TOP単発番組 ≫ 南キャン山里が語る、仕事に意欲のない人を動かす方法「自分が頑張る姿を見せて『このままではダメだ』と思わせる」

南キャン山里が語る、仕事に意欲のない人を動かす方法「自分が頑張る姿を見せて『このままではダメだ』と思わせる」

2014.05.12 (Mon)
2014年05月11日放送のフジテレビ系の番組『ボクらの時代』にて、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣、南海キャンディーズの山里亮太、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が出演し、同期芸人ならではのトークを行っていた。

その中で山里は、結成当初、相方・しずちゃんがなかなかネタを考えたりすることに積極的でなかったことに怒っていたことを振り返り、「どのようにすれば相方が頑張るようになるのか」ということについて語っていた。

たりないふたり-山里亮太と若林正恭
たりないふたり-山里亮太と若林正恭【初回限定版】 [DVD]

前の記事:南キャン山里が語る、人間関係でストレスを減らす方法「他人を怒るより、自分が何をすべきかを考えるべき」からの続き。

村本大輔:ウチの場合は、相方に大阪時代から「俺のゲスな話をいっぱい用意しておきなさい」と。俺がゲスキャラで行くからってずっと言ってるのに、自分でライブもやらず、ゲス話も用意せず、こうして今はいろんな番組を出て、俺の話が無いのよ。

山里亮太:全く一緒の道を歩いてるんだけどさ…俺もしずちゃんに、「大きい女の子の悩み」を用意しておきなって言ってたの。

西野亮廣:はい、はい。

山里亮太:「『大きいからこんな苦労をした』、『学生時代、こんなツライ思いをした』、『ブスだからこんな思いをした』ってことを、1日1個ずつ用意して」って、コンビ結成の時に約束したの。

西野亮廣:はい、はい。

山里亮太:「それがいつか、全部武器になるから」って。ネタ合わせのたびに、1週間くらい空いたら、「何個くらいできた?」って訊いたら、「いや、考えてない」って。

村本大輔:うん、そうそう。

山里亮太:「なんで?」って訊いたら、「いや、自分のペースでやる」と。人にやられたペースじゃなくてって。いや、違うでしょ、と。「自分のペースでやるっていうのは、サボる人間が一番言う言い訳だ」と。

西野亮廣:はい、はい。

山里亮太:自分のペースってなんだ、と。「コンビ組んで相方が頑張ってるんだから、自分のペースなんかないよ」って。そこから、バッチリ心を閉ざしてるから。

西野亮廣:はっはっはっ(笑)

山里亮太:そこから今の今まで、閉ざしっぱだから。

西野亮廣:ふふ(笑)本当に仲悪いときあったもんね。

山里亮太:エゲツなかったよ。でもそれ、気づいたのよ。これをやってる時間が一番要らないって。人に「こうやって用意しておかなきゃいけない」って言うと、さも自分が仕事してる錯覚に陥るのよ。

山里亮太:人に怒ってる間って、実は前に進んでるようで、全然進んでないのよ。

西野亮廣:うん。

山里亮太:「アイツ、ムカつくわ。この時間に遊んでて」って言うよりも、「次、どうしようかな」って考える時間に費やしていった方が、実は自分の生き方として得だなぁって思うよ。そう考えると、意外と楽よ。

村本大輔:僕、1人でピンの仕事が3日入ったんですよ。その間、相方は3日休みだったんですよ。

山里亮太:うん。

村本大輔:THE MANZAI優勝して、まだ数ヶ月しか経ってない時に、スタイリストの人が、「その間、どうしてたんですか?」って訊いたら、「ディズニーランド行けてラッキーでした」って。

西野亮廣:そこ、才能やと思うけどね(笑)

村本大輔:マジで?!

山里亮太頑張ろうって気持ちって、外部からはどうにもならないのよ。

村本大輔:勉強と一緒でね、お母さんにやれって言われるんじゃダメだってこと?

山里亮太:自分で、「これ、このままやらないでいると、私は置いていかれるな」って気持ちにさせるくらい、片方が頑張るしかないのよ。

村本大輔:ソロの仕事が多いですよね。

西野亮廣:うん。でも、どのコンビもそうなってるかもね。

山里亮太:特に村本は大変だと思う。ボケの人が少ないんだよね。ツッコミの人ばっかりの時代になってるからさ。

村本大輔:タレントさんでも、モデルさんとかイジって面白くなるから、ボケに変えることもできるけど…

西野亮廣:結局、そっちの方が面白いけどね。

山里亮太:一番面白い人が、役者さんとか一般の人になってるから。

西野亮廣:「笑わす気、無いですよ」って言ってるアイドルがボケてる方が、こっちも安心して観れるし。

山里亮太:ウケなくて良いっていうところで起こるハプニングって、超面白いじゃん。

村本大輔:たしかにね。ハードル下がってるから。

山里亮太:その中で、ストロングスタイルでボケ続けてるブラマヨの吉田さんとか、化け物だと思うもん。

村本大輔:世間の人に、そのタレントさんとかがハードル下がって笑わしてるってことを、教える方法ってないんかな。

山里亮太:はっはっはっ(笑)

西野亮廣:楽はしてないよ(笑)その道、その分野でちゃんと結果出してるから(笑)

【関連記事】
バカリズムが語る、ダラけた自分を奮い立たせる方法「逆境に晒された人の頑張る姿を見る」

オードリー・若林が語る「リバウンドしないダイエット方法」

有吉弘行が語る「上司に認めてもらえる方法」


同番組の過去記事



トップページへ  |  この記事へのリンク  |  単発番組
次の記事:千原ジュニアが語る、記者・ライターの仕事内容の変化「テレビ・ラジオでの発言を記事にして仕事になる」

前の記事:南キャン山里が語る、人間関係でストレスを減らす方法「他人を怒るより、自分が何をすべきか考えるべき」