1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 20:57:18.42 :5Bpvu/jD0
小鳥「みきいお」
小鳥「――むじゅん」
P「あー」
小鳥「みきいお」
小鳥「――むじゅん」
P「あー」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:00:42.02 :5Bpvu/jD0
小鳥「ここにこんなことを言うアイドルがいる」
P「確認しますけど、ほこたてですよね?」
美希『眠くない時だったら、ミキとの話はそんなに飽きないって思うな』
P「ほこたてだとしたら小鳥さん、その中途半端に低い声、全然似てないですよ」
美希『最近みんなお仕事が忙しくて話せる機会も少ないんだよねー』
P「美希は特に忙しいからなー。息抜きの時間も作ってやりたいんだが」
小鳥「ここにこんなことを言うアイドルがいる」
P「確認しますけど、ほこたてですよね?」
美希『眠くない時だったら、ミキとの話はそんなに飽きないって思うな』
P「ほこたてだとしたら小鳥さん、その中途半端に低い声、全然似てないですよ」
美希『最近みんなお仕事が忙しくて話せる機会も少ないんだよねー』
P「美希は特に忙しいからなー。息抜きの時間も作ってやりたいんだが」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:04:01.73 :5Bpvu/jD0
小鳥「一方、ここにこんなことを言うアイドルがいる」
P「ところで小鳥さんはどうやってこんな大層なVTRを作る時間を捻出してるんです?」
伊織『なによ小鳥、は? 番組の企画? え、もうこれ撮ってるの?』
P「うっわ、伊織のヤツすっげぇ機嫌悪そう」
伊織『えっとぉ、事務所のみんなと会えないのは寂しいけど、伊織はファンの皆さんから元気を頂いてるからお仕事は全然辛くないですぅ』キャルンッ
P「プロだ」
伊織『は? キャラは作らなくてもいい? なにがしたいのよアンタは。え、他の連中と会えなくて寂しいんじゃないか? そんなことを気にしてたら売れっ子は務まらないわよ』
P「伊織はすごいなぁ。もっと寂しい時は寂しいって言ってくれてもいいんだぞ」
小鳥「――ここに、一つの疑問が生じた」
P「ん?」
小鳥「一方、ここにこんなことを言うアイドルがいる」
P「ところで小鳥さんはどうやってこんな大層なVTRを作る時間を捻出してるんです?」
伊織『なによ小鳥、は? 番組の企画? え、もうこれ撮ってるの?』
P「うっわ、伊織のヤツすっげぇ機嫌悪そう」
伊織『えっとぉ、事務所のみんなと会えないのは寂しいけど、伊織はファンの皆さんから元気を頂いてるからお仕事は全然辛くないですぅ』キャルンッ
P「プロだ」
伊織『は? キャラは作らなくてもいい? なにがしたいのよアンタは。え、他の連中と会えなくて寂しいんじゃないか? そんなことを気にしてたら売れっ子は務まらないわよ』
P「伊織はすごいなぁ。もっと寂しい時は寂しいって言ってくれてもいいんだぞ」
小鳥「――ここに、一つの疑問が生じた」
P「ん?」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:09:15.71 :5Bpvu/jD0
美希『最近思うんだ。キラキラって、カメラやマイクの前に立つ時だけじゃなくて、心置きなく話せる相手との当たり前の時間の中にもあるんじゃないかって』
小鳥「誰かに構いたくてウズウズしてる美希ちゃんと」
伊織『な、なによその目は! だから寂しくなんてないって言ってるでしょう!』
小鳥「寂しくなんてない。誰よりも負けず嫌いな伊織ちゃん」
小鳥「この両者がぶつかった時、果たして勝つのはどちらかぁあ!!!」
P「んー?」
美希『最近思うんだ。キラキラって、カメラやマイクの前に立つ時だけじゃなくて、心置きなく話せる相手との当たり前の時間の中にもあるんじゃないかって』
小鳥「誰かに構いたくてウズウズしてる美希ちゃんと」
伊織『な、なによその目は! だから寂しくなんてないって言ってるでしょう!』
小鳥「寂しくなんてない。誰よりも負けず嫌いな伊織ちゃん」
小鳥「この両者がぶつかった時、果たして勝つのはどちらかぁあ!!!」
P「んー?」
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:12:47.46 :5Bpvu/jD0
P「小鳥さんのやりたいことは、たぶん分かります」
P「全力で甘えてくる美希相手に伊織がデレないかどうかの勝負、ということですよね?」
小鳥「まぁつまりはアイドルの受け攻めによるほこたてです」
P「ほこたてって言っちゃったよこの人」
P「小鳥さんのやりたいことは、たぶん分かります」
P「全力で甘えてくる美希相手に伊織がデレないかどうかの勝負、ということですよね?」
小鳥「まぁつまりはアイドルの受け攻めによるほこたてです」
P「ほこたてって言っちゃったよこの人」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:15:57.10 :5Bpvu/jD0
P「小鳥さんが見たい画は、分かりました」
P「しかし俺には疑問が浮かびます」
小鳥「ふむ、どんな疑問でしょう」
P「果たしてこのカードでちゃんとした勝負が成り立つのか、ということです」
P「はっきり言って、伊織が勝つシーンが思い浮かびません」
P「仕事続きでなかなか以前のように遊べなくなった美希が、全力で伊織に甘えてくるとします」
P「そのとき、伊織は口では憎まれ口を叩きながらも、甘えてくる美希に付き合ってあげる」
P「そんなイメージしか浮かばないのですが、小鳥さんにはなにか考えがあるんですか?」
小鳥「パフォーマンスタイム!!!」
P「っ?」
