アイコン 居酒屋もビールも売れず 全国津々浦々にこの景気を浸透させる

<ビール業界>
大手ビ-ルメーカーのビール系飲料の6月まで半年間の国内出荷量は249万2158キロリットルで、前年同期間比▲1.2%だった。上半期の出荷量が前年を下回ったのは2年連続、これまでで最も少なくなっ。
品目別では、ビールが0.2%のプラスと僅かに増加したが、価格の安い第3のビールが▲1.6%の減少と販売開始以来、初めてマイナスとなり、発泡酒も▲5.2%減少した。
ビール系飲料の出荷量は、消費税率引上げに伴う駆込需要で3月まで増加したが、その後は前年を下回る状況が続いている。
各社は、ビールの需要が最盛期を迎える夏場に向けて、売行好調な価格の高いプレミアムビールなどの販売に力を入れ、若い世代を中心に進むビール離れに歯止めをかけたいとしている。

若い人たちの清酒の次はビール離れ。購買層の少子化の影響も加速している。財界や企業が望むところの若い人たちの仕事が派遣ばかり増え、収入が抑えられていることから、金がかかる居酒屋への足が大幅に減じ、家に籠もりゲームに没頭するスタイルが増加、低収入による未婚率も大幅増加、少子化とともに、その影響は計り知れない。

労働者の低賃金は財界と竹中平蔵が望むところであり、その圧力を強めるばかりで仕方あるまい。(しかし、少子化により潜在の働き手が大幅に底が浅くなっており、少しの景気回復で企業は既に、人手不足に陥っている。おのずと労働者の反撃が始まった。こうした状態が続けばビールの売れ行きも回復してくるだろう。)
少々、給与があがっても、税や負担金増・値上がりで、可処分所得は減少の一途。

<飲食店業界>
<ワタミ>奢れる者は久しからず。

6月のワタミの全店売上高は前年同月比▲14.1%減だった。転換出店が1店、11店を閉店し、国内のグループ店舗数は621店。
5月のワタミは、全店売上高が前年同月比損各4.1%減だった。転換出店が1店、11店を閉店し、国内のグループ店舗数は631店になっていた。

<マック>ベネッセに行った原田さん、今度は未曾有の個人情報流出、運気のない人
日本マクドナルドホールディングスが発表した6月度の全店売上高は前年同月比▲8.6%減となった。全店、既存店とも5ヶ月連続前年割れだがそれ以前も大幅に前年割れとなっている。既存店の売上高は▲8.0%減、客数▲10.7%減、
客単価3.0%増。

<コロワイド>居酒屋甘太郎など
コロワイド(2014年3月期連結売上高:1484億円)が発表した全業態の6月の全店売上高は、前年同月比▲4.7%減、客数▲5.3%減、客単価0.6%増だった。

<APC>居酒屋塚田農場など
6月の既存店ベースの売上高は前年同月比8.1%減と2ヶ月連続減少。

<すき家>深夜の強盗は減ったのだろうか。勤め先としては危なっかしい。
ゼンショー(2014年3月期連結売上高:4683億円)が発表したすき家の6月の全店売上高は、前年同月比▲4.4%減だった。月末店舗数は1995店。

[ 2014年7月10日 ]
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