-
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:31:49.06:q0DTGURF0
黒猫「暑ちぃぃぃぃいっ」
黒猫「日光吸収するからさらにあちぃぃぃぃいっ」
三毛「うるせぇ」
黒猫「だって暑いもん、何で俺らこんな暑っ苦しいもんきてんの?」
三毛「口に出すな余計暑い」
黒猫「暑ちぃぃぃぃぃいっ」
三毛「ギロッ」
黒猫「ご、ごめん」
三毛「プィッ」
黒猫「ちょ、ちょっと待ってよー」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:34:08.47:q0DTGURF0
黒猫「待ってったら」
三毛「…」
黒猫「スルーっすか…」
三毛「…」
黒猫(ヤバイなマジで怒ってる)
三毛「…なぁ」
黒猫「は、はいっ」
三毛「腹減らない?」
黒猫「確かに」
三毛「今日はどっちにする?」
黒猫「えっ?」
三毛「ビーフorフィッシュ?」
黒猫「フィッシュッ!」
三毛「了解」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:35:49.88:q0DTGURF0
黒猫「こちら黒猫、目標を確認ターゲット[SANMA] コースクリア どうぞ」
三毛「こちら三毛、了解。いつものとおりヤるぞ どうぞ」
黒猫「了解 カウント3」
三毛「2」
黒猫「1」
三毛「GO!!!!!」
シュッッ!
魚屋「あっコラてめぇっ」
黒猫「この隙に…いただきマンモスwww」
三毛「ナーオ」
魚屋「甘えたって無駄…ああっ!てめぇもかっ!」
黒猫「やべっばれたwww」 ダッ
三毛「逃げろっ 」ダッ
魚屋「まぁてぇぇぇぇい!」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:40:34.05:q0DTGURF0
黒猫「ハァハァ…ココまでくれば平気だべ」
三毛「フゥ…ナイスファイト黒」
黒猫「そっちこそ」
三毛「ははっ」
黒猫「ふふっ」
黒猫(こうしてみると可愛いヤツなんだけどなぁ…)
三毛「どうした?」
黒猫「い、いや何でもない」
黒猫「さぁ、サンマ食べよーぜ」
三毛「よしきた」
ハグハグ
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:41:48.67:EpiwzgbJ0
ハグハグ
黒猫「ふぅ、食った食った」
三毛「内臓残すな 」ザーリザーリ…
黒猫「いや、苦いしあれ。つーか食ったすぐに毛繕いとかwwww生臭くなるだろwwww」
三毛「…」キッ
黒猫「サーセン…」
三毛「プィッ…ザーリザーリ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:49:53.49:q0DTGURF0
黒猫(この後どうすっかなぁ…)
三毛「ふぅ、夕飯の確保でもしますか」
黒猫「ん、了解」
三毛「今日は集会あるからお土産も確保しないと」
黒猫「うげっ、めんどくさっ!」
三毛「そーゆーこといわない」
黒猫「だってめんどいじゃーん」
三毛「猫辞めてしまえ」
黒猫「私は貝になりたい」
三毛「なってろ、じゃな」
黒猫「ジョーダンだよぉ置いてくなよぉ」
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:55:39.93:q0DTGURF0
三毛「と言うわけでゴミ捨て場に来たわけだが…」
黒猫「ものも見事になんもないでござんすな」
三毛「出遅れたか…」
黒猫「仕方ない、魚屋の裏行ってみるか」
三毛「危険だけどなぁ…仕方ないか」
~魚屋裏~
三毛「むぅぅっ」
黒猫「骨ばっかですな」
ガチャッ
魚屋「あ、」
三毛・黒「ぬわぁぁぁぁっ」
ダダッ
魚屋「まてぇぇえっ」
黒猫「はぁっはぁっ」
三毛「ふぅっふうっ」
三毛・黒「ふぅぅぅー…」
???「なにしてんだおめーら」
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:59:56.39:q0DTGURF0
黒猫「誰だッ?!…何だ犬公か」
犬公「何だとはなんだ」
三毛「ご機嫌麗しゅうニコッ」
犬公「いやぁぁぁ三毛ちゅわんは今日もかわいいねぇっ、いっそ種族の壁を超えておいらの嫁になら無い??」
三毛「嫌ですわ、ウフフッ」
黒猫(さすが猫かぶりボソッ)
三毛「ギロッ」
黒猫「ひぃぃぃいっ」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:03:09.64:q0DTGURF0
犬公「そうそう、こんな所でなにしてんの?」
黒猫「夕飯と、集会のお土産探しだ」
犬公「そうか…なら、肉屋の裏に行けよ結構良いのあったよん」
三毛「本当ですか?!」パァァァッ
犬公「おう、本当だとも。でも、急げよ?なくなるぜ?」
黒猫「サンキュ犬公ダッ」
犬公「だからワン公はやめr」
三毛「さようなら、犬公さん♪」
犬公「はい~っ」パァァァッ
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:05:45.73:q0DTGURF0
~肉屋裏~
黒猫「本当にいっぱいあるな!」
三毛「ほんとだ、これなら当分は大丈夫かも」
黒猫「サッサと貰ってずらかろうぜ、出ないとまたあいつがー」
???「おうおう、何やってんだ?」
黒猫「…出ちまったか」
野犬「出ちまったとはなんだよ!ここは俺様のナワバリだよ!居て悪いか!」
三毛「いつまでもナワバリだナワバリだ五月蝿くてよ、この駄犬」
野犬「げっ、三毛もいたのか…」
黒猫「ま、少し貰ってくわな」カプッ
三毛「それでは、」
野犬「おいちょっと待てよ!…チィッ…」
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:10:41.66:q0DTGURF0
黒猫「良かったなーいっぱい手に入って」
三毛「本当、これでお土産は大丈夫だな」
黒猫「んじゃ、集会まで寝ようかな」
三毛「お好きにどーぞ」
黒猫「んじゃ、遠慮なく」
三毛「ちゃんと起きなよ…って寝てるし」
黒猫「zzZZ」
三毛(こうやってみると、中々イケネコなのになぁ…)
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:15:03.64:q0DTGURF0
三毛(眠くなってきたな、肉を隠して寝ようかしら)ゴソゴソ
三毛(これでよし、さて、寝ますか)
三毛「zzZZ」
~数時間後~
三毛「ンニャ?」
黒猫「お、起きたか」
三毛「時間平気?」
黒猫「ソロソロ行くべな」
三毛「了解…」ムニャムニャ
黒猫「ほら、置いてくぞい」