P「小鳥さんが見たい画は、分かりました」
P「しかし俺には疑問が浮かびます」
小鳥「ふむ、どんな疑問でしょう」
P「果たしてこのカードでちゃんとした勝負が成り立つのか、ということです」
P「はっきり言って、伊織が勝つシーンが思い浮かびません」
P「仕事続きでなかなか以前のように遊べなくなった美希が、全力で伊織に甘えてくるとします」
P「そのとき、伊織は口では憎まれ口を叩きながらも、甘えてくる美希に付き合ってあげる」
P「そんなイメージしか浮かばないのですが、小鳥さんにはなにか考えがあるんですか?」
小鳥「パフォーマンスタイム!!!」
P「っ?」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:19:32.25 :5Bpvu/jD0
小鳥「今からお見せするVTRは、先日伊織ちゃんとやよいちゃんの二人にこのほこたて勝負をさせた時のものです」
P「なっ!? やよいおり……!?」
小鳥「プライドの高い伊織ちゃんがやよいちゃんを相手にしてデレデレになる」
小鳥「そんな光景を見たくて私はこの勝負を持ちかけました」
小鳥「ルールは、ホテルの同室にて、22:00時点で伊織ちゃんが眠りについていれば伊織ちゃんの勝ち、やよいちゃんが伊織ちゃんを寝かせなかったらやよいちゃんの勝ち、というもの」
小鳥「ではどのような結果になったのか。22:00時点の映像がこちらです」
小鳥「今からお見せするVTRは、先日伊織ちゃんとやよいちゃんの二人にこのほこたて勝負をさせた時のものです」
P「なっ!? やよいおり……!?」
小鳥「プライドの高い伊織ちゃんがやよいちゃんを相手にしてデレデレになる」
小鳥「そんな光景を見たくて私はこの勝負を持ちかけました」
小鳥「ルールは、ホテルの同室にて、22:00時点で伊織ちゃんが眠りについていれば伊織ちゃんの勝ち、やよいちゃんが伊織ちゃんを寝かせなかったらやよいちゃんの勝ち、というもの」
小鳥「ではどのような結果になったのか。22:00時点の映像がこちらです」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:23:00.77 :5Bpvu/jD0
伊織『……スゥ』
やよい『すぴー……』
P「当たり前のように、お互いの手を取り合いながらベッドで寝てる……」
P「めっちゃかわええ」
小鳥「ええ。天使の寝顔とはまさにこのことですよね。ティッシュを一枚失礼します」
P「どうぞ」シュッ
小鳥「ご覧のとおり、勝負は伊織ちゃんの勝利に終わりました」
伊織『……スゥ』
やよい『すぴー……』
P「当たり前のように、お互いの手を取り合いながらベッドで寝てる……」
P「めっちゃかわええ」
小鳥「ええ。天使の寝顔とはまさにこのことですよね。ティッシュを一枚失礼します」
P「どうぞ」シュッ
小鳥「ご覧のとおり、勝負は伊織ちゃんの勝利に終わりました」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:26:06.59 :5Bpvu/jD0
小鳥「どのようにしてやよいおりがこの状態に至ったのかを語るにはこのスレは短すぎるので、割愛させて頂きます」
P「非常に気になりますが……それを明かさないのも考えがあってのことなんですね?」
小鳥「そうです」
小鳥「おそらく今回の勝負でも同様の試合運びを伊織ちゃんは狙ってくるでしょう」
小鳥「そのネタバレをしたくはありません」
P「ふむ」
小鳥「どのようにしてやよいおりがこの状態に至ったのかを語るにはこのスレは短すぎるので、割愛させて頂きます」
P「非常に気になりますが……それを明かさないのも考えがあってのことなんですね?」
小鳥「そうです」
小鳥「おそらく今回の勝負でも同様の試合運びを伊織ちゃんは狙ってくるでしょう」
小鳥「そのネタバレをしたくはありません」
P「ふむ」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:29:35.98 :5Bpvu/jD0
小鳥「ただ、一つだけ言わせて頂くとしたら」
小鳥「勝負事となった時の伊織ちゃんは、想像以上に強いです」
小鳥「伊織ちゃんは流され体質だという認識は私も持っていました」
小鳥「しかし同時に、伊織ちゃんは勝負となったら決して手を抜かない、負けず嫌いな体質でもあります」
小鳥「負けず嫌い、意地を折らないという意味での耐久力の高さは千早ちゃんをも遙かに凌ぐでしょう」
小鳥「それがシールド・オブ・プライド、伊織ちゃんなのです」
P「シールd、なんですかそれ?」
小鳥「ただ、一つだけ言わせて頂くとしたら」
小鳥「勝負事となった時の伊織ちゃんは、想像以上に強いです」
小鳥「伊織ちゃんは流され体質だという認識は私も持っていました」
小鳥「しかし同時に、伊織ちゃんは勝負となったら決して手を抜かない、負けず嫌いな体質でもあります」
小鳥「負けず嫌い、意地を折らないという意味での耐久力の高さは千早ちゃんをも遙かに凌ぐでしょう」
小鳥「それがシールド・オブ・プライド、伊織ちゃんなのです」
P「シールd、なんですかそれ?」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:32:42.04 :5Bpvu/jD0
P「……にしても、伊織がやよいに打ち勝った方法が分からないと、伊織が美希に勝てるかどうかは考えようがないですね」
P「普通に考えれば美希の圧勝だと思うのですが」
P「小鳥さんが何を見たのか、とても気になります」
小鳥「正直、プロデューサーさんはまだ美希ちゃん有利と考えていらっしゃいますよね?」
P「普段の二人を見ていれば誰だってそう思うでしょう」
P「美希は甘え上手で、自分のペースを崩すことがない子です」
