伊集院光、落語家を辞める際に先代の三遊亭円楽から「引き留められていた」と28年目してようやく知る「そのイメージはなかった」
2018.08.04 (Sat)
2018年8月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、落語家を辞める際に先代の三遊亭円楽から「引き留められていた」と28年目にしてようやく知ったと語っていた。
柴田理恵:厳しく育ててるお弟子さんが、他で褒められるって、やっぱり師匠
が褒められることになりますよね。
三遊亭好楽:それはあるよね。私、この人(伊集院光)がね、「楽太郎の弟子で、楽大と申します」って言ったときに、ガーンとやられましたね。
柴田理恵:うん。
三遊亭好楽:楽太郎、羨ましいと思って。凄いオーラがあって。
伊集院光:え?
三遊亭好楽:「え?こんな子が来ちゃうの?」って。
柴田理恵:ただデカイだけじゃなくて?
三遊亭好楽:「俺にくれよ」って思ったもん。
伊集院光:体臭じゃなくて、オーラですか?
三遊亭好楽:いや、本当にマジでね。好太郎がくる前ですから。私に弟子がまだいないときですよ。そこへ、楽ちゃんのところに来たわけ。
柴田理恵:ああ。
三遊亭好楽:挨拶されたとき、「ああ、やられた」って思ったのよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:「こんな凄い子が来ちゃうんだ」って思って。体じゃないよ、オーラがあるんですよ。私はすぐ分かるんですよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:そしたら、師匠の円楽も、五代目も「お前、落語で食べてきなさいよ」って引き留めたんですよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:あれだけの売れっ子師匠、分かるわ。見る目がある。そしたらこの子がさ、こういうパーソナリティになりたいって言って、それはそれで大成功したからいいんだけど、留めたんですよ、師匠が。「お前、助けておくれよ、落語の世界を」ってつもりで、この子を口説いたんですよ。
柴田理恵:うん。
三遊亭好楽:ところがやっぱり自分は別の世界があるっていうんで。
伊集院光:珍しく黙ったでしょ。俺、褒められるの止めないから(笑)
三遊亭好楽:ふふ(笑)
伊集院光:僕が思ってた経緯とちょっと違うのは、たしかに先代の円楽師匠に「僕、辞めます」って話をした一週間後かな、円楽師匠から「なんでお前、最近来ないんだ?」っていう謎の連絡があって。
三遊亭好楽:え?!
伊集院光:俺は、それを留めてもらってると思ってないんですよ。たまに円楽師匠、朝、一生懸命真面目な話しても、寝ぼけてたりするじゃないですか。
三遊亭好楽:うん。
伊集院光:「聞いてなかったのかな?」って思って(笑)
三遊亭好楽:あ、そういうふうに思ったんだ。我々のその雰囲気分かるから。師匠と伊集院のやりとり分かってるから。師匠が留めてるの分かりますよ。
伊集院光:俺はそういうイメージはないわ。
柴田理恵:その時に、引き留めてるって分かったら、それはどうなってたかな?
伊集院光:それは…自分は自分なりに決意をして、お世話になったところを「辞めます」って言ってるので、それが分かりやすく留めてもらったからどうだってことではないですけど、でも、その時の僕の意識は、「あんなに一生懸命言ったのに」って。先代の円楽師匠って、あんななんだけど、ちょっとおっちょこちょいなところあるんですよ。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:朝とか、俺を誰かと間違えてずっと敬語で話してるときとかあるから。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:そういうのの一環で、若者の決意が「通じてないのかな?」って思って(笑)
三遊亭好楽:俺たちも耳立ててて、そっちのやりとりを肌で感じるから。師匠の動きで。「留めてる、留めてる。ああ、よっぽど欲しいんだな、ウチの一門にあの子が」って。私も欲しかったから。
伊集院光:いやいや…
三遊亭好楽:だから、この子がいなくなると、ウチの一門、ちょっと寂しいなって思うぐらいの気持ちで。師匠は分かってたから、それを留めたと思ったんだけど。「この頃、来ないね」って言ったの?(笑)
伊集院光:「この頃、来ない」って、それこそマネージャー陣から話が来て。
三遊亭好楽:「この間、言ったじゃん」って思ってるわけね(笑)
伊集院光:「全部終わったじゃん」って思ったんだけど。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「あのオジさん、何を言ってんだろ」って思いながら。
三遊亭好楽:そんなことあったんだ(笑)へぇ、それは知らなかった。
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が褒められることになりますよね。
三遊亭好楽:それはあるよね。私、この人(伊集院光)がね、「楽太郎の弟子で、楽大と申します」って言ったときに、ガーンとやられましたね。
柴田理恵:うん。
三遊亭好楽:楽太郎、羨ましいと思って。凄いオーラがあって。
伊集院光:え?
