狭山丘陵には多くのスミレが咲きますが、その中でも一番遅い時期に咲くのがこのスミレです。
何とかスミレでなく、単に「スミレ」というやつ。
本スミレやマンジュリカなんていう呼ばれ方をすることもありますね。
それにしても今年はこのマンジュリカが例年になく不作です。
昨年は数カ所でたくさん咲いていたのに、今年はようやく咲いているのを見つけたというくらい少ないです。
場所によっては全滅というところもありました。
そう、あの
日野出の原っぱです。
群生地に工事の残土と思しき土が撒かれて2年、今年の春は一輪のマンジュリカも見かけなくなりました。
この4月は寒い日が多かったので、単に遅れているだけならいいんですけどね・・
先日載せたアリアケスミレやニオイタチツボスミレなど、開化の遅い種類は元気がありません。
やはり今年は少し異常なようです。
【写真】
スミレ(菫) スミレ科
通常、菫の葉は立ち上がるんですが、人が多い原っぱだったので踏まれたのかもしれません。
一瞬ノジスミレかと思ってしまいましたが、側弁にはしっかりと毛があります。
学名 Viola mandshurica のマンジュリカは満州産の意。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/04/25 13:24:05
Tv 1/640
Av 3.5
ISO感度 100
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM