁)
週刊読書人 2009年6月12日号 藤本一勇氏の書評
図書新聞 2009年7月18日号 白石嘉治氏の書評
Philosophie et Éducation II: Le droit à la philosophie, UTCP Booklet 10, UTCP, 2009(« Préface », « Le rôle et la responsabilité des Humanités et de l'université à l'époque de la globalisation », pp. 5-10; pp. 65-78)
共著『二十歳の君へ――16のインタビューと立花隆の特別講義』、東京大学立花隆ゼミ+立花隆、文藝春秋、2011年(インタヴューを収録)
『格闘する思想』、本橋哲也編、平凡社新書、2010年(対談を収録)
『1968年の世界史』、藤原書店、2009年(「フランスの68年 68年5月の残光」、58-73頁)
『21世紀を生き抜くためのブックガイド——新自由主義とナショナリズムに抗して』、岩崎稔・本橋哲也編、河出書房新社、2009年(「困難な時代を乗り切るために」、223-240頁)
『ヘーゲル——現代思想の起点』、滝口清栄・合澤清編、社会評論社、2008年(「欲望と不安の系譜学――現代フランスにおける『精神現象学』の受容と展開」、82-105頁)
Philosophie et Éducation Enseigner, apprendre – sur la pédagogie de la philosophie et de la psychanalyse, UTCP Booklet 1, UTCP, 2008(« Préface », « L’hétérodidactique de la marionnette La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida », pp. 5-22)
『叢書アレテイア6 ポスト近代の公共空間』、御茶の水書房、2005年(「生き延び・供犠・死への権利――ヘーゲル哲学における死を介した個人と共同性の問題」265-290頁)
『叢書アレテイア3 法の他者』、御茶の水書房、2004年(「拒絶と権利――アルジェリア戦争期におけるモーリス・ブランショの抵抗をめぐって」、255-285頁)
『叢書アレテイア1 脱構築のポリティックス』、御茶の水書房、2003年(「危うくも断絶の痕跡を帯びた「我々-間」の方途――ジャン=リュック・ナンシーによるヘーゲルの可塑的読解」、93-122頁)
翻訳 エマニュエル・レヴィナス『倫理と無限』、ちくま学術文庫、2010年
ジャック・デリダ『条件なき大学』、月曜社、2008年
ドゥルシラ・コーネル『限界の哲学』、共訳、御茶の水書房、2007年
カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来——可塑性・時間性・弁証法』、未來社、2005年
ジャック・デリダ『名を救う——否定神学をめぐる複数の声』、共訳、未來社、2005年
モーリス・ブランショ『ブランショ政治論集1958-1993』、共訳、月曜社、2005年
ジャン=リュック・ナンシー『ヘーゲル——否定的なものの不安』、共訳、現代企画室、2003年
ドゥルシラ・コーネル『正義の根源』、共訳、御茶の水書房、2002年
論考など"L'ennemi absolu de la littérature: Blanchot contre de Gaulle",
Cahier Maurice Balnchot, n 1, 2011, pp. 103-115.
「教授、准教授採用」、『大学ランキング 2012年版』、朝日新聞出版、2011年、138-140頁
「脱構築と民主主義――ジャック・デリダの「来たるべき民主主義」をめぐって」、『パレーシア』第3号、多摩哲学会、2010年、2-19頁
"Save the Name of Democracy: Masao Maruyama",
Whither Japanese Philosophy? II Reflections through other Eyes, UTCP Booklet 14, 2010, pp.91-103
「二〇世紀フランス思想とヘーゲル受容」、日本ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』、第15号、こぶし書房、2009年、72-82頁
"Entre le vague et l'ambigu: sur la question du clair-obscur au Japon",
Rue Descartes, n. 65, PUF, 2009, pp.112-119
「人文系研究者であることの幸福——大学において私たちは何を信じることを許されているのか」、『現代思想2009年4月号 特集:変わりゆく教育』、青土社、208-221頁
「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか——ジャック・デリダの大学論における信と場の問いから」、
『現代思想2008年9月号 特集:大学の困難』、青土社、110-131頁
「文学の絶対的な敵——ド・ゴールに抗するブランショ」、『現代詩手帖 特集版ブランショ』、思潮社、2008年、316-329頁
「フランスの68年 68年5月の残光」、
『環』第33号、2008年春、99-108頁
「ピラミッド、オベリスク、十字架——バタイユとヘーゲルの密やかな友愛をめぐって」、『現代思想』2007年7月号増刊、300-314頁
「フランス近代植民地主義におけるアルジェリアの記憶——ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、『Quadrante』、No.9、東京外国語大学海外事情研究所、2007年、247-258頁
"Que suis-je en droit d'ésperer de l'Université, par excellence des Humanités : sur la question de l'Université chez Derrida et Kant".