三毛「お土産忘れてる…」
黒猫「あ…頼んだ」
三毛「ラジャぁぁぁ…」ムニャムニャ
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:20:22.10:q0DTGURF0
~空き地(集会所)~
猫たち「ニャンニャンガヤガヤ」
猫長「それでは定期猫集会を始める」
猫たち「シーン」
猫長「まず始めに最近我々の同志が襲われている件についてじゃ」
猫長「二丁目のハナも、五丁目のトラもやられた
猫長「幸い命に別状はないがかなりの深手じゃ、犯人はおそらく犬の連中に間違いないと思う」
猫長「犬の長とは同じ愛玩動物仲間として話し合って双方で調べを進めているが、依然犯人は見つからん。各自用心するように」
猫たち「ニャーッ」
猫長「それでは次に副長ブラッドからの連絡じゃ、ブラッド頼む」
ブラッド「えー、先ほど猫長も申されておりましたが襲撃事件のあとの発見が遅れる、犯人の発見を早めるべく極力二匹以上で行動してください」
ブラッド「万が一襲撃された場合は犯人の顔を記憶し、直ちに防衛団の皆さんに連絡してください、以上です」
猫たち「ニャーッ」
猫長「それでは、定期猫集会を終わる。解散っ」
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:24:53.58:q0DTGURF0
黒猫「終わったぁ…」
三毛「興味深い話だったね」
黒猫「そうか?つーか、防衛団ってなに?」
三毛「お前…この間の臨時猫集会寝てただろう」
黒猫「面目ねぇ」
三毛「…ったく、喧嘩に自信のある猫たちをブラッドが集めたのが防衛団。今回が初仕事になるみたい」
黒猫「喧嘩ねぇ…犬にはかなわんと思うなぁ…」
三毛「確かに」
黒猫「犬泣かせの三毛が何をいうか」
三毛「あれは偶然」
黒猫「どうだか」
三毛「まあ、いい」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:30:49.15:q0DTGURF0
黒猫「犯人誰だと思う?」
三毛「トラとハナは相当な手練れだから、結構な相手には間違いないね」
黒猫「だよなぁ、俺は野犬が怪しいなと思ったりするんだけどな」
三毛「あり得なくはないけど…あいつがそんなに強いとは思えない」
黒猫「確かになぁ…でも、あいつはいちおうボスだぜ?」
三毛・黒「むぅぅぅぅ…」
黒猫「ま、考えても仕方ない寝ようか」
三毛「そうするかね」
黒猫「んじゃ、おやすみ」
三毛「おやすみ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:35:25.62:q0DTGURF0
~翌日~
三毛「おはよー…」
黒猫「おはよ」
三毛「メシ行きますか?」
黒猫「いく~」
黒猫「今日はコンビニでどう?」
三毛「あんまし好きじゃないけど行きますか」
黒猫「よし決まり」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:35:36.57:q0DTGURF0
~コンビニ裏~
三毛「ハグハグ」
黒猫「ハグハグハグハグ」
三毛「ふぅ、」
黒猫「思ったより大量ですな」
三毛「そうですな」
黒猫「あ、サラミ 」ハグハグ
三毛「あっ、頂戴よ 」ハグハグ」
黒猫「ケプッ どうします?」
三毛「犯人でも探しますか」
黒猫「工工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」
三毛「いくよっ」
黒猫「行くよー待ってよー」
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:40:27.38:q0DTGURF0
黒猫「つーか行くあてあんの?」
三毛「カラスのとこ行きましょ」
黒猫「なーるほど、それでさっきからリンゴ持ってるのね」
三毛「そゆこと」
黒猫「あれ?居ないじゃん」
三毛「おかしいな、この時間帯はここにいるはず…」
???「動くな、動けば目玉がなくなるぞ…」
黒猫「?!…あぁ、カラス俺たちだよ」
カラス「ん?なんだお前らかwww」
三毛「あなたが警戒してるのは襲撃犯の事かしら?」
カラス「まあなwwwww」
黒猫「てことは、お前も情報が無いわけか?」
カラス「なwwwwわwwwwけwwwwなwwwいwwwだろwww」
黒猫(イラっとする)
三毛(イラっとする)
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:44:56.17:q0DTGURF0
三毛「じゃ、いつものように情報お願い」
カラス「リンゴゲッツwwwwありがとんwwwww
犯人は犬だけど、毛並みなんかは夜だからか分かってないらしいよんwwwひょっとすると真っ黒だったりしてね
事件の付近がナワバリのヤツが疑われてるとこらしいぞ」
黒猫「ナルホド、二丁目と五丁目の近くか三丁目あたりかな?」
三毛「さあ、どうだか」
黒猫「手がかりがなさすぎるな」
三毛「仕方ない、カラス!また情報が入ったら宜しくね」
カラス「wwwwうーいっすwww」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:52:25.23:q0DTGURF0
~三丁目~
黒猫「ふぅふぅ…」
三毛「だらしなない」
黒猫「だって、今日一日中歩き回ってんだぜ?」
三毛「それでもオスか!」
黒猫「自然界ではオスの方が弱いんですー」
三毛「また、屁理屈を…」
黒猫「へへーん…って犬公?」
三毛「えっ?」
犬公「お、黒にミケちゃんじゃないの」
黒猫「何でここに?」
犬公「いや、こっちの台詞だよ」
黒猫「俺たちは襲撃事件について聞きこむためにここに来たんだよ」
三毛「誰かさんのせいで進んでませんけどね(チラッ」
黒猫「こっち見んなよ!」
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 01:55:05.83:q0DTGURF0
犬公「そうか、襲撃事件ねぇ」
黒猫「何か知ってんのか?」
犬公「襲撃って聞くとどうも3年前の事件おもいだすなぁ」
黒猫「3年前?」
三毛「…暴君…」
黒猫「ぼうくん?」
犬公「いや、お前は知らんでも無理はない。まだこの街に居なかったからな」
黒猫「そうか…んで、その暴君ってのは?」
三毛「史上最悪な犬よ」
犬公「少し長くなるからな、寝るなよ?」
黒猫「自信ない…」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:00:23.09:q0DTGURF0
犬公「3年前、この街は今と同じような感じでとても平和だった
