米白人警官 無抵抗の黒人女性を激しく殴りボコボコに 人種差別に発展か
アメリカ西部カリフォルニア州の高速道路で、白人警察官が歩行者の黒人女性の顔や頭を繰り返し殴る様子を捉えた映像が、現地メディアが流し、警察は調査チームを設置して経緯を調べている。
映像は1日、カリフォルニア州のロサンゼルスで高速道路を通行していた男性が、車の中から撮影したもの。映像には、高速道路を横切って分離帯を歩いていた黒人女性を、白人の警察官が押し倒し、馬乗りになり、顔や頭をボコボコに激しく殴る様子が捉えられている。
撮影した男性から映像の提供を受けた複数のテレビ局が内容を伝えたことで問題が明らかになり、4日、警察が記者会見を開き、警察側は、女性が高速道路に侵入し、危険だったため取り押さえようとしたところ、警察官が女性を殴る事態になってしまったと釈明しているという。
アメリカでの白人の黒人に対する偏見は、外国に対し人権を叫ぶ米国、それも人種差別に煩いカルフォルニアの現在の警察官でさえ、根強くあることを覗わせるものとなっている。
映像
[ 2014年7月 7日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント