映画です。
今回は、本当に玩具とかそういった物とは無関係です(フィギュアとか出てますが;^^))。
批評とかそういう事がしたい訳じゃなく、気に入った映画、こんな映画が面白かったとか、
そういった事をどうしても伝えたくなった時に。
基本は玩具関係でいっぱいやりたい事があるので、つまらなかった映画をつまらないとか、
わざわざ紹介する余裕は無いです(笑)つまり、ここで紹介すると言う事は、良い悪いじゃなく、
私が相当気に入ってしまった映画、と言う事です(^^)
それと、どんな映画、話においても、初めて観た、聞いた時の感動、感想は二度と味わえない
と思っているので、基本的に本文がストーリーやネタバレの内容にはならない様にしたいと
思っています(それでどう紹介できるか分かりませんが;^^))。
それでは、2回目があるか分かりませんが、1回目は『キック・アス (KICK-ASS)』で(^^)
上で述べたように、ストーリーやネタバレには極力触れないつもりです。ですから、
場合によっては伏字だらけになったり、相当じれったい書き方をするので、読んでいて
イライラする内容になるかも知れません。その点だけはご了承下さいm(__)m
さて、今回紹介する『キック・アス (KICK-ASS)』。アメコミを原作に映画化された2010年の映画で、
日本では同年12月から順次一般公開が始まりました。
まあ、つまり多くのハリウッド映画、全国一斉ロードショーの様な一般受けするエンターテインメント
作品ではなく、正にカルト映画の王道を行く感じで公開が続いています。
現在公開中や未だこれから公開の所もありますし、DVD等も3月には発売されます。レンタルも
開始されれば、多くの人が近い内に観れそうですね(ちょっ~と問題ありなんですが;^^))。
ちなみに、うちの近所では当初公開予定が無くてBlu-rayを待つつもりでしたが、先月末あたりから
2週間だけやってくれたので、何とか劇場で観る事ができました;^^)
それでは、まずは極端なネタバレにはならないと思うので、チラシから。
アメコミの映画化って事で、内容がヒーロー物であるのは想像出来ると思いますが、
『キック・アス』とは、上の緑のジャージに黄色の手袋の彼の事です。
とりあえずここはサラッと流して、一応チラシの裏面も。
「全米初登場No.1!」
「掛け値無しの興奮!この面白さ、超ヒーロー級!!」
「新時代のスーパーヒーロームービーが満を持して日本上陸!」
ここら辺の煽り文句、宣伝文句は無視して下さい。確かに事実もあるし、事実だと言えなくもない。
何かよく分かりませんが、実際に観た後だとどれもこの映画には合わない気がします。
敢えて言うなら、
「掛け値無しのR15+指定!この面白さ、超ヒーロー級??」
って感じでしょうか?誰も観てくれなくなりそうですが;^^)
そうなんです。この映画、実はR15+、つまり
15歳以上じゃないと劇場では観れないんですよ。
何故R15+指定なのか?って話の前にここで再びチラシからですが、
「特殊能力ゼロ、モテ度ゼロ、体力微妙-なりきりヒーローが世界を救う」
世界を救うとは大袈裟ですが、私の事前知識はこんな感じでした。ですから上の4人の
コスチュームを見て、ギャグ?パロディ?「正義の心で悪をKILL」ってなんだよ(笑)
なりきりヒーロー?正義感の強い普通の男の子が頑張って苦労の末に悪を倒す。
それをパロディを交えて面白おかしく映画にしたものだと思っていました。
アメコミにもそれほど詳しくないですし、上の内容からすると慌てて観る必要は無い、レンタルで
借りて観れば十分かな?と。
近くで上映が無かったらそのままでしたでしょうし、正直、ヒット・ガール(一番手前の全身紫の女の子)
のビジュアルに魅かれてちょっと観に行っとくか、がきっかけです;^^)
こう書くって事は、何を言いたいのか想像出来ると思いますが、そうです。全っ然、違いました。
表向きはギャグに見えても、本当は思いっきりハードな内容でした。
私はこの映画が好きです。大好きです。でも、大絶賛はできないし、誰にでも薦める事はできません。
本当にR15+がその通りだ、と初めて思った映画です。
私はライダーや戦隊物をメインにレビューしているので、R15+を額面通りに受け取ると、もしかしたら
ココを訪れて下さっている多くの方が観れないかも;^^)
ですから、本当はこうやって紹介する事自体はばかれるのですが、単純に年齢に即した内容では
ないからダメ!とは思っていません。
年齢制限でよくあるのは、いわゆるエログロ、Hなシーンや残酷なシーンが過度な表現をされた場合
なんかだと思います。この映画に関してもそれに該当する部分はありますが、それ以上に問題に思う
部分がありまして・・・。
その部分が、15歳以上という基準になるのかは分かりません。15歳以上でもダメな人はダメでしょうし、
