小型ビニールハウスで農業実験するブログ。

現状では自身の農業実験を記録→公開するに留まり、結果として一方的に発信するだけのブログになっている。

ちぢみほうれん草、出荷を断念→自家消費へ。

2024年も11月に入ってからだと思うのですが、筆者が脱ネオニコチノイドを実践しようと思い立ち、その最初の品目になりそうだったちぢみほうれん草「雪美菜02(雪印種苗)」。

このちぢみほうれん草は育苗→定植のスタイルを採用して大失敗し、数も少ないのですが、除草剤不使用+農薬を慣行の50%以下も達成できそうな感じでした。




しかし、モベントフロアブルとディアナSCだけではケナガコナダニを防げず、ポチポチと不自然に穴が空いた株が続出。

また、活着遅れに加え、早く冬が訪れた事で十分な株重が稼げず、下手をすると1袋に立性のほうれん草と同じくらいの株を詰めないといけない。

それじゃ、カネにならないので、全部自家消費に回す事にしました。

一応、潤沢に食っても2月くらいまでは葉物を買わなくて済みそう。




とりあえず、ケナガコナダニの被害株から優先して収穫し、鍋にぶち込んでいきます。

一応、緩効性肥料+減肥なので、色はスーパーとかで売っている物より薄いですね。




ちぢみほうれん草は寒さに当たる事でシュウ酸が減り、エグ味が抑えられるそうですが、確かにアクは少ない気がする…。




茹でたほうれん草は夕飯に豪勢に投入し、ガッツリ胃袋に叩き込む。

やはり、と言うか、茎の部分(特に根元に近いほど)はかなり甘い。

苦味も無く、淡白な味なので、ラーメンとか癖の強いジャンクフードと組み合わせて良さそうです。


さて、2024年はもうすぐ終わりますが…。

個人的には人生で最も実験的で、最も失敗した年だと確信しています。

社会人になってから、最も収入の少ない年かもしれないし、客観的に見れば相当なアホに映る事は間違いないです。




こんな筆者をいつも変わらず癒してくれたニャンコに感謝です。