恐らく、と言うか絶対、コレをレビューするとは誰も想像出来なかったであろう物、の登場です。
多分、何コレ?って思う方が大半、いや全てかと思いますが、
『燃え』では無く、恐らく唯一の『
萌え』についても書きますので、少しでも興味があれば
是非、是非続きのご一読を!『萌え』ですよ、
『萌え』(笑)
(コレを知っている方は、何を書くか解ると思いますが)
あっ、ついでに言うと、エルモとは非常に深い関わりがあったり?する、かも。
さて、萌え萌え言う前に、まずは簡単にこの商品の説明から。
映画『ダーククリスタル』(1982年アメリカ・日本では1983年公開)に登場する
スケクシス族(公開当時はスケクシーとも)の10人(?)の生き残りのうちの一人です。
ちなみに、公開当時の呼び方、小説、ビデオ、LD、DVD等で、翻訳される度に
微妙に読み方が違う場合があります。
もちろん、全てを正確に記憶、把握している訳では無いので、最新のDVDで使用されている
呼び方をメインで説明したいと思います。
チェンバレン(chamberlain)とは侍従長の意味で、名前としてはスケク・シル(skeksil)
になるのでしょうか?
劇中では殆ど(全て?)チェンバレンとしか呼んでいないと思います。
そのチェンバレンを、アメリカのNECA(ネカ)社が7インチのアクションフィギュアに
しました。これに関しては約14cmの大きさです。
まずはパッケージを。
完全に密封されたブリスターに入っています。
写真は、映像中のものでは無いのは確かで、おそらく試作原型のものだと思います。
色々な方向から。
流石に正面は・・・
スケクシスは、色々と着飾ってその地位をアピールしているのですが、
今回のチェンバレンは、ある事情で物語中盤頃に登場する姿になっています。
試作からの劣化は見受けられるものの、正直、非常に良く似ていると思います。
ずる賢い感じや、あの特徴的なうなり声が聞こえるようです。
特に、この半開きの眼が良い感じです。
両肩にもちゃんと小さな○が見えています。
特に伏字にする必要は無いのですが・・・映画を観て欲しいので、まあ色々と(笑)
一応、アクションフィギュアなので、首、手首はボールジョイント、肘は回転と曲げ、
尻尾はペンタブルで、下半身等は固定です。
身体を覆う布切れ等も含めて全身PVCの塊なので、多少の自由は効きますが、
脱がせる事は出来ません。
ただ、上半身が重いので、意外と重心が前にあります。
腕を前に出すと、倒れやすいので注意が必要です(壊れる部分は無いですが)。
『アーッ!!』とか。こんなシーンは無いですが、画面外でやっていそうな(笑)
で、海外物のお約束?なのか、
壊れました壊しました・・・orz
塗料等で、肘の関節が完全に固着されていました。
一応、修復は何とか可能なので良かったのですが、入手される方は注意して下さい。
右肘も、布部分が固定されていたので右は可動しない?と思って写真を撮っていました。
先ほど良く確認したら、布部分が塗料でくっ付いていただけで、こちらはスムースに
動きました。・・・ちょっと納得行かないですが;^^)
さて、それでは、まずは映画『ダーククリスタル』についてから。
とりあえず、私の所有するLD(レーザーディスク)のジャケットと、
DVDのパッケージを。
この絵の雰囲気から、何となくどんな映画か想像出来ますでしょうか?
もう、思いっきり簡単に説明しますと、悪のスケクシスに支配された世界で、
善のミスティックス、そして世界の平和の為に重要な、絶滅したはずのゲルフリンの
生き残り、ちょっと気弱(?)な男の子のジェンが頑張る!そんなお話です。
この映画の一番の特徴、それは生身の人間の俳優が全く出てこない、全て空想上の生物だけで
繰り広げられる物語である事です。
CGを使う事など考えられない時代の作品ですから、これまた簡単に言うと人形劇です。
もちろん、場合によっては人が中に入って着ぐるみを使っている場合もありますが、
その技術は素晴らしく、本当に生きているかのような生き生きとした表情、動作を
見せてくれました。当時はロボトロニクスとも呼ばれていました。
正直、話自体はとんでもなく面白い!!