逆に15歳未満でもしっかりとした考えを持っていれば問題無いと思います。小さな子供達にそのまま
観せてしまうのはダメでしょうが。
その部分は、配給すら危ぶまれた原因にもなっていますが;^^)、その部分があってこそ、その部分
こそが『キック・アス』が『キック・アス』たる所以だとも私は思っています。
恐らく『キック・アス』は、このまま一般受けしないまま、知っている人は知っている、そういう映画の
一本になるでしょう。100%完璧、絶対面白い!今まで出一番の最高傑作!絶対観てね!とは私も
言えません。
でも、いつかは観て欲しい映画です。
そして、この映画を否定もして欲しい。その上でこの映画を楽しんで、好きになって欲しい(^^)
すっごく曖昧で矛盾した事を並べてますよね;^^)
ちなみに私は劇場で一回観ただけですが、3回ほど涙していました(笑)
お涙頂戴のストーリーでは決してないのですが・・・あれ?ここって泣くシーン?と思いながら
ウルウルしてました;^^)まあ、最近は涙腺が弱くなってるのもありますが、未だに色々と
考えてしまう映画でした。今はBlu-rayの発売日を心待ちにしています(^^)
さて、ここで原作となったコミック版について少しだけ。
アメコミについては本当に詳しくないので、ファンの人から見ると的外れな事を書くかも知れませんが、
そこら辺はどうかご容赦を;^^)
今回、珍しく(?)『キック・アス』のアメコミの日本語訳版が発売されています。
もし興味が湧いてしまった場合、問題なのは映画とコミック、どっちを先に?です。
私は映画を観て、それからコミックの存在を知りました。私個人の感想としては映画が先で良かった。
です。
コミックを読んでいて映画は未だの方には申し訳ないですが、書きます。
コミックと映画の違いは殆どありません。
と言うか、コミックを読んでいると、「よくここまで映画を再現しているなあ」と感想が。
いや、本当はその逆になるのですが;^^)
原作と映画、同じ内容の作品であっても、やはり先に知った方に思い入れがあると思います。
だから日本人にとっては馴染みの薄いアメコミよりも、映画の方が好きになりやすいのでは
ないでしょうか。アメコミって、日本のコミックと違って独特の雰囲気があって好みの分かれる
ところだとも思いますし。
正確に言うと、コミックと映画では微妙に設定が異なる部分があるのですが、そこの処理が
映画の方が上手い!と感じ、私の好みだった、という理由もあります。
いずれにしても、映画を観て気に入ったのなら、コミックも読んでおくのをオススメします。
ほぼ同じストーリーであっても、やはり別の物です。ただ、コミックの方がもしかしたら
よりショッキング・・・かも?;^^)
コミック版は、トップの画像の物がそうです。店頭で普通に売っているのかは分かりませんが、
このようなリーフが1枚入っているので要確認です。
この裏面には、コミックの中で使われている用語等についての説明が記されているので、
私みたいにアメコミとか知らない人には役に立ちますよ(^^)
そして、サウンドトラックCDです。
映画のサントラを買ってしまうなんて何年振り?ってくらいに久々で、それだけ気に入って
しまったという事です。
これは輸入版しか出ていないみたいですが、数日待つ程度で普通に買えました。
それぞれ曲の頭に映画の台詞等が挿入されているので、映画のシーンを思い出しながら
楽しめます(^^)
サントラを買った理由は、映画が気に入ったからと言うよりも、観ている間に頭に残って
気になる曲がいっぱいあったからです。詳しくは調べていないですが、カバー曲や昔の
曲も含まれているので、どこかで聴いた事がある曲もあるのかも知れません。
そして、サントラを入手するにあたってちょっと期待していた事があって・・・
期待通りでした(笑)
もしかして・・・のサントラCDのブックレットに、こんなにスチールがあって良かったです(^^)
こういった短期公開の場合、パンフレットとか入ってこない事があり、今回も残念な事に(TT)
上で散々、この映画はああだこうだと書きましたが、実はヒット・ガールにメロメロだった!
ってのはココだけの話でお願いします(笑)
最後はアップのコレと、下に一応『キック・アス』の公式サイトも。
どうしても気になった方はどうぞ!(^^)
映画『キック・アス』公式サイトhttp://www.kick-ass.jp/
と終わるつもりでしたが、明日はニンテンドー3DSの発売日前日。
いよいよ覚悟を決めて・・・ほんの少し、1mmくらい期待して待っていて下さい(^^)
- 2011/02/24(木) 22:41:03|
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