続、アルプス電気会長発言自社東莞工場停止 中国委託工場社員たちが激怒した波紋拡がる
アルプス電気の片岡政隆会長(オーナー家)が7月1日、 出張で訪れた東莞市の委託工場「東莞廠長安日華電子廠」の幹部社員との会議中、いきなり「第2次世界大戦で日本は中国を欧米による植民地化から防いだ」と 受け止められる趣旨の発言を行い、参加していた幹部社員が反発、従業員たちに伝え、従業員たちは業務ボイコット、工場は稼動を停止した。
従業員たちの謝罪要求に会長は、1日午後2時頃謝罪したが、従業員たちによく伝わらず、再度謝罪して、騒動は鎮静化に向かっていた。
しかし、2日時点でも影響が残り、同委託工場に隣接する自動車部品を製造するアルプス電気東莞工場にも波及、操業が止まった。
東莞廠長安日華電子廠は、アルプス電気から委託を受け、フォトプリンターの機構部品やゲームコントローラーなど生産している。従業員は1000人、アルプス電気からの出向で日系社員10人が在籍している。
同社は、操業停止の影響については、今のところ、在庫があり問題はないとしている。
(なお、前回記事では、同社の東莞工場で操業停止としていたが、実際は委託企業先の操業停止であったことから、ここに修正)
<GM大量リコールの点火スイッチ問題波及?>
アメリカでは一部の報道機関が、「GMの問題の点火スイッチはアルプス電気製」と報じられている問題に関し同社は、「GMから不具合があったとの連絡は一切きていない。GMには、アルプス電気の部品の問題ではないと公式声明を出してもらうよう働きかけている」としている。
以上。
<YOUは何しに中国へ>
片岡政隆会長は何しに中国へ行ったのだろうか、持論を喋るため行ったとしたら、驕り昂ぶりとしか言いようがない。それも他人様の工場に赴いての発言だ。
オーナー家出身の片岡政隆会長は当然、理工系のお坊ちゃま育ち、よほど世間知らずのようだ。オーナー家でなければ、また、株主総会も終わったばかりで、責任問題にはなりにくいが、オーナー家でなければ、代表取締役会長としても引責辞任必死だ。
中国に工場を有しているにもかかわらず、国営中国紙の日本語電子版をまったく見ていないのだろう。今でもどれほど日本タタキをしているのかまったく知らないようだ。
中国政府は、政治批判は国民や自国紙はおろか、外国紙の記者すら報道を許していない。
火に油を注いだ片岡政隆会長の略歴
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役名及び職名
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略歴
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早稲田大学理工学部卒業
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代表取締役
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昭和47年4月
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シャープ(株)退職
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取締役会長
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当社入社
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片 岡 政 隆
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昭和56年3月
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当社角田事業部長
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昭和21年6月日生
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昭和57年6月
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当社取締役
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昭和60年6月
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当社常務取締役
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昭和61年10月
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当社専務取締役
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昭和63年6月
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当社代表取締役社長
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平成24年6月
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当社代表取締役会長(現任)
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