原作罪滅し編のラストＴＩＰＳ「悪魔の脚本」を若干膨らませた感じのプロローグ（ある意味第１期のエピローグ）的な内容だった第１話。
登場人物も部活メンバーはほとんど出番なしで赤坂＆大石のおっさんチーム（笑）がメイン。でも実は結構好きだったりするんですけどねこの２人ｗ

昭和５８年６月突如として発生した火山性ガスにより住民が全滅。その後自衛隊により封鎖されていた雛見沢。


その長きに渡る封鎖が解除された村を２０数年振りに訪れる男達・赤坂と大石。
彼らは火山性ガスによる雛見沢の全滅、「雛見沢大災害」の謎を解明すべくその地を再び踏んだのでした。

どうやら「雛見沢大災害」から２０数年。ネットではこの事件に関して様々な噂が流れているようです。
そういえばリアルでもしばらく前にありましたよね殺人鬼により全滅した村みたいなネタ

太古に雛見沢に墜落したＵＦＯ。
未知の寄生細菌。
細菌に感染し凶暴化してしまった村人を治療した宇宙人＝オヤシロ様。
かっての支配力を取り戻すために御三家が計画した細菌テロ。

一見すればハッキリ言って誰も信じそうにすらない妄言。
しかしこの妄言の一つの根拠として挙げられるのが「３４号文書」と呼ばれるもの。
かって入江診療所に勤務していた看護婦・鷹野三四が作り、「罪滅し編」でのレナ暴走のきっかけの一つともなったあのファイルです。
あの時は馬鹿げた話しで片付けられたあのファイルですが、実際に「雛見沢大災害」は発生し村は全滅。あのファイルの信憑性もぐっとあがったわけです。

赤坂達も宇宙人の話は眉唾だとしても御三家が細菌の研究をしていたというのは信実ではないかと考えているようで。


そしてそんな彼らが訪れた雛見沢分校跡で待ち合わせをしていた一人の女性。かって細菌テロを訴え学校占拠事件を起こした少女Ａ。
公式サイトのキャラクターラフでは？？？となっていた女性は、大方の予想通り大人となったレナでした。

「罪滅し編」の後、おそらく興宮の警察署に送られたことにより１人生き残ってしまったレナ。
昔の話を聞きたがる大石にただ虚ろな表情で何も話そうとしないそれとも本当に思い出せないレナでしたが、最後に一つだけ思い出したことが。
それは学校占拠事件直前にレナの元を訪れた梨花ちゃんのこと。


普段とは違う様子の彼女が言った
「どうせ、もうすぐ滅ぶ世界・・・。この世界には興味はない。次の雛見沢を探しに行くことにする・・・」という言葉。
「雛見沢大災害」を予見したいた節のあった彼女は



雛見沢大災害」の直前に・・・・


完全にプロローグだった第１話でしたが、第２話からはアニメオリジナルの新章「厄醒し編」がスタート。
舞台はお馴染み昭和５８年６月の雛見沢。最初のほうのストーリを見ているとゾンビ鬼や亀田君など第１期でできなかったエピソードの寄せ集め的な印象がｗｗ


そういえば今回のサブタイトル「サイカイ」
赤坂と大石の『再会』。レナと大石『再会』。彼等と雛見沢の『再会』。そして我々と「ひぐらしのなく頃に」との『再会』。
いくつもの『再会』と共に「ひぐらしのなく頃に」という物語の『再開』２つの意味を持つ『サイカイ』だったのであえてカタカナだったのかなと思ってみたり・・・？