何とか間に合い・・・ました?;^^)
いよいよ本日より全世界同時公開される映画『トロン:レガシー』(しかも3D版のみ
という暴挙!?)、その輸入版のおもちゃを幾つか手に入れましたので、簡単にですが
レビューをしたいと思います(^^)
まずは映画について簡単に。
『トロン:レガシー』、これの元になったのは1982年に公開された『トロン』です。今から28年前、
その当時流行り始めたコンピューターグラフィックスを、世界で初めて全面的に使用した映画として
話題になりました。私が観たのはもっとずっと後の事ですが、シド・ミードのデザインしたライト・
サイクルやそのヴィジュアルにはとても惹かれるものがありました。
現実世界の人間がコンピューターの世界に入り込んでしまい、擬人化したプログラム達と闘うという
ストーリーは、ちょっと子供騙し的な内容(ディズニー映画と言ってしまえばそれまでですが)で、
傑作と呼ぶには程遠いものです。でも、快作・・・くらいとは言っても良いんじゃないでしょうか?
個人的には割りと好きでDVDも持っていますし、『レガシー』が公開されると知ってからも3回は
観ています(笑)(あーでも、ツマンナイって意見の方が多いかも;^^))
で、今回の『レガシー』、結構最近までずーっとリメイクだと思っていました;^^)
なんと約30年経ってからの正当な続編なんですね!
これには驚きました。
あんまり事前に情報を知りたくなかったので勘違いしていたのですが、フリンと言う名前、
どっかで見た事のある俳優・・・あれ???って感じでした(笑)
(恐らく)ネタバレにならないであろう事で私が知っている事、主人公のサム・フリンは、前作の
主人公ケヴィン・フリンの息子です。そしてケヴィンとその友人アラン(前作で「トロン」と言う
セキュリティープログラムを作った人)は同じ俳優がやっている事。
同じ俳優が出るって、そのまま時間が流れて行っているのはちょっとスゴイですよねぇ(^^)
前作を観ていなくても十分楽しめそうですが、時間があれば観ておくと良いと思います。
個人的には、ちょっと変わった効果音なんかが昔と同じままなのか?とか気になりますね。
それでは、ここからが本題です。
まず初めに断っておきますが、『レガシー』のおもちゃ類は日本での正式な取り扱いは無いそうです。
ですから、全て輸入トイを扱うショップで購入しました。こういった海外物に強い某トイメーカーで
扱う予定があったらしいのですが、中止になって残念です。少しは売れると思うんですけど・・・。
最初は、恐らく一番人気のライト・サイクルから。(GIF画像)
ほぼ正確な商品名は、
DELUXE LIGHT CYCLE:SAM FLYNN
DXライトサイクル:サム フリン
4,000円前後で、LR44×3が付属しています。
腕、頭以外は無可動のサムのフィギュアが付属しています。ちなみに、トップの画像は後述する
3.75インチのフイギュアを使用しています。
ハンドル近くのボディ右横のスイッチ等で音と光が楽しめるのですが、3個のLEDを使用していて、
実際には幾つかのパターンで光と音声が楽しめます。
本当は動画で紹介したかったのですが・・・上のGIF画像はたまたま前後ホイール、ボディの
3箇所が点灯した瞬間を撮影したもので、本当は音と連動した綺麗な点滅をします。
ボディ裏のスイッチ部分です。
殆どのアイテムが『I』、『O』、『E』の3つを選択出来るようになっています。が、どのアイテムの
説明書にもこの事について全く触れられていません;^^)
なので想像になりますが、『O』はオフ、電源オフで、『E』はエンター?の電源オン状態です。
そして『I』はインタラクティブ?だと思いますが、これも電源オンです。
つまり、『I』と『E』で2種類があるのですが、『E』の方は通常の電源オンと考えて下さい。
押しやすい位置にあるスイッチで反応し、デモっぽい事や長めのパターン等、それぞれのアイテムに
あるようです。
『I』は、そのアイテム本来の遊び方をする為のモードのようです。
実はこのライト・サイクルには、シートの所と、前輪を回転させる事によって入るスイッチがあります。
シートの所は、フィギュアが乗っているかどうかを判断する為で、専用のパターンがあります。
前輪の場合は、そのまま転がし走行をさせる事によって走行音等が鳴り、さらに早く転がすと甲高い