P「一方の伊織は相手を気遣える子というか……仲間を無視するようなことはしませんからね」
P「加えて、美希は伊織に構うのが大好きです」
P「アイツが伊織以外をニックネームで呼んでるとこ、見たことがないですもん」
小鳥「そうですよね。そうですよね」
小鳥「パフォーマンスタイム!!!」
P「っ?」
P「……にしても、伊織がやよいに打ち勝った方法が分からないと、伊織が美希に勝てるかどうかは考えようがないですね」
P「普通に考えれば美希の圧勝だと思うのですが」
P「小鳥さんが何を見たのか、とても気になります」
小鳥「正直、プロデューサーさんはまだ美希ちゃん有利と考えていらっしゃいますよね?」
P「普段の二人を見ていれば誰だってそう思うでしょう」
P「美希は甘え上手で、自分のペースを崩すことがない子です」
P「一方の伊織は相手を気遣える子というか……仲間を無視するようなことはしませんからね」
P「加えて、美希は伊織に構うのが大好きです」
P「アイツが伊織以外をニックネームで呼んでるとこ、見たことがないですもん」
小鳥「そうですよね。そうですよね」
小鳥「パフォーマンスタイム!!!」
P「っ?」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:36:54.20 :5Bpvu/jD0
小鳥「今から流すVTRは以前、美希ちゃんと伊織ちゃんが事務所でイチャイチャしてたところをスマホで盗撮した動画です」
P「ん!?」
美希『でこちゃん美味しそうなものを食べてるのー』
伊織『ゴージャスセレブモンブランよ。なぁに? アンタも食べたいの?』
美希『食べたい! でこちゃん優しいね!』
伊織『それじゃあ私のことは今から伊織様と呼びなさい? そうしたら施してあげなくもないわ』ニヒヒッ
美希『あむっ』スッ パクッ
伊織『あああーーーーー!? アンタなに勝手に食べてるのよ?!』
美希『美味しいのー』ホクホク
伊織『というかアンタ一口でどれだけ食べてるのよ!』
小鳥「今から流すVTRは以前、美希ちゃんと伊織ちゃんが事務所でイチャイチャしてたところをスマホで盗撮した動画です」
P「ん!?」
美希『でこちゃん美味しそうなものを食べてるのー』
伊織『ゴージャスセレブモンブランよ。なぁに? アンタも食べたいの?』
美希『食べたい! でこちゃん優しいね!』
伊織『それじゃあ私のことは今から伊織様と呼びなさい? そうしたら施してあげなくもないわ』ニヒヒッ
美希『あむっ』スッ パクッ
伊織『あああーーーーー!? アンタなに勝手に食べてるのよ?!』
美希『美味しいのー』ホクホク
伊織『というかアンタ一口でどれだけ食べてるのよ!』
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:40:13.15 :5Bpvu/jD0
美希『食べすぎちゃった? ごめんね? 代わりにミキが食べようとしてた苺ババロアをちょっとあげるの』
伊織『なんで自分で食べるものを持ってるのに私のを食べたのよぅ』
美希『美味しそうだったから☆』
伊織『踏んであげるからそこに正座なさい』
美希『まぁまぁ、ミキのババロアを食べていいから』
伊織『それじゃあ割りに合わないわよ、ったくもう。……二口でいいわ』
美希『了解なの。はい、あーん』ヒョイッ
伊織『!?』
美希『食べすぎちゃった? ごめんね? 代わりにミキが食べようとしてた苺ババロアをちょっとあげるの』
伊織『なんで自分で食べるものを持ってるのに私のを食べたのよぅ』
美希『美味しそうだったから☆』
伊織『踏んであげるからそこに正座なさい』
美希『まぁまぁ、ミキのババロアを食べていいから』
伊織『それじゃあ割りに合わないわよ、ったくもう。……二口でいいわ』
美希『了解なの。はい、あーん』ヒョイッ
伊織『!?』
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:43:47.60 :5Bpvu/jD0
美希『あーんっ』
伊織『なななにしてるのよ! 自分で食べるからスプーンを貸しなさい!』
美希『あーん?』
伊織『なんで悲しそうな顔をしてるのよ……、分かったわよ。このくらいでガタガタ騒ぐほど子供じゃないし、別にこんなことは気にしないわよ』
美希『あーんッ☆』ヒョイッ
伊織『………………っ』アムッ
美希『……』ニコニコ
伊織『…………』モニュモニュ
美希『……』ニコニコ
伊織『…………』モニュモニュ コクン
伊織『……と、トクベツに一口だけで許してあげるわよ』
美希『でこちゃんかわいいのー』
P「……」
小鳥「……」シュッ
美希『あーんっ』
伊織『なななにしてるのよ! 自分で食べるからスプーンを貸しなさい!』
美希『あーん?』
伊織『なんで悲しそうな顔をしてるのよ……、分かったわよ。このくらいでガタガタ騒ぐほど子供じゃないし、別にこんなことは気にしないわよ』
美希『あーんッ☆』ヒョイッ
伊織『………………っ』アムッ
美希『……』ニコニコ
伊織『…………』モニュモニュ
美希『……』ニコニコ
伊織『…………』モニュモニュ コクン
伊織『……と、トクベツに一口だけで許してあげるわよ』
美希『でこちゃんかわいいのー』
P「……」
小鳥「……」シュッ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:47:39.20 :5Bpvu/jD0
P「これもう」
P「今回の勝負はしなくてもいいんじゃないっすかね」
小鳥「そう思われるのも当然でしょう」
小鳥「ご存知のように、美希ちゃんの子猫の如き甘えテクは半端じゃありません」
小鳥「そしてそれはご覧頂いたとおり、伊織ちゃん相手だと更にブーストがかかる」
小鳥「ただでさえ強力な攻撃力が“でこちゃんかわいい”エンジンにより更にパワーアップするその様はまさにエンチャンテッド・ハルバード」