事実、犬と猫が共存できてる数少ない街だったわけだ
ずーっと平和だったこの街にある日事件が起こる」
黒猫「事件?」
三毛「…猫が殺されたの」
犬公「そう、殺された。しかも、相当残忍な殺し方でね」
犬公「到底普通のヤツができる代物じゃないって、それ程イカレてたんだな」
三毛「なんせ、毛皮をはぎ内臓全て貪った挙句肉から骨を綺麗に抜いてその骨を家族に届けたんですから」
黒猫「うげ…」
犬公「続けるぞ、犬と猫は緊急で会合を開き犯人拿捕に乗り出した
しかし、犯人は拿捕されるどころか、どんどん事件はふえていった」
犬公「それに比例して犬と猫の中もどんどん悪くなって行く。それがヤツの狙いだったのかもな
[つまらない、退屈、もっと刺激のある犬生がいい。ならば、昔のように抗争の絶えないパラダイスを作ろう]
そんな事考えてたのかもしれないな」
犬公「しかし、ある日を境にぱったり事件が止んだんだ」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:05:22.48:q0DTGURF0
黒猫「なぜ?」
犬公「それはわからない、そっから犯人拿捕もされないで今にいたるんだ」
黒猫「じゃあ、そいつはまだ…」
犬公「そう、きっと生きてる
だから、今回もそいつの線が強いからって長老会もソワソワしてるよ」
黒猫「ぜんぜん知らなかったよそんな事」
三毛「沢山犠牲になったのよ?大体30匹」
黒猫「そ、そんなに?!」
三毛「ええ、ヤツはとにかく狂ってた
そんなヤツが再びだなんて…勘弁願いたいわ」
犬公「まあ、今回の犯人はそこまで残忍じゃないし、手口も荒いし、なにより詰めが甘いんだ、殺してないからな
だから、半人は別人だと俺は思うな
あ、長話しちまったなお前らも気をつけろよ!じゃな!」
黒猫「…あぁ、ありがとよ犬公」
三毛「ごきげんよう」
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:16:19.08:q0DTGURF0
黒猫「……?」
三毛「どうしたの?」
黒猫「いや、たいしたことじゃない」
三毛「教えてよー」
黒猫「いや、やめとく」
三毛「なにそれ」
黒猫「すまんな」
三毛「フンッ」
黒猫「…」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:22:40.69:q0DTGURF0
~数日後~
黒猫「おう、犬公!」
犬公「おっす、クロ!今日は1人か?」
黒猫「あぁ、残念か?」
犬公「当たり前だろだれがお前なんて…」
黒猫「にゃにおう?!」
犬公「ははは!冗談冗談!」
黒猫「ったく…」
犬公「そうだ!聞いてくれよクロ!こないだカラスの野郎に獲物奪われちってさぁ…」
黒猫「わはは!ばかだ!バカが居るぞ!」
犬公「うるせぇ!だから、腹が減ってんだよ…」
黒猫「結論それか!メシか!メシが目当てか!」
犬公「頼むよぉ…友達だろぉ?」
黒猫「仕方ねぇな…行くぞ!」
犬公「アイアイサァ!!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:24:44.40:q0DTGURF0
~VIP商店街~
黒猫「…そういやぁ、三毛は女子高生とかに甘えて恵んでもらってたな」
犬公「なにっ?!それは朗報!」
黒猫「そ、そうか?」
犬公「プリティーさなら俺度って負けてないはずだ!」
黒猫(どうみても傷だらけの薄汚ない土佐犬だけど…)
犬公「ゆくぞクロ!」
黒猫「しらねーぞ…」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:25:05.82:q0DTGURF0
JK1・2「きゃっきゃ」
犬公「アレだっ!」
黒猫「俺はやめた方g…」
犬公「ワンワン!」
黒猫(知らねーぞ)
犬公「ワンワン!クゥーン」
JK1・2「ぎゃぁぁぁぁぁぁあっ」
犬公「ワンッ!」
JK1・2「たぁぁぁすぅぅぅけぇぇぇてぇぇぇっ」
犬公「あ!ちょ、まてぇっ!」
JK1・2「いやぁぁぁぁぁあっ」
黒猫「…帰るか」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:27:19.57:q0DTGURF0
~翌日~
三毛「…」
黒猫(まだ怒ってら)
三毛「…」
黒猫(どうすっかなぁ…)
カラス「どうしようねぇwwww」
黒猫「んのわっ?!」
カラス「ふふふ、おいらはどこからでも現れるんだよんwww」
三毛「どうしたの?」
カラス「いやー…別に~?wwww」
三毛「ふぅぅん」
黒猫「こいつ…」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:28:43.08:q0DTGURF0
カラス「そうそう、クロちゃんに用があってきたんだよねんwwww」
黒猫「そうか…で、何?」
カラス「ここではちょっと…ねぇ?wwww(チラッ)」
三毛「フンッわたしが邪魔なんでしょ?どっかいってるから良いわよ」
黒猫「スマン」
三毛「…(スタスタ)」
黒猫「…」
カラス「何かあったのかい?wwww」
黒猫「別に…」
カラス「なら良いんだけどもねwwww
そうそう、そんでさ襲撃事件の犯人。目星ついてんでしょ?www」
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:28:09.16:mfIf8+EO0
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:30:16.14:q0DTGURF0
>>43
書いてないけどそれをみて憧れて書いた
カラスのキャラとかもろパクリワロリンヌ
黒猫「…なんで知ってんだよ」
カラス「俺の情報網舐めちゃいけねぇよ旦那www」
黒猫「それでも思考盗聴できる訳でもあるまいし…」
カラス「さぁ?出来るかもよ?wwwww」
黒猫「まぁ、こいつじゃないかってのは浮かんでるけど確証はないな」
カラス「あくまで推測と?」
黒猫「そゆこと」
カラス「ふふっwwwしょうがないな、じゃあまたこんど、確証ができたら教えてもらおうかな?」
黒猫「あぁ」
カラス「んじゃま、そんだけだからwwwじゃねーっノシ」(バサッバサッ)
黒猫「おう」
黒猫「犯人…か」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:31:51.14:q0DTGURF0
~またまた、翌日~
犬公「どうしたクロ、最近元気ねーぞ?」
黒猫「んー…まぁな」
犬公「あ、わかった。三毛ちゃんと最近一緒にいないところからすると、喧嘩でもしたか?」
黒猫「…まあな」
犬公「おいおい!元気だせって!どうしたよ喧嘩くらいで?
