と言う事で、私なりのベルト延長の方法をいくつか紹介したいと思います。
最終的には上の画像の様にするのですが、穴を開けるのでカッターナイフを使いますし、
針、糸、ついでにライターもちょっとだけ使います。
簡単な方法も紹介しますが、改造と言っても良い様な内容も含みます。
そんなに難しい事はしませんが、参考にされる方は、ナイフや火の扱い等には
十分気を付けて下さい。
それでは、延長方法・・・ではなく、いつもの様に長~い前ふりから(笑)
当然、何故ベルトの延長をする事になったのか?なのですが、その前に・・・。
私は、今でこそライダーや戦隊のなりきり玩具を多数買っていますが、実は昔は殆どなりきり玩具を
買っていませんでした。
って言う説明は前にしたかも知れません?が、ちょっと違うので続けます。
ライダーは、リアルタイムで旧一号を最初から見ている年寄りですが、変身ベルトは
買って貰えませんでした。と言うか、ベルト買うなら超合金のロボットを買って貰った方が
嬉しかったんですね。
どのベルトも欲しい事は欲しかったのですが、優先順位を考えると・・・・
バロム1のボップなんか、ギミック的には大した事は無いのにメチャクチャ欲しかったです。
ですから、特撮好きなまま育ったにも関わらず、最初に買ったのはウルトラマン80の
ブライトスティック、そして星雲仮面マシンマンのワープスロットルくらいです。
(両方とも残ってますが、80のは光らない・・・マシンマンは電池が特殊で未確認)
それからずーっと飛ばして2000年に平成の1号ライダー、クウガが始まりました。
うちの相方チキチキちゃんは既に居るのですが、最初から戦隊ロボを集めてるのは知っていた
(部屋に並べてましたから(笑))ので、装着変身とかおもちゃを買う事自体は特に文句を
言われる様な事はありませんでした(小遣いの範囲内でなら;^^))。
戦隊やティガも一緒に見て(見せて?)いたので、当然クウガも。
戦隊はガオ辺りから付き合ってくれなくなったのですが、ライダーは何とか今も見ています。
(要潤がお気に入りだったりするのですが、ディケイドに出てきたライダーは殆ど
覚えてないって・・・;^^))
ですから、クウガのベルトが出た時には欲しいと思ったのですが、結局最後まで買う事は
ありませんでした。
それは、幼少の頃にベルトを持った事が無かったから?と、多分、大人では巻けないと
思ったからです。実際、クウガ、アギトは横幅がほぼ固定なので、確かに買っても
巻けなかったのかも知れませんが。
でも、その頃には殆どなりきりに対して買いたい!と言う気持ちは抑えられなくなっていましたね。
そして、遂にライダーのなりきりに手をだしたのが、次の龍騎のドラグバイザーでした。
・・・ベルトじゃないですね;^^)
メインがベルトだったら、まだ買っていなかったかも知れません。
本当に初めてベルトに手を出したのは、当然?555からです。
555は話も好きだったので買ったのですが、それでもかなり後半になってからです。
映画終わった後くらいだったでしょうか?やはり、まだまだ悩んでいた時期です。
それでも、買った以上、ベルトを腰に巻きたい!と言う想いはありました。
で、やっと本題(笑)
最初にしたのが、多分誰でも通る道?ベルトの後ろをゴムひもで結んでベルトを巻きました。
ただ、これの問題点は、ほぼ長さ固定になりますし、巻くと言うよりも穿くと言う行為に近い動作を
しなければならないと言う事です。
が、何故かこれは比較的あっさりと解決してしまいました。
それは、コレの登場のおかげです!
大人でも巻ける!ファイズドライバーのコンプリートセレクションが出てしまったんですね。
値段はあっさりとはしていなかったのですが;^^)
ちなみにモデルは私じゃなくて相方で、買って直ぐの時です。部屋は見なかった事に(笑)
ファイズドライバーは、かなり気に入っていたので買ったのですが、再び沈黙へ。
次に買ったのはカブトのカブトゼクターでした。
この時は、どういう理由か忘れましたが、発売と同時に購入!
そして、やはり腰に巻こうとしたのですが、ファイズの様にコンプリートセレクションが
出たとしても早くて番組終了後(未だに出ていませんが・・・)、それまで待てない!
しかし、前の様にゴムひもでの固定は・・・。
と言う事で、2番目に実行したのがこの方法でした。
どこで見たか忘れましたが、当時ネットで見付けたやり方です。
実際に巻く事が出来るベルトと、ライダーベルトをくっ付けて巻く、と言う方法です。
くっ付ける方法は色々ありますが、今はやっていないので、とりあえず輪ゴムで当時を再現しました。
実際にやった方法は、結束バンドを使ってやりました。
昔撮った画像ですが、こんな風に短い結束バンドでも2本つなげれば長くして使う事が出来ます。
余分な部分は切ってしまえば良いのですし、しっかりと固定出来るので安心して腰に巻く事が
出来ます。それに、結束バンドは100円ショップでも売ってますし、大量に入っていますので
安上がりなのが良いです。
そして、人によっては重要な事かも知れませんが、ココまでの方法は、ベルト自体の改造は
全く必要が無い事です。
結束バンドは、締める事しか出来ないので使い捨てになりますが、不必要になった時には
簡単に切って外す事が出来ます。
なので、個人的にはこの時点でのベルトを巻く方法として、コレ以外は無いと思っていました。
そして次のライダー、電王のデンオウベルトの情報が入って来た時も、良し!次も巻くぞ!!
