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「クレカの審査が・・」という情報が多すぎる

2022 - 01/14 [Fri] - 11:06

最近手元に送られてくるメールにしても、ネットを検索しているときにしてもやたら気になるのが「クレカ(クレジットカード)の審査に落ちた・・」とか「違う審査のクレカに申し込めば大丈夫」とか、そんなクレジットカードの審査の話ばかり。

正直こういう情報を見るとうんざりします。

そんなに世の中クレジットカードを何枚も持つ必要がある人が多いのでしょうか?あるいはそんなにクレジットカードの審査で落とされる人が多いのでしょうか?

確かに金策で一生懸命な人は何枚もクレジットカードを作っていろんなカードのキャッシング枠を全部使って借金してる人がいることは知っています。私もかつてクレジットカードのキャッシングみたいなことをしたことがあって、その利息の高さに驚いたことがあったので「もう二度とクレジットカードでお金を借りることだけはしたくない」と思っているのですが、切羽詰まると手軽に借りることができるので金策に困った人にとってはとても手軽な借入先になってしまいます。

でも、そういう金策をしている人も、きちんとお金を払うことができなくなると必ず終わりがやってきます。カードの使用ができなくなり、そして未払いの債務はわけのわからない別の取り立て会社に売却されます。

個人的には、本来お金を借りても返す見込みがない人はお金を借りるべきではないと思っていますし、貸すべきではないと思っています。そんなことをしてほんの一瞬救われた気分になったり、楽しい気分になったりしても、どうせ1か月後、2か月後には大変な精神的な苦痛が始まるわけですからね。

先ほどのケースのように、複数のカードキャッシングをしているような人はまさにそんな感じ。毎月そのキャッシングの返済の金策に追われています。精神的にもかなり追い込まれているので、もうまともな思考もできないような感じになってきています。事業をしている人であれば、一攫千金的なものに金をつぎ込むようになってきます。

冷静に考えればギャンブルで事業が上手くいくことなんて絶対あり得ないことなので、結局はお金を損するだけに終わるのですが、いまこの時点でお金に困っている人はそんなことは考えられないんですよね。もし10万円払って1千万円もらえるような懸賞などがあったとすれば、即座に借金してでも10万円払うような思考なんです。そのあとでその10万円を返済する大変さなんかこれっぽっちも考えようともしないのです。

申し訳ないけどクレカの審査に落ちるような方はそんな方です。若くて収入が不安的で少ない方は話が別ですが、そうでない方はだいたいカードキャッシングをしまくっているような人たちなのだと思います。

残念ですけど、そんな方たちはお金借りたってまず返せません。支払期限を過ぎても支払わないで開き直っていられる感覚は個人的には全く理解できないですが、返済できないことに慣れてしまっている人の感覚は普通の人にはもうわからないところにやってきています。

そういう人たちは周囲の人たちとの関係も壊しながら、それでも「みんなお金ない俺のことを大目に見て許してくれてる」と勘違いしたままどんどんその生活を続けて行ってしまいます。厳しく支払いを要求する人には必死でお金を払いますが、そうでもない人には甘えまくります。でも甘えられたとしても、お金を期限通りに払ってくれない人に対する信用はどんどんなくなるわけで、甘い相手ほど次が無くなっていくことも気が付かずに。

いつも支払いが遅くなっても「いいよ、いいよ。ある時に払ってくれれば」と言ってくれる人でも、支払いが全くできないことが分かれば「もう払ってもらえないんでしょう?じゃあ、払ってもらえないお金はもう要らないから、その代わりもうこれでお互いの関係は終わりにしよう」とバッサリ切られます。そしてもう二度と助けてくれることはないでしょう。

やっぱりなんだかんだ言ったって世の中ビジネスはお金でつながっているわけで、お金を支払ってくれない相手に対しては誰だって信用しないし冷たいものです。「そんなこと言わないで、お金がなくて困ってるんだから知りあいなら(友達なら)助けてよ」と本人は思ってるでしょうけど、単なる甘え。

ビジネスでつながっている相手からすれば「なに言ってるの?今までのお金だって払ってもらえないのに、まださらに金貸してくれとまで言うの?どうせ貸したって返してくれないでしょ?貸してほしかったら今までの未払いを全部払ってから言ってくれる?」と言われるのがオチ。友達だってお金が絡んできたら一緒です。

だから話は戻りますけど、クレカの審査に落ちるような人が裏技使ってまでお金なんか借りなくていいし、貸すほうも貸さなくていいです。もちろん貸すほうは「金に困ったカモがまたやってきた。こいつの骨の髄までしゃぶりつくしてやろう」と手ぐすね引いているわけですが、金策に翻弄されている人はそんなことわからないで、貸してくれる人を神だと思っているくらいなんですよね。

お金が無いのなら、無いなりの生活をするしかありません。収入が少ないのなら必死で増やすように頑張るしかありません。最近はコロナで本当に仕事や売上がなくなってしまっている人もいますが、それでも探せば世の中に仕事は絶対にあります。

くだらない見栄を捨てればいくらでもまともにお金を稼ぐ方法はあります、本当に。クレカでキャッシングしまくらないと日々過ごせないような人は、クレカで金を借りることを考えるより、コンビニのバイトでも、工事現場の旗振りでも何でもいいので、まず金を稼ぐことを考えてください。

だって、クレカの借金が膨らんで返せなくなったら、最終的にはそういうことをしないといけなくなるんですからね・・。なんでお金が無いのに、すぐ「カードキャッシングしよう!」と簡単に借金で逃げようとしているのか、その思考が分からないし、ダメです・・、ホントに。一回のキャッシングはまだしも、それで勘違いして二回、三回と重ねていくのは本当にダメです。

人間、落ちていきたくなければカードキャッシングなんて意地でもやらないでください。返せる見込みがない金を借りようなんて思わないでください。クレカの審査が落ちたのなら、クレカなんか諦めて仕事さがしてください。

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