今回は世界のホームラン王・王貞治さんに対する海外の反応です。
ハンク・アーロンが残した本塁打数755本というメジャー記録を抜き、
最終的には868本という大記録を打ち立てた王さん。
この数字は、今でも世界最高本塁打数記録です。
先日になでしこジャパンが国民栄誉賞を受賞して話題になりましたが、
この賞の初めての受賞者が、王さんでした。
日本人選手からは言うまでもなく、多くのメジャー選手からも尊敬を受ける王さん。
外国人の反応はどんなものでしょうか。
Sadaharu Oh homerun record
■ この歴史的な映像をアップロードしてくれてありがとう。
オーストラリア 29歳■ 天皇の御前でホームランを打った初めての選手じゃなかったかな?
アメリカ 23歳■ これは素晴らしかった! 日本が生んだ伝説的なバッターを、
息子にも見せてあげたかったんだ。ありがとう。
アメリカ 48歳 ■ ありがとう。これで友人をいじめることができるよ。
彼はバリー・ボンズのファンなんだ。
本物のスウィングの王様は、サダハル・オウさ。
カナダ■ 世界最高のホームランバッター。
アメリカ 25歳■ サダハル・オウは、ベースボールの歴史上最高のバッターだ。
ハンク・アーロンもバリーボンズも、いい選手だったが、
オウこそがベスト・オブ・ベストだよ。
ベネズエラ 30歳■ 面白いのは、人々が、この男が史上最高のバッターだって思ってることだ。
日本の球場はMLBのそれより遥かに小さかったってことも認識してない。
そして多くの日本人選手の質は、アメリカ人選手と比べると、
マイナーリーグと同じようなレベルだったんだ。
ベーブ・ルースとアーロンがベターだよ。
国籍不明 ■ その失言は正しくないよ。多くの日本の球場は、実際に"球場"だった。
だから、外野席まではほとんど同じ距離だったよ。
アーロンとベーブ・ルースの方が優れてたのには同意するけど、
サダハル・オウは首尾一貫とした男だったよ。
アメリカ■ ありがとう。ずっとオウの動きを見たいなぁって思ってたんだ。
本物の世界のホームラン王の動作をね。
アメリカ 28歳
■ オウこそ本物のホームラン王だよ。
この男はヨミウリジャイアンツと共に、今でも伝説だからね。
選手として、監督として11度も日本シリーズを制し、
2006年にはWBCの王者になったんだ。
+2 アメリカ 25歳 ■ ウワー、すごい。この人は最も過小評価されてる選手だと思う。
国籍不明■ 毎年50本打ったとしても、850本に到達するまで17年かかるのか。
日本■ メジャーでプレーしていても、500本以上は打ててただろうね。
そしてそれ以上の長打も。
+2 国籍不明■ 俺にとっては、いまだにホームランキングはハンク・アーロンなんだ。
だけど868本は信じがたい数字。彼は間違いなく世界の野球界の伝説だよ。
日本のベーブ・ルース。
アメリカ 19歳
■ この人は全ての面で俺のヒーロー。
ロベルト・クレメンテ(ヒスパニック系選手の先駆者)と並んでね。
アメリカ ■ 彼はアメージングな選手だ(った)。
もし彼の自伝を読む機会があったなら、是非とも読んで欲しい。
本当に素晴らしい本なんだ。
彼がどうやってスウィングを改良してきたのかや、
刀を使ったトレーニングのことを深く知ることができるんだ。
本当に信じられないくらい凄い選手だよね。
+10 国籍不明■ 台湾 & 日本
フランス■ 王 マイ ゴッド!!!
インドネシア 40歳■ いいね。だけど、本当ならもっっっっと多くの本塁打を打てたはずなんだ。
だって、彼はいつもファーボールで歩かされてたから。
+2 国籍不明■ オウのスウィングがどれほど魅力的なものだったかを、
この映像を見るまで忘れてたよ。
アメリカ 31歳■ サダハル・オウは、僕が好きな野球選手の一人なんだ。
+3 国籍不明■ ジョシュ・ギブソン、サダハル・オウ、ベーブ・ルース、
ハンク・アーロン、ケン・グリフィー・ジュニア、
そしてアルバート・プホルスたちが最も偉大なバッター。
だけど、サダハルこそが本当に最高だと思うよ。
+3 アメリカ 24歳 すごいと素直に賞賛する人と、
すごいけど、日本と米国ではレベル等が違うという人。
ほぼ半々という感じでしたかね。
球場の広さについて気になったのでちょっと調べてみました。
後楽園球場:両翼88m、中堅121m
甲子園球場:両翼95m、中堅118m
旧広島市民球場:両翼91m、中堅116m
旧ヤンキースタジアム:右翼97m、左翼96、中堅124m
フェンウェイパーク(メジャー最古):左翼92m、右翼95m、中堅119m
ドジャースタジアム:両翼101m、中堅120m
日米それぞれ3球場ずつの比較に過ぎませんが、
日本の球場のほうが、特に両翼が若干狭い印象。
それでも、比較にならない、というほどの差ではなさそうですが、
数メートルの差は私が想像している以上に大きいんでしょうかね。
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