知っている人も、知らない人も、とりあえず観て下さい;^^)
どうだったでしょうか?
最初の部分は、意図してああなったのでは無いですが、結果的に大爆笑ものに(個人的には)
なってしまいました;^^)
あまりにも浮いた感じになったので、本当はカットする事もかんがえたのですが、
OPを再現しようとするとどうしても外せないので、結局そのままにしました。
もしかしたら、作品を知っている方には、余計に不評かも・・・・
その作品について少し説明を。
『大鉄人17(ワンセブン)』は、石ノ森章太郎原作、東映製作で1977年に全35話が放映され、
タイトルの巨大ロボットである17(ワンセブン)が活躍する特撮テレビ番組です。
東映の巨大ロボットが登場する特撮と言うと『ジャイアントロボ(1967年)』がありますが、
17の翌年にレオパルドンの登場する『スパイダーマン』、その翌年に戦隊で初の巨大ロボが
登場する『バトルフィーバーJ』と続く為、まさに今の戦隊ロボの元祖と言っても良い存在だと
思います。
番組自体は全35話といかにも打ち切りっぽい話数ですが、実際、途中で路線変更が行われ、
キャラクターの追加や17の変形パターンが追加(と言っても大して変わらない)されたり
しています。
しかし、何故かそのおもちゃである『超合金』がバカ売れしたらしく、マジンガーZ以来の
大ヒットで166万個が販売されたそうです。
私は「おもちゃから卒業しなさい」とかよく言われている微妙な時期で、当時は買う事が
出来ませんでした。
今回の動画で使用した前半に登場するものは、
『DELUXE超合金 永遠の名作今よみがえる!! GA-81 大鉄人17』で、1984年に2,500円で復刻(実際は再々販くらい?)されたものです。
(ちなみに初版は1977年に2,200円で販売)
いわゆる『永遠の名作』版と呼ばれる物で、この時にはパッケージを変えて他にもいくつか
超合金が復刻されています。
実は、この頃は既に超合金等を集め始めていたので、この時の復刻版は殆ど買っています。
超合金魂化等の機会があれば、また紹介したいですね。(だ、ダイモス・・・;^^)
と、言う事で、DX超合金と、比較的最近になって新規に作られた『超絶自動変形』の
レビュー動画を作ってみました。
何故今このタイミング?っていう疑問はあると思いますが、それは後ほど(^^)
まずはパッケージから。
初版の超合金のパッケージは劇中の画像等が使われる事が多かったのですが、『永遠の名作』版は
真ん中に実際の超合金の画像が使われた同じ様な感じのパッケージです。
他ではバックが白いのに、17だけは金色なのは大ヒットしからでしょうか。
1999年に発売された『GD-17 超絶自動変形 大鉄人17』です。
この頃は既に、昔の超合金を今の技術で作るとどうなるか?をコンセプトにした『超合金魂』と言う
ブランドが誕生していましたが、今回はあくまで『超合金』。
その理由は、とにかく凄まじい『自動変形』の為です。
入手の難しい当時品や、超合金魂化を願っていた人にとっては、この商品は不評みたいですが、
私は文句無く、大好きな一品です(^^)
たった一つのモーターの動きで、これだけの事をしてしまうのは何とも不思議で楽しいです。
ただ、一つ欠点があり、それは肝心な動作部分での故障がある事です。
ちょうど約一年前にその話を知り、まさかそんな事は・・・と思って動かした時には大丈夫でした。
しかし、その翌日に再び動かした時にはモーターの空回りの音が。
原因はモーターに付けられたピニオンギアが割れていた為でした。
古いおもちゃではたまに同じ様な原因で動かなくなる物がありますが、恐らくこの『自動変形』も
かなりの確率でこれが原因だと思います。
実は、その後直ぐに分解して修理をし、その過程を動画等に残してありますが、そのまま編集を
しないで今日まで来てしまいました。
今回それを一緒に説明する予定もしていたのですが、やはり長くなりそうなので、またちょっと
延期です;^^)
修理の方法はそんなに難しくは無いですが、気を付けなければならない点もありますし、
壊れたまま放置するには勿体無いです。何れ、きちんと説明したいと思っています。
(ただ、圧倒的に需要は少ない機がしますが;^^)
DX版のセット内容です。
付属品は、ビニールの袋にまとめて入れられています。
昔の超合金は、本体以外は殆どこんな扱いです(笑)
自動変形版のセット内容です。
きちんとそれぞれに収納する場所が設けられています。
付属するマシンは、一部組み立てが必要な部分がありますが、17本体に組み立ては必要ありません。
電池さえあれば、直ぐに動かす事が出来ます。
再び、DX版の付属品です。
この頃は、ロケットパンチやミサイル等の飛ばして失くしそうな物はもちろん、他の小さな部品も
必ず予備が一緒にセットされています。
左右の手首×2、マシン3種×2、グラビトンの弾×5!!すごいですよね;^^)
幼少の頃に買った超合金も一部残っているのですが、箱等は捨てて、遊ぶ為に必要な付属品だけは
きちんと一通り残しています。
ただ、当時は邪魔に思ったのでしょう、予備の分は全て捨てて、各一個ずつ(笑)
付属する3種のマシンです。左の無塗装がDX版、右の彩色された物が自動変形版です。
上から、サブマシン、シグコンタンク、シグコンジェットです。
自動変形版は、車モードと飛行モードの2種のサブマシンが付いています。
ポピニカも持っているので、機会があればいつかまた。
DX版の17です。
劇中の着ぐるみと比べると顔とか細部が異なる部分があるのですが、それでもなかなか
良い出来だと思います。
お腹のグラビトン発射装置の付け替えは必要なものの、単純ですが三段変形も完璧にこなすので、
今でもお気に入りの一つです。しかも変形の都合上、腕の可動が優れているのも良いですね。
自動変形版です。
DX版と比べると塗装や造形など劇中に似せてはいますが、基本的には拡大版みたいな感じです。
それと、自動変形の都合上、グラビトンは再現されていません。
DX版と自動変形版の顔のアップです。
17の眼は本当はとっても重要な部分で、市松模様をまるでルービックキューブの様にいくつもの
塗り分けがされています。
どちらも、このサイズでは仕方ない事かも知れません。
大きさ比較です。
自動変形版で約25cmの高さなのですが、合金製なのは足首だけ!
