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わっちは盛るぜバルサミコ酢~アニメヒロインの特定セリフを連呼する動画について

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ちょっと即席で混ぜてみたくなったときの動画リンク。上記の再生ボタンを全部押すだけで手軽にカオスが発生します。


事実上、今のニコニコ動画の音MADは、アニメヒロインキャラの連呼選挙活動の場となったといってよいでしょう。
アニメ本放送のなかのエキセントリックに感じられるセリフを連呼させ、反応を楽しむ動画製作者と、その音楽やセリフを入れ替えた動画をつくるフォロワーたちと、それをネタとしてコメントする人たち。これらは全部あわせると、該当のアニメを見たことがない人への強力な布教活動として機能しています。

テンポよく繰り出される声とキャラクター映像は、それが意味不明のつぎはぎの言葉であっても、ドナルドのMAD動画をはじめとしてキャラクターへの強烈な印象と、慣れと、一種の親しみをつくってしまうことがこの2年間で示されてきました。
簡単にいえば「あのセリフしか聞いたことないけど、なんかよく知っている気がする。」状態をつくれるわけです。

まったく知らない状態からはじめて見るアニメは必ず人物絵が気持ち悪く見える、と思っています。
目の前に遮光器土偶とハニワがいきなり出現するようなもの。人間をかたどったものは基本的にはキモい。それが漫才をするのか、表情を変えるのか、無機質に動くのか、そういったアクションによって印象を決めていく作業が必要です。

音MAD動画はその点「このキャラ、なんか変なことを言っているけどもとりあえず声と顔は覚えた」ところまで持っていけているわけで、本編を見はじめる精神的負担をかなり減らしてくれています。


動画と音楽について

AIRを未見のため、『鳥の詩』はいくら聴いても透明感のある声だなあ、という以上の印象がありません。
オペラとしてのウィリアム・テルを見たことがないので、『スイス軍の行進』は複数のCMで使われたものの断片が脳内で再生される曲となっています。
『君が代』は相撲中継で見ることが多かったため、中央に小さく黄色い土俵がある映像+「いちどうごきりつねがいます」とセットになっています。

音楽は映像と結びついてしまうだけに、聴いたことがない音を自動的に送りつけてくれる装置やサービスは(CDの抱き合わせ曲を含めても)重要なのだろう、と思います。

ファンタジアのような感じのアニメご存知ないでしょうか。 - 教えて!goo
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4164294.html
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