P「えんちゃn……、は?」
小鳥「それが美希ちゃんという矛なのです!」
P「これもう」
P「今回の勝負はしなくてもいいんじゃないっすかね」
小鳥「そう思われるのも当然でしょう」
小鳥「ご存知のように、美希ちゃんの子猫の如き甘えテクは半端じゃありません」
小鳥「そしてそれはご覧頂いたとおり、伊織ちゃん相手だと更にブーストがかかる」
小鳥「ただでさえ強力な攻撃力が“でこちゃんかわいい”エンジンにより更にパワーアップするその様はまさにエンチャンテッド・ハルバード」
P「えんちゃn……、は?」
小鳥「それが美希ちゃんという矛なのです!」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:49:53.56 :5Bpvu/jD0
小鳥「普段であれば伊織ちゃんが美希ちゃんに押し切られておしまい」
小鳥「私だってそんなことは分かっています」
小鳥「なので元々、この二人に勝負をさせるつもりはありませんでした」
小鳥「――やよいちゃんと伊織ちゃんの勝負を見るまでは」
P「小鳥さん、あなたはいったい何を知り、どこへ向かおうとしているのですか?」
小鳥「普段であれば伊織ちゃんが美希ちゃんに押し切られておしまい」
小鳥「私だってそんなことは分かっています」
小鳥「なので元々、この二人に勝負をさせるつもりはありませんでした」
小鳥「――やよいちゃんと伊織ちゃんの勝負を見るまでは」
P「小鳥さん、あなたはいったい何を知り、どこへ向かおうとしているのですか?」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:56:02.98 :5Bpvu/jD0
小鳥「ルール説明!!!」
P「……お願いします」
小鳥「今、美希ちゃんと伊織ちゃんを含むアイドルの子たちは遠出のロケに出ており、二人一組でホテルの同室に宿泊をします」
小鳥「そこで、美希ちゃんと伊織ちゃんにも同室に泊まってもらい、23:00になっても伊織ちゃんが起きていたら美希ちゃんの勝利。23:00になった時に伊織ちゃんが寝ていたら伊織ちゃんの勝利とします!」
小鳥「二人にはこの勝負のルールは伝えてあります。ただ、相手だけは知りません」
小鳥「天性の甘え上手に加えて伊織ちゃんに対しては特に強いエンチャンテッド・ハルバード、美希ちゃんと」
小鳥「勝つことに対しての意地は765プロ一とも目されるシールド・オブ・プライド、伊織ちゃん」
小鳥「この勝負、いったいどちらが勝つのかぁああ!!!」
P「勝負の行方は、小鳥さんを驚かせた伊織のポテンシャル次第かな」
小鳥「ルール説明!!!」
P「……お願いします」
小鳥「今、美希ちゃんと伊織ちゃんを含むアイドルの子たちは遠出のロケに出ており、二人一組でホテルの同室に宿泊をします」
小鳥「そこで、美希ちゃんと伊織ちゃんにも同室に泊まってもらい、23:00になっても伊織ちゃんが起きていたら美希ちゃんの勝利。23:00になった時に伊織ちゃんが寝ていたら伊織ちゃんの勝利とします!」
小鳥「二人にはこの勝負のルールは伝えてあります。ただ、相手だけは知りません」
小鳥「天性の甘え上手に加えて伊織ちゃんに対しては特に強いエンチャンテッド・ハルバード、美希ちゃんと」
小鳥「勝つことに対しての意地は765プロ一とも目されるシールド・オブ・プライド、伊織ちゃん」
小鳥「この勝負、いったいどちらが勝つのかぁああ!!!」
P「勝負の行方は、小鳥さんを驚かせた伊織のポテンシャル次第かな」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 21:59:09.39 :5Bpvu/jD0
P「でもやっぱり勝つのは美希だと思いますね」
小鳥「ほう」
P「伊織がなにかの隠し玉を持っているとしても、美希が伊織を可愛がろうとするスタンスが変わるとは思いません」
P「美希がガン攻めである限り、伊織が眠れる展開にはならないはずです」
P「なにより、伊織のやつも、なんだかんだで美希とジャレてる時間が好きだと思うんですよ」
小鳥「なるほど。美希ちゃんに全力で可愛がられ続けて夜も眠れない伊織ちゃんだって実は嬉しいんだからね!な展開ですね」
小鳥「ハラショー」
P「あ、はい」
P「でもやっぱり勝つのは美希だと思いますね」
小鳥「ほう」
P「伊織がなにかの隠し玉を持っているとしても、美希が伊織を可愛がろうとするスタンスが変わるとは思いません」
P「美希がガン攻めである限り、伊織が眠れる展開にはならないはずです」
P「なにより、伊織のやつも、なんだかんだで美希とジャレてる時間が好きだと思うんですよ」
小鳥「なるほど。美希ちゃんに全力で可愛がられ続けて夜も眠れない伊織ちゃんだって実は嬉しいんだからね!な展開ですね」
小鳥「ハラショー」
P「あ、はい」
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:02:36.55 :5Bpvu/jD0
小鳥「しかし私は伊織ちゃんが勝つと思います」
P「……理由は?」
小鳥「先程の盗撮動画とは違い、今の伊織ちゃんはこれが勝負であり、カメラが設置されてることを知っています」
小鳥「その環境――いえ、意識の違い故。としか今は答えられません」
P「分かりました」
小鳥「しかし私は伊織ちゃんが勝つと思います」
P「……理由は?」
小鳥「先程の盗撮動画とは違い、今の伊織ちゃんはこれが勝負であり、カメラが設置されてることを知っています」
小鳥「その環境――いえ、意識の違い故。としか今は答えられません」
P「分かりました」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:06:37.21 :5Bpvu/jD0
