ARIA The ANIMATION 10、11話

10話 その ほかほかな休日は…

お風呂回その2。
初冬の休日、温泉に行くお話。
でもバスタオルは取ってくれないから、基本的に色気はないよ!

楽しかった夏が終わり、秋が過ぎゆくと、冬はすぐそこ。
なぜか灯里に懐いてしまった雪虫は、灯里が嫌いだと思っていた冬を告げる、季節そのもの。
けれど、ニガテだった寒さのなかにだって、色々なステキがあった。
それを知った灯里の目に、世界はますますステキに映っていくのだろう。

にしても、灯里はよくもまぁあそこまで淀みなく恥ずかしいセリフが出てくるものだよなぁ。
藍華ちゃんじゃなくったって禁止しちゃいそうだよ!

11話 その オレンジの日々を…

冬のある日、アリシア・晃・アテナの思い出話を聞く回。
在りし日の三人は、まるで今の灯里たちのように毎日三人で練習を重ねていて、けれど独り立ちした今となっては、三人揃って話をする時間すら慈しむようなものとなってしまっていた。

「いつか……いつの日にか、私たちにもそういう日が来るんですね」
「一人前のウンディーネになったら、今のように灯里先輩や藍華先輩と毎日練習で顔を合わせることもできなくなるんですね」


今、なんということもなく過ごしている今日が、いつかは明日にならない日がやって来る。
それは否応なしにやってくる現実ではない。自分たちが選び取って進もうとしている未来の、ひとつの真実なのだ。

それに気がついた灯里は、だんだんと小さくなっていく藍華とアリスの背中を不安げに見つめて――
そして、いつか堪えきれず、思わず背中を追いかけていく。

きらきら輝いて まぶしいのは 君がいるから――


神回。というか、挿入歌のチョイスと入れ方が神がかっている。
ただの回想回かと思っていたら、灯里の代わりに思わず泣きそうになった。どういうことなの

今という時間のかけがえのなさ。
それに気づいたのが、あんまり友達の多そうじゃないアリスだってのが、またいい。

「今楽しいと思うことは、今が一番楽しめるのよ」


藍華「恥ずかしいセリフ禁止ぃいいっっ!!!」
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