と思っていたのですが・・・
ココからが、本当の本題になりますが、今まで、と言うか私が持っていたライダーベルトは全て
後ろが接続部になっています。
なので、普通のベルトの止め具を後ろに回せば良いだけでした。
しかし、事前情報ではデンオウベルトは本体の右横での接続!?
(以降は全て同じ方式になりました。当然今回のダブルドライバーも)
一応、胴回りの調整は後ろでやるので、止め具を後ろのままでも可能です。
しかし、そのままでは本体横での分離が不可能!!
かなり困りました。本体横に止め具を持っていくと、かなり邪魔ですし、簡単に着脱が出来ません。
となると、また別の方法を探さなければなりません。
・本体横での着脱を活かす
・ベルトの長さの調整は必要
・出来れば他のベルトでも使えて着脱も容易な物
つまり、左右2本に分かれているベルトを、後ろの部分だけで接続し、且つ長さ調整も出来る様な
方法を見付けなければなりません。
再びネットで探してみたのですが、良い方法は見付けられませんでした。
それで、無改造は諦め、ベルト本体も少し改造する事で何とか汎用的に使える方法を考えてみました。
その結果がコレです。
ウエストポーチとかリュック他で良く見る、ワンタッチで取り外しか可能なバックルです。
正式名称は分からないのですが、こういうのを使えば行ける!そう思い、売っている所が無いか
色々探したのですが、その時は見付かりませんでした。
もしかしたら100円ショップへ行けば使える物があるかも?
と、行ってみると、部品としては無かったのですが、このバックルを使った商品はいっぱい
あったんですね。なので、当時、200円で売っていたウエストポーチから部品を取ってきました(笑)
ほぼそのまま移植する様な感じにしたので、長さの調整部分も活かして取り付けています。
実際に、ダブルドライバーに取り付けた状態がこれです。
ベルト止めも通す事が可能なので、付けておく事も出来ます。ただ、長さ調整の為に位置が
少しセンターから移動する場合もあるので、私は取り付けていません。
そして、ベルトの部分に必要な改造がこれです。
左が改造前、右が改造後です。
メス側は穴を拡げ、オス側は凸部分を切り取って更に穴を拡大しています。
黒いベルト部分は幅が40mmほどあるのですが、拡げ過ぎて耐久度が落ちるのが心配だったので
30mm位にしています。
これが、ウエストポーチから切り取って、切った貼ったをした後の接続部品です。
反対側に輪っか状の物を作り、ベルトの穴に通して固定します。
この方法だと、ベルトの穴を改造する必要がありますが、基本的に全てのベルトで
使い回す事が出来ます。
今まで2組分作って使い回しているのですが、そろそろもう一組用意しておこう
と思っていたところなので、以下に実際にその製作方法と組み立て方を説明します。
が、
先日行ったところ、どういう訳か安いウエストポーチは商品として存在していませんでした;^^)
800円とか1000円もするウエストポーチばかりに!
最近の100円ショップは平気で高めの物も扱う様になったんですね。
しかたないので、100円のこういう物を買ってきました(右のですよ)。
スーツケース自体に巻く為のもっと長いのもあったのですが、
それは幅が50mmくらいありそうだったので止めました。
本当は、ウエストポーチに使われている物だと、長さも十分あって良いのですが・・・。
私が行った時には、たまたま安い物が無かっただけかも知れません。200~300円の安いポーチが
見付からなければ、こういうベルトのみを買った方が良いかも知れません。
部品を探して作っても良いのですが、出来るだけ加工する手間を省くためです。
手芸や、裁縫が得意な方は、問題無いですね。
ちょっと短めなので、大幅に延長する事は難しいのですが、やる作業は同じなので、これで作ります。
結果としては、これでも20cm位の延長が出来ました。
そして、とりあえずベルトを半分に切って、2本のベルトにします。
ウエストポーチ等から再利用する時はベルトをもっと長く出来ますが、その場合も最初の基本形は
この状態からです。
ちなみに、今回のは短過ぎるので真ん中で切っていますが、ベルトの長短を大幅に変える可能性が
ある時は、当然調整する方を長めにしておきます。
大抵は、上のオス側に長さ調整の部品が付いているので、オス側ですね。
メス側は調整が出来ないので、これからやる作業や余裕分を計算した上で、出来るだけ短くしても
良いと思います。
そして輪っかを作るための部分を、ベルトから切り取って使います。
上段のが最初に切った状態で5cm分ですが、本来はもっと長めが良いです。
輪っかにするので、ライダーベルト幅×2+余裕分ってところでしょうか?
