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その他 公式HP映画「哲学への権利――国際哲学コレージュの軌跡」

本ブログでの情報はすべて個人HPに移動しました。今後はそちらでの閲覧をお願いします。⇒http://www.comp.tmu.ac.jp/nishiyama/

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新たに西山雄二の個人HPを開設しました。映画「哲学への権利」に関するすべての情報、研究活動や教育活動、エッセイなどを総合したサイトです。本2011年度で東京大学UTCPが終了するため、小林康夫氏の許可を得て、UTCPでの西山によるウェブ記事も複写保存しました。今後はこちらのサイトでの閲覧をお願いいたします。(2011年7月29日)
新規ウェブサイト= http://www.comp.tmu.ac.jp/nishiyama/

[ 2011/12/31 22:56 ] その他 | TB(0) | コメント(-)



新たに西山雄二の個人HPを開設しました。映画「哲学への権利」に関するすべての情報、研究活動や教育活動、エッセイなどを総合したサイトです。本2011年度で東京大学UTCPが終了するため、小林康夫氏の許可を得て、UTCPでの西山によるウェブ記事も複写保存しました。今後はこちらのサイトでの閲覧をお願いいたします。(2011年7月29日)
新規ウェブサイト= http://www.comp.tmu.ac.jp/nishiyama/

[ 2011/09/15 10:27 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

『哲学への権利』刊行記念ブックフェア

三省堂書店神保町本店4階エスカレーター傍にて、『哲学への権利』刊行記念ブックフェア「哲学の場を守り、思考と抵抗の力を手放さないために」が開催されています(2月14日~)。

人文学の担い手14人の方に選書していただいた書籍約120点を集めて展開しています(品切書籍は除く)。選者は池澤夏樹・樫村愛子・萱野稔人・熊野純彦・合田正人・小林康夫・白石嘉治・管啓次郎・福間健二・本間直樹・松葉祥一・本橋哲也・森田伸子・西山雄二。このフェアでは選書した方の各書籍についてのコメント付きブックガイドを配布し、付属DVDの短縮版を店頭にて放映しています。

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(三省堂書店神保町本店。こんな風に映像放映付きのブックフェアです。)

また、ブックファースト新宿店 http://www.book1st.net/shinjuku/ 地下1階Bゾーンでも、2月14日~3月9日に同様のフェアを開催しています。

その他にも、下記の店舗で同様のフェアを開催しています。是非お立ち寄りください。
・ジュンク堂書店 西宮店 2月17日~3月15日
・ジュンク堂書店 新宿店 2月19日~3月31日
・八重洲ブックセンター本店4階 2月17日~3月16日
・ACADEMIA港北店 2月14日~3月9日
・ジュンク堂書店 京都BAL店 2月下旬~
・ジュンク堂書店 池袋店 3月上旬~3月25日
・ジュンク堂書店 大阪本店 3月上旬~3月下旬
・東京大学生協駒場書籍部 3月7日~4月末
・ジュンク堂書店 難波店 3月上旬~4月末
・ジュンク堂書店 福岡店 3月8日~4月末
・ブックファースト渋谷文化村通り店 3月上旬~4月中旬
・名古屋大学生協南部書籍 3月中旬~4月中旬
・リブロ池袋本店 3月中旬~

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(ブックファースト新宿店)
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(八重洲ブックセンター本店)
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(ブックファースト渋谷文化村通り店。こういうポップは本当に嬉しいです。)
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(ジュンク堂書店京都BAL店)
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(ACADEMIA港北店)
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(ジュンク堂書店池袋店、新宿店)
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(東京大学生協駒場書籍部)
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(ジュンク堂書店難波店、福岡店)
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(ブックファースト渋谷文化通り店、ジュンク堂書店大阪本店)
[ 2011/04/01 00:47 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

フランス滞在(5)―学生の感想

今回のフランス滞在には学生4名が同行して、国際哲学コレージュのセミナーに参加し、フランスの現実に触れた。旅の本質は出会いと経験の強度にあるが、教育の本質も同様である。旅を通じた学びとはいかにして可能だろうか。参加した各人に文章を綴ってもらった。
[ 2011/03/31 22:18 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