UTCP Bulletin, Vol.10. 2007, pp. 9-16
「抵抗の形象――ニヒリズムをめぐるブランショとカミュの対話」、『UTCP研究論集』、第9号、2007年、117-126頁
「出発間際にある復活の身体——ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、『水声通信』第10号、2006年8月号、水声社、77-84頁
「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、『日本フランス語フランス文学会 関東支部論集』第14号、2005年、209-222頁
「『研究を救おう!』運動と独立行政法人化」、『情況』2005年7月号、61-73頁
「未知なる者の相互性なき友愛——モーリス・ブランショの1960年前後の交友関係について」、『一橋論叢』第130巻第3号、2003年9月号、日本評論社、90-106頁
翻訳(雑誌掲載)ジャック・デリダ「世界市民的見地における哲学への権利」、『現代思想』2009年11月号、174-189頁
ジャック・デリダ「ドゥルーズにおける人間の超越論的 「愚かさ」 と動物への生成変化」(共訳)、『現代思想』2009年7月号、52-72頁
ジャコブ・ロゴザンスキー「屠殺への傾斜路の上で」、『現代思想』2009年7月号、114-128頁
モーリス・ブランショ「日常の言葉」、『現代詩手帖 特集版ブランショ』、思潮社、2008年、194-206頁
フランシスコ・ナイシュタット「歴史認識理論における精神分析の痕跡―ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』における運命と解放」、
『〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」』UTCPブックレット3、UTCP、2008年、63-80頁
パオラ・マラッティ「生をめぐる別の思考 あるいは、友愛の彼方の来たるべき民主主義」、『別冊 環 13 ジャック・デリダ』、藤原書店、2007年、138-148頁
カトリーヌ・マラブー「弁証法的否定性と超越論的苦痛——ハイデガー全集六八巻におけるヘーゲルの読解」、『現代思想』2007年7月号増刊、64-75頁
ジャン=リュック・ナンシー「激しく燃え上がる心臓」、『水声通信』第15号、2007年1/2月号、88-91頁
ジャン=リュック・ナンシー他「無‐無神論」(共訳)、『水声通信』第10号、2006年8月号、水声社、85-119頁
ジャック・デリダ×ジャン=リュック・ナンシー「責任——来るべき意味について」、共訳、『水声通信』第10・11号、2006年8月号・9月号、30-47および6-21頁
ジャン=リュック・ナンシー他「無‐無神論」、共訳、『水声通信』第10号、2006年8月号
ミシェル・クレイフィ×エイアル・シヴァン「傷のうえを歩む旅」、『前夜』第一期6号、2006年冬、157-182頁
口頭発表など公開シンポジウム「フンボルト理念の終焉?――現代日本の大学教員の課題」、青山学院大学、2011年5月14日
講演「生きること 考えること――フランスの事例から見た哲学と大学」、東海高校・中学校(名古屋市)、2011年2月19日(「サタデープログラム(土曜市民公開講座)18th」)
発表「不可視の隣人たち ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』」、東北大学、2011年1月22日
対談「10年代の教養――大学が迷走する時代に」、萱野稔人との対話、東京外国語大学、2010年5月22日
発表「大学における評価と批判」、国際ワークショップ「批評と政治」、延世大学、2010年3月3日
Forum « Le droit à la philosophie », 国際哲学コレージュ、2010年2月18日
招待講演「人文学にとって現場とは何か?――古典・対話・教養」、フォーラム「人文学における古典と対話」、神戸大学、2010年2月9日
発表「人文学と国家制度」、
国際ワークショップ「人文学と公共性」、延世大学+東京大学、東京大学(駒場)、2009年9月28日
"Save the Name of Democracy - Masao Maruyama", Cornell University, 2009年9月8日
シンポジウム「教養教育の危機と新たな人文学」、アレゼール日本、早稲田大学、2009年7月19日
発表「旅の旅——「哲学とは何か」という問いの光景」、
中期教育プログラム「哲学としての現代中国」最終報告会「哲学・翻訳・救済」、東京大学(駒場)、2009年7月7日
「哲学と大学」、
パリ第8大学40周年国際シンポジウム「グローバル化時代の大学 卓越性のための競争」、パリ第8大学@パリ、2009年5月11-14日
「哲学と大学―大学において私たちは何を希望することを許されているのか」(熊野純彦とのトークセッション)、ジュンク堂書店新宿店、2009年4月16日
「民主主義の名を救う——デリダ、ランシエール、ナンシー」、
ワークショップ「政治的思考の地平」、延世大学ウィダン館@ソウル、2009年2月16日
「人文学にとって大学とは何か——ジャック・デリダ『条件なき大学』をめぐって」、
ワークショップ「人文学にとって現場とは何か?」、研究空間〈スユ+ノモ〉@ソウル、2009年2月15日
「ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、国際シンポジウム「外の形象——ジャン=リュック・ナンシーをめぐって」、ソルボンヌ大学研究館@パリ、2009年1月24日
「丸山眞男——民主主義の名を救う」、UTCP日本思想セミナー、東京大学(駒場)、2008年12月16日
« Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? »,
フォーラム「哲学と教育」第3回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年11月25日
« Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? »,
Philosophies de l'université et conflit des rationalités、アルゼンチン国立図書館、2008年10月6日
« Hajime Tanabe on the question of the logic of the species and the question of sacrifice »,
IX International Colloquium Bariloche of Philosophy "Metaphilosophy", Centro Atómico Bariloche (バリローチェ、アルゼンチン)、2008年10月2日
「大学の未来——「研究空間スユ+ノモ」(ソウル)×「条件なき大学」(デリダ)×「地下大学」(高円寺)=?」、高円寺・素人の乱、2008年9月20日
「研究空間スユ+ノモ」の挑戦@韓国・ソウル、
ワークショップ「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年9月19日
« Teaching Philosophy through Derrida's Deconstruction »,
第22回世界哲学会議、ソウル国立大学、2008年7月31日
口頭発表「20世紀フランス思想とヘーゲル受容」、シンポジウム「ヘーゲルとフランス現代思想」、日本ヘーゲル学会、東京大学(本郷)、2008年6月14日
京都大学文学部新入生歓迎講演「条件なき大学」、京都大学、2008年6月4日
「大学の夜:条件なき大学」、早稲田大学生協ブックセンター、2008年5月22日
「『1968年代』の残光―〈68年5月〉の歴史化と抵抗」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年5月14日
「ジャック・デリダ——他者への現前 教育者として、被写体として、絆として」(鵜飼哲とのトークセッション)、ジュンク堂新宿店、2008年4月24日
口頭発表「兄弟関係と友愛——レヴィナスとブランショ」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、学習院大学、2008年3月16日
« L’hétérodidactique de la marionnette : La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida »、
フォーラム「哲学と教育」第2回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年1月8日
「不安と欲望の系譜学——二十世紀フランスにおけるヘーゲル受容」、
現代史研究会第200回記念シンポジウム「『精神現象学』刊行200年」、法政大学、2007年11月24日
「co-existenceの地平——symbiosisとconvivialityの間で」、
UTCPオープニング・シンポジウム「いま、共生の地平を問う」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2007年10月21日
「哲学と大学をめぐるジャック・デリダの理論と実践」、多摩哲学会、中央大学、2007年9月16日
哲学ワークショップ「共同性、公共性、ナショナリズム」、みくに苑(国立市)、2007年8月14日
講演「貧困と排除に抗する闘い——フランスの社会保障について」、スペースF(国立市)、2007年7月22日