何故、このベルト幅ではなくライダーベルトの幅かと言うと、後で紹介する取り付け時の画像を見ると
分かりやすいのですが、ライダーベルトもすっぽりと通した方が見た目や納まりが良いからです。
もちろん、プラスチックのバックル、オスメスの方が大きい場合には、それも考慮が必要です。
切った5cmの輪っかにする部分は、そのままでは幅広なので、下段の様に半分に切ります。
本来はオスメス様の2本をこれで用意出来るのですが、今回は短いので、2本を縫い合わせて
1本にしました。
ちなみに、このベルトは切った端からほつれていってしまうので・・・
この様にします。
と簡単に書いてしまいましたが、実は大低がナイロン製です(もちろん、違う場合もあるので
確認はして下さい)。
ナイロン製なので、ちょっと熱を加えると縮んで固まってしまいます。
つまり、ここでライターの出番になる訳です。
ほんの少しサッサッとあぶる程度で良いので、いきなり燃え上がる事は無いはずですが、やはり臭いは
少しありますので、換気や火の扱いには十分注意が必要です。
そして、ベルトの端に輪っかを作るために、この様に縫い付けます。
ベルトに余裕が無かったので、右の状態から左の様にしなければなりませんでした。
本来は2箇所縫い付ければ済みます。
ちなみに、私は遥か昔に家庭科の授業(今は無いんでしたっけ?)で針と糸を使ったくらいで、
本当に適当に縫い付けています。
最初に玉を作るのは良いとしても、最後に止める部分での玉を作るのは下手くそです。
ですが、何度も何度も縫い付けておけば、そうそうほつれてくる事はありません。
画像をよく見てもらうと、いかに適当に縫い付けているかが分かると思います(笑)
そして、延長ベルトの完成です。
一番伸ばした状態で、24~5cmくらいでしょうか?ほぼ真ん中で切ってしまったので、5cmくらいしか
長さの調整が出来ない物になってしまいました。
もうちょっとメス側を短くしておけば、延長部分をもっと変化させられたと思います。
ちょっと失敗しました;^^)
ここから、ライダーベルトへの取り付け方法です。
画像はたまたまカブトのベルトを使っていますが、昔撮った物です。
輪っかの方からベルトの穴を通し、
その輪っかにベルトのバックルを通します。
そのまま引っ張れば綺麗に納まります。左右分ともセットすれば完成です。
ちなみにこの画像の延長ベルトは、現在はディケイドのベルトに付けています。
ダブルドライバーに付けているのは2代目で、ほぼ同じ仕様です。
そして、今回の物はカブトに再び付けてみました。
最初は、幅が短い(今までのは40mm、今回のは30mm)のでどうかと思いましたが、ベルトに開けた穴の
大きさからも、今回の方が良いような;^^)
以上、私なりのベルト延長の方法をいくつか紹介させて頂きました。
もしかしたら、全く同じ方法を紹介している人もいるかも知れませんし、もっと良い方法が
あるのかも知れません。
それでも紹介させて頂いたのは、なりきり玩具は手に持つ物は手に持ち、腕に付ける物は腕に付け、
そして腰に巻くものは腰に巻いて遊ぶのが一番楽しい!!
からです。
手に持つ物は、大きさが多少小さくても誰でも楽しむ事は可能です。腕に付ける物も、手首の太さは
それほど極端な差が無いので、何とか多くの方が楽しめると思います。
でも、胴周りはだけは、大人と子供、痩せているか太っているかで、かなりの差があります。
実際、腕に巻きつけるベルトは5cm程度の調整しか出来ませんが、腰に巻く変身ベルトの場合は
45~68cm、つまり23cmもの調整が出来るようになっています。しかも、大人を対象にしている訳では
無いので、子供だけでもそれだけの調整幅が必要な訳です。
ですから、もしかしたら変身ベルトを持っていても、目の前に置いて楽しんでいるだけの人も
いるのではないでしょうか?
変身ベルトは面白そうだけど、どうせ巻けないから、恥ずかしいからいいや、と諦めている人も
いるのではないでしょうか?
変身ベルトは、巻いてしまうとそのギミックや光る様子を見るのは難しくなります。
ギミックを確かめたくなったなら、私の動画を見て下さい!(宣伝乙!)
やはり変身ベルトは腰に巻いてみるのが一番楽しめると思います。それだけは、私の動画では
伝える事は出来ません。
別に、変身ポーズを真似する必要はありません。ただ腰に巻いてスイッチを入れるだけでも
良いのです。まあ、鏡の前に立つ必要はありますが(笑)
もし、まだ変身ベルトを巻いた事が無い人がいるのなら、一番簡単な方法からでも試してみるのを
オススメします。
但し、それによって毎年の変身ベルトの発売が楽しみになったとしても、当方で責任を負う事は
一切出来ませんので、予めご了承下さい(^^)
とりあえず、ベルトの延長についてはここまでですが、ベルトの改造に関してもう一つ説明を
しようと思っている事があります。
結局長くなってしまったので、次回へ持ち越しですが;^^)
今度は、一応ダブルドライバーのみが関係する話になります。
『
ベルト(左)ジョイント部改造 DXダブルドライバー編』、
少しお待ち下さい(^^)出来ました!(09/09/17)
- 2009/09/15(火) 21:49:23|
- W(ダブル)
-
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