美希『ガールズトークなのっ、ガールズトーク!』
伊織『前のやよいとの勝負で分からなかったの? こんなルールじゃ私は絶対に負けないわよ』
P「二人とも忙しいのに、よく意気込みコメントも撮れましたね」
美希『あ、でもあまり話し過ぎたら律子に怒られたりしちゃうかな? その時は小鳥、フォローをヨロシクなのっ』
伊織『ま、世界一可愛い伊織ちゃんの姿を知らしめるいい機会と思ってあげましょうか』
P「どっちも自分が負けるとは全然思ってないな」
小鳥「事前に撮っておいたVTRはここまでです」
小鳥「今、美希ちゃんが伊織ちゃんの待機しているホテルに着いたとの情報が入りました」
小鳥「いざ決戦の時です!!」
P「……」
美希『ガールズトークなのっ、ガールズトーク!』
伊織『前のやよいとの勝負で分からなかったの? こんなルールじゃ私は絶対に負けないわよ』
P「二人とも忙しいのに、よく意気込みコメントも撮れましたね」
美希『あ、でもあまり話し過ぎたら律子に怒られたりしちゃうかな? その時は小鳥、フォローをヨロシクなのっ』
伊織『ま、世界一可愛い伊織ちゃんの姿を知らしめるいい機会と思ってあげましょうか』
P「どっちも自分が負けるとは全然思ってないな」
小鳥「事前に撮っておいたVTRはここまでです」
小鳥「今、美希ちゃんが伊織ちゃんの待機しているホテルに着いたとの情報が入りました」
小鳥「いざ決戦の時です!!」
P「……」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:11:16.57 :5Bpvu/jD0
小鳥「それじゃあ現在のホテルの映像を映しますね」ピッ
P「美希のヤツ、随分と急いで部屋に向かってますね」
小鳥「現時刻は22:10。美希ちゃんはだいぶ汗をかいてるように見えます」
P「あのジャージ姿から察するに、きっとランニングでもこなしてきたんでしょう。体力不足改善は美希にとって課題ですから」
小鳥「となると、今からシャワーを浴びるとして……タイムリミットの23:00まで時間に余裕はまったくありませんね」
P「この勝負に対する美希の余裕の表れですかね」
小鳥「さて、一方の伊織ちゃんの方は」ピッ
P「椅子に座って雑誌を読んでる。こっちも余裕って感じですね」
小鳥「……」
小鳥「それじゃあ現在のホテルの映像を映しますね」ピッ
P「美希のヤツ、随分と急いで部屋に向かってますね」
小鳥「現時刻は22:10。美希ちゃんはだいぶ汗をかいてるように見えます」
P「あのジャージ姿から察するに、きっとランニングでもこなしてきたんでしょう。体力不足改善は美希にとって課題ですから」
小鳥「となると、今からシャワーを浴びるとして……タイムリミットの23:00まで時間に余裕はまったくありませんね」
P「この勝負に対する美希の余裕の表れですかね」
小鳥「さて、一方の伊織ちゃんの方は」ピッ
P「椅子に座って雑誌を読んでる。こっちも余裕って感じですね」
小鳥「……」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:15:58.07 :5Bpvu/jD0
美希『えっと770号室は……、ここだね』
小鳥「さぁ、いよいよ開幕の時です」
P「けれど、美希はまずシャワーを浴びに行くでしょうから、本当の開戦はもう30分程後でしょうね」
小鳥「伊織ちゃんにとっては長い夜になるのか、それとも、美希ちゃんにとってあまりに短い夜となってしまうのか!」
美希『さーって、いったい誰がいるのかなー?』ワクワク
小鳥「今、運命のインターホンが」
美希『こんばんは、ミキなのー』ピンポーーン
小鳥「高らかに鳴ったぁああああ!!』
美希『えっと770号室は……、ここだね』
小鳥「さぁ、いよいよ開幕の時です」
P「けれど、美希はまずシャワーを浴びに行くでしょうから、本当の開戦はもう30分程後でしょうね」
小鳥「伊織ちゃんにとっては長い夜になるのか、それとも、美希ちゃんにとってあまりに短い夜となってしまうのか!」
美希『さーって、いったい誰がいるのかなー?』ワクワク
小鳥「今、運命のインターホンが」
美希『こんばんは、ミキなのー』ピンポーーン
小鳥「高らかに鳴ったぁああああ!!』
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:19:24.44 :5Bpvu/jD0
伊織『はいはい、随分と遅かったわね』ガチャッ
美希『でこちゃん!』パァッ
小鳥「そして二人は出逢ったぁあああ!!」
P「どっちも驚いてないですね。想定の範囲内、ということでしょうか」
伊織『こんな時間までなにをしてたの?』
美希『ちょっと辺りを走ってたの』
伊織『アイドルがこんな時間に外を走ってるんじゃないわよ。さっさと汗を流してきなさい』
美希『はーい。でこちゃん、先に寝ちゃってたらダ・メ・だ・よ?』
伊織『でこちゃん言わないの』
P「立ち上がりはどちらも穏やかですね。まずはシャワーというのも予想通りです」
小鳥「ええ、予想通りの展開です」
伊織『はいはい、随分と遅かったわね』ガチャッ
美希『でこちゃん!』パァッ
小鳥「そして二人は出逢ったぁあああ!!」
P「どっちも驚いてないですね。想定の範囲内、ということでしょうか」
伊織『こんな時間までなにをしてたの?』
美希『ちょっと辺りを走ってたの』
伊織『アイドルがこんな時間に外を走ってるんじゃないわよ。さっさと汗を流してきなさい』
美希『はーい。でこちゃん、先に寝ちゃってたらダ・メ・だ・よ?』
伊織『でこちゃん言わないの』
P「立ち上がりはどちらも穏やかですね。まずはシャワーというのも予想通りです」
小鳥「ええ、予想通りの展開です」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:23:34.92 :5Bpvu/jD0
