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Betelgeuse's Diary

弁護士の犬「ジョン」と大工の犬「ポチ」の喧嘩から、使用人同士の喧嘩へ。明治27(1894)年2月17日、都新聞

1942年に東京新聞となった新聞社の記事です。

登場人物
・神田皆川町の弁護士、鶴岡潔氏の書生、眞野賢藏(22)
・鶴岡氏の飼い犬「ジョン」

・神田旭町の大工、今村定吉氏の雇人、手塚銀次郎(19)
・今村氏の飼い犬「ポチ」

明治27年2月17日、都新聞の犬の飼い主同士による喧嘩記事

・2人とも、勤務先の犬を連れ歩くのが好き
(当時は首輪やリードなし?)

・犬同士のケンカで、いつもジョンがポチに噛まれる
・賢藏はポチに仕返しをしてやろうと思っていた

4~5日前
・犬のケンカを賢藏が目撃
・ポチの前足を「おのれ」といいながらステッキで殴る
・ポチが鳴きながら逃げ帰る
・銀次郎が恨みに思う

2日前
・鎌倉河岸で出会い、銀次郎がジョンへ石を投げる
・賢藏が銀次郎を捕まえて「何でおれの犬へ石を投げた」と殴りかかる
・銀次郎も「犬のかたきだ覚悟しろ」と喧嘩が始まる

・賢藏は銀次郎に顔面を殴られて怪我をした
・警察官に仲裁される
・賢藏は納得していない

明治時代の犬をめぐる記事でした。
この前の段で洋犬(かめ)と振り仮名がふってありますので、どちらも洋犬かその雑種犬のようです。

関連記事:
明治16 (1883)年に洋犬ポチが川に身を投げた話――ポチ (4) Pochi:カリフォルニア時間 ホイ:So-netブログ

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