しょっちゅうだろ?」
黒猫「でも、今回は信用を失った気がする」
犬公「なんでさ」
黒猫「隠し事と言いますかなんと言いますか…」
犬公「浮気?」
黒猫「ちちちちげーよ!付き合ってすらねーよ!」
犬公「はっはっは!だろうな!」
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:32:44.61:q0DTGURF0
黒猫「はぁ…」
犬公「まあ、なんにせよ友達同士で隠し事は良く無いな」
黒猫「だよなぁ…」
黒猫「…お前はどうなんだよ」
犬公「えっ?お、俺?」
黒猫「そう、なんか隠してる事ないのかよ」
犬公「星の数ほど」
黒猫「…」
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:33:11.66:q0DTGURF0
犬公「…ま、いいじゃねーか!たまには喧嘩だって!」
黒猫「はぁ…(悩みはそれだけじゃないんだよなぁ…)」
犬公「なんかあったら頼りにこいよ!友達なんだからな!」
黒猫「あぁ…ありがとな」
犬公「あ、やっと笑ったか」
黒猫「え?」
犬公「ここ最近おまえの笑顔見てなかったからさ
見れて良かった」
黒猫「…ふふっ、本当にいい友達を持ったよ」
犬公「感謝しろよ?そして恩を返せ!」
黒猫「…ま、今回はいっか…」
犬公「んじゃ、俺用事あるからまた今度な!アディオスッ!」
黒猫「あぁ!じゃーな!」
黒猫(本当にいい友達…だな…)
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:34:33.86:q0DTGURF0
~またまたまた翌日~
三毛「…」
黒猫「なぁ」
三毛「…」
黒猫「なぁってば」
三毛「…なに?」
黒猫「まだ…怒ってるのか?」
三毛「別に、あんたの顔見たく無いだけ」
黒猫「そう言うの怒ってるって言わないか?」
三毛「うるさい」
黒猫「秘密を作った事は謝るよ、それを話さなかったのも謝る。でも、今はどうしても話せないんだ…頼む見逃してくれ!」
三毛「今はって事はいつか説明してくれるのね?」
黒猫「ああ」
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:35:25.69:q0DTGURF0
三毛「…わかった、許す」
黒猫「本当に?!」
三毛「ただし、3日間私の奴隷になってもらう」
黒猫「うげっ!」
三毛「…嫌ならよろしい」
黒猫「い、いやぁ三毛様の奴隷だなんて光栄だなぁ!」
三毛「フンッ」
黒猫(悪夢が始まった)
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:36:56.94:q0DTGURF0
~奴隷解放~
黒猫「や、やっと終わった…」
三毛「延長する?」
黒猫「い、いえっ!遠慮しますッ!」
黒猫(いくらなんでもネコ使い荒すぎるぜ…)
三毛「チッ」
黒猫(こいつ、いつかぜったい泣かせたる…)
三毛「まあ、楽しかったわ…ありがとう」
黒猫「えっ?」
三毛「何よ」
黒猫「べっ別に」
黒猫(照れてる…?)
三毛「ほら、帰るよ」
黒猫「あ、おう!」
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:38:45.82:q0DTGURF0
~翌日~
黒猫「きょーうもへいわだなぁーっと」
三毛「のんきなもんねぇ」
黒猫「猫ですし」
三毛「さいですか」
黒猫「…」ジーッ
三毛「なによ」
黒猫「べーつにー」
三毛「なんなの?言いなさいよ」
黒猫「やーだね」
三毛「言え」
黒猫「やぁーだね」
三毛「…」
黒猫「~♪」
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:39:03.63:q0DTGURF0
三毛「教えて欲しいなぁっ…///」
黒猫「!!!」
三毛「ねぇーえ?」
黒猫「オゾゾゾゾ…」
三毛「なによそれっ!」シャーッ!
黒猫「キャラが変わるとか引くわぁマジないわぁ…」
三毛「あ、あんた最近強気ね…」
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:40:42.39:q0DTGURF0
黒猫「そんなこんなでボッコボコにされたわけですが」ボロォッ
三毛「ふん」
黒猫「俺が思ったのは…さ、最近メスらしくなったなぁとおもったからで…」
三毛「んなっ?!」
黒猫「そんだけなのに…」
三毛「な、ななななな」
黒猫「痛いよぅ」
三毛「だっ、黙ってる方が悪いのよ!」
黒猫「理不尽…てわけでもないか…」
三毛「ふ、ふんっ!」
黒猫「褒めたのに…」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:41:36.66:q0DTGURF0
犬公「おう!クロじゃねぇか」
黒猫「おーす」
犬公「ん?なんだその生傷だらけな体は」
黒猫「三毛にやられた…」
犬公「ケンカ?」
黒猫「いや、ほめようとしたけどこっぱずかしかったから黙ってたら…」
犬公「不憫でならん」
黒猫「泣いて良い?」
犬公「涙はメスの特権だ」
黒猫「…」
犬公「嘘だよ、泣いていいよ」
黒猫「涙も引っ込むわ」
犬公「なはははははっ」
黒猫「ったく」
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:42:19.32:q0DTGURF0
犬公「そうだ、調査の方は進んでるのか?」
黒猫「…あぁ、まあな」
犬公「犯人に目星はついてんのか」
黒猫「…」
犬公「ついてんだな」
黒猫「まあな」
犬公「誰なんだ?」
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:42:50.35:q0DTGURF0
黒猫「…」
犬公「言えねえのか?そんなに身近なやつなのか」
黒猫「…ッ」
犬公「…」
黒猫「…」
犬公「…ふぅ、そろそろ行くわ」
黒猫「…あぁ」
犬公「じゃな」
黒猫「おう、じゃな」
黒猫(…俺が疑ってるのは…)
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:43:55.97:q0DTGURF0
三毛「どうしたクロ、最近元気無いぞ」
黒猫「まあな」
三毛「それに…なんだ?少し体格良くなったか?」
黒猫「まあな」
三毛「どうしたんだ?鍛えてるのか?」
黒猫「まあな」
三毛「…」
三毛「今夜の飯は?」
黒猫「まあな」
三毛「…」
黒猫「…」
三毛「…なぁ」
黒猫「…」
三毛「…シュン」トボトボ
黒猫「…」
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:45:32.04:q0DTGURF0
~翌日~
カラス「よーうwwww」
黒猫「…」
カラス「むしかよーうwwww」
黒猫「…」
カラス「クロちゃんてばよーうwwww」