― 22:45 ―
P「小鳥さんが予想した展開というのは、これですか」
小鳥「はい、そうです」
小鳥「やよいちゃんとの勝負でも、伊織ちゃんは相手が部屋に来る前にはもう“後は寝るだけ”の状態でしたから」
美希『たっだいっまでっこちゃーん。それじゃあ夜を始めるのー』トコトコ
美希『でこちゃーん? もしかしてもう寝ちゃったー?』
美希『……?』
美希『あれ?』
伊織『スゥー……スゥ……』
美希『ほ、本当に寝ちゃってるの……』
P「うさちゃんをギュッとして寝ちゃってる伊織マジかわいい」
小鳥「うさちゃんをギュッとして寝ちゃってる伊織ちゃんマジかわいい」シュッ シュッ シュッ
― 22:45 ―
P「小鳥さんが予想した展開というのは、これですか」
小鳥「はい、そうです」
小鳥「やよいちゃんとの勝負でも、伊織ちゃんは相手が部屋に来る前にはもう“後は寝るだけ”の状態でしたから」
美希『たっだいっまでっこちゃーん。それじゃあ夜を始めるのー』トコトコ
美希『でこちゃーん? もしかしてもう寝ちゃったー?』
美希『……?』
美希『あれ?』
伊織『スゥー……スゥ……』
美希『ほ、本当に寝ちゃってるの……』
P「うさちゃんをギュッとして寝ちゃってる伊織マジかわいい」
小鳥「うさちゃんをギュッとして寝ちゃってる伊織ちゃんマジかわいい」シュッ シュッ シュッ
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:26:47.87 :5Bpvu/jD0
P「しかし、美希がこの伊織をそのまましておくわけがない」
P「もっと大人しい子であればこの時点で勝負は決まっていたでしょうけどね」
P「むしろ、ここから美希がどのような行動に出るかが見物だ」
P「いつもの強気の態度も無くあどけない姿を晒す伊織への美希のアクションはどんなものに――」
小鳥「――はたして、そうでしょうか」
P「え?」
P「しかし、美希がこの伊織をそのまましておくわけがない」
P「もっと大人しい子であればこの時点で勝負は決まっていたでしょうけどね」
P「むしろ、ここから美希がどのような行動に出るかが見物だ」
P「いつもの強気の態度も無くあどけない姿を晒す伊織への美希のアクションはどんなものに――」
小鳥「――はたして、そうでしょうか」
P「え?」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:30:49.39 :5Bpvu/jD0
美希『でこちゃーん、でこちゃーん。起きるのー』ユッサユッサ
伊織『…………んぅ……』コシコシ
美希『そんな普通に寝ちゃってたら、ミキ、襲いたくなっちゃうよー☆ だから起きてー』ユッサユッサ
伊織『…………』ポテンッ
美希『で、でこちゃーん? 本当におねむなのー?』
美希『でこちゃーん、でこちゃーん。起きるのー』ユッサユッサ
伊織『…………んぅ……』コシコシ
美希『そんな普通に寝ちゃってたら、ミキ、襲いたくなっちゃうよー☆ だから起きてー』ユッサユッサ
伊織『…………』ポテンッ
美希『で、でこちゃーん? 本当におねむなのー?』
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:34:14.82 :5Bpvu/jD0
伊織『…………みき、おふろから上がったのね』ポケー
美希『起きてくれた? そうだよー。だからミキと勝負するのー』ペチペチ
伊織『……ぅん。……じゃ、おやすみ……』ゴソゴソ
美希『寝ぼけてるだけなの!? でこちゃーん、ちょっとー』ゴソゴソ
美希『いいのかなー。寝たままだとミキ、でこちゃんのお布団に入っていっちゃうよー?』
伊織『……ん……』ポケー
美希『嫌だったら早く起きて止めた方がいいんじゃないかなー?』
美希『それともでこちゃん、ミキと同じベッドで一夜を過ごしちゃう?』
伊織『…………みき、おふろから上がったのね』ポケー
美希『起きてくれた? そうだよー。だからミキと勝負するのー』ペチペチ
伊織『……ぅん。……じゃ、おやすみ……』ゴソゴソ
美希『寝ぼけてるだけなの!? でこちゃーん、ちょっとー』ゴソゴソ
美希『いいのかなー。寝たままだとミキ、でこちゃんのお布団に入っていっちゃうよー?』
伊織『……ん……』ポケー
美希『嫌だったら早く起きて止めた方がいいんじゃないかなー?』
美希『それともでこちゃん、ミキと同じベッドで一夜を過ごしちゃう?』
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:37:14.35 :5Bpvu/jD0
伊織『……』ギュッ
美希『ふぇ!? で、でこちゃーん? なんでミキをギュッてするのかなー?』
伊織『……スゥ……スゥ……』ギュゥ
美希『でこちゃーん! ちょ、でこちゃーん!?』アタフタ
伊織『……あったかい……スゥ……』
美希『で、でこちゃん!?///』
美希『あ、う……///』
小鳥「これです!!」シュッシュッシュッシュッ!
P「こ、これは……!」
小鳥「これが、やよいちゃん戦において一瞬で勝負を決めた伊織ちゃんの奥義」
小鳥「甘 え ん ぼ い お り ん で す !!!」ド ン ッ !
P「甘えんぼいおりん……だと……!?」
伊織『……』ギュッ
美希『ふぇ!? で、でこちゃーん? なんでミキをギュッてするのかなー?』
伊織『……スゥ……スゥ……』ギュゥ
美希『でこちゃーん! ちょ、でこちゃーん!?』アタフタ
伊織『……あったかい……スゥ……』
美希『で、でこちゃん!?///』
美希『あ、う……///』
小鳥「これです!!」シュッシュッシュッシュッ!
P「こ、これは……!」
小鳥「これが、やよいちゃん戦において一瞬で勝負を決めた伊織ちゃんの奥義」
小鳥「甘 え ん ぼ い お り ん で す !!!」ド ン ッ !
