
『
リアルアクションヒーローず 仮面ライダーW(但し、1/1)』に続いて、
またまたヒーローショーにて写真を・・・
ってのはもちろん冗談ですが、やっとレビューする事が出来ました。
いやあ、ここまでホント~に長かった;^^)
最初に、
『
RAH No.300 ブルース・リー 『燃えよドラゴン』』
で、まずRAHを知って頂き、
『
RAH(REAL ACTION HEROES/リアルアクションヒーローズ)とは・・・』
では更に素体等について私の知っている限りの事をお伝えしました。
そしてバレバレでしたでしょうが、その次回予告にし、本当のホントにず~っとレビューしたい!
と思っていたのが、この『PROJECT BM! No.24 仮面ライダーキバ(キバフォーム)』です。
ちなみに『PROJECT BM!』とは、皆さんご存知バンダイとRAHのメディコムがコラボをして
商品展開をしていくシリーズで、色んな種類の商品が出ているのですが、実際にはその殆どが
RAHであったりします。
ですから本当は『PROJECT BM!』≒『RAH』、こんな感じですね。
さて、前にも言いました様に、私はRAH、PROJECT BM!(以降は、PBM)をしばらく買うのを
止めていました。
一番最後に買ったのがウイングマンのVer2.0(2008年5月発売)なので、それから1年以上経って、
遂にまた買ってしまったのが、今回のキバです。
『仮面ライダーキバ』、私は作品としても結構好きなのですが、やはりそのデザインに惹かれ、
どうしても買わずにはいられなかったのです。
それでは、発売から大分経ってしまいましたが、キバを紹介したいと思います。
いつもの様に可動部、可動範囲等の内、基本的に共通部分は省略しますので、予めご了承下さい。
まずはパッケージです。

表がヘルズゲート開放状態、裏がウェイクアップ・フエッスルを構えたポーズです。
何れも劇中のスーツではなく、PBMキバの実物写真です。
これを見ても、そのデキの良さが窺えると思うのですがどうでしょう?
(まあ、サンプル状態の写真でしょうけど;^^)
又、初回限定の購入チケット付きの説明ステッカーが直貼りされています。
昔は、シュリンクパックがされていて、その上にステッカーが貼られていましたが、
最近は直貼りみたいです。ちなみに、初回以外は・・・まずありません(笑)
すっごくたまに再販はありますが、普通は99%無いと考えた方が良いシリーズです。
ちなみに、限定アイテムは『PBM 紅 渡』で、昨年末(12/31)が締め切りでした。
価格は、16,950+840(送料)=17,430円です。結構お高いです;^^)
ウィンドウパッケージを開いた状態と、中のセットされた状態です。

これ以外に、いつもの透明スタンドが付属しています。
又、パッケージ状態の手首は、本当は一番上の物が最初は付けられています。
付け直し忘れました;^^)
今回付属する、全手首です。

上段の左2つが握り手、右2つが開き手(最初は本体にセットされています)で、
下段の左2つが決め手、残り一つがキバット持ち手(右手のみ)です。
キバット持ち手とカスタマーサービスシート上は記されていますが、実際はフエッスル用です。
もしかして持てる?と確認してみましたが、この形でキバットを持つのは無理ですね。
RAHの手首に関しては、造形以外にも色々な仕様があります。
素体の板状の手首に被せるグローブタイプ(主に昭和のウルトラマン、仮面ライダー等)、
今回の様に手首に直接ジョイントが付いているもの等があります。
その場合にも、手首に直接可動軸が設けられいて可動方向が固定なものと、手首とジョイントが
別パーツになっていて方向を自由に変えられるものがあります。
前者は、ブルース・リーの様に生身の人の手の場合が多いようです。
今回のキバは後者で、様々な方向に手首を動かす事が可能になっています。
ヘルズゲート開放状態を再現する為のオプション一式です。

足首に近い部分のカバーが別パーツになっているので多少は動きますが、あまり意味は無いです。
可動の為と言うよりも、造形上の都合なのかも。
足底にはきちんと魔斬口(まざんこう)が再現され、紅い魔皇石もあります。
交換は、足首とスネカバーを外して丸ごと取り替えます。
素体の足首は2組分あるので、靴だけを取り替える様な面倒な事は必要ありません。
キバ本体です。

劇中のスーツをとてもよく再現していると思います。
左右対称のデザインもカッコイイですね。
素体と胸部アーマーのデザインの都合上、腕を真下に下ろせないので、
脇が開いたままになってしまうのがちょっと残念ですね。
ヘルズゲートを開放した状態のキバも、少し角度を変えて。

右足首と両手首のリング状パーツ(バランサー・アンクレットとキングブレス)は
別パーツになっているので、可動の妨げにはなりません。
但し足首に関しては、靴自体が素体の関節部を覆ってしまっているので多少の制限があり、
特に前後可動が厳しくなっています。各部のソフビ部分が多少硬めなので、仕方ない部分であります。
スネカバーを外した状態です。