人文学の旅

旅に次ぐ旅――この3週間、香港、北陸、神戸と週末毎の上映ツアーを実施した。首都大に就任する前に組まれた日程だったのでやってみると意外に大変だったが、平日は休まずに首都大の教壇に立った。まず第一に、当然ながら、こうした課外活動を言い訳にして大学での教育をおろそかにしてはいないか、と自分に問う。なるべく休講にしないことはもちろんだ(香港出張の際は大学から香港に飛び、深夜便で帰路について羽田空港から月曜早朝に出勤した)。さらに、高額の授業料を支払い税金で運営されている大学である以上、講義やゼミに誠実に取り組んでいるか、と自己点検をする。そのような旅の合間の6月30日、着任したばかりの首都大学東京でゼミ拡大版として大学論イベントを実施し、とても充実した会となったことは大変な喜びとなった。

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(香港中文大学にて)

香港の国際会議で本橋哲也氏は、エドワード・サイードの「旅する理論(Traveling Theory)」(『世界・テキスト・批評家』所収)を参照しつつ、カルチュラル・スタディーズと日本の場所性について歴史的・政治的・学問論的な分析をした。その発表原稿から引用させて頂くと、「サイードによれば、思考や理論の循環は「人から人へ、状況から状況へ、ある時代から他の時代への旅」として捉えることができる。サイードはその旅を「原点」、「他の時期と場所への通過」、「理論や思想を迎える際の受容や抵抗の条件」、「新たな使用による変革」という四つの局面に区分する」。

サイードならではの的確な分析だが、言葉を付け加えると、理論が旅するためには既存の「制度」もまた旅の途上にあらねばならない。大学という制度もまたそのオルタナティブな余白の場との相互関係において活性化され、数々の出来事(イベント)と出会いを誘発しなければならないだろう。私が映画上映を続けるのは、見知らぬ力を人々を巻き込みながら、制度が旅に出ることを期待してのことである。

とりわけ人文学に必要なのは、こうしたさまざまな場での活動と国内・国際的なネットワーク形成だ。私はこのことを東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」での仕事を通じて学んだ。既存の学部学科の制度を超えて、国内外の人々が力動的に交流するにはどうしたらよいのか――その活動性に人文学の未来像が賭けられており、そしてそもそも、そうした動的な知のあり方が大学の原像であったはずだ。

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(石川県西田幾多郎記念哲学館にて)

大学の人文学研究者がタコツボ的な態度で孤立した研究教育を続けている限り、「人文学なんて結局、趣味的な探求では?」「図書館とネットがあれば、在野で十分で、大学の人文学なんて必要ないのでは?」といった問いに対する的確な回答はない。人文学こそが制度内に安住することなく、その固有の制度を旅の経験にさらさなければならないだろう。さまざまな活動の場を柔軟な仕方で探し求め、国内外の人的ネットワークを展開させる限りにおいて、人文学は個人的な趣味などではなく、そして、その動的な最大拠点として大学は必要である。「条件なき大学は、当の無条件性が告げられうるいたるところで生じ=場をもち、自らの場を求めるのです。この無条件性が、おそらく、(自らの)思考をうながすところならどこにでも。ときには、おそらく、「条件」という論理や語彙を超えたところにさえ。」(ジャック・デリダ『条件なき大学』)

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(神戸市外国語大学での討論会)

今後も映画上映などの課外活動は継続されていく。無理な日程は避けたいところだが、仕事の依頼があれば応答せざるをえないし、そもそも、応答したいと思う。それぞれの現場で、さまざまな人の苦悩や葛藤の息遣いが感じられる距離感で、人文学の現状と展望をめぐって誰かと共に思考し続けたい。
[ 2010/07/04 22:54 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