三遊亭好楽:「え?こんな子が来ちゃうの?」って。
柴田理恵:ただデカイだけじゃなくて?
三遊亭好楽:「俺にくれよ」って思ったもん。
伊集院光:体臭じゃなくて、オーラですか?
三遊亭好楽:いや、本当にマジでね。好太郎がくる前ですから。私に弟子がまだいないときですよ。そこへ、楽ちゃんのところに来たわけ。
柴田理恵:ああ。
三遊亭好楽:挨拶されたとき、「ああ、やられた」って思ったのよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:「こんな凄い子が来ちゃうんだ」って思って。体じゃないよ、オーラがあるんですよ。私はすぐ分かるんですよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:そしたら、師匠の円楽も、五代目も「お前、落語で食べてきなさいよ」って引き留めたんですよ。
柴田理恵:へぇ。
三遊亭好楽:あれだけの売れっ子師匠、分かるわ。見る目がある。そしたらこの子がさ、こういうパーソナリティになりたいって言って、それはそれで大成功したからいいんだけど、留めたんですよ、師匠が。「お前、助けておくれよ、落語の世界を」ってつもりで、この子を口説いたんですよ。
柴田理恵:うん。
三遊亭好楽:ところがやっぱり自分は別の世界があるっていうんで。
伊集院光:珍しく黙ったでしょ。俺、褒められるの止めないから(笑)
三遊亭好楽:ふふ(笑)
伊集院光:僕が思ってた経緯とちょっと違うのは、たしかに先代の円楽師匠に「僕、辞めます」って話をした一週間後かな、円楽師匠から「なんでお前、最近来ないんだ?」っていう謎の連絡があって。
三遊亭好楽:え?!
伊集院光:俺は、それを留めてもらってると思ってないんですよ。たまに円楽師匠、朝、一生懸命真面目な話しても、寝ぼけてたりするじゃないですか。
三遊亭好楽:うん。
伊集院光:「聞いてなかったのかな?」って思って(笑)
三遊亭好楽:あ、そういうふうに思ったんだ。我々のその雰囲気分かるから。師匠と伊集院のやりとり分かってるから。師匠が留めてるの分かりますよ。
伊集院光:俺はそういうイメージはないわ。
柴田理恵:その時に、引き留めてるって分かったら、それはどうなってたかな?
伊集院光:それは…自分は自分なりに決意をして、お世話になったところを「辞めます」って言ってるので、それが分かりやすく留めてもらったからどうだってことではないですけど、でも、その時の僕の意識は、「あんなに一生懸命言ったのに」って。先代の円楽師匠って、あんななんだけど、ちょっとおっちょこちょいなところあるんですよ。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:朝とか、俺を誰かと間違えてずっと敬語で話してるときとかあるから。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:そういうのの一環で、若者の決意が「通じてないのかな?」って思って(笑)
三遊亭好楽:俺たちも耳立ててて、そっちのやりとりを肌で感じるから。師匠の動きで。「留めてる、留めてる。ああ、よっぽど欲しいんだな、ウチの一門にあの子が」って。私も欲しかったから。
伊集院光:いやいや…
三遊亭好楽:だから、この子がいなくなると、ウチの一門、ちょっと寂しいなって思うぐらいの気持ちで。師匠は分かってたから、それを留めたと思ったんだけど。「この頃、来ないね」って言ったの?(笑)
伊集院光:「この頃、来ない」って、それこそマネージャー陣から話が来て。
三遊亭好楽:「この間、言ったじゃん」って思ってるわけね(笑)
伊集院光:「全部終わったじゃん」って思ったんだけど。
三遊亭好楽:はっはっはっ(笑)
伊集院光:「あのオジさん、何を言ってんだろ」って思いながら。
三遊亭好楽:そんなことあったんだ(笑)へぇ、それは知らなかった。
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