音へと移行しスピードが上がったような感じになります。
ただ、前輪を回すとボディ中央のタービンらしき物も回転するギミックのせいか、すごく抵抗があって
なかなか大変です;^^)
他には走行中にボディを傾けたりしてもパターンが変わるらしいのですが、ハッキリと確認する事は
出来ませんでした。時間に余裕が無いせいもありますが、パターンを確認し辛いのも動画にしなかった
理由です。
他にエアブレーキらしき物が、リアの3箇所で開きます。(GIF画像)
デジタルな世界に空気のような物があるのかは不明ですが、パッケージに書かれていたので。
映画で要確認です(笑)
次はビークルに乗せる事が出来るサイズのアクションフィギュアです。
当然映画は未見なので、とりあえずメインっぽい3体です。(GIF画像)
左から、
CORE FIGURE
3.75inch Basic Figure Series 2
:QUORRA
3.75inch Basic Figure Series 1
:SAM FLYNN
:KEVIN FLYNN
3.75インチのコア・フィギュアと呼ばれるシリーズで、クオラ、サム・フリン、ケヴィン・フリンです。
1,800円前後で、なんとこれにもLR41×3が付属していて、背中のスイッチを押すと数秒間発光します。
(ケヴィンの実際の発光はもっと弱いです。私の撮影の仕方が下手で済みません)
背中のスイッチは、ディスク部分の真ん中がそうです。
このスイッチが、各ビークルと連動して押す事が出来るようになっています。
実はトップの画像のサムは、本体がこのアクションフィギュアで、頭だけライト・サイクル付属の物に
交換してあります。一応、この事は説明書にも書いてあります。
まあ、連動と言っても、ライト・サイクルと背中が接触する部分を上に少し持ち上げて離すと、
スイッチが押されるだけなんですが;^^)
アクションフィギュアとしては、発光ギミックの為に腰の可動は無いものの可動箇所は多い方だと
思います。ただ、可動範囲は少なめなのと、股関節がボールジョイントではなくリボ方式なので、
ポーズを付けるのはちょっと面倒です。
次は、前作とほぼ同じデザインのライト・サイクルです。(GIF画像)
LIGHT CYCLE:KEVIN FLYNN
ライトサイクル:ケヴィン フリン
3,000円前後で、これもLR44×3が付属していますが、音は無く発光のみです。
(これまたかなり光っていますが、実際はもっと弱く、白く光ります)
スイッチは右側面の三角部分で、『E』では最後に少し長く発光し続けます。『I』は主に点滅で、
フィギュアを乗せた時に押されるスイッチでは少し違う点滅になります。
フィギュアはこんな風に寝そべった状態で乗せま・・・
すが、今回のフィギュアでは上手く乗せる事が出来ず、コックピットを閉じる事が出来ません;^^)
旧ミクロマンと、比較的小柄なクオラとの比較です。
クオラの場合は強引にやれば何とか納まりますが、肝心のフリンはおろか、ケヴィンもキツイです。
関節は多いのですが、脇を締められなかったりするのが原因のようで。もしかしたら映画のフリンは
違う格好で乗る可能性もあるので、それ待ちでしょうか?
ただ、デザインはやはりカッコイイので、新旧で並べると良いですね(^^)
次はちょっと大型の2シーターのビークルです。(GIF画像)
DELUXE LIGHT RUNNER
DXライトランナー
4,000円前後で、これは単三×3が付属しています。これも発光だけですが、フロント、リア、
センターの3箇所のLEDが綺麗です。
リアからの画像です。(GIF画像)
スイッチはリア右上面の四角い部分ですが、真っ黒で分かり難いですね;^^)
これもケヴィンのライト・サイクル同様で、『E』と『I』でパターンが異なります。
また、フィギュアを乗せた時に押されるスイッチは背もたれの部分にあり、フィギュアの背中の
出っ張ったディスク部分で押す事になります。が・・・
左がケヴィン、右がミクロマンですが、これも今あるフィギュアでは・・・。
ケヴィンは軟質の服が邪魔しているせいもありますが、他のフィギュアも腿の上がる角度が足りなく、
非常に乗せ難くなっています。
フィギュア自体が軟質(PVC)なので、ある程度強引に押し込めという事なんでしょうか?
