Quality Of Life この言葉をよく勉強したのは
二年前に他界した父が病に伏した時、
一年前に母が告知を受けた時。
家の猫たちにとっての基準は やっぱり
私だったらどうしたいかです。
通院初日に少量の採血で血液検査、エコー検査
腎不全の激しい嘔吐を止めるため
5回までしか使えない神経ブロック注射を連続で投薬
尿毒症で溜まってしまう毒素と老廃物を体外へ排出させるための輸液と
残っている腎臓に入り込む毒素を薄めて腎臓をサポートするための注射で
毎日通院しています
黄色脂肪症は内臓に付着し酸化した脂肪が発熱炎症を起こし
動くと激痛を感じるから ジッとしたままでいました
病名の通り体についた脂肪や内臓が鮮やかな濃い黄色で
ビタミン剤の投与を続ける対症法のみ
通院4日目の朝で嘔吐は完全に止まりました
明け方寝ていたはずのベルがいなくて焦って捜したら
爪とぎの上に座っていてガリガリ三回くらいやってみせました
猫が爪とぎして嬉しいなんて思ったことなかったのに
感動でした
嘔吐が止まっても 食欲は戻らず
もともと偏食でおやつもウェットフードも好きじゃない
ドライフードも気に入らなければ食べなかったベル
k/d も腎臓サポートももちろんダメ
ポカリスエットをすごーく薄めたり、フェロビタⅡを口の横に塗ったり
野菜やお肉を煮てみたり
目に付いたものを手当たり次第
毎日いろいろ並べて誘ってみたけど乗ってきません
ベルが何も食べたくないのに無理やり口に押し込むことは
しませんが
ごはんだよ~。の言葉で集まってくる猫たちと一緒に
スタンバイするまでになったと先生に報告しました
食べようという気持ちは戻ってきたようで
先生も食べれたら何か良いことが起きるかもね。
食べれれば何でも良いと言われ
今日の晩ごはん、ケンタのチキンにしてみたら~? と。
買って帰ったけど 苦い顔して横向いたまま食べずで残念
ほかの猫たちはもちろん大騒ぎだったので皆で仲良く分けました
食べなくなって7日目、トリ肉と煮込むため用に
洗って水切りしていた大根葉やキャベツをじっと見つめるので
そのまま差し出してみました
ベルは生のまま食べはじめ、少量ですがついでにキャベツも飲み込みました
吐き戻しはなかった。
先生が草食男子だな、ベルは! 栄養にはならないけどね。って言いながら
ベル食べろ~♪何でも食べろ~♪と唄いながら注射の準備(苦笑)
その唄のおかげさまなのか
昨日の朝は初めて買ってみたドライフードと
生の大根葉、レタス、キャベツを少し食べれるまで自力回復しました
2日前から経口薬を飲ませています
残った腎臓のオーバーワークを防ぎサポートするそうです
24時間単位で時間を決めで一度の投与
上手く飲ませられなくても追加投与は禁止
分量はメモリが体重を示しています
保護猫のマーブルとメアリーはジュニアで元気一杯
家のみぃさんとちまさんはハイシニア
そらとすずとリッチはそろそろシニア
ほかの猫たちにとってももちろんの事
完治しない腎不全のベルにとっても
可能な限りの生活の質を保てるようにしていきます
まったくの凡人な私ですが
ハーブ系からスピリチュアルとか科学的根拠がなくても
この際何でもありで試しています(汗)
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