5月22日(土)「10年代の教養 ― 大学が迷走する時代に」

5月22日(土)に、萱野稔人さん(津田塾大学)と東京外国語大学にてトークイベント「10年代の教養――大学が迷走する時代に」を開催することになっています。これは、学生が主体の東京外国語大学現代思想研究会による企画で、第一回目は、鈴木謙介さんと萱野稔人さんによる「規範なき現在――model失効社会のネクストフェイズに」でした。

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今回の企画は、主に人文社会系の学部学生から大学院生までを対象とした対話になるでしょう。主題は、現在の大学の社会的・歴史的状況を踏まえた上での教養や人文知の問題と可能性、そして、現在の不況下での就職活動、大学院への進学についてです。

萱野さんのように30代の優れた友人の研究者たちが、西東京地区の大学で何人か働いています。個人的な想いとしては、今後も、このような学術的な催事をネットワーク的に開催し、西東京地区の大学を盛り上げていきたいと思います。

5月22日(土)14:00-17:00 東京外国語大学 大学会館二階大集会室
「10年代の教養 ― 大学が迷走する時代に」

萱野稔人(津田塾大学)×西山雄二(首都大学東京)
事前予約制:観覧希望の方は [email protected] へ、タイトルに「5.22対談観覧希望」、本文に「名前、予約席数」を記載の上、送信
主催:東京外国語大学サークル「現代思想研究会」 http://genshikentufs.seesaa.net/
[ 2010/04/29 09:40 ] その他 | TB(0) | コメント(-)

研究業績(2005年以降)

単著
『哲学への権利』、DVD付、勁草書房、2011年。(映画「哲学への権利」の本編、巡回上映の特典映像、映画シナリオ、監督によるエッセイを収録)
  東京新聞 2011年2月27日 佐々木敦氏が紹介
  日本経済新聞 2011年3月6日 書評掲載
  紀伊國屋書店 書評空間 2011年3月7日
  週刊読書人 2011年4月1日号 鵜飼哲氏との対談
  週刊金曜日 第843号 2011年4/15日号 書評掲載
  図書新聞 2011年4月30日号 白石嘉治との対談 
  読売新聞朝刊 2011年5月15日 横山広美氏の書評
『異議申し立てとしての文学——モーリス・ブランショにおける孤独、友愛、共同性』、御茶の水書房、2007年
  週刊読書人 2007年11月2日 宇波彰氏の書評
  出版ニュース 2007年11月号 高橋順一氏の書評
  日本フランス語フランス文学会 cahier 01 2008.3 郷原佳以氏の書評
 
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編著
『哲学と大学』、未來社、2009年
(「はじめに」、「ジャック・デリダにおける哲学と大学」、7-24・187-204頁)
  週刊読書人 2009年6月12日号 藤本一勇氏の書評
  図書新聞 2009年7月18日号 白石嘉治氏の書評
Philosophie et Éducation II: Le droit à la philosophie, UTCP Booklet 10, UTCP, 2009(« Préface », « Le rôle et la responsabilité des Humanités et de l'université à l'époque de la globalisation », pp. 5-10; pp. 65-78)

共著
『二十歳の君へ――16のインタビューと立花隆の特別講義』、東京大学立花隆ゼミ+立花隆、文藝春秋、2011年(インタヴューを収録)
『格闘する思想』、本橋哲也編、平凡社新書、2010年(対談を収録)
『1968年の世界史』、藤原書店、2009年(「フランスの68年 68年5月の残光」、58-73頁)
『21世紀を生き抜くためのブックガイド——新自由主義とナショナリズムに抗して』、岩崎稔・本橋哲也編、河出書房新社、2009年(「困難な時代を乗り切るために」、223-240頁)
『ヘーゲル——現代思想の起点』、滝口清栄・合澤清編、社会評論社、2008年(「欲望と不安の系譜学――現代フランスにおける『精神現象学』の受容と展開」、82-105頁)
Philosophie et Éducation Enseigner, apprendre – sur la pédagogie de la philosophie et de la psychanalyse, UTCP Booklet 1, UTCP, 2008(« Préface », « L’hétérodidactique de la marionnette La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida », pp. 5-22)
『叢書アレテイア6 ポスト近代の公共空間』、御茶の水書房、2005年(「生き延び・供犠・死への権利――ヘーゲル哲学における死を介した個人と共同性の問題」265-290頁)
『叢書アレテイア3 法の他者』、御茶の水書房、2004年(「拒絶と権利――アルジェリア戦争期におけるモーリス・ブランショの抵抗をめぐって」、255-285頁)
『叢書アレテイア1 脱構築のポリティックス』、御茶の水書房、2003年(「危うくも断絶の痕跡を帯びた「我々-間」の方途――ジャン=リュック・ナンシーによるヘーゲルの可塑的読解」、93-122頁)

