「ベビーカーがなんで通勤時間に電車に乗ってこなきゃいけないの?」というブログの記事が話題になっています。
少し前に電車でのベビーカー利用に理解を求める鉄道会社や東京都のポスターのニュースがあり、それに対するコラムへの意見のようなもののようですが、通勤時間にベビーカーが電車に乗らなければならない事が悪いとしています。また、通勤時間に子供をベビーカーで電車に乗せないといけない理由について保育園に行っているのではと考察しています。
だから『保育園に子供を預けなければならない親は、ラッシュじゃなくて時差出勤できるようになればいい』としていますが、これには「朝8時台に母親が子連れで「遊びに行く」ことを制限しようとしている」とか「役所からの呼び出しとか,珍しい病気で遠くの病院いかなければいけなかったり,いろんな手続きしにいったりとか千差万別」といった多くの反対意見が寄せられています。
最初に言っておくと、少なくとも、この通勤時に電車が混むのは愛媛でもあるけれど、それは電車の車両や本数が少ないからで、田舎は車とかの通勤が多いので、こういう話はあまり聞きません。
東京都内では「ベビーカーでの電車の乗り降りには注意が必要です。周りの方のお心づかいをお願いします」「車内ではストッパーをかけて」と鉄道会社や東京都がベビーカー利用に理解を求めるポスターを貼り出していますが、利用者からは「ベビーカーが通路をふさぐ」として、ポスターに対する疑問の声が都に寄せられた。都営地下鉄には「車内でベビーカーに足をぶつけられた」「ドアの脇を占領され、手すりを使えなかった」といった意見が寄せられています。
しかし、ベビーカーに乗るような赤ちゃんや幼児がベビーカー畳んで満員電車を立って乗るとか、おんぶや抱っこで乗るのも危険ですね。
また、子供を通勤時間の電車に電車に乗せなくてはいけない理由はいろいろありますし、遊びに行くのにその時間帯に利用できないというのはおかしな話です。
これは旅行者がキャリーバッグや大きな荷物を持って通勤時間の電車に乗る人が嫌がられたり、友達と会話する声すらうるさいと感じる人がいる関連の話ですね。
通勤時間の電車に場所を取るベビーカーが乗ることや、赤ちゃんや幼児といった子どもが泣いたり騒がしくするのを嫌うのと似ています。
また、高齢者や妊婦さんなどに着席を優先させる優先席に置いて、以前「誰が弱者か?」という画像が話題になったことがありますが、それにしても、みんな電車賃を払って乗っているのですから、それらは社会保障で生活できるようになるべき存在であり、身体的に問題ない若者なら、社会的弱者は優先席とは別の話です。
社会的弱者という話ではなく、電車内の話であり、身体的弱者の安全をみんなで守れない考え方には私はなりたくないから席を譲る。 / “誰が弱者か?: 極東ブログ” htn.to/yDKLuU
— Tomo (@cutplaza) July 29, 2012
それから、子育て中の親が時差出勤すればいいという指摘には、「子育て中の親だけじゃなく、みんなが時差出勤すればいい」とか「すべての人に時差出勤を認めようにすれば通勤ラッシュの改善にもなる」といった意見が集まっています。
少子化問題もあって子供たちは社会的に優遇される存在であるとともに、いつまでも都会の電車が通勤時にラッシュで満員になるというのも、そろそろ解消されないのでしょうかね。
【ベビーカーがなんで通勤時間に電車に乗ってこなきゃいけないの? – 常夏島日記】
【通勤ストレスでベビーカーまでもがいじめの対象の恐怖社会 : つぶやきかさこ】
【朝日新聞デジタル:電車内のベビーカー利用に賛否両論 啓発ポスター引き金 – 教育】
列車でのベビーカー利用に理解を求める鉄道会社や東京都のポスターに、批判が寄せられている。車内で通路をふさぐなどと苦情があり、鉄道会社はマナー向上の呼びかけに力を入れている。
「ベビーカーでの電車の乗り降りには注意が必要です。周りの方のお心づかいをお願いします」「車内ではストッパーをかけて」
首都圏の鉄道24社と都は3月、利用者に呼びかけるポスター約5700枚をJR東日本や私鉄、地下鉄の駅に張り出した。少子化対策の一つで、担当者は「赤ちゃんを育てやすい環境をつくる」と話す。