アイコン 森実商事(株)、(有)森実/自己破産申請

森実商事(株)(愛媛県四国中央市中之庄町1694-3、代表:森実保定)は6月4日、申請処理を滝久男弁護士(電話03-3724-3805)ほかに一任して、松山地裁西条支部へ自己破産申請した。

負債額は約38億。

当社は製紙原料販売業として創業、家庭紙や輸入紙販売など順次事業を拡大し、2008年10月期にはピークとなる売上高約108億9500万円を計上した。しかし、リーマン・ショックで市況が悪化、大口不良債権も発生し、輸入紙の取り扱いを縮小させてきた。
2012年11月には紙製品事業をエイトワン(株)(香川県三豊市山本町財田西230、代表:多田久恵)に譲渡、関連会社の(有)森実(愛媛県四国中央市中之庄町1694-3、代表:森実保定)の事業も同社に譲渡し、2013年10月期の売上高は約8億6000万円となっていた。
当社は2014年2月に(株)モリ商(愛媛県四国中央市中之庄町1694-3、代表:森実保定)を設立し、森実商事の古紙事業を譲渡し、同社は清算されるだけの会社となり今回の措置となった。(有)森実も事業を譲渡していたことから、一緒に自己破産申請した。

 

[ 2014年7月 1日 ]
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