翻訳

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エマニュエル・レヴィナス『倫理と無限』、ちくま学術文庫、2010年
ジャック・デリダ『条件なき大学』、月曜社、2008年
ドゥルシラ・コーネル『限界の哲学』、共訳、御茶の水書房、2007年
カトリーヌ・マラブー『ヘーゲルの未来——可塑性・時間性・弁証法』、未來社、2005年
ジャック・デリダ『名を救う——否定神学をめぐる複数の声』、共訳、未來社、2005年
モーリス・ブランショ『ブランショ政治論集1958-1993』、共訳、月曜社、2005年
ジャン=リュック・ナンシー『ヘーゲル——否定的なものの不安』、共訳、現代企画室、2003年
ドゥルシラ・コーネル『正義の根源』、共訳、御茶の水書房、2002年

論考など
"L'ennemi absolu de la littérature: Blanchot contre de Gaulle", Cahier Maurice Balnchot, n 1, 2011, pp. 103-115.
「教授、准教授採用」、『大学ランキング 2012年版』、朝日新聞出版、2011年、138-140頁
「脱構築と民主主義――ジャック・デリダの「来たるべき民主主義」をめぐって」、『パレーシア』第3号、多摩哲学会、2010年、2-19頁
"Save the Name of Democracy: Masao Maruyama", Whither Japanese Philosophy? II Reflections through other Eyes, UTCP Booklet 14, 2010, pp.91-103
「二〇世紀フランス思想とヘーゲル受容」、日本ヘーゲル学会編『ヘーゲル哲学研究』、第15号、こぶし書房、2009年、72-82頁
"Entre le vague et l'ambigu: sur la question du clair-obscur au Japon", Rue Descartes, n. 65, PUF, 2009, pp.112-119
「人文系研究者であることの幸福——大学において私たちは何を信じることを許されているのか」、『現代思想2009年4月号 特集:変わりゆく教育』、青土社、208-221頁
「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか——ジャック・デリダの大学論における信と場の問いから」、『現代思想2008年9月号 特集:大学の困難』、青土社、110-131頁
「文学の絶対的な敵——ド・ゴールに抗するブランショ」、『現代詩手帖 特集版ブランショ』、思潮社、2008年、316-329頁
「フランスの68年 68年5月の残光」、『環』第33号、2008年春、99-108頁
「ピラミッド、オベリスク、十字架——バタイユとヘーゲルの密やかな友愛をめぐって」、『現代思想』2007年7月号増刊、300-314頁
「フランス近代植民地主義におけるアルジェリアの記憶——ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、『Quadrante』、No.9、東京外国語大学海外事情研究所、2007年、247-258頁
"Que suis-je en droit d'ésperer de l'Université, par excellence des Humanités : sur la question de l'Université chez Derrida et Kant". UTCP Bulletin, Vol.10. 2007, pp. 9-16
「抵抗の形象――ニヒリズムをめぐるブランショとカミュの対話」、『UTCP研究論集』、第9号、2007年、117-126頁
「出発間際にある復活の身体——ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、『水声通信』第10号、2006年8月号、水声社、77-84頁
「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、『日本フランス語フランス文学会 関東支部論集』第14号、2005年、209-222頁
「『研究を救おう!』運動と独立行政法人化」、『情況』2005年7月号、61-73頁
「未知なる者の相互性なき友愛——モーリス・ブランショの1960年前後の交友関係について」、『一橋論叢』第130巻第3号、2003年9月号、日本評論社、90-106頁

