『仮面ライダーディケイド』、衝撃の最終回前日に発売されたS.H.フィギュアーツ(S.H.Figuarts)
の仮面ライダーディエンドを紹介します。
『仮面ライダーディケイド』に2号ライダーとして登場した仮面ライダーディエンドです。
それではパッケージです。
ディケイドがイメージカラーのパッケージであったのと同様に、ディエンドも
水色のパッケージになっています。
今分かっているものでは、次はカブト系になるのでまたシルバーに戻ると思います。
コンプリートフォームもシルバーかな?
それ以降は・・・?どうなるのでしょう。
セット内用です。
ディケイド同様に、手首、武器以外に、切り離して使用する仮面ライダーカード(ディエンド用)
の台紙が一枚付属します。
本体には握り拳がセットされ、それ以外に開き手、武器握り手、カード持ち手が
両手首分あります。
そして、カードを装填して伸ばした状態のディエンドライバーが1個・・・。
ディケイドが、ライドブッカー3形態分付いていた事を考えると、どうしても割高感が
ある事は否めません。
仮面ライダーカードはこれもディケイド同様に、片面のみ印刷された一枚の厚紙が付属します。
ディケイドの11枚から2枚減りましたが、内容的には使いやすいでしょうか?
ディエンドの裏面を含めた計9枚が2セット分用意出来るようになっています。
それでは今回も、先に発売されているFFR(ファイナルフォームライド)シリーズのディエンドに
付属する物と比較してみます。
FFR付属はそれぞれの右二つ、青い線で囲った部分の物です。
造型や塗装等、圧倒的にS.H.F.版の方が良いです。が、当然そうじゃないと困りますね;^^)
それよりも気になるのは、S.H.F.にはカード装填状態のディエンドライバーが1個だけという事です。
FFRの様にカード装填前のも、どうせなら付属させて欲しかったですね。
実際には、絶対に要るか要らないか?と言う話になると、変身前ならともかく、変身後は
カードを装填する直前にその状態になるだけなので、無くてもそれほど困らないとは思います。
ただ、同じ価格のディケイドの付属品と比べると、もう一つくらい付けても良かったのでは?
と考えてしまいます。
もしくは、スライド変形をするディエンドライバーに出来なかったのか?ですね。
ディエンドのライドブッカーのブックモードには可動部があったので、やはり期待はしてしまいました。
単純な様でちょっと厄介なディエンドライバーのスライドは、玩具基準でプラ製の物は強度的に
難しかったのかなぁ?とも思うんですけどね。
カードは、今回も1セット分だけ切り取りました。
実は、撮影前に無くさない様に袋に入れて置いておいたのですが、ちょっと目を離していた隙に
風に飛ばされて、完全に紛失しかけました;^^)
そういう時に私がよくやるのは、現場を再現する事です(笑)
同じ様に小さな袋を置いて、それがどこへ飛んで行くのか?実際に検証してみるのです。
それを実行するまでは、どこかに置き忘れていないか?とか色々調べたのですが、結局
見つからず、ディケイドのカードで代用しようと諦めていました。
最後の手段として再現してみたら、一発で発見!同じ様な場所に飛んでいました(^^)
切った後は無くしやすいですからね。皆さんも気をつけましょう!(かなり脱線しました;^^)
ディエンド本体です。
全体的にはなかなかカッコ好くて良いと思います。但し、可動面で少し問題があるのですが、
後ほど説明します。
ディケイドでは省略されていた膝カバーの塗装は、今回はきちんと再現されています。
ディエンドは金のラインもあるので、塗装が必須だったからでしょうか?
後は、若干右脚が曲がっていますが、今回はそのままです。
顔のアップです。
私が、パッケージを開けてまず一番に確認した部分、それは眼がクリアパーツか?
でした。
・・・残念。
かなり、ショックでした。
今までは実物のスーツで一目でクリアと分かる眼の場合には、必ずクリアパーツが使われていました。
それが、今回はメタリックブルーでの塗装に・・・。
一目、とは言いつつもディエンドの場合にはちょっと分かり難いので、ご存知でない方がいるかも
知れません。
簡単に説明しますと、正面から見た時のブルーの三角の部分が、実際には丸みを帯びて膨らんだ感じの
クリアになっていて、そこを全てのプレートが突き抜けています。
ですから、プレート自体はクリアではありません。
プレートが突き抜けているので、ディケイドの様に簡単ではないのか、試作では全体がクリアパーツで、
プレート部を塗装している様に見えました。
しかし、結局は塗装になってしまいました。が、よく考えるとこのサイズで奥を残して側面だけを
塗装するのは不可能?そんな感じですね。
と、まあ、色々と一瞬で考えて落ち込んではいたのですが、実物を見ていると、あれ?これイイ!
