WEBアプリxネイティブアプリ徹底比較!
明けましておめでとうございます!
新年一発目の記事はタイトル通りWEBアプリとネイティブアプリの比較を行なっていこうと思います。
まず最初に結論ですが、
2013年はWEBアプリの年になる!
という予想です。
なのでその根拠を
- WEBアプリとは
- WEBアプリxネイティブアプリ
- まとめ
このような流れで書いていきます。
WEBアプリとは
第一に「WEBサイトとは違うの?」ということですが、はっきりいうとだいたい同じってのが自分の意見です。
ただし、今回の場合「WEB(スマフォ)アプリ」ということで書いていきます。
その上でWEBアプリとWEBサイトの相違は
「スマフォに特化している」
ということ。
なんならPCじゃ見れないくらいのレベルでの特化具合。
最近レスポンシブとかという概念がありますが、そんなんじゃないくらいスマフォに特化したもの。
それを今回の場合の「WEBアプリ」と考えます。
タブレットに関しては複雑になるので一旦おいときます
表1. WEBサイトxWEBアプリ相違
WEBサイト | WEBアプリ | |
ハード | PC&スマフォ | スマフォ |
というわけでスマフォに特化したWEBサイトをWEBアプリと呼ぶことにしましたが、
次はネイティブとどういう違いがあるかを書いていきます。
WEBアプリxネイティブアプリ
まずは次の表2にざっくりとした違いを書いていきます。
表2. WEBアプリxネイティブアプリ
WEBアプリ | ネイティブアプリ | |
言語 | HTML+CSS+JS | Objective-C or Java |
開発 | エディタのみ | Xcode or EclipseなどIDEが必要 |
起動 | ブラウザ経由での起動 | アプリを直接起動 |
通信 | 必須 | なくても良い場合がある |
プラットフォーム | クロスプラットフォーム | iOS or Android一方のみ |
マーケット | SmartAppMarket | Appstore or Google Play |
というわけで表2に沿って深掘っていきます。
言語の違い、開発の違い
おそらく一番の違いであり、最重要点であると考えます。
Objective-CやJavaの開発者がどんどん増えてきているとはいえ、
スマフォ以前からあるHTML+CSS+JSの開発者の数と比較すると圧倒的に後者の方が多いです。
ということより開発コストを抑えられるかつ、開発者不足がなくなります。
さらに最近ではcanvasアプリ用のライブラリ「createJS」が登場しました。
結論 : 「WEBアプリはネイティブアプリと比較して簡単に作れる」
起動について
いい言葉が思いつかなかったので起動についてと書きましたが、
WEBアプリの問題点は「Safariなどブラウザ経由でしか起動しない」
ということが挙げられます。
ただし、この点に関して予想なのですが、今年、もしくは来年にはWEBアプリ専用ブラウザなるものが登場すると考えます。
それにより、WEBアプリの最適化がどんどん進みます。
結論:「ブラウザ経由ということが弱みでなくなる」
通信について
WEBがメインである以上通信は必須となっております。
しかし最近ではローカルストレージの登場により、最初の一回のみ通信必須ということもできます。
そうなればネイティブアプリをダウンロードするのと変わらない形でWEBアプリを使うことができます。
第一最近のネイティブアプリも大半が通信必須ですよね。
結論:「通信が必要であることは弱みでなくなる」
プラットフォームについて
ブラウザがあればどこでも動作するということからWEBアプリはクロスプラットフォームです。
つまりネイティブであればObjective-C + Javaで開発をしなければならないところが、
WEBアプリであれば一回の開発でどちらも補完できます。
結論:「WEBアプリはiOSとAndroidどちらにも対応できる」
マーケットについて
こちらも大きな要因であり、WEBアプリ最大の弱みです。
ネイティブアプリはAppstore、googlePlayのおかげでかなりプロモーションが楽になります。
また、有料コンテンツの作成も楽になります。
しかし、最近ではSmartAppMarketというWEBアプリ用のマーケットも出てきました。
WEBアプリ版Appstoreとなり得るのか期待です。
結論:「WEBアプリ版のマーケットも登場」
まとめ
以上まとめると
- WEBアプリはネイティブアプリと比較して簡単に作れる
- ブラウザ経由ということが弱みでなくなる
- 通信が必要であることは弱みでなくなる
- WEBアプリはiOSとAndroidどちらにも対応できる
- WEBアプリ版のマーケットも登場
これらの要因により、WEBアプリの年となるでしょう!!
以上WEBアプリxネイティブアプリ徹底比較でした。
本年度もよろしくお願いします。