FPGA開発の未来像
http://togetter.com/li/496201 に反応。
Facebookに書いたのを転送。
今、アセンブラどころかCで書く事もほとんど無いので、大枠は同意。
僕が気になるところ。
コストや消費電力をミニマムにしたいという要求は必ずあるので小さいPLDにHDLで頑張るマーケットは残る。また、今のGPUのようなとがったテクノロジーが出てきたとき、最初にサポートされるのがHDLっぽい言語のみってのはあると思う。
ソフトウェアの世界でも、最高のパフォーマンスを出しながらコンカレントな動作を記述する決定版が存在しないのに、FPGAの世界でそんな魔法のような開発手法は出てこない。戦場がHDLから別の言語に移るだけで、性能を出すために悩む所は同じのまま。やっぱり追いかけるのはソフトウェアの世界でハードウェアは後追いになるのか、ハードウェアからソフトウェアに逆輸入みたいな現象が起きるのかどうか。
FPGAベンダーは自分のFPGAが売れたらよいので、提供させるライブラリは移植性が無く、中身もクローズドになる。GNUみたいな動きが出てくるのか、UNIXともWindowsとも違う新しい文化が出てくるのか。
レイヤー無茶苦茶だけど、LAMPとかPHPとかRuby on Rails みたいな、取りあえず言われたとおりセットアップしたらFPGA動くよ~みたいなブレークスルーがどんな形で出てくるのか、でてこないのか。
こんな事ばっかり考えているので、誰か仕事を・・・