PE2HO

Betelgeuse's Diary

「Culture First」を唱えた87権利者団体のフォーメーション

権利者団体が「Culture First」宣言、文化保護で補償金の拡大求める
2008/01/15の記事。

87団体と連呼されているのに実態がでていないので関連記事を探しました。
2007年12月07日の
JEITAが「公開質問状」に回答しなかった理由~亀井委員長に聞く
“場外乱闘”ではなく正式な審議の場での議論を


この記事にある公開質問状へのリンクに、87団体が記されていました。
http://www.jasrac.or.jp/release/07/pdf/11_1.pdf

■デジタル私的録画問題に関する権利者会議
(社)日本文藝家協会 理事長 坂上 弘
(協)日本脚本家連盟 理事長 金子 成人
(協)日本シナリオ作家協会 理事長 西岡 琢也
(社)全日本テレビ番組製作社連盟 理事長 工藤 英博
(社)日本映画製作者連盟 会長 松岡 功
(中)日本動画協会 理事長 松谷 孝征
(社)日本映像ソフト協会 会長 高井 英幸
(協)日本映画製作者協会 代表理事 新藤 次郎
(社)日本芸能実演家団体協議会 会長 野村 萬
(社)日本音楽事業者協会 会長 尾木 徹
(社) 音楽出版社協会 会長 朝妻 一郎
(社)音楽制作者連盟 理事長 大石 征裕
(社)日本音楽著作権協会 理事長 加藤 衛
(社)日本レコード協会 会長 石坂 敬一
日本音楽作家団体協議会 理事長 川口 真
詩と音楽の会 会長 平井 丈一朗
全日本音楽著作家協会 会長 遠藤 実
全日本児童音楽協会 会長 北澤 秀夫
日本音楽著作家連合 会長 志賀 大介
日本歌謡芸術協会 会長 曽根 幸明
日本現代音楽協会 会長 福士 則夫
(社)日本作曲家協会 会長 遠藤 実
(社)日本作曲家協議会 会長 三枝 成彰
(社)日本作詩家協会 会長 星野 哲郎
日本作編曲家協会 会長 服部 克久
日本詩人連盟 会長 平山 忠夫
(社)日本童謡協会 会長 湯山 昭
日本訳詩家協会 会長 永田 文夫
■賛同団体
関西俳優協議会 会長 田中 弘史
名古屋放送芸能家協議会 理事長 舟木 淳
(社)日本映画俳優協会 理事長 池部 良
(社)日本喜劇人協会 会長 橋 達也
(中)日本芸能マネージメント事業者協会理事長 山崎 讓
(社)日本劇団協議会 会長 戌井 市郎
日本新劇製作者協会 会長 水谷内 助義
日本新劇俳優協会 会長 小沢 昭一
日本人形劇人協会 会長 長谷川 正明
(社)日本俳優協会 会長 中村 雀右衛門
(協)日本俳優連合 理事長 里見 浩太朗
日本モデルエージェンシー協会 理事長 小林 信治
(特活)人形浄瑠璃文楽座 理事長 鳥越 文蔵
(社)能楽協会 理事長 野村 萬
大阪三曲協会 理事長 中島 警子
(社)関西常磐津協会 理事長 常磐津 一巴太夫
(社)義太夫協会 会長 波多 一索
清元協会 会長 清元 延壽太夫
(特活)筑前琵琶連合会 理事長 中村 チエ
(社)当道音楽会 理事長 寺田 為三
常磐津協会 会長 常磐津 文字太夫
(社)長唄協会 会長 鳥羽屋 里長
名古屋邦楽協会 会長 長谷川 栄胤
(社)日本三曲協会 会長 米川 文子
日本琵琶楽協会 会長 山岡 知博
(社)日本演奏連盟 理事長 伊藤 京子
(社)日本オーケストラ連盟 理事長 児玉 幸治
日本オペラ連盟 理事長 五十嵐 喜芳
日本音楽家ユニオン 代表運営委員 崎元 讓
(社)日本歌手協会 会長 ペギー 葉山
日本シャンソン協会 会長 石井 好子
日本シンセサイザー・プログラマー協会 会長 松武 秀樹
(特活)日本青少年音楽芸能協会 理事長 廣瀬 清
パブリック・イン・サード会 代表幹事 椎名 和夫
(特活)レコーディング・ミュージシャンズ・アソシエイション・オブ・ジャパン理事長 篠崎 正嗣
(社)現代舞踊協会 会長 植木 浩
東京バレエ協議会 理事長 佐々木 忠次
(社)全日本児童舞踊協会 会長 中村 明
名古屋洋舞家協議会 会長 越智 實
(社)日本バレエ協会 会長 薄井 憲二
(社)日本舞踊協会 会長 犬丸 直
日本フラメンコ協会 会長 濱田 滋郎
(社)上方落語協会 会長 桂 三枝
関西演芸協会 会長 桂 福団治
関西芸能親和会 会長 羽田 たか志
講談協会 会長 宝井 馬琴
太神楽曲芸協会 会長 鏡味 仙三郎
東京演芸協会 会長 牧 伸二
(社)日本奇術協会 会長 渚 晴彦
日本司会芸能協会 会長 玉置 宏
ボーイズバラエティ協会 会長 灘 康次
(社)漫才協会 会長 青空 球児
(社)落語協会 会長 鈴々舎 馬風
(社)落語芸術協会 会長 桂 歌丸
(社)浪曲親友協会 会長 真山 一郎
沖縄県芸能関連協議会 会長 島袋 正雄
(社)日本照明家協会 会長 谷川 富也
日本舞台監督協会 会長 三宅 博
日本民俗芸能協会 会長 福田 一平
全87団体(順不同)