足首を外してからカバーを取るのですが、比較的楽にスポッと取る事が出来ます。
下の黒いスーツ部分はピッタリしているので、取り付ける時に一緒にずり上がる心配は
あまりありません。
頭部のアップです。

キバの顔は結構難しいと思うのですが、かなり良い感じではないでしょうか?
頭部はプラ製(ABSでしょうか?)なので、非常にシャープな造形がされています。
ただ、額の緑の部分(キバでは何と言う名称なんでしょう?)が塗装なんですよね。
RAHの場合、一応実物がクリアの場合はクリア、塗装の場合は塗装で再現するので、
間違った処理はしていないと思うのですが・・・。
ちょっとアップの資料が見付からなくて、確認が出来なくて申し訳ありません。
それでは、マスクコレクションのキバと比較を。

もともとマスコレのキバはデキが良いと思っていたのですが、こうやって並べて比べると、
殆ど同じ造形がされているのが分かります。
しかも、細部のモールド(眼の上の紅い部分)はマスコレの方が細かい・・・。
但し、眼(キバ・ペルソナ)のダイヤ型モールドがちょっと大きいのと、頭部自体が
一回り以上大きい事(上の画像は、比較の為にサイズを合わせています)が惜しいです。
でも、低価格のマスコレも侮れませんね(^^)
キバットベルトのアップです。

おもちゃ的なギミックを仕込む事はあまりないRAHですが、今回はきちんとキバットバットIII世
(以降は、キバット)を取り外す事が出来ます。
小さな足(キバットクロー)の部分を引っ掛けて、劇中同様に下に降ろすのですが、キバットに磁石、
ベルトに鉄板が入っているので、パチンと気持ち良く固定されます。
キバットです。

眼(キバットスコープ)もクリアパーツが使われ、非常に再現度が高いです。
ぐるぐるの眼もよく分かります。
ただ、裏面が・・・。本来は黒ですので、見えなくなる部分ですが、残念な点です。
それと、翼(キバットウイング)の開閉は出来ません。
そして、キバ本体の鎖(カテナ)部分は金属製なので、この様に取り付ける事も。

ベルトの両サイドに取り付けられたフエッスロットです。

きちんと6個のフエッスルがセットされていて、小さいながらも全て取り外す事が可能です。
フエッスルはかなり小さな部品なので紛失が恐いですが、しっかりと固定されるので、
ちょっとやそっとで外れてしまう事はありません。
逆に取り外す時の方が固過ぎて、破損が恐い(笑)
あまり意味は無いですが、せっかくですのでサイズ比較を。

一番大きなのは、もちろんDXベルト付属のものです。
下の真ん中辺りのがS.H.フィギュアーツのイクサ用のもので、右の少し大きいのが
今回のウェイクアップ・フエッスルです。
ついでに、ウェイクアップ同士をサイズを合わせて比較すると・・・

左が今回のPBMのものですが、なかなかよく再現しているのではないでしょうか?
塗装がはみ出してるっぽいですが、まあこのサイズですから;^^)
もちろん、キバットにフエッスルを咥えさせる事も出来ます。

ついでに、スーツの黒く浮き出た部分(ブラッドベッセル)は、立体プリントで再現されています。
柔らかいゴムかソフビの様な材質です。
ちなみに、膝裏のこの部分が少し剥がれていたので、交換してもらいました。
ちょっと注意した方が良い部分ですね。
胴体のアップも。

腕のカバー(ドランメイル)なんかも同じ様な構造で、劇中スーツをよく再現していると思います。
首はこんな感じで上を向く事が出来ます。

首のブラッドベッセルは立体プリントではなく、スーツ自体で再現しています。
又、この部分が干渉するので、うつむくポーズはちょっと厳しいですね。
肩のアップです。

金属製のチェーンが良い感じです。
この部分は、時々絡まっている事もありますが、慎重に扱えば元に戻ります。
肩(プテラ・プレート)と胴体のシルバーの部分(キングシンクレット)は、裏側を布で
繋いでいるので、それほど可動の妨げになる事はありません。
ノーマルの足底です。

特にモールドは無く、いつもの様にここに色々な表記がされています。
又、まっ平らでは無く、微妙にうねりのある足底になっています。
それでは、ここから色々なポーズで紹介していきたいと思います。
まずはオーソドックスな感じで。

左右の股の開きは、大体このくらいが限界です。
最近のRAHの傾向として、昔の様に背中にチャックがあって、スーツを脱がせたり出来る様には
なっていません。完全なスーツの再現と言うより、切れ目の無い、見栄えを重視した仕様みたいで、
スーツ自体もかなり素体にフィットした状態が多い様に思います。
今回のキバに関しては、ダークネスムーンブレイクで思いっきり脚を上げる為か、比較的に
股間周りがゆったりしているのと、スーツが多少伸縮性があるおかげで、意外と下半身の可動は
広くなっています。
但し、飾っておく時は素立ちが基本なのは変わらないので、派手なポーズのまま飾っておくのは
厳禁です。
腕を顔の前でクロスさせるポーズです。

