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2008.01.01

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

皆様、昨年は絶大なるご支援をいただきまして誠にありがとうございました。

平成20年という年は、特電にとって、2つの意味で変革の年となります。

第一の変革としては、自社製品の開発に注力するということです。
昨年は、自社製品に開発に費やす時間がほとんどなかったという反省のうえにたって、今年は自社製品に注力する一年にしたいと思います。

現在進行の自社製品プロジェクトとしては、
・MITOUJTAG Version 2
・ソフトロジック製品
・PCI Express IPコア
・携帯版スミスチャート
・JTAG信号解析装置
などがあります。

まずはPCI Express IPコアを最優先でリリースさせていきたいと考えています。

また、MITOUJTAG Version 2も、開発を進めております。
多くの皆様にご愛用いただいて参りましたMITOUJTAG BASICは、度重なる機能追加と拡張によって、もはやこれ以上改良することが困難な状態となってしまっています。そこで、昨年の11月半ばからMITOUJTAGのコードをすべて一から書き直すための研究を重ねてまいりました。
今年はMITOUJTAG Version 2として、新しくメジャーバージョンアップを行います。
MITOUJTAG Version 2では、卓越されたプロジェクト管理機能や、ヘルプがいらないほどのわかりやすい操作体系、各種モジュールの連携動作、イレギュラーなJTAGデバイスの取り扱い、クラスタデバイスの取り扱い、アドバンスドJTAGファンクションジェネレータの包含などを予定しております。

第二の変革としては、今年から徐々にではありますが、業務の主軸を、「高等の科学的専門知識を要求される技術」にシフトしていきたいと考えています。
これまでの特電の業務を振り返って見ますと、MITOUJTAGや数多くの受託開発案件がありました。これらは最初のアイデアを思いつくのは容易ではありませんが、それらを実装するには資本と経験と時間があればできてしまうという特徴があるものでした。
年々激しくなる国際競争の中で勝ち抜いていくためには、今後は「資本と経験と時間」では決してできない分野に挑戦していきたいと考えております。

現在進行の自社製品プロジェクトが完了した後は、偏微分方程式や、逆畳み込み、NP問題、尤度関数、HMMなど、高等の数学が必要となる問題に対して電子技術で挑んでいくような、そういう会社に変革していきたいと考えております。
(このような会社に変わってゆくためには、特電は多くの優秀な人財を必要としています。もし本ブログをご覧の方の中で、真の技術を楽しみたいという方がいらっしゃいましたら、是非とも力になってください。特電では随時、正社員・契約社員を募集しています。)

皆様、今後ともよろしくお願いします。

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