平昌冬季オリンピック暗雲 委員長と副委員長任期半ばで辞任
2018年平昌冬季オリンピック組織委員長の金振ソン氏が21日、辞任した。金委員長 は同日、「冬季五輪の準備は折返し地点に来ている。いわゆる転換期的な状況」としながら「新しいリーダーシップと補強されたシステムによって組織委が今後 の課題に対処していくのが望ましいとずっと考えてきた。これが今、退く理由」と明らかにした。金委員長は江原道知事時代から平昌五輪招致に奔走し、 2011年10月からは組織委を導いた。昨年10月には再任に成功し、来年10月まで任期が残っていた。
大統領府の青瓦台を中心に「平昌五輪の準備が不十分だ」という指摘が続いていたという。
金委員長の側近だった文東厚組織委副委員長が今月10日に辞任し、金委員長が17日に行われた江陵アイススケート競技場起工式に参加していなかった。よほど、委員長の席が嫌になったと思われる。
トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)委員長が、今月はじめ訪韓した際、組織委の意向に反し、 朴大統領が会わなかったことも影響を及ぼし他のではと伝えられている。
新しい委員長候補に挙げられた「趙亮鎬」韓進グループ会長は21日、「韓進海運の正常化をはじめグループの業務が山積しており、組織委員長任務を遂行しにくい状況」とし、委員長就任拒否の意志を明らかにしている。
残るは、ソウル市長選で見事落選した現代のボンボンがいる。現代がスポンサーともなれば、資金がザクザク提供されることだろう。さらにスマホの巨人サムスンもスポンサー契約を早期に締結し、潤沢な資金を確保することが先決だろう。
平昌冬季五輪の組織委員長の座も、いつものことながら二転三転するのだろうか。まさか、誰かさんのように、辞任を取り消されたりして。
冬季五輪を2度経験した日本に対して、韓国の冬季五輪組織委は、協力要請している。その組織委の委員長と副委員長が任期半ばで辞任とは・・・・。
韓国国立バレエ団は、一度公演を表明したプッチーニの「蝶々婦人」の公演すら、舞台が長崎との理由だけで中止を表明した。公演発表と中止は計算ずく筋書き通りだろう。文化もスポーツも反日が徹底している韓国にあり、何を協力してくれというのであろうか。安易に乗るべきではなかろう。トラブったら日本のセイにすることはミエミエだ。
後3年半で平昌冬季オリンピックだ。
韓国の組織委も、前回のロシア・ソチでは、キム・ヨナ問題で対立しており、日本へ教えを請うにも、反日感情から、いつ突き上げられるかわからず、予定通り進んでいないどころか大幅に遅れているのが実情だ。
金委員長はそうしたマスコミが煽る韓国民の対露・対日に対する国民感情に翻弄され、疲れ果て辞任したと思われる。
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