黒猫「…」
カラス「くーろにゃん♡」
黒猫「…」
カラス「こらあかんわ」
カラス「こらクロ!!」ゲシッ
黒猫「あだっ?!」
カラス「無視すんなやワレ」
黒猫「何だカラスか…」
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:47:00.37:q0DTGURF0
カラス「どした、そんなに悩んで」
黒猫「…いや」
カラス「犯人のことだろ?」
黒猫「!」
カラス「おまえの様子見ておいらも目星はついた」
黒猫「…」
カラス「多分、合ってるぞ」
黒猫「…グス」
カラス「泣くな泣くな」
黒猫「だ、だって…」
カラス「信じたく無い気持ちはわかるけど…今はめげてる場合とちがうよ?」
カラス「…昨日、新しくやられた」
黒猫「!!」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:47:13.07:q0DTGURF0
カラス「聞いてびっくり、なんと防衛団の皆様と来たよ」
黒猫「んなっ…!?」
カラス「それも、一匹相手に防衛団半壊だ」
黒猫「そんなバカな!いくらなんでも…」
カラス「事実だ、受け止めろ」
黒猫「…ッ」
カラス「犯人は大型犬って噂だ、レトリバー、シェパード、秋田犬…そして、土佐犬とかのな」
黒猫「!!」
カラス「…犯人の動きが一切わからん訳でも無い。追うか?」
黒猫「…あぁ…追う、追ってケリを付ける」
カラス「よし、ついて来な」
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:48:20.70:q0DTGURF0
~どこかの路地裏~
三毛「…ふぅ」
三毛「クロのやつどうしたんだろ」
三毛「あからさまになんか抱えちゃってさ」
三毛「なによなによ…」
三毛「…」
三毛「私、クロの事すきなのかな?」
三毛「…」
???「…ソローッ」
⁇?「…ピタッ」
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:50:55.56:q0DTGURF0
三毛「…ばれてるよ」
???「…ククッ」
三毛「…まさかあなただったとは…」
⁇?「意外だったかい?」
三毛「…そりゃぁもう」
???「ふふふっ、暴君の様にはなれなかったがね、いずれなって見せるさ
今回の獲物は犬泣かせの三毛ってね」
三毛「あら、そんなに舐めてて良いのかしら⁇」
???「別に舐めちゃいないさ」
三毛「ふぅん」
???「そんじゃ、いくよんっ!」ズダンッ
三毛「ふんっヒラッ」
⁇?「なかなか早いじゃーん?さすがって奴?」
⁇?「でもね?」
?⁇「俺のが早いんだなぁこれがビュッ」
三毛「?!!」
ザクッ
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:53:22.26:q0DTGURF0
カラス「こっちだ!急げって!」
黒猫「ハァハァッ」
カラス「急げったら!」
黒猫「くそっ…」
カラス「ッチ…仕方ねぇなぁ、今回は特別サービスだ!」ガシッ
黒猫「んにゃぁぁぁあ?!」
カラス「急ぐよおーっ!」
黒猫「く、くび!首の後ろつかんで飛ぶな!」
カラス「んっん~♪」
黒猫「にゃぁぁぁぁあっ!!」
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:55:11.53:q0DTGURF0
ゴスッ
三毛「ううぅ…」
⁇?「口だけだったねぇ」
三毛「っくそぉ…」
⁇?「ここらで一匹殺しといたほうが売名にはなるのかねぇ?」
三毛「…!!」
⁇?「どうおもうよ?ん?」
三毛「くっ…」
?⁇「どうすっかなぁ…取り合えず口止めできるくらいには殺っとかないとな」
三毛「!!ビクッ」
ゴスッガリッバリッ
三毛(クロぉ…クロぉ…たす…け…)
バキッボキッ!ミシミシッ
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:56:20.17:q0DTGURF0
三毛「んなぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"っ」
?⁇「ヒヒッこの声たまんねぇなぁっ!そろそろ犯しちまうか?ひゃひゃひゃ!」
ひゅうぅぅぅぅぅぅぅっ
???「んぁ?」
黒猫「んにゃぁぁぁぁああああっドゴォッ」
三毛(く、クロ?!か、神様が私の願いを叶えてくれたの?なんで空から降って来てんの!?)
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:57:17.32:q0DTGURF0
黒猫「…ゔ、うぅ…」
⁇?「誰だぁ?…あ?」
黒猫「ててて…ん?」
???「何だクロか」
黒猫「あれ?!なんでブラッドが!」
ブラッド「あれ?わかって来た訳じゃ無いのね?」
黒猫「三毛?!」
ブラッド「聞いちゃいないよったく」
三毛「…あ…うぅ…」
ブラッド「そいつねー、弱いわ
犬泣かせの三毛とか嘘だろww
張り合いなさすぎてあくび出るわ」
黒猫「お、お前が犯人…?!」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:58:25.24:q0DTGURF0
ブラッド「この状況みて違うって言って信じる奴いるのかな?」
黒猫「お前が…お前が皆を?」
ブラッド「いかにも」
黒猫「は、犯人は犬だって…」
ブラッド「捜査の撹乱」
黒猫「で、でも!防衛団を作ったのはお前なんだろ?!」
ブラッド「そうだよ?」
黒猫「なんで…」
ブラッド「面倒だなぁ、防衛団を作ったのは防衛団を倒して有名になるためだし、犯人は犬って捜査を撹乱したのは俺、そこでくたばりかけてるメスをやったのも俺。そんだけ」
黒猫「そんな…そんな…」
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:00:57.75:q0DTGURF0
ブラッド「そんなにショックか?」
黒猫「予想と…予想と違った…てことはあいつは…あいつはっ!」
ブラッド「おーい、ガン無視ですかぁ?」
黒猫「そんな…そんな…」
ブラッド「ま、いいや。どのみち二匹ともここで殺すし」
ブラッド「取り合えず、クロ」
ブラッド「お前死ね」ビュッ
黒猫「そんな…そんな…」
ブラッド「おらぁぁぁぁぁあっ」
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:02:30.92:q0DTGURF0
スッ…
黒猫「あいつに…あいつに聞かなきゃ…」
ブラッド「あれ?今当てたよな?」
ブラッド「もっかいだっ!くらええぇっ!」
ヒラッ
黒猫「ハッ…その前に…敵取らなきゃね」ジロッ
ブラッド「なんなんだよ…お前…」
黒猫「俺?」シュッッ!
ブラッド(速っ!!)
ブウンッ
ずしゃぁぁぁあっ
ブラッド「か…はぁ…っ」
黒猫「ただの黒猫」
三毛(あいつ…こんなに強かったの?!)