P「甘えんぼいおりん……だと……!?」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:37:41.62 :Z5P7v+uX0
なん…だと…(シュッシュッ
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:39:31.97 :5Bpvu/jD0
小鳥「伊織ちゃんは外面こそ可愛いけれど、中身はプライドを高く持ったカッコいい女の子」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「そう考えている人は多いと思いますし、間違っていないと思います」
小鳥「しかし本当は孤独を怖がる年相応に、いえ、もしかしたら実年齢よりも幼く可愛い女の子なのかもしれない」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「その――暴力的なまでに可愛らしいギャップ!!」
小鳥「それを、普段の強気な性格を知っている相手に対して露わにしたとき、相手はただ見惚れてしまう!」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「伊織ちゃんは今、恐ろしいことに」
小鳥「そんな自分の可愛らしさを計算した上で、敢えて素の自分を晒しているのです!!」
P「なんてヤツだ……!」
伊織『……ぅ、んっ……』フカフカ
小鳥「伊織ちゃんは外面こそ可愛いけれど、中身はプライドを高く持ったカッコいい女の子」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「そう考えている人は多いと思いますし、間違っていないと思います」
小鳥「しかし本当は孤独を怖がる年相応に、いえ、もしかしたら実年齢よりも幼く可愛い女の子なのかもしれない」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「その――暴力的なまでに可愛らしいギャップ!!」
小鳥「それを、普段の強気な性格を知っている相手に対して露わにしたとき、相手はただ見惚れてしまう!」シュッシュッシュッシュッ
小鳥「伊織ちゃんは今、恐ろしいことに」
小鳥「そんな自分の可愛らしさを計算した上で、敢えて素の自分を晒しているのです!!」
P「なんてヤツだ……!」
伊織『……ぅ、んっ……』フカフカ
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:42:15.87 :5Bpvu/jD0
小鳥「私は勝負前に言いましたね。普段と勝負時では伊織ちゃんの意識が違う、と」
小鳥「どうすれば自分は勝てるか。それを考えて行動に移す!」
小鳥「勝つためであれば普段隠している自分の姿をも利用する!」
小鳥「その魂を持つ者がシールド・オブ・プライド、伊織ちゃんなんですよ!!」
P「くっ……このままじゃ美希は……!」
美希『んもうっ、こうなったら奥の手なの!』
美希『このまま寝続けるんなら、ミキ、でこちゃんとキスしちゃうよ!』
小鳥「ピヨッ!」プシュッ
P「! 美希のヤツ、この一瞬にその妙手の存在に気付いたのか!?」
P「しかし、今の一言が伊織に届いたかどうかは微妙なところだが……、どうなる!?」
小鳥「私は勝負前に言いましたね。普段と勝負時では伊織ちゃんの意識が違う、と」
小鳥「どうすれば自分は勝てるか。それを考えて行動に移す!」
小鳥「勝つためであれば普段隠している自分の姿をも利用する!」
小鳥「その魂を持つ者がシールド・オブ・プライド、伊織ちゃんなんですよ!!」
P「くっ……このままじゃ美希は……!」
美希『んもうっ、こうなったら奥の手なの!』
美希『このまま寝続けるんなら、ミキ、でこちゃんとキスしちゃうよ!』
小鳥「ピヨッ!」プシュッ
P「! 美希のヤツ、この一瞬にその妙手の存在に気付いたのか!?」
P「しかし、今の一言が伊織に届いたかどうかは微妙なところだが……、どうなる!?」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:46:37.62 :5Bpvu/jD0
伊織『……ぅん……』モゾモゾ
美希『でこちゃん起きた? もう一回言うよ? このまま寝続けるのならキスを――』
伊織「んっ」チュッ
美希『』
P「」
小鳥「」
伊織『……もう、……これで……まんぞく……でしょ……スゥ……』
美希『』
P「」
小鳥「……伊織ちゃん、恐ろしい子」シュッシュッシュッシュッ
美希『ぇ、……ぇぇえっ/////』カァアアアア
伊織『……スー……』
伊織『……ぅん……』モゾモゾ
美希『でこちゃん起きた? もう一回言うよ? このまま寝続けるのならキスを――』
伊織「んっ」チュッ
美希『』
P「」
小鳥「」
伊織『……もう、……これで……まんぞく……でしょ……スゥ……』
美希『』
P「」
小鳥「……伊織ちゃん、恐ろしい子」シュッシュッシュッシュッ
美希『ぇ、……ぇぇえっ/////』カァアアアア
伊織『……スー……』
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:47:08.27 :EA34rGwn0
これは素晴らしい
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:50:50.04 :5Bpvu/jD0
P「小鳥さん。でこちゅーでした」
小鳥「ええ。でこちゅーでしたね」シュッシュッシュッシュッ
P「ぽわんとした伊織が美希のおでこにちゅーをしました」
小鳥「ええ。ぽわんとした伊織ちゃんが美希ちゃんのおでこにちゅーをしましたね」シュッシュッシュッシュッ
P「美希のやつ、プルプル震えることしかできていないようです」
小鳥「それはそうでしょう」
小鳥「この状況では仕方がありません」
P「小鳥さん。でこちゅーでした」
小鳥「ええ。でこちゅーでしたね」シュッシュッシュッシュッ
P「ぽわんとした伊織が美希のおでこにちゅーをしました」
小鳥「ええ。ぽわんとした伊織ちゃんが美希ちゃんのおでこにちゅーをしましたね」シュッシュッシュッシュッ
P「美希のやつ、プルプル震えることしかできていないようです」
小鳥「それはそうでしょう」
小鳥「この状況では仕方がありません」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:52:12.07 :5Bpvu/jD0
小鳥「プロデューサーさん、伊織ちゃんの寝顔を見てどう思いますか?」
P「端的に言って天使です」
小鳥「そのとおり。天使です」
小鳥「科学では証明されていませんが、人間のDNAには天使の眠りを妨げられないというルールが刻まれていると、私は信じています」
小鳥「眠りにつくことで天使化した伊織ちゃんを、美希ちゃんは起こすことは不可能でしょう」
P「現在時刻、22:57……。これはもう、決したか」
小鳥「プロデューサーさん、伊織ちゃんの寝顔を見てどう思いますか?」
P「端的に言って天使です」
小鳥「そのとおり。天使です」
小鳥「科学では証明されていませんが、人間のDNAには天使の眠りを妨げられないというルールが刻まれていると、私は信じています」
小鳥「眠りにつくことで天使化した伊織ちゃんを、美希ちゃんは起こすことは不可能でしょう」
P「現在時刻、22:57……。これはもう、決したか」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:55:16.89 :5Bpvu/jD0
美希『……でこちゃん……』プルプル
P「美希……」
美希『……すっごくかわいいの……』プルプルプル
P「ん?」
美希『んー』チュッ
P「なっ!?」ガタッ
小鳥「ピヨっ!?」ブシュウウウッ!
