~研究室の旅~竹下祐二教授【環境理工学部】第1章
久しぶりの研究室訪問。
第6回目となる今回は、環境理工学部の竹下教授です。
環境デザイン工学科の学科長として、また、漕艇部の顧問として
お忙しい中、お時間をいただいていろいろとお話をお聞きしました。
その内容を、4回に分けてお届けします。
◆◆◆◆◆◆◆◆
環境理工学部環境デザイン工学科の前身である工学部土木工学科
の4期生(昭和56年卒)。
卒業後は、地盤調査コンサルタントに就職し、地盤調査や解析業
務を担当していた。
昭和60年12月、工学部土木工学科助手として母校に奉職。
専門は、地盤工学、地下水工学。
地盤に関する環境問題を解決するために、野外調査、原位置試験、
室内試験および数値解析によるシミュレーションを用いた教育と
研究を行っている。
主な研究テーマは、
(1)地盤・地下水環境特性の計測手法の開発
地中レーダ装置等を用いて地盤の環境状態を非破壊で調査する
方法を開発している。
(2)シンプルでコンパクトな地盤の調査・試験方法の開発
豪雨等による地盤災害を軽減するために地盤の安全性照査方法
の開発と基準化を行っている。
(3)環境にやさしい地盤づくり
日本古来の伝統的左官技術である「たたき工法」をベースにし
た常温固化技術を用いて新しい土を創っている。
「安全と水はタダ」という言葉にも表れるように、日本では、防災に
ついての危機意識が低いという実感もある。
「天災は忘れた頃に来る」
防災のための河川堤防強化事業などは、日常生活の中で利用される
道路などとは違い、あくまで自然災害時にのみ役立つものなので、
投資効果が理解されにくい。
災害時に現場調査に行く機会があるが、研究内容や講義で教えてい
ることが、実際の災害現場での人命救助につながるわけではないた
め、悲惨な状況を見て無力感を抱くこともある。
いつの間にか増える書類も、アップルのシールを貼ったバインダーで
用途別に分類
学生が作ったユニークなポスターが貼られた研究室の扉
第6回目となる今回は、環境理工学部の竹下教授です。
環境デザイン工学科の学科長として、また、漕艇部の顧問として
お忙しい中、お時間をいただいていろいろとお話をお聞きしました。
その内容を、4回に分けてお届けします。
◆◆◆◆◆◆◆◆
環境理工学部環境デザイン工学科の前身である工学部土木工学科
の4期生(昭和56年卒)。
卒業後は、地盤調査コンサルタントに就職し、地盤調査や解析業
務を担当していた。
昭和60年12月、工学部土木工学科助手として母校に奉職。
専門は、地盤工学、地下水工学。
地盤に関する環境問題を解決するために、野外調査、原位置試験、
室内試験および数値解析によるシミュレーションを用いた教育と
研究を行っている。
主な研究テーマは、
(1)地盤・地下水環境特性の計測手法の開発
地中レーダ装置等を用いて地盤の環境状態を非破壊で調査する
方法を開発している。
(2)シンプルでコンパクトな地盤の調査・試験方法の開発
豪雨等による地盤災害を軽減するために地盤の安全性照査方法
の開発と基準化を行っている。
(3)環境にやさしい地盤づくり
日本古来の伝統的左官技術である「たたき工法」をベースにし
た常温固化技術を用いて新しい土を創っている。
「安全と水はタダ」という言葉にも表れるように、日本では、防災に
ついての危機意識が低いという実感もある。
「天災は忘れた頃に来る」
防災のための河川堤防強化事業などは、日常生活の中で利用される
道路などとは違い、あくまで自然災害時にのみ役立つものなので、
投資効果が理解されにくい。
災害時に現場調査に行く機会があるが、研究内容や講義で教えてい
ることが、実際の災害現場での人命救助につながるわけではないた
め、悲惨な状況を見て無力感を抱くこともある。
いつの間にか増える書類も、アップルのシールを貼ったバインダーで
用途別に分類
学生が作ったユニークなポスターが貼られた研究室の扉