ちいさな彼女の小夜曲 水夏ルート
夏と言えば、な定番ギャルゲソングはたくさんあるけれど、私の今年のヘビロテはこのオープニング。マリンブルーに沿って あの坂まであと何歩?
ということで、エンディングの季節になる前に「ちいさな彼女の
まず攻略したのは、犬系・天真爛漫な幼なじみ、守谷
共通ルート
夏の始まりと共に主人公の元に不思議な出会いが訪れる、fengらしい日常系キャラ萌えシナリオ。
登場人物が出揃って、日常シーンが始まる頃にはヒロインみんな主人公ラブなハーレムゲーでもある。
なお、主人公の実家がカフェなおかげで、みんなウェイトレス属性持ち!
ところで、OPの歌詞から(四国か北海道あたりの)マイナーな海沿いの街が舞台になっていると勝手に想像していたのだけれど、実際は江ノ島だったという。思った以上に近かった……。
たしかに江ノ島は青春感強いけどね! でもファンタジー感はないんだよなぁ……。
水夏ルート
※初登場シーンでむっちりを見せつけてくれる幼馴染
最初の攻略ヒロインは、犬系・天真爛漫な幼なじみ、守谷
属性は「幼馴染」「巨乳」「天然」「ピュア」「匂いフェチ(軽度)」な女の子。
高校生になってまで主人公と一緒のお風呂にだって抵抗がない、距離感バグりヒロインでもある。当然、朝は起こしに来てくれます!
そんな水夏がウェイトレスさんとして働いているところを見た主人公の会話。
ちなみに、水夏はそこまでの天然おっとりさんではない。ピュアガールではあるけども!「不思議だ。ごく普通に仕事しているだけの当然のことが、キリッとして見えるんだもんな。
あれか、不良が雨の日に濡れた捨て猫を抱き上げるノリか。水夏のやつめ、何を狙っているんだ。世界か?」
「みーちゃんは別にノリや世界を狙ってお給仕しているわけじゃないと思うけど」
「水夏にはいつまでも『あ、お花~』とか言ってほわほわしていてほしいと思うのは俺の勝手なのかな……」
そんな水夏の物語は、彼と彼女の一緒にいる意味が「幼馴染」から「恋人」に変わっていく模様を描く。
夏になって、彼の周囲には女の子が増えて、どうやらその子たちも彼を憎からず思っているらしい。
そうして、彼女は思うのだった。
彼が自分と一緒にいるとき。
彼が他の女の子と一緒にいるのを見たとき。
どうしてドキドキするんだろう。
どうして、いつもみたいに出来ないんだろう。
どうしてため息が出るんだろう。
どうしてどうしてどうして。
物語自体は、なんの変哲もないギャルゲーシナリオといった感じ。
お互いが自分の正直な気持ちに気がついてからは、フツーに結ばれて、フツーにイチャイチャして、フツーにハッピーエンド。
ただ、水夏がカワイイのでキャラ萌えゲーとしてはフツーに楽しい。
久々のギャルゲーだったこともあり、こういうのでいいんだよ的な気持ちにさせられるシナリオでした。
お気に入りシーン
純情チョロイン
自分のことをしっかり者だと思っていそうな水夏ちゃんだけれど、CV:奏雨な舌っ足らずボイスと、純情ストレートなピュアっぷりのおかげで、あまあま天然風味がかなり強め。
ゲーム開始3分、初登場シーンが下着姿というキャッチーさをもってしたら、チョロインと言われても致し方なしでしょう。
ということで、私のお気に入りシーンは、困りながらおぱんつ見せてくれる水夏ちゃん!
「うぅっ。ちょっとだけだよ? ホントのホントにちょっとだけなんだから」
「ホントのホントにちょっとだけだよ? ホントのホントのホンットーにちょっとだけだからねっ!?」
キスのひとつで
もう一つのお気に入りは、共通ルートのラスト、攻略ヒロインを選ぶときの主人公の行動。
一人だけパートナーを選ばなければいけないイベントが発生するのだけれど、全員の前で一人を宣言できなかった主人公は、全員vs自分の勝ち抜きジャンケンをすることにする。
そして、決めた女の子にだけ、こっそり耳打ちするのだ。
「俺、チョキ、パー、パーの順で繰り返す」
「えっ……」
主人公なら男らしく全員の前で彼女に好きを伝えてほしいと思わないでもない。
ただ、ジャンケンの結果はどうであれ、俺はお前を選ぶ――そう囁かれた彼女の気持ちを思うと、下手な告白シーンよりもよっぽどトキメキにあふれていた。そうは思いませんか!
残念ながら、アクシデントによりジャンケンは行われない。
だから、その場で彼女の答えを聞くことはできない。
まだまだ続く微妙な距離感もまた、甘酸っぱい青春の味!
夏の終わりに 君と恋して そぞろに見上げた花火は
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