と言う感想に直ぐに変わってしまいました(笑)
経緯はどうあれ、実際のメタリックブルーがよく反射して綺麗なんですよね。
このアップ画像では写っていませんが、口のシルバー部分にメタリックブルーが反射したり、
なかなか綺麗な表情を見せます。
又、プレートが真ん中に行くほど、微妙ではありますがきちんと飛び出しているのも再現されています。
正直、私はこの部分、顔についての不満は解消しました。と言うか、気に入りました。
が、実は顔、頭部についてはこれだけではなく、可動面でも少し問題があります。
それは、胴体と顔がくっ付き過ぎて、前後、特に前への可動が狭くなっている事です。
基本的に同じシリーズのライダーはパーツが共通なので、ディケイドと特に変更はありません。
ディケイドでは問題無いのに何故?って事なのですが、調べてみると頭部の受けの部分が
約2mmほど奥になっていました。又、頭部の形もディケイドと比べると僅かにディエンドの
顎が出っ張っているので、襟部分に干渉します。その為、顎を引く様なポーズはかなり辛いです。
アギトと似たような症状ですね。
ディエンドは、元々首が埋まった様なデザインなのでそうしたのかも知れません(個人的には
埋まったままの方が好きです)。
でも、もう少し首を長く見える様にしても良かったと思います。
そして、もう一つ可動部で少し問題なのが、肩です。
まずは、肩アーマー(右)を外したので見て下さい。
プレート状の部分と、丸みを帯びた部分の二重構造なのですが、これが一体となって肩に
接続されています。
その為、真横にそのまま腕を上げると、水平位置まで持っていく事が出来ません。肩アーマーが
胴体と干渉する為です。
流石にFFRのコンプリートフォームの様に、肩と胴体を離す様にしてしまっては見栄えが悪いので
仕方ないでしょう。
そこで、私は以下に説明するような感じで腕を水平近くまで移動させています。
まずは、一番左の様に腕を前から回転させて真上にし、次に、肩アーマーを下げます。
右上の画像の様に、腕を真横に倒します。
そして、その状態をなるべく保ったまま、肩ごと回転させます。
すると、何とかこの画像の右腕の位置までにする事が出来ます。
左腕は、何も考えずに水平位置に上げようとした時の状態です。
もう少し肩の付け根の位置を調整すると、より水平に近い位置まで動きますので、色々と
試してみて下さい。
余談ですが、こうやって色々いじっているほど、段々と愛着が湧いて来てしまうんですよね;^^)
腹部です。
ここはディケイドとほぼ共通でよく動きます。腹部、股関節とも問題ありません。
説明はありませんが、腰のカードホルダーもライドブッカー同様の方法で取り付けられています。
意外と可動部に関して支障があるディエンドですが、それでもやっぱり良く動く!
では、色々と頑張ってみたので可動部の参考にでもして下さい(^^)
殆ど変化の無い画像ですが、基本として;^^)
カードを取り出し、
変身後でもカードを入れるので、縮めた状態のディエンドライバーも欲しかったですね。
ディエンドライバーにセット!
ガシャン!!
大きくて角ばった胸アーマーのせいで、ちょっと腕を伸ばし難いです。
『変身!!』『ディ、エ~ンド』トップと同じポーズですが、少し違う角度から。結構気に入ってます(^^)
ある雑誌で読んだのが、『(脚の)ボディグルーブ(金のラインの部分です)の外側に塗装された
ゴールドのラインを境に、奥にある足がブラックアウトする構造になっている・・・』とありました。
確かに、背景が黒なら本当に消えてしまいそうです。こういう事が目の前で確認出来るのは
嬉しいですね。
ディケイドも奇抜なデザインですが、それに負けず劣らずのディエンドも、今ではこうして
楽しめる様に。既にカッコ好いとさえ思っていますから不思議です(笑)
いつもの背面からとはちょっと違うポーズで。
そして、片膝立ちも。
最終回でクウガと一緒に見せた『ライダーキック!』
とにかく肌身離さずのディエンドライバー。殴る時にも使いましたよね(^^)
お兄さんが変身するグレイブとの対決シーン。
役者さんも同じでしたが、装着変身と。早くブレイド関係もS.H.F.で欲しいです。
そして・・・。
一応締めで。メタリックブルーが綺麗です。
以上、『S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディエンド』でした。
期待し過ぎたせいか、ちょっとガッカリした部分もありましたが、眼の非クリアも思ったよりは
好い感じで良かったですし、基本的には良い出来だと感じました。
何よりも、放映中に楽しめるのがやっぱり一番良いですね(^^)
それに、まさかS.H.F.だけでこのシーンも再現できるとは・・・って、あれ?えっ?
やっぱり続きが?・・・・;^^)
メーカー:バンダイ
商品名:S.H.フィギュアーツ 仮面ライダーディエンド
定価(税込):2,940円
電池:電池不要
発売:2009年8月29日
- 2009/09/03(木) 00:12:18|
- S.H.Figuarts
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| コメント:4
>>NEMESISさん
カードは切り取ると小さいですからね。100均とかでチャックつきのビニール袋が、
大きさが色々あって便利ですよ。ただ、私はその袋ごと失くしかけたのですが(笑)
ライダーのデザインは私もそう思います。奇抜な方が、その活躍や話によって
自分の中の評価が変わっていくのを感じるのも面白いですし。
Wは形だけならオーソドックスですが、色が(笑)
だから、余計に楽しみです。
>>玩具ダイスキーさん
ディケイド、TVでは終わってしまいましたが・・・まだ楽しめるとは思っていませんでした。
一話前が序章、アポロガイストくらいしか敵の大物が出てこない、って所から、
本当に今日終わるの?と思いながら見ていました。
Wも、ディケイドの世界と関係あるのか?それとも単にゲスト的なものなのか?
色々と興味は尽きません。
もういい歳のおっさんなので涙こそ出ませんが、ディケイドに対する想いは
解ります。そういう感覚は大事にして下さいね(^^)
>>LeafADさん
海東は良いキャラになりましたよね。
本音はTV作品として一応の終わりを見たかったですが、たまにはこういう事もあり?
ですかね;^^)
カードの内容は、番組とはあまり連動しないのがいつもの事ですから;^^)
カイザが入ったのは、ディエンドライバーにも付属していたからでしょうね。
しかし、印刷するだけなので、ディケイドと同じ枚数でも良かったですよね。
- 2009/09/03(木) 21:09:12 |
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