「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、シンポジウム「移民の記憶」、カルチュラルタイフーン名古屋、2007年7月1日
講演「フランスにおける格差社会と若者」、横浜市教育センター、2007年5月17日
哲学ワークショップ「場の誕生、記憶、共同性」(全3回)、プランター・コテージ(国立市)、2007年4-6月
シンポジウム「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』をめぐって」、東京外国語大学、2007年1月27日
« Que suis-je en droit d’ésperer de l’Université, par excellence des Humanités : sur la question de l’Université chez Derrida et Kant »、フォーラム「哲学と教育」、国際哲学コレージュ(フランス、パリ)、2006年11月8日
「抵抗の形象——ブランショとカミュ」、日本フランス語フランス文学会秋季大会、岡山大学、2006年10月28日
« L’ennemi absolu de la littérature – Blanchot contre De Gaulle »、国際シンポジウム「ブランショ——文学、言語」、東京大学(駒場)、2006年10月21日
「デリダの明日:危機と哲学――国家・政治・文化・想像力」、小林康夫・鵜飼哲・萱野稔人との討論、紀伊国屋ホール、2005年11月3日
「哲学の使命」、カトリーヌ・マラブー、藤本一勇の討論、東京日仏学院、2005年7月7日
「明日、〈五月〉があった、破壊と構築のための無限の力が」、バタイユ・ブランショ研究会『ブランショ政治論集1958-1993』シンポジウム、立教大学、2005年5月28日
「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、東京大学(駒場)、2005年3月21日
報道「東大最前線 哲学と大学論」、東京大学新聞(2010年3月23日)
「映画評「哲学への権利」」、週刊金曜日(2月5日号)
「映画「哲学への権利」 大学のあり方問う」、読売新聞朝刊(2009年12月28日付)
「大学とは何か 問いなおす」、日本経済新聞朝刊(2009年12月26日付)
「テークオフ」、朝日新聞夕刊(2009年12月17日付)
その他【講演録】「脱構築とは何か―ジャック・デリダ入門」、『点から線へ』第58号、2011年3月、石川県西田幾多郎記念哲学館、102-126頁。
【講演録】「不可視の隣人たち――ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』」、東北大学大学院国際文化研究科 共同研究プロジェクト「世界の(エスニック)マイノリティー比較研究」、2011年3月、6-24頁
【書評】「ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』」、『週刊読書人』2011年3月25日号(2882号)
【書評】「ジャック・デリダ『境域』」、『週刊読書人』2010年10月8日号(2859号)
【インタヴュー】
「誰かの共感を得ること、そこから生まれるただ一度の出来事――2010年の大学、人文学、そして……」(聞き手:金美晶)、『文芸中央』2010年123号
【インタビュー】「格闘する思想」(聞き手:本橋哲也)、『週刊金曜日』2010年3月12日号(790号)、50-55頁
【対談】「アナクロニックな時間のつくり方」(東浩紀との対談)、『atプラス』、第3号、太田出版、55-71頁
【座談会】「大学の未来のために」(岩崎稔、大内裕和との鼎談)、『現代思想』、2009年11月号、86-114頁
【座談会】「来るべきテクストのために ブランショの現在」(湯浅博雄、上田和彦、郷原佳以との座談)、『現代詩手帖 特集号:ブランショ』、思潮社、2008年、84-119頁
【字幕】ヤミナ・ベンギギ監督作品、DVD『移民の記憶——マグレブの遺産』(1997年)、共訳、パスレル、2007年 (『Quadrante』、No. 9、 東京外国語大学海外事情研究所、2007年に字幕全文が収録)
【エッセイ】「博士論文の時間――博論執筆と言語社会研究科をめぐる私的雑感」、『rén』、第1号、一橋大学大学院言語社会研究科紀要別冊編集部、2007年、61-65頁
【時評】「カトリーヌ・マラブー来日講演記」、『未来』2005年9月号、未來社、8-11頁
【書評】「ジャン=リュック・ナンシー『世界の創造あるいは世界化』」、『図書新聞』2004年2月21日号
【時評】「『墓石との歓喜に満ちた熱狂的な舞踏』――モーリス・ブランショ逝去後をめぐって」、『未来』2003年6月号、未來社、1-5頁