カラス(in上空)「ヒューッwwwやーるねーぇ…さすがクロにゃんwwww」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:03:34.32:q0DTGURF0
黒猫「ふぅ、とりあえずコレはハナの分な」
ブラッド「?!」
黒猫「次は…」
ブラッド「や、やめt」
メキイイィッ
黒猫「トラの分」
ブラッド「っあ"あ"あ"あ"あ"っ!!」
黒猫「さらに…」
ブラッド「がぁぁぁあっ…っ…」
ブシュッ
ブラッド「…あ"っ…っ…ぁ"」
黒猫「防衛団の皆の分な」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:05:06.33:q0DTGURF0
ブラッド「やめて…ゆ"ゆるじでくれぇぇえっ!」
黒猫「黙れ」
ブラッド「!」ビクゥッ
黒猫「もうすぐ楽になるさ」
ブラッド「」ガタガタ
黒猫「最後に…俺の…俺の1番大事な猫(ヒト)の分っ!」タンッ…
ブラッド「あ"あ"あぁぁぁぁぁぁぁっ」
メキイイィッギギイイィッ
ブラッド「か…ふ…ゔぅ…」ガクッ
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:05:59.69:q0DTGURF0
黒猫「ふぅ…」
三毛「クロぉ…」
黒猫「もう、大丈夫」
三毛「クロっクロぉっ」ボロボロ
黒猫「んー…俺はここにいるよ」
黒猫「怖かったな…」
黒猫「よく我慢したね…」
黒猫「守れなくてゴメンね…」
三毛「ゔぅ…ヒック…ヒック」
黒猫「これからはずっと守るから、もう泣くな…」
三毛「ゔぅぅぅ…うわぁぁぁんっ」
黒猫「…」スリスリ
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:06:58.16:q0DTGURF0
~数日後~
カラス「予想と違った?」
黒猫「あぁ…」
カラス「一体誰だとおもったのさ??」
黒猫「…犬公」
カラス「なんでまた…」
黒猫「確信はいくつかあったんだ。でも、違った
今から聞きに行こうとおもってな」
カラス「それは楽しみwあとで教えてな」
黒猫「おう…」
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:07:49.72:q0DTGURF0
黒猫「…」
犬公「お!クロじゃねぇか!」
黒猫「あ…」
犬公「三毛ちゃんは!?三毛ちゃんはどうなった?!」
黒猫「ちょ…おちけつっ…」
犬公「落ち着けるかっ!」
黒猫「うるせぇっ!三毛は無事だ!今は看護されてるけど、そのうち良くなるってよ!」
犬公「よ、よかったぁぁぁぁぁっ…」
黒猫「ったく…」
犬公「三毛ちゃんが死んだらこの世界が無くなるに等しいからな…」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:08:46.52:q0DTGURF0
黒猫「…」
犬公「どうした」
黒猫「思い出した、お前に聞きたい事あるんだった」
犬公「なんだよ」
黒猫「お前…何者だ?」
犬公「は?俺は俺さ」
黒猫「正直に話せ」
黒猫「お前、暴君だな?」
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:09:42.96:q0DTGURF0
犬公「…」
黒猫「図星って顔してるな」
犬公「何でわかった?」
黒猫「半分はカンだ
黒猫「後は、お前がいない筈の犯行現場の状況を詳しく知ってたからかな
暴君の心理描写なんてまるで本人じゃなきゃ思いつかんような事だったしな」
犬公「なるほどね…ボロが出ちゃったなぁ」
黒猫「それと…」
暴君「なんだ?」
黒猫「ブラッドにトドメさしたのはお前だな」
暴君「…」
黒猫「何故だ」
暴君「俺の愛しの三毛ちゃんを傷つけたからかな」
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:10:40.77:q0DTGURF0
黒猫「だからって殺す必要は…」
暴君「甘いよクロ。」
暴君「あんな奴は死ななきゃ思考はなおんない」
暴君「かつての俺がそうだったように、死ななきゃなおんない」
暴君「ダメなんだよ、ああいうのは最後までやらないと」
暴君「だから、殺した
内臓も食ったし骨と肉もバラバラにしてやった」
黒猫「…」
暴君「ふふ、流石に引いてるな」
黒猫「…まあ、な」
暴君「さて、クロにもばれちまったことだし俺はこの街を出ようかな」
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:12:05.33:q0DTGURF0
黒猫「なっ?!」
暴君「もともと、この街に居たのは罪滅ぼしのためだしな」
黒猫「…罪滅ぼし?」
暴君「話したろ?
3年前の」
黒猫「…あぁ、猫30匹の」
暴君「そう、俺がやった」
暴君「その事件の後にな、おもったんだ『なにやってんだろう』ってな」
暴君「そんで、申し訳なくなってこの街の護衛してたんだよ」
黒猫「そんな!そんなすぐにやめれるなら!なんでそこまでの事したんだよ!」
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:12:44.78:q0DTGURF0
暴君「言ったろう?俺は抗争の絶えないパラダイスを作りたかったんだ
でも、そんなのどうでもよくなった
しかも、30件中20件位は俺じゃないしな」
黒猫「ど、どういう事だ?」
暴君「模倣犯さ」
暴君「おれの真似して殺戮してる奴らが居たのさ」
暴君「俺は流石に頭にきてな
全員殺した」
黒猫「仲間を…?」
暴君「犬でも猫でもカンケーないさどうせ、たんぱく質と脂の塊だし」
暴君「んで、そのまま自警してたって訳」
暴君「でも、お前の強さを知った」
暴君「おれがいなくても大丈夫だろうなって思った」
暴君「だから、街を出る」
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:14:00.61:q0DTGURF0
黒猫「…」
暴君「じゃあな、もう、会う事もないだろうけど」
黒猫「…」
暴君「…」スタスタ
黒猫「…おい!」
暴君「…」ピタッ
黒猫「…元気でやれよ…」
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:14:15.22:q0DTGURF0