他のギミックはこんな感じです。
ライトランナーは、バギータイプという事でこんな風にフロントをひねる事が出来るようです。
また、左右のボンネットを開けるとレーザー砲(?)が飛び出てきます。
発光以外のギミックも結構遊べるのと、無人状態でもカッコイイので気に入っています(^^)
そして今回の最後は、最もインパクトがあり、最も動画として紹介したかったコレ(中央)です。
12inch Figure:
ULTIMATE SAM FLYNN
8,000円前後のサム・フリンの12インチのアクションフィギュアで、LR44×3が付属しています。
アクションフィギュアとしての可動はこんな感じです。
首、胴は無可動で、股関節の可動にはかなり制限がありますが、手は親指を除く4本まとめてですが
可動しますし、足首もなかなか良く動きます。
また、背面へのディスクの装着もきちんと再現されています。(GIFアニメ)
このディスクは金属製で、結構重いです。
そして、これが例のバトンの正体、バトンです(笑)(GIFアニメ)
右腿には磁石が仕込まれているので、このように何も無いところに装着可能になっています。
ただ、これまたバトンが金属製で重いので落ちやすいですし、きちんとしたガイドが無いので
クルクルと回転してしまう事も;^^)
他にもこのバトンから派生した武器(刀他2種)が付属し、バトン部分は金属製になっています。
そして、ここからが重要。このフィギュアのウルティメイト(究極)と言われる所以、それは・・・
発光と音声に関係するのですが、本当に済みません、ここだけは何としても動画にするべきでした。
お腹のスイッチを押すと、『E』ではラインと顔が点灯し、ランダムで台詞を喋ります。
『I』の場合は最初はラインだけが点灯し、もう一度押すと顔の点灯と台詞になります。
これだけだと、どこが究極?と思われるでしょうが、『IMPULSE PROJECTION』という物が使われ、
台詞に合わせて顔が動くのです!(GIFアニメ)
要は口元の開き方が違う顔の画像が3~4種くらい用意されていて、それが台詞に合わせて
変化するので、本当に喋っている錯覚を感じさせるようになっています。
動きが速くGIFアニメ用に画像を用意するのは不可能でしたので、上手く伝えることが出来なくて
申し訳ありません。
ただ、やはりそこはアメトイ?その元の顔の画像が悪いのかセットの仕方が悪いのか、
顔全体の動きを見てしまうと結構上下のズレや歪みがあって、ちょっとお粗末です。
それでも、この動きが面白く、未だに飽きずに暇を見つけてはボタンを押しています。
多分、今回の中で一番多くボタンを押しているのがコレです(笑)
ちなみに、内側から曲面へ投影しているようなので、横からみても違和感は少ないです。(GIFアニメ)
7インチのフィギュアにも同じ技術が使われているそうなので、少し安い(3,000円前後)
そちらを選んでも良いかも知れません。
以上、『トロン:レガシー』のおもちゃを一気にレビューさせて頂きました。
パッケージ画像無し、個別画像も減らし、可動部等の画像、説明も極力少なく、動画も無しに
したにもかかわらず、結局は映画公開初日となってしまいました。
元々の『トロン』が好きだったので、公開前におもちゃを集めてしまったのですが、
ビークルはどれもお気に入りですし、喋って表情の変わるフィギュアは楽しいです。
もちろん、ライダーやウルトラの映画も楽しみですが、『レガシー』も早く観たいですね。
それにしても今回のレビュー、動画と変わらない労力をかけてしまったような・・・;^^)
- 2010/12/17(金) 02:06:35|
- 映画関係
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6