美希『えへへ、かーわいいっ……んっ』チュッ チュッ チュウー
伊織『……んっ、……なあに? ぁ、』チュッ
P「なんだと!!?」
小鳥「ピ ヨ ォ」ブショッジュバアアアアアア!!
美希『……でこちゃん……』プルプル
P「美希……」
美希『……すっごくかわいいの……』プルプルプル
P「ん?」
美希『んー』チュッ
P「なっ!?」ガタッ
小鳥「ピヨっ!?」ブシュウウウッ!
美希『えへへ、かーわいいっ……んっ』チュッ チュッ チュウー
伊織『……んっ、……なあに? ぁ、』チュッ
P「なんだと!!?」
小鳥「ピ ヨ ォ」ブショッジュバアアアアアア!!
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 22:59:25.47 :5Bpvu/jD0
P「そうか……そういうことか!」
P「確かに、小鳥さんの言うように人間のDNAには天使を起こせないルールが刻まれているのかもしれない!」
P「しかし、起こそうとしてくる相手も天使であればそのイニシアチブは崩れる!」
P「伊織のキスが美希の“でこちゃんかわいい”エンジンを暴走させた結果、美希の伊織への想いが爆発し、美希が天使化したとすれば!」
P「この勝負、どのような結果になるか分からない!」
P「いや! しかし現時刻は22:59! 美希に残された時間があまりに少なすぎる!」
P「対伊織に特化した攻撃力を持った矛は果たして攻め切ることができるのか!?」
美希『スピー……スピー……ぇへへ……でこちゃん、かわいい、……の……スピー……』
伊織『……スゥ……』
P「ってもう満足して寝たんかい!!!」
― 23:00 ― TIME UP
P「そうか……そういうことか!」
P「確かに、小鳥さんの言うように人間のDNAには天使を起こせないルールが刻まれているのかもしれない!」
P「しかし、起こそうとしてくる相手も天使であればそのイニシアチブは崩れる!」
P「伊織のキスが美希の“でこちゃんかわいい”エンジンを暴走させた結果、美希の伊織への想いが爆発し、美希が天使化したとすれば!」
P「この勝負、どのような結果になるか分からない!」
P「いや! しかし現時刻は22:59! 美希に残された時間があまりに少なすぎる!」
P「対伊織に特化した攻撃力を持った矛は果たして攻め切ることができるのか!?」
美希『スピー……スピー……ぇへへ……でこちゃん、かわいい、……の……スピー……』
伊織『……スゥ……』
P「ってもう満足して寝たんかい!!!」
― 23:00 ― TIME UP
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:04:33.43 :5Bpvu/jD0
P「――――決ッッ着ッ!!!」
P「星井美希VS水瀬伊織、勝ったのは、自身の素の可愛らしさを惜しげもなく発揮した、伊織だあ!!」
P「しかし、勝負をした二人は今、とても穏やかな顔で眠りについている」
P「どちらも最高のパフォーマンスを出しきった、良い夜となったことだろう!」
P「想像を遙かに超えた名勝負を繰り広げた両者に、拍手!」
P「……」
P「いろんなものを汚しながら気を失っている小鳥さんは、見なかったことにしよう」
P「――――決ッッ着ッ!!!」
P「星井美希VS水瀬伊織、勝ったのは、自身の素の可愛らしさを惜しげもなく発揮した、伊織だあ!!」
P「しかし、勝負をした二人は今、とても穏やかな顔で眠りについている」
P「どちらも最高のパフォーマンスを出しきった、良い夜となったことだろう!」
P「想像を遙かに超えた名勝負を繰り広げた両者に、拍手!」
P「……」
P「いろんなものを汚しながら気を失っている小鳥さんは、見なかったことにしよう」
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:08:34.72 :5Bpvu/jD0
― 7:00 ―
美希「でこちゃーん。いい加減布団から出てきてよー。ご飯食べに行こうよー」ツンツン
伊織「うっさいわね! アンタ一人で食べにいきなさいよ!/////」
美希「もう、昨日の夜はあーんなに素直だったのにー」ツンツン
伊織「ああああれは勝負だったから、ああいう演技をしただけよ! 悪い!?/////」
美希「悪くないから、はやくご飯食べに行こうよー」ツンツン
美希「まったくもう。でこちゃんは本当にかわいいんだからー」
おしまい
― 7:00 ―
美希「でこちゃーん。いい加減布団から出てきてよー。ご飯食べに行こうよー」ツンツン
伊織「うっさいわね! アンタ一人で食べにいきなさいよ!/////」
美希「もう、昨日の夜はあーんなに素直だったのにー」ツンツン
伊織「ああああれは勝負だったから、ああいう演技をしただけよ! 悪い!?/////」
美希「悪くないから、はやくご飯食べに行こうよー」ツンツン
美希「まったくもう。でこちゃんは本当にかわいいんだからー」
おしまい
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:11:27.56 :5Bpvu/jD0
お付き合い頂きありがとうございました。
みきいおはもっと増えてもいいんじゃないかなーって。
みきいおはもっと増えてもいいんじゃないかなーって。
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:12:49.24 :NrLZJJDm0
乙!
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:14:21.63 :4Ev4/Tls0
乙 素晴らしいな
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:14:57.76 :v9E7NGGQ0
乙なの
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/13(日) 23:27:41.06 :RbjGQvg40
おつー
コメント 14
コメント一覧 (14)
同い年
Perfect!!
次回はどういう組み合わせで来るんだコレ