暴君「…ふっ」スタスタ
黒猫「…おまえの!暴君としてしたことは許されないけど!」
黒猫「お前は!俺の友達だから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「俺の中では!1番の友達だから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「…だから…だから」
暴君「…」スタスタ
黒猫「いつでも遊びにこいよ!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「まってるから!ずっと、ずっとこの街で!待ってるから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「待ってるからな!犬公‼‼‼‼ 」
犬公「!!!…」
犬公「…」スタスタ
黒猫「…」
犬公「ワンッ!!」
おわり
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:16:54.95:q0DTGURF0
三毛「んなおったぁぁあっよ!」
黒猫「わぁぁあ」
三毛「いやいや、一月も掛かったよ全く」
黒猫「むしろあの傷を一月で治す生命力はいかに」
三毛「なんかゆうた?」
黒猫「別になにも?」
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:19:16.16:q0DTGURF0
三毛「あっそ…それよりもさ」
黒猫「何さ」
三毛「あの時、ブラッドに最後に攻撃するとき」
三毛「あんたなんて言った?」
黒猫「…え?」
三毛「なんていった?」
黒猫「…ふ、ふはははははっ」
ダッ
三毛「まてこら逃げんな!」
黒猫「うわぁぁぁぁっ」
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:20:54.56:q0DTGURF0
カラス編
カラス「へぇー…犬公がねぇ」
黒猫「おう、暴君だったよ」
カラス「それはしらなんだなぁ…」
黒猫「…」
カラス「あ、そだ」
黒猫「…なに?」
カラス「お駄賃」
黒猫「は?」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:21:05.21:q0DTGURF0
カラス「あの時運んでやったお駄賃は?」
黒猫「特別サービスって言ったじゃねーか!」
カラス「はぁ?あれは、『金つまれてもやらんことをやってやる』から特別サービスやん」
黒猫「さ、詐欺だぁぁぁぁぁぁあっ!」
カラス「サギと違う、カラスや!(ドヤァ)さぁ、おいらの食事一週間責任とってもらうからなwwwwww」
黒猫「嫌だぁぁぁぁあっ」ダッ
カラス「あ、こら!逃げても追ってくでぇっ!」バサバサ
黒猫「くんなぁぁぁぁっ」
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:22:19.67:q0DTGURF0
三毛編2
三毛「そういえば」
黒猫「まだひゃひか?(まだ何か?)」ボロォ
三毛「なんであのとき空から降ってきたの?」
黒猫「あぁ、あれは…」
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:23:07.77:q0DTGURF0
~回想~
黒猫「にゃぁぁぁぁあっ!!」
カラス「ほら!居た!あそこだ!」
黒猫「えっえっ?どこ?どこ?」ジタバタジタバタ
カラス「おおっ、暴れんなよっ…うあっ…」ツルン
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:23:45.50:q0DTGURF0
黒猫「は?」
カラス「てへ☆」
黒猫「んなぁあぁぁぁぁぁぁあっ」
カラス「ね、猫なら空中で受身取れるやろ」バッサバッサ
~回想終わり~
黒猫「とまぁこんな感じだ」
三毛「…私を助けにきた訳じゃなく?」
黒猫「おう、落ちただけだ」
三毛「…」ゴゴゴゴゴゴ
黒猫「あ、あれ?三毛さん?三毛ちゃん?三毛にゃん?」
三毛「フギャーーーーッ」
黒猫「ぬうぉぉぉぉおおおっ」
本当に終わり
ありがとうございますた
質問派あったら受けるけど…
眠いよね
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:31:15.53:PD0dWHqR0
黒猫「待ってったら」
三毛「…」
黒猫「スルーっすか…」
三毛「…」
黒猫(ヤバイなマジで怒ってる)
三毛「…なぁ」
黒猫「は、はいっ」
三毛「腹減らない?」
黒猫「確かに」
三毛「今日はどっちにする?」
黒猫「えっ?」
三毛「ビーフorフィッシュ?」
黒猫「フィッシュッ!」
三毛「了解」
黒猫「こちら黒猫、目標を確認ターゲット[SANMA] コースクリア どうぞ」
三毛「こちら三毛、了解。いつものとおりヤるぞ どうぞ」
黒猫「了解 カウント3」
三毛「2」
黒猫「1」
三毛「GO!!!!!」
シュッッ!
魚屋「あっコラてめぇっ」
黒猫「この隙に…いただきマンモスwww」
三毛「ナーオ」
魚屋「甘えたって無駄…ああっ!てめぇもかっ!」
黒猫「やべっばれたwww」 ダッ
三毛「逃げろっ 」ダッ
魚屋「まぁてぇぇぇぇい!」
黒猫「ハァハァ…ココまでくれば平気だべ」
三毛「フゥ…ナイスファイト黒」
黒猫「そっちこそ」
三毛「ははっ」
黒猫「ふふっ」
黒猫(こうしてみると可愛いヤツなんだけどなぁ…)
三毛「どうした?」
黒猫「い、いや何でもない」
黒猫「さぁ、サンマ食べよーぜ」
三毛「よしきた」
ハグハグ
ネコホモっすか
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 00:45:16.50:jVYyMN7u0
>>7
ホモじゃねえよ
三毛は基本的にメスだ。
10:>>7三毛はメスですすみません:2011/09/19(月) 00:45:24.06:q0DTGURF0ホモじゃねえよ
三毛は基本的にメスだ。
ハグハグ
黒猫「ふぅ、食った食った」
三毛「内臓残すな 」ザーリザーリ…
黒猫「いや、苦いしあれ。つーか食ったすぐに毛繕いとかwwww生臭くなるだろwwww」
三毛「…」キッ