まあ、自動変形の都合上は仕方ないかも知れませんが、DX版が腕、頭等以外の殆どが
合金である事を考えると・・・ちょっと物足りないでしょうか。
さて、ここからが基本の『要塞ワンセブン』。
そして、『飛行ワンセブン』。
まあ、殆ど違いは無いのですが(笑)
劇中通りの変形をこなす、この点がヒットした理由でしょうか。
今だと、正直、ただ固まりになっただけで何これ?って思われるかも知れませんね。
でも、何か不思議な魅力があるんですよね。
ちなみに、DX版の説明書やパッケージでは、アンテナと尾翼の状態が間違っているので、
注意が必要です。
分かり難いので、上から撮った『要塞ワンセブン』と、
『飛行ワンセブン』です。
要塞と飛行の差異は殆どありませんが、それでもどちらへも変形させてしまうんですよね。
そして、番組後半から登場した『戦闘飛行ワンセブン』。
要は背中だけ『飛行ワンセブン』になっている状態です。
17の各モードについては主題歌の歌詞にも出てくるのですが、当然これは出てきません。
ちなみに、この状態は着ぐるみの時の『戦闘飛行ワンセブン』です。
ミニチュアを使った時は、ほぼ真上に腕を上げているので、何とか自動変形版でも・・・
再現可能なのですが、この画像を見て驚くのは自動変形を持っている人だけかも?
恐らく、自動変形17を持っていても、腕がここまで上がる事を知っている人は少ないのでは?
実は私もこれを知ったのは、修理する為に分解した時です。
自動変形の都合上、肩部分の可動は無いと思っていました。
しかし、良く確認してみると、きちんとクリックが在り、肩を回転させる事が出きます。
但し、良く画像を見てもらうと分かるのですが、肘が回転しています。
これは、内部が固定されたまま肩が回転しているので、連動して肘が回転している為です。
肘の回転は360度出来る様にはなっていなかったので、この状態で変形ボタンを押すのは
止めた方が良いと思います。
流石に完全に構造を確認出来た訳では無いので、壊れない保証はありません。
以上、DX版と自動変形版の『大鉄人17』を動画を作ってレビューした訳ですが、最初の疑問、
何故今このタイミング?
の理由、それがコレです(^^)
何だか分からない人が多いと思いますが、実はこれ、全高60cmの巨大モデルです。
いわゆるジャンボマシンダーサイズです。デカイですよ(^^)
動画内にもちょこっと映しましたが、あれは自動変形版を拡大して貼り付けた物で、大体の
大きさのイメージです。
この画像は、
(株)ジーマから6月に発売される『アルティメットコレクション 大鉄人17』で、
一応きちんとお断りをして使用しています。
詳細は
(株)ジーマhttp://www.zeem.biz/
でも確認出来ますが、メールで質問した返事には、肩の可動以外に肘、手首も可動するので、
結構遊べそうです。流石に三段変形は無理ですが、『戦闘飛行ワンセブン』には出来るみたいです。
発売元がプレックス(戦隊ロボのデザイン等で有名?)、販売代理店がジーマなので、
プレックスの製品として一般のお店にも流通するみたいです。
ただ、ジーマ直販だと『ロボター』(17の中で動く人間大の修理ロボ)がおまけで付くので、
気になる方は注意が必要です(4/30まで受注)。
安いお店を探すか、『ロボター』目当てに直販か・・・。
定価が31,500円とちょっと高めなので、悩みどころですね;^^)
私は・・・DVDを買うくらいワンセブンが好きなので(^^)
メーカー:バンダイ
商品名:DELUXE超合金 永遠の名作今よみがえる!!
GA-81 大鉄人17
定価:2,500円
電池:電池不要
発売:1984年
メーカー:バンダイ
商品名:超合金
GD-17 超絶自動変形 大鉄人17
定価:12,800円
電池:単3×2(別売)
発売:1999年
プレックス アルティメットコレクション 大鉄人17【6月予約】
- 2010/03/16(火) 23:23:31|
- 超合金系
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