基本はダークネスムーンブレイクの時に見せるのですが・・・それ以外でもしませんでしたっけ?
(本当はキバットは飛んでいるので;^^)
パッケージの裏にもこの画像があるのですが、どう頑張ってもここまでしかクロス出来ませんでした。
やはり、胸のアーマー部分が邪魔になってしまいます。
パンチ前のポーズ。

キバのイメージとして、グーの状態はパンチくらいしか思い浮かばなかったので;^^)
そして、これはよくやりましたよね。好きなポーズの一つです(^^)

実は、このポーズは無理だと思っていたのですが、意外と動いてくれて良かったです。
で、ちょっとカッコ好かったので後方からも。

ちょっとセクシーなお尻じゃないですか?(笑)
そして、『
ウェイクアップ!!』

左は、トップでも使ったポーズをちょっとだけ違う角度から撮ったものですが、
実はフエッスルを持つ手首を使っているのにきちんと持つのが難しい・・・;^^)
ちょっと親指と人差し指の間隔が広くて、引っ掛ける感じにしか出来ません。
本当はフエッスルの端っこを持ちたかったのですが。
多分、ドライヤー等で温めて形を整えれば一時的に持つ事は可能だと思います。
完全なパーの手は付いていないので、決め手を使って再現。

この角度だと、手首の隙間が目立ってしまいますね;^^)
ヘルズゲートの開放!

スネの部分は本当はもっと上まで上げる事が出来ますが、足首を曲げているので、
その隙間を隠す為に下げ気味にしています。
そして、飛び上がる前のハイキック状態へ・・・

このポーズは、スーツの事を考えるとかなりヒヤヒヤもんでしたが、何とかそれらしく出来ました。
流石に自立は難しいので、ちょっと壁に寄り掛かっています。
『
ダークネスムーンブレイク!!』

とは、叫びません;^^)
スタンドは付属のものではなく、他のメーカーの物を使っています。
以上、『PROJECT BM! No.24 仮面ライダーキバ(キバフォーム)』でした。
久々に買ったメディコムのRAH(≒PBM)ですが、その造形のデキの良さに非常に満足しています。
ですが、実はそれ以上に感動したのが、素体の動かし易さです。
久々のRAHは、各関節がか~な~り~スムーズに動かす事が出来るようになっていました。
(ネタや冗談ではなく)
まるで、アナログからデジタル放送に切り換えた時くらいの衝撃でした。
以前のRAHは、関節を動かす時には少し引っ掛かりがあってから動く様な感じで、関節部分に
凄く負荷が掛かっているのが伝わってくるようで、結構不安なんですよね。
ウイングマンなどは、未だに腕を水平に上げる事が恐くて出来ません。
しかし、今回のキバでは滑らかにスーっと動く感じで、不安があまり感じられません。
もちろん油断は禁物で、普通のアクションフィギュアの様には行きませんが、それでも
以前よりかなり安心して動かす事ができました。
特に、複雑な構造の肩の部分も、それ程意識しないで動かす事が出来るのが驚きです。
(本当は驚いていたらいけない事なのですが;^^)
ですから、本当は発売直後くらいに紹介をしたかったのですが、やはり見えない内部構造を
知っていないと扱い難い商品である事に変わりは無いので、先にそれをお伝えしてからの
レビューとなってしまいました。
今回は、その点が本当に申し訳なく思います。
キバ以降は、ちょくちょくまたRAHに手を出し始めたので、需要があれば順次レビューをしたいと
思っていますが、なるべく早くリアルタイムでやりたいですね。
で、終わるつもりでしたが、付属品以外の手持ちの物を使って少し続きを・・・
まずは、やはりこれは外せないでしょう(^^)

大体10cmに満たないくらいの大きさの木製(?)のバイオリンです。
以前にみやげ物屋みたいなところで別の目的で買った物ですが、たまたまほぼ1/6サイズなんですね。
金額は1,500円前後かそれ以下だったと思います。
まさかここで使えるとは(笑)
別角度からも。ちょっと変ですが;^^)

そして、バイオリンがあれば、やはり座らせたくなります(^^)

この椅子は陶器製で、かなり前にダイソーあたりで買った物です。
多分、本来は小物置きだと思いますが。
こういう風にスケールの合う小物があると、いざと言う時に使えて楽しいですね。

そして、仮面ライダーは変身直前にベルトを巻く事が多いので、逆に1/6のサイズの
他のフィギュアに使っても楽しめそうです。

ちなみにキバットベルトは、この様に後ろで外す事が出来ます。
但し、ピンの部分があまり丈夫な感じでは無いので、ドライヤー等で温めて柔らかくしてから
慎重に取り外して下さい。
最後は、キバのちょっと変なポーズを;^^)

まあ、何故こんなポーズなのかは・・・言わずもがな、ですよね?(笑)

メーカー:メディコム・トイ
商品名:PROJECT BM! No.24 仮面ライダーキバ(キバフォーム)
定価(税込):19,740円
電池:不要
発売:2009年10月
- 2010/03/09(火) 00:45:16|
- 1/6・300mmサイズ
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