翻訳(雑誌掲載)
ジャック・デリダ「世界市民的見地における哲学への権利」、『現代思想』2009年11月号、174-189頁
ジャック・デリダ「ドゥルーズにおける人間の超越論的 「愚かさ」 と動物への生成変化」(共訳)、『現代思想』2009年7月号、52-72頁
ジャコブ・ロゴザンスキー「屠殺への傾斜路の上で」、『現代思想』2009年7月号、114-128頁
モーリス・ブランショ「日常の言葉」、『現代詩手帖 特集版ブランショ』、思潮社、2008年、194-206頁
フランシスコ・ナイシュタット「歴史認識理論における精神分析の痕跡―ヴァルター・ベンヤミンの『パサージュ論』における運命と解放」、『〈時代〉の通路 ヴァルター・ベンヤミンの「いま」』UTCPブックレット3、UTCP、2008年、63-80頁
パオラ・マラッティ「生をめぐる別の思考 あるいは、友愛の彼方の来たるべき民主主義」、『別冊 環 13 ジャック・デリダ』、藤原書店、2007年、138-148頁
カトリーヌ・マラブー「弁証法的否定性と超越論的苦痛——ハイデガー全集六八巻におけるヘーゲルの読解」、『現代思想』2007年7月号増刊、64-75頁
ジャン=リュック・ナンシー「激しく燃え上がる心臓」、『水声通信』第15号、2007年1/2月号、88-91頁
ジャン=リュック・ナンシー他「無‐無神論」(共訳)、『水声通信』第10号、2006年8月号、水声社、85-119頁
ジャック・デリダ×ジャン=リュック・ナンシー「責任——来るべき意味について」、共訳、『水声通信』第10・11号、2006年8月号・9月号、30-47および6-21頁
ジャン=リュック・ナンシー他「無‐無神論」、共訳、『水声通信』第10号、2006年8月号
ミシェル・クレイフィ×エイアル・シヴァン「傷のうえを歩む旅」、『前夜』第一期6号、2006年冬、157-182頁