デジタル技術で芸をただ見され損をするので、機械を売るときは自分たちの取り分も用意してほしいと訴えている団体は上記の87団体でした。

追記:
補償金制度が実現拡大したとすると、実質これらの団体に対して補償金を払うことになるわけですが、どの団体がどれだけもっていくという取り分はどうやって決めるのでしょうか?

追記2:上記について、録音のうち、JASRAC関連の部分を抜書き。
社団法人 私的録音補償金管理協会(sarah)
(Society for The Administration of Remuneration for Audio Home Recording)


2006.4~2007.3 で約13億円あつめた。sarahの手間賃やプール金を除いて約11億4千万円を分けることにした。

録音について集めた金の分配方法
(1) 著作権者 = 社団法人日本音楽著作権協会 = 36% = 約4億1千万円
   →音楽34.5:言語1.5の取り分として、(協)日本脚本家連盟に 約1千700万円
   →JASRACとして、約3億9千万円を権利者に分配
   →イーライセンス と ジャパン・ライツ・クリアランスへ、あわせて約400万円

(2) 実演家 = 社団法人日本芸能実演家団体協議会 = 32% = 約3億6千万円
(3) レコード製作者 = 社団法人日本レコード協会 = 32% = 約3億6千万円


http://www.sarah.or.jp/info/info10.html

第9条  権利者団体は、関係権利者に適正に分配するため、私的録音補償金の分配に関する細則を定め、本会に提出しなければならない、分配方法を変更した場合も同様とする
2  権利者団体は、前項の分配に関する細則を定めるにあたっては、当該権利者団体に属さない権利者についての分配取り扱いに関する条項を整備しなければならない。


JASRACはどのように配っているか。以下は
http://www.jasrac.or.jp/info/private/pdf/compensation.pdf
払う基準

① NHKラジオ放送及び民放ラジオ(地上波)放送で使用されたもの
② 商業用レコードに使用されているもの
③ 貸レコードで使用されたもの


JASRACに登録してる人には契約に基づく。分配資料は不明。

① JASRAC 委託者
JASRAC 委託者宛ての補償金の分配にあたっては、既に委託契約に基づき委託者宛てに分配を行った際に保有している分配資料によって行います。


JASRACとかかわっていない人は書類を出す必要がある

分配請求は、所定の「私的録音補償金・分配請求書」に使用実績の詳細を記載し、下記①~③に相当する証憑書類を添付して提出いただくことになります。
(管理委託範囲から一部支分権を除外した委託者については①のみ)
①使用事実の証明
作品名および作詞・作曲者名、定価の表示されている録音物(CD等)のジャケット、複製枚数を証明出来るもの、放送局の使用証明書等、使用事実が確認できるもの。
②著作権者であることの証明
作品名および作詞・作曲者名の表示されている録音物、出版物等の契約書、放送使用許諾書、あるいは、これら使用の支払い計算書
権利の移転を受けた著作権者の場合は、併せて、権利の移転を証する資料等、著作権者であることが証明できるもの。
③請求者本人であることの証明
運転免許証、パスポート等、請求者本人であることが証明できるもの、
筆名による公表の場合は、筆名が表記された契約書、支払計算書あるいは筆名による受取郵便物等、筆名と請求者本人とが確認できるもの。


払うときに、JASRACの手間賃として1割もっていく

分配にあたっては、JASRAC の管理手数料を控除させていただきます。管理手数料は、1分配請求あたり、分配額の10%の額と定めています。


送金できる額が残らなかったばあい

そのような場合は、「私的録音補償金・計算結果通知書」によりその旨を連絡いたします。


結論として、著作権団体管理外の人は
・地上波ラジオに自分の曲が使われたことを、ラジオ局から証明書をもらう
・自分の作詞or作曲を示す名前入りのCDなど
・身分証
・ペンネームや芸名の場合は、それを使っていることを示す契約書や請求書や郵便など
が請求に必要。

