塗りつぶされた二次元バーコードを解読できました
先日、中国の某社から入手したZYNQは二次元バーコードやシリアル番号が塗りつぶされていたのですが、塗りつぶされたバーコードを復元することに成功しました。
これが塗りつぶされたZYNQです。
モザイクがかかっているのではなく、レーザーマーキング機を使って二次元バーコードの部分が物理的に削られているのです。
しかし、世の中には凸凹を測定することができる機械があるのです。
その測定器を使って見てみると・・・何とか読めそうではないですか。
二次元バーコードの部分も、レーザーを使って縦に堀って消したことが分かります。
しかし、いくらレーザーで掘って消してもわずかな凸凹が残っていました。
この凸凹を目で見て1か0かを判断しながらパワポで正方形を重ねていったら・・
AMD Device Lookupがピコン!ブーン!と反応して、Device Lookupに成功しました。
ここに出てきたDevice Lookupのシリアル番号D6543・・・というのは、デバイスの表面の消されたシリアル番号とも一致します。
なんとなく読めるでしょうか?Dの後ろの65434・・が。私は5548だと思っていましたが6543だったようです。
あと、もう一つ気になるところがあるのです。
このBGAのデバイスはボールに打痕が見当たらないのです。メーカー出荷時に検査したらボールにプローブを当てた痕が付くと思うのですが、凹みがないのです。
つまり、リボールしたままの姿ということでしょうか。
大変興味深いデバイスといえます。
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