口頭発表など
公開シンポジウム「フンボルト理念の終焉?――現代日本の大学教員の課題」、青山学院大学、2011年5月14日
講演「生きること 考えること――フランスの事例から見た哲学と大学」、東海高校・中学校(名古屋市)、2011年2月19日(「サタデープログラム(土曜市民公開講座)18th」)
発表「不可視の隣人たち ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』」、東北大学、2011年1月22日
対談「10年代の教養――大学が迷走する時代に」、萱野稔人との対話、東京外国語大学、2010年5月22日
発表「大学における評価と批判」、国際ワークショップ「批評と政治」、延世大学、2010年3月3日
Forum « Le droit à la philosophie », 国際哲学コレージュ、2010年2月18日
招待講演「人文学にとって現場とは何か?――古典・対話・教養」、フォーラム「人文学における古典と対話」、神戸大学、2010年2月9日
発表「人文学と国家制度」、国際ワークショップ「人文学と公共性」、延世大学+東京大学、東京大学(駒場)、2009年9月28日
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"Save the Name of Democracy - Masao Maruyama", Cornell University, 2009年9月8日
シンポジウム「教養教育の危機と新たな人文学」、アレゼール日本、早稲田大学、2009年7月19日
発表「旅の旅——「哲学とは何か」という問いの光景」、中期教育プログラム「哲学としての現代中国」最終報告会「哲学・翻訳・救済」、東京大学(駒場)、2009年7月7日
「哲学と大学」、パリ第8大学40周年国際シンポジウム「グローバル化時代の大学 卓越性のための競争」、パリ第8大学@パリ、2009年5月11-14日
「哲学と大学―大学において私たちは何を希望することを許されているのか」(熊野純彦とのトークセッション)、ジュンク堂書店新宿店、2009年4月16日
「民主主義の名を救う——デリダ、ランシエール、ナンシー」、ワークショップ「政治的思考の地平」、延世大学ウィダン館@ソウル、2009年2月16日
「人文学にとって大学とは何か——ジャック・デリダ『条件なき大学』をめぐって」、ワークショップ「人文学にとって現場とは何か?」、研究空間〈スユ+ノモ〉@ソウル、2009年2月15日
「ジャン=リュック・ナンシーのキリスト論」、国際シンポジウム「外の形象——ジャン=リュック・ナンシーをめぐって」、ソルボンヌ大学研究館@パリ、2009年1月24日
「丸山眞男——民主主義の名を救う」、UTCP日本思想セミナー、東京大学(駒場)、2008年12月16日
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« Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? », フォーラム「哲学と教育」第3回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年11月25日
« Que sommes-nous en droit d'espérer au nom de l'université ? », Philosophies de l'université et conflit des rationalités、アルゼンチン国立図書館、2008年10月6日
« Hajime Tanabe on the question of the logic of the species and the question of sacrifice », IX International Colloquium Bariloche of Philosophy "Metaphilosophy", Centro Atómico Bariloche (バリローチェ、アルゼンチン)、2008年10月2日
「大学の未来——「研究空間スユ+ノモ」(ソウル)×「条件なき大学」(デリダ)×「地下大学」(高円寺)=?」、高円寺・素人の乱、2008年9月20日
「研究空間スユ+ノモ」の挑戦@韓国・ソウル、ワークショップ「大学の名において私たちは何を信じることを許されているのか」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年9月19日
« Teaching Philosophy through Derrida's Deconstruction », 第22回世界哲学会議、ソウル国立大学、2008年7月31日
口頭発表「20世紀フランス思想とヘーゲル受容」、シンポジウム「ヘーゲルとフランス現代思想」、日本ヘーゲル学会、東京大学(本郷)、2008年6月14日
京都大学文学部新入生歓迎講演「条件なき大学」、京都大学、2008年6月4日
「大学の夜:条件なき大学」、早稲田大学生協ブックセンター、2008年5月22日
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「『1968年代』の残光―〈68年5月〉の歴史化と抵抗」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2008年5月14日
「ジャック・デリダ——他者への現前 教育者として、被写体として、絆として」(鵜飼哲とのトークセッション)、ジュンク堂新宿店、2008年4月24日
口頭発表「兄弟関係と友愛——レヴィナスとブランショ」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、学習院大学、2008年3月16日
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« L’hétérodidactique de la marionnette : La déconstruction et la pédagogie chez Jacques Derrida »、フォーラム「哲学と教育」第2回、国際哲学コレージュ(パリ)、2008年1月8日
「不安と欲望の系譜学——二十世紀フランスにおけるヘーゲル受容」、現代史研究会第200回記念シンポジウム「『精神現象学』刊行200年」、法政大学、2007年11月24日
「co-existenceの地平——symbiosisとconvivialityの間で」、UTCPオープニング・シンポジウム「いま、共生の地平を問う」、「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」、東京大学(駒場)、2007年10月21日
「哲学と大学をめぐるジャック・デリダの理論と実践」、多摩哲学会、中央大学、2007年9月16日
哲学ワークショップ「共同性、公共性、ナショナリズム」、みくに苑(国立市)、2007年8月14日
講演「貧困と排除に抗する闘い——フランスの社会保障について」、スペースF(国立市)、2007年7月22日
「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』を読み解くために」、シンポジウム「移民の記憶」、カルチュラルタイフーン名古屋、2007年7月1日
講演「フランスにおける格差社会と若者」、横浜市教育センター、2007年5月17日
哲学ワークショップ「場の誕生、記憶、共同性」(全3回)、プランター・コテージ(国立市)、2007年4-6月
シンポジウム「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』をめぐって」、東京外国語大学、2007年1月27日
« Que suis-je en droit d’ésperer de l’Université, par excellence des Humanités : sur la question de l’Université chez Derrida et Kant »、フォーラム「哲学と教育」、国際哲学コレージュ(フランス、パリ)、2006年11月8日
「抵抗の形象——ブランショとカミュ」、日本フランス語フランス文学会秋季大会、岡山大学、2006年10月28日
« L’ennemi absolu de la littérature – Blanchot contre De Gaulle »、国際シンポジウム「ブランショ——文学、言語」、東京大学(駒場)、2006年10月21日
「デリダの明日:危機と哲学――国家・政治・文化・想像力」、小林康夫・鵜飼哲・萱野稔人との討論、紀伊国屋ホール、2005年11月3日
「哲学の使命」、カトリーヌ・マラブー、藤本一勇の討論、東京日仏学院、2005年7月7日
「明日、〈五月〉があった、破壊と構築のための無限の力が」、バタイユ・ブランショ研究会『ブランショ政治論集1958-1993』シンポジウム、立教大学、2005年5月28日
「遺棄された者の共犯的友愛——バタイユによるニーチェの友愛概念の継承」、日本フランス語フランス文学会関東支部大会、東京大学(駒場)、2005年3月21日