ラジオ局側に手続きのフォーマットがありませんので、請求まででも相当な難関だと思われます。
TOKYO FM サイトマップ
NHKラジオセンター

tb:
文化を掲げて金をせびる、誰が文化を安物にしたんだ? - P2Pとかその辺のお話@はてな

2009-02-24 追記 いつのまにか91団体となっていました。
公式サイトもあるようなので、そちらへリンク魚拓

(社) 日本文藝家協会 理事長 坂上弘
(協) 日本脚本家連盟 理事長 金子成人
(協) 日本シナリオ作家協会 理事長 西岡琢也
(社) 全日本テレビ番組製作社連盟 理事長 工藤英博
(社) 日本映画製作者連盟 会長 松岡功
(中) 日本動画協会 理事長 松谷孝征
(社) 日本映像ソフト協会 会長 高井英幸
(協) 日本映画製作者協会 代表理事 新藤次郎
(社) 日本芸能実演家団体協議会 会長 野村萬
(社) 日本音楽事業者協会 会長 尾木徹
(社) 音楽出版社協会 会長 朝妻一郎
(社) 音楽制作者連盟 理事長 大石征裕
(社) 日本音楽著作権協会 会長 船村徹
(社) 日本レコード協会 会長 石坂敬一
日本音楽作家団体協議会 理事長 川口真
詩と音楽の会 会長 平井丈一朗
全日本音楽著作家協会 会長 遠藤実
全日本児童音楽協会 会長 北澤秀夫
日本音楽著作家連合 会長 志賀大介
日本歌謡芸術協会 会長 曽根幸明
日本現代音楽協会 会長 福士則夫
(社) 日本作曲家協会会長 遠藤実
(社) 日本作曲家協議会 会長 小林亜星
(社) 日本作詩家協会 会長 星野哲郎
日本作編曲家協会 会長 服部克久
日本詩人連盟 会長 平山忠夫
(社) 日本童謡協会 会長 湯山昭
日本訳詩家協会 会長 永田文夫
関西俳優協議会 会長 田中弘史
名古屋放送芸能家協議会 理事長 舟木淳
(社) 日本映画俳優協会 理事長 池部良
(社) 日本喜劇人協会 会長 橋達也
(中) 日本芸能マネージメント事業者協会 理事長 山崎讓
(社) 日本劇団協議会 会長 戌井市郎
日本新劇製作者協会 会長 水谷内助義
日本新劇俳優協会 会長 小沢昭一
日本人形劇人協会 会長 長谷川正明
(社) 日本俳優協会 会長 中村雀右衛門
(協) 日本俳優連合 理事長 里見浩太朗
日本モデルエージェンシー協会 理事長 小林信治
(特活) 人形浄瑠璃文楽座 理事長 鳥越文蔵
(社) 能楽協会 理事長 野村萬
大阪三曲協会 理事長 中島警子
(社) 関西常磐津協会 理事長 常磐津一巴太夫
(社) 義太夫協会 会長 波多一索
清元協会 会長 清元延壽太夫
(特活) 筑前琵琶連合会 理事長 中村チエ
(社) 当道音楽会 理事長 寺田為三
常磐津協会 会長 常磐津文字太夫
(社) 長唄協会 会長 鳥羽屋里長
名古屋邦楽協会 会長 長谷川栄胤
(社) 日本三曲協会 会長 米川文子
日本琵琶楽協会 会長 山岡知博
(社) 日本演奏連盟 理事長 伊藤京子
(社) 日本オーケストラ連盟 理事長 児玉幸治
日本オペラ連盟 理事長 五十嵐喜芳
日本音楽家ユニオン 代表運営委員 崎元讓
(社) 日本歌手協会 会長 ペギー葉山
日本シャンソン協会 会長 石井好子
日本シンセサイザー・プログラマー協会 会長 松武秀樹
(特活) 日本青少年音楽芸能協会 理事長 廣瀬清
パブリック・イン・サード会 代表幹事 椎名和夫
(特活) レコーディング・ミュージシャンズ・アソシエイション・オブ・ジャパン 理事長 篠崎正嗣
(社) 現代舞踊協会 会長 植木浩
東京バレエ協議会 理事長 佐々木忠次
(社) 全日本児童舞踊協会 会長 中村明
名古屋洋舞家協議会 会長 越智實
(社) 日本バレエ協会 会長 薄井憲二
(社) 日本舞踊協会 会長 犬丸直
日本フラメンコ協会 会長 濱田滋郎
(社) 上方落語協会 会長 桂三枝
関西演芸協会 会長 桂福団治
関西芸能親和会 会長 羽田たか志
講談協会 会長 宝井馬琴
太神楽曲芸協会 会長 鏡味仙三郎
東京演芸協会 会長 牧伸二
(社) 日本奇術協会 会長 渚晴彦
日本司会芸能協会 会長 玉置宏
ボーイズバラエティ協会 会長 灘康次
(社) 漫才協会 会長 青空球児
(社) 落語協会 会長 鈴々舎馬風
(社) 落語芸術協会 会長 桂歌丸
(社) 浪曲親友協会 会長 真山一郎
沖縄県芸能関連協議会 会長 島袋正雄
(社) 日本照明家協会 会長 谷川富也
日本舞台監督協会 会長 三宅博
日本民俗芸能協会 会長 福田一平
日本浪曲協会 会長 澤孝子
日本ミキサー協会 理事長 梅津達男
日本児童・青少年演劇劇団協同組合 代表理事 大野幸則
沖縄芸能実演家の会 会長 島袋光晴

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