ってな訳では無く、まあ普通に見れる程度の話だと思います。
でも、私は公開当時、一人で一回(とは言っても、その頃は入れ替え制とかは無いので、
余程つまらない場合を除いて続けて2回観ています(笑))、友達に勧めて一回、
地方学生だったので帰省した時にまた一回、劇場で観ました。
又、ビデオ化した時には友達にダ○ングさせてもらい、その後、LDでも発売されたので
最近まではその状態でした。
しかし、当時のビデオ化ではノートリミングは一般的では無く、最近(とは言っても2001年)
のDVD化までは完全な形で観る事は難しい状態だったので、DVDになった時は、
本当に嬉しかったです。
何故、そんなにも観てしまうかというと、やはりその動きが素晴らしく、
ただ観ているだけでも全く飽きません。
しかも、かなり細かく丁寧に作られているので、画面の隅々までが綺麗で楽しめます。
もし、観る機会がありましたら、可能な限り大きな画面で観る事をお勧めします。
ちなみに、日本ではこの絵↓が一番有名だと思います(他でもそうかも知れませんが)。
LDに封入されているものから持ってきましたが、パンフレット、ポスター、前売り券、
小説版の表紙等にコレが使われていて、前売り券を買うとこの絵のパズルが貰えました。
全部残してるはずなのですが、多分;^^)
さて、こんな風に私にとってはかなり思いいれのある映画なのですが、
同じくLDに封入されている、キャスト関係の一覧を見てみましょう。
どうでしょうか。知った名前はいたでしょうか?
ゲルフリン族のジェン、スケクシー族の侍従長、それぞれのキャラクター操作の所を
見て下さい。
ジム・ヘンソンとフランク・オズ。
この二人は、他のキャラクターも幾つか操作していますが、それは何故か?
この二人で、ダーククリスタルの監督を共同でしており、ジム・ヘンソンに至っては、
制作やストーリーにも携わっているからです。
そして、この二人はと言うと・・・そうです、あの『セサミ・ストリート』、つまり
『
エルモ』の生みの親でもあります。
私の動画にエルモを出すようになったのは、たまたま隅っこで映っていたからですが(^^)
さてさて、ここまで長~い前振りをして、やっと『萌え』について話しましょう(笑)
ここまで、幾つかダーククリスタル関係の資料を出してきました。
主人公はゲルフリンのジェン、です。
気持ち悪いのやら、変な顔をしたのやら、幾つか描かれているキャラクターの中でも、
比較的人間っぽいまともな感じのキャラクターが居るのに気付かれましたでしょうか?
(ちょっと馬面なんですが;^^)
それが、ジェンです。でも、一人、じゃないですよね?
そばにもう一人いますよね?
そう、それが『萌え』の正体である・・・
ゲルフリンの女の子、『キーラ』です。
済みません、こんな画像しか用意出来なかったのですが、動いている映像を観てもらえば
納得して頂けると思います。
当時は、『萌え』なんて言葉は使われていませんから、素直にカワイイと(笑)
そのしぐさ、表情、どれを取っても本当に『可愛い』のです。
実際、人形の製作でも、明らかに可愛く見えるように作ったらしいです。
何度も繰り返し観てしまうのには、こんな理由が・・・無いとは言えないですね(笑)
最初にも説明しましたが、この『キーラ』も物によって呼び名が少し変わります。
小説版が『キアラ』、LDでは『キラ』になっています。ここら辺のせいで
うろ覚えになってしまったですが、公開当時は『キーラ』で同じだったと思います。
パンフレットを探せれば良かったのですが、どこかに埋もれたままです;^^)
他にも『オーグラ』が『オウグラ』、『ミスティックス』が『ミスティック』等、
その時での違いが結構あります。
最後に今一度、一応今回のメインで締めを(笑)
当初は去年の秋頃の発売でした。海外物は本当に延期がスゴイですね。
今のところ、次の情報は無いみたいですが、他にも色んな魅力的なキャラクターがいますので、
是非、シリーズとして続いて欲しいです。と言うか、主役の二人を差し置くなんて・・・。
ちなみに、あのサイドショーからも数年前に、ジェンとキーラのアクションフィギュアが
発売されていました・・・が、結局購入はしませんでした。
画像は探せば見つかると思います。
数少ない立体物なので、何度も何度も購入を考えたのですが、そのまま今に至ります。
理由は、
Of course not. You're a boy.
当然よ。男だもの。
メーカー:NECA(ネカ)
商品名:チェンバレン アクションフィギュア ダーククリスタル
(商品としての正式名称はよく分かりません。済みません)
定価(税込):2,900円(くらい?)
電池:電池不要
ほんの数日前は幾つか購入可能な所はありましたが、楽天だと今はここだけのようです。
単品のDVDは既に絶版なようです。
今はラビリンスとのこのセット版しか無いようですが、昔の単品版と違い、日本語吹き替えと
特典ディスク等が追加されてるので、プレ値の単品よりこちらの方が良いと思います。
- 2009/06/03(水) 23:34:19|
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