2017/07/17
Androidではアイコンに未読数バッジがでない? - UIと特許
模倣するほうが楽かもしれない。でもそんなことをしても世界はよくならない。スティーブ・ジョブズ
スマホをiPhoneからAndroidに買い替えた時に気づいたUIに関するメモ。
買い替え前はiPhone 5sを長らく使っていてそれほど不満もなかったのですが、そろそろ気分を変えるためにAndroidにまた戻そうかなと思ったのがその理由です。なので、特にこれがいいという機種もなかったのですが、休日にdocomoショップで物色した結果、買い替えたのがdocomoのLG V20 proです。他と比較してバッテリーの持ちはイマイチっぽいものの、スペック的にはかなり高く、大きさも丁度よかったのでこれに決めました。バッテリーの持ちは前評判通りですが、今のところは概ね満足しています。
iOSにあって、Androidに足りないもの・・・
iPhone 5sに変える前は、Androidを長らく使ってたので、違和感なく使えるかなと思ってたのですが、ひさびさにAndroidさわると違和感がかなりあります。特に、物理的なホームキーがないのがなんとも使いにくい。まぁ、慣れの問題だとは思うものの、すっかりiOSに慣れてしまっていたことに今更ながら気付かされました。まぁ、その辺はさわっているうちに、だんだん慣れてくるのですが、どうしても使いにくく感じてしまったのが、LINEや電話、メールの新着/未読のバッジ表示がないこと!アイコンの右肩にあるアイツです。iOSだと当たり前のように表示されていたバッジがないので、通知内容の確認をあとで見たい時や、気づいていない時の確認が大変不便になりました。なくなってはじめて気づくありがたみとはこの事です。
しかし、こんな便利なものが何故ないんだと不思議に思って、まわりのAndroidユーザーの人に聞くと「そういえば昔は出てた気もするけど、最近ないな」と。こういう話を聞くと疑われるのはAppleのUI特許。で、ちょっとググるとそれらしきものがQuoraにありました。
ここに書かれているAppleのUS特許USはこちら。 確かに、バッジ表示に関わる特許のようですね。他にもあるのかもしれませんが、少なくとも何らかの知財的な要因ではありそうです。
なお、AppleとAndroidを巡るUI特許に関しては、スクロールが終端であることをはねかえるアニメーションで示すいわゆるbounce back特許、ロック画面をスライド操作で解除するslide-to-unlock特許が有名ですね。これらの回避のために、Androidスマホのスクロール終端やロック解除は、それぞれいろんな亜流バリエーションが作られていて、なかなか楽しかったです。以下のSlideShare資料がまとめられていてわかりやすかったですね。
とはいえ、Androidでもアイコンバッジを使いたい
そうはいっても、やっぱりアイコンバッジ表示を使いたい。方法はないの?と思って調べるとありました。Nove Launcher Primeという有料のホームアプリを入れて、その拡張であるTeslaUnred for Nova Lancherを入れば、その一部としてバッジ表示ができるとのこと。さすが、Andorid。ホーム画面もカスタマイズできるというのはやっぱりすばらしい。なお、このNova launcher Primeは無料版もありますが、バッジ表示対応しているのは有料版のPrimeのみのようです。ちなみに、V20 Proの場合は、標準のHOMEはdocomo LIVE UXですが、バッジ表示がなくてもはるかに使いよくなります。まぁ、このあたりは好みの世界かもしれませんね。
Apple(iOS)とAndroidの違いというかせめぎあいを感じる一件でしたが、どちらかの世界だけにいるとなかなか見えにくいところなので、たまに機種変更するのも面白いですね。
(スマホそのものの使い勝手は犠牲にしたくはないですが。。。)
コメント
Android iPhone 比較
2017/08/06 21:25 by Android iPhone 比較 URL 編集