皆様初めまして!
当方高原に生まれ落ちてしまった田舎暮らし乙女です。
調べるとパキポディウム グラキリスの自生地は標高300〜1000mらしいので、標高700mの我が家と夏は涼しくカラッとな気候が似ているかなぁと、今回幾つかの植物を実生してみる事にしました。
さて、まずはパキポディウム グラキリスから。
種は有名種屋さん、シードストックから購入しました。
ここで初心者の私は失敗を恐れて入手した種の半分を友人Dに渡しております。
友人Dはイグアナと陸亀を飼っていて、ゲージの中は爬虫類用のヒーターが常時ONになっており、デジタルな文字がいつ見ても気温25度、湿度40%を表示してる環境です。
最適じゃないか!
という事でさっそくグラキリスとブルゲリ投入。
グラキリスは5日程で発芽が始まり、発芽率80%とまずまずな結果に。
が!しかし!
D、ブルゲリの発芽に失敗。
なんてこった……。
残念な人を見る目で見つめる私に煽られたD、自分で種を購入し、再チャレンジ。そして失敗。
重なる失敗に火がついたこのD、ブリゲリの種を自分で購入しやがて次々と発芽させて行く……のですが、この件は一旦置いておきます。
一方、D宅でスクスク育って行くグラキリス達を見ていて我慢出来なくなった私は、温度を掛ければいいだろうとAmazonで育苗マットとガラス温室を用意。
よし、これで種蒔き出来るだろうと思いきや、なんと我が家では外気が低すぎて設定温度まで上がらない。
なんてこった、さすが標高700m、巷は初春でもまだ雪山。
植物ヒーターを買えば良かったのに、育成マットにしたのが失敗だった!
仕方が無いのでもうちょっと待って、待って待って、Dから遅れること2ヶ月、マットの温度設定をMAXにして、夜間でも15度を保てるようになってからやっとグラキリスの種を蒔きました。
3月初旬のことでした。
そしてやはり1週間程度から発芽が始まりました!!
oh!双葉の可愛いグラキリス( ´͈ ᗨ `͈ )◞︎♡⃛︎
コノフィツム カリキュロスを同時に蒔きましたが、発芽はカリキュロスの方が早かったです。3日で芽がポツポツ出始めました。
カリキュロスの発芽率90%
この時点でのグラキリスの発芽率は友人Dと同じで80%
発芽しなかった種もそのままにしておいた所、グラキリスは約1カ月後に発芽、発芽率100%になりました。
その間の変化はやはり気温でしょうか、一気に春めいて山々の緑も芽吹き始め、ガラス温室は日中35度まで上がるようになっておりました。高過ぎるのでマットの電源を切り、夜間は温度を入れて17度。
だがしかし……1カ月を過ぎても双葉から成長しない……。
友人Dに託した苗はもうとっくに本葉が出ているというのに……が、D曰く、グラキリスは双葉の時期が異常に長かったとの事。
そこで私は先人の皆様によるグラキリスの発芽記録を漁りまくったのですが、1カ月も双葉から変化無しという記事は見当たらない。
温度が足りないのだろうか。
それとも窓際では日差しが足りないのだろうか。
パキポは成長が遅いとは聞くけれど、これは遅い範囲内なのだろうか。
もしくは昼夜の温度差が問題なのか、標高か。
様々な疑問が浮かびますが、これは成長して行くに従って解き明かされて行く事でしょう。
という事で画像は発芽から1カ月、現時点でのグラキリスとカリキュロス達です。
ついでにDの所のグラキリス、こちらは発芽から3ヶ月程です。