岐阜県三セクの岐阜県名産販売(株)の部長 1億1千万円着服 かつてに外貨運用
岐阜県の第三セクターの岐阜県名産販売(株)(岐阜県岐阜市薮田 南5-14-12 シンクタンク庁舎内、代表: 加藤徹)の男性販売部長(54)が、会社の金約1億1400万円を自分名義の口座に移し、外貨預金の運用 などに流用していたことが8日明らかになったと報道されている。
同社は、この部長を8日付で懲戒解雇した。
この部長は2010年8月、会社の預金から1億円を自分の口座に移し、2012年12月までドル建ての外貨運用に使った。
20また10年5月、取引先の商社に対し、誤って約1400万円を送金したため返してほしいと依頼して、自分の口座に振り込ませた。いずれも、発覚しないよう帳簿を改ざんしていた。
今年7月末に税務署から通常の税務調査に入るとの連絡があり、社長に横領の申告がなされた。 この部長は「会社が赤字になったときの補てんのため」と説明し、私的な流用は否定しているという。
この部長は1人で経理と販売業務を担当し、明確なチェック態勢もなかった。これまでに計1億466万円を返還しており、同社は残る約940万円の返済を求める。
この部長は1人で経理と販売業務を担当し、明確なチェック態勢もなかった。これまでに計1億466万円を返還しており、同社は残る約940万円の返済を求める。
同社は、資本金の4割を県が出資。県の特産品販売を手がけている。昨年5月にも男性社員が約100万円を着服する不祥事が明らかになっており、加藤社長は「再発防止に甘さがあった。社員を増やして経理と販売の担当を分けるなど態勢を強化したい」と話しているという。
同社は、税金が投入される第3セクターでありながら、内部牽制制度のカケラもないとは、呆れたものだ。同社が天下りのための会社である限りまた同じことが生じる。
同社は、税金が投入される第3セクターでありながら、内部牽制制度のカケラもないとは、呆れたものだ。同社が天下りのための会社である限りまた同じことが生じる。
岐阜県名産販売株式会社の概要 HPより
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社名
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岐阜県名産販売株式会社
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■創立
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平成9年9月2日
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■資本金
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2億4750万円
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■社員数
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16名
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■事業内容
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岐阜県産品の百貨店等への卸
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岐阜県産品の川島店での販売
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岐阜県産品の企画、開発
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■年商
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244.000千円(25年度)
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■決算期
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■役員等
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代表取締役社長 加藤 徹
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取締役 藤井 里樹
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取締役 臼井 猛
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取締役 小寺 康久
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取締役 橋本 直樹
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監査役 正村 洋一郎
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監査役 山田 茂樹
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■事業所所在地
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■本社
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〒500-8384 岐阜県岐阜市薮田南5-14-12
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岐阜県シンクタンク庁舎内
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TEL:058-275-5399 FAX:058-278-2164
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■川島店
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〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1569-1
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河川環境楽園内
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TEL:0586-89-7015 FAX:0586-89-7016
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■店舗運営責任者
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桑原 正芳(企画販売課)
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[ 2014年9月 9日 ]
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