報道
「東大最前線 哲学と大学論」、東京大学新聞(2010年3月23日)
「映画評「哲学への権利」」、週刊金曜日(2月5日号)
「映画「哲学への権利」 大学のあり方問う」、読売新聞朝刊(2009年12月28日付)
「大学とは何か 問いなおす」、日本経済新聞朝刊(2009年12月26日付)
「テークオフ」、朝日新聞夕刊(2009年12月17日付)

その他
【講演録】「脱構築とは何か―ジャック・デリダ入門」、『点から線へ』第58号、2011年3月、石川県西田幾多郎記念哲学館、102-126頁。
【講演録】「不可視の隣人たち――ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』」、東北大学大学院国際文化研究科 共同研究プロジェクト「世界の(エスニック)マイノリティー比較研究」、2011年3月、6-24頁
【書評】「ジャン=リュック・ナンシー『限りある思考』」、『週刊読書人』2011年3月25日号(2882号)
【書評】「ジャック・デリダ『境域』」、『週刊読書人』2010年10月8日号(2859号)
【インタヴュー】「誰かの共感を得ること、そこから生まれるただ一度の出来事――2010年の大学、人文学、そして……」(聞き手:金美晶)、『文芸中央』2010年123号
【インタビュー】「格闘する思想」(聞き手:本橋哲也)、『週刊金曜日』2010年3月12日号(790号)、50-55頁
【対談】「アナクロニックな時間のつくり方」(東浩紀との対談)、『atプラス』、第3号、太田出版、55-71頁
【座談会】「大学の未来のために」(岩崎稔、大内裕和との鼎談)、『現代思想』、2009年11月号、86-114頁
【座談会】「来るべきテクストのために ブランショの現在」(湯浅博雄、上田和彦、郷原佳以との座談)、『現代詩手帖 特集号:ブランショ』、思潮社、2008年、84-119頁
【字幕】ヤミナ・ベンギギ監督作品、DVD『移民の記憶——マグレブの遺産』(1997年)、共訳、パスレル、2007年 (『Quadrante』、No. 9、 東京外国語大学海外事情研究所、2007年に字幕全文が収録)
【エッセイ】「博士論文の時間――博論執筆と言語社会研究科をめぐる私的雑感」、『rén』、第1号、一橋大学大学院言語社会研究科紀要別冊編集部、2007年、61-65頁
【時評】「カトリーヌ・マラブー来日講演記」、『未来』2005年9月号、未來社、8-11頁
【書評】「ジャン=リュック・ナンシー『世界の創造あるいは世界化』」、『図書新聞』2004年2月21日号
【時評】「『墓石との歓喜に満ちた熱狂的な舞踏』――モーリス・ブランショ逝去後をめぐって」、『未来』2003年6月号、未來社、1-5頁
[ 2009/08/01 00:00 ] その他 | TB(0) | コメント(-)