黒猫「サーセン…」
三毛「プィッ…ザーリザーリ」
黒猫(この後どうすっかなぁ…)
三毛「ふぅ、夕飯の確保でもしますか」
黒猫「ん、了解」
三毛「今日は集会あるからお土産も確保しないと」
黒猫「うげっ、めんどくさっ!」
三毛「そーゆーこといわない」
黒猫「だってめんどいじゃーん」
三毛「猫辞めてしまえ」
黒猫「私は貝になりたい」
三毛「なってろ、じゃな」
黒猫「ジョーダンだよぉ置いてくなよぉ」
三毛「と言うわけでゴミ捨て場に来たわけだが…」
黒猫「ものも見事になんもないでござんすな」
三毛「出遅れたか…」
黒猫「仕方ない、魚屋の裏行ってみるか」
三毛「危険だけどなぁ…仕方ないか」
~魚屋裏~
三毛「むぅぅっ」
黒猫「骨ばっかですな」
ガチャッ
魚屋「あ、」
三毛・黒「ぬわぁぁぁぁっ」
ダダッ
魚屋「まてぇぇえっ」
黒猫「はぁっはぁっ」
三毛「ふぅっふうっ」
三毛・黒「ふぅぅぅー…」
???「なにしてんだおめーら」
黒猫「誰だッ?!…何だ犬公か」
犬公「何だとはなんだ」
三毛「ご機嫌麗しゅうニコッ」
犬公「いやぁぁぁ三毛ちゅわんは今日もかわいいねぇっ、いっそ種族の壁を超えておいらの嫁になら無い??」
三毛「嫌ですわ、ウフフッ」
黒猫(さすが猫かぶりボソッ)
三毛「ギロッ」
黒猫「ひぃぃぃいっ」
犬公「そうそう、こんな所でなにしてんの?」
黒猫「夕飯と、集会のお土産探しだ」
犬公「そうか…なら、肉屋の裏に行けよ結構良いのあったよん」
三毛「本当ですか?!」パァァァッ
犬公「おう、本当だとも。でも、急げよ?なくなるぜ?」
黒猫「サンキュ犬公ダッ」
犬公「だからワン公はやめr」
三毛「さようなら、犬公さん♪」
犬公「はい~っ」パァァァッ
~肉屋裏~
黒猫「本当にいっぱいあるな!」
三毛「ほんとだ、これなら当分は大丈夫かも」
黒猫「サッサと貰ってずらかろうぜ、出ないとまたあいつがー」
???「おうおう、何やってんだ?」
黒猫「…出ちまったか」
野犬「出ちまったとはなんだよ!ここは俺様のナワバリだよ!居て悪いか!」
三毛「いつまでもナワバリだナワバリだ五月蝿くてよ、この駄犬」
野犬「げっ、三毛もいたのか…」
黒猫「ま、少し貰ってくわな」カプッ
三毛「それでは、」
野犬「おいちょっと待てよ!…チィッ…」
黒猫「良かったなーいっぱい手に入って」
三毛「本当、これでお土産は大丈夫だな」
黒猫「んじゃ、集会まで寝ようかな」
三毛「お好きにどーぞ」
黒猫「んじゃ、遠慮なく」
三毛「ちゃんと起きなよ…って寝てるし」
黒猫「zzZZ」
三毛(こうやってみると、中々イケネコなのになぁ…)
三毛(眠くなってきたな、肉を隠して寝ようかしら)ゴソゴソ
三毛(これでよし、さて、寝ますか)
三毛「zzZZ」
~数時間後~
三毛「ンニャ?」
黒猫「お、起きたか」
三毛「時間平気?」
黒猫「ソロソロ行くべな」
三毛「了解…」ムニャムニャ
黒猫「ほら、置いてくぞい」
三毛「お土産忘れてる…」
黒猫「あ…頼んだ」
三毛「ラジャぁぁぁ…」ムニャムニャ
~空き地(集会所)~
猫たち「ニャンニャンガヤガヤ」
猫長「それでは定期猫集会を始める」
猫たち「シーン」
猫長「まず始めに最近我々の同志が襲われている件についてじゃ」
猫長「二丁目のハナも、五丁目のトラもやられた
猫長「幸い命に別状はないがかなりの深手じゃ、犯人はおそらく犬の連中に間違いないと思う」
猫長「犬の長とは同じ愛玩動物仲間として話し合って双方で調べを進めているが、依然犯人は見つからん。各自用心するように」
猫たち「ニャーッ」
猫長「それでは次に副長ブラッドからの連絡じゃ、ブラッド頼む」
ブラッド「えー、先ほど猫長も申されておりましたが襲撃事件のあとの発見が遅れる、犯人の発見を早めるべく極力二匹以上で行動してください」
ブラッド「万が一襲撃された場合は犯人の顔を記憶し、直ちに防衛団の皆さんに連絡してください、以上です」
猫たち「ニャーッ」
猫長「それでは、定期猫集会を終わる。解散っ」
黒猫「終わったぁ…」
三毛「興味深い話だったね」
黒猫「そうか?つーか、防衛団ってなに?」
三毛「お前…この間の臨時猫集会寝てただろう」
黒猫「面目ねぇ」
三毛「…ったく、喧嘩に自信のある猫たちをブラッドが集めたのが防衛団。今回が初仕事になるみたい」
黒猫「喧嘩ねぇ…犬にはかなわんと思うなぁ…」
三毛「確かに」
黒猫「犬泣かせの三毛が何をいうか」
三毛「あれは偶然」
黒猫「どうだか」
三毛「まあ、いい」
黒猫「犯人誰だと思う?」
三毛「トラとハナは相当な手練れだから、結構な相手には間違いないね」
黒猫「だよなぁ、俺は野犬が怪しいなと思ったりするんだけどな」
三毛「あり得なくはないけど…あいつがそんなに強いとは思えない」
黒猫「確かになぁ…でも、あいつはいちおうボスだぜ?」
三毛・黒「むぅぅぅぅ…」
黒猫「ま、考えても仕方ない寝ようか」
三毛「そうするかね」
黒猫「んじゃ、おやすみ」
三毛「おやすみ」
~翌日~
三毛「おはよー…」
黒猫「おはよ」
三毛「メシ行きますか?」
黒猫「いく~」
黒猫「今日はコンビニでどう?」
三毛「あんまし好きじゃないけど行きますか」
黒猫「よし決まり」
~コンビニ裏~
三毛「ハグハグ」
黒猫「ハグハグハグハグ」
三毛「ふぅ、」
黒猫「思ったより大量ですな」
三毛「そうですな」
黒猫「あ、サラミ 」ハグハグ
三毛「あっ、頂戴よ 」ハグハグ」
黒猫「ケプッ どうします?」
三毛「犯人でも探しますか」
黒猫「工工エエェェ(´д`)ェェエエ工工」
三毛「いくよっ」
黒猫「行くよー待ってよー」
黒猫「つーか行くあてあんの?」
三毛「カラスのとこ行きましょ」
黒猫「なーるほど、それでさっきからリンゴ持ってるのね」
三毛「そゆこと」
黒猫「あれ?居ないじゃん」
三毛「おかしいな、この時間帯はここにいるはず…」
???「動くな、動けば目玉がなくなるぞ…」
黒猫「?!…あぁ、カラス俺たちだよ」
カラス「ん?なんだお前らかwww」
三毛「あなたが警戒してるのは襲撃犯の事かしら?」
カラス「まあなwwwww」
黒猫「てことは、お前も情報が無いわけか?」
カラス「なwwwwわwwwwけwwwwなwwwいwwwだろwww」
黒猫(イラっとする)
三毛(イラっとする)
三毛「じゃ、いつものように情報お願い」
カラス「リンゴゲッツwwwwありがとんwwwww
犯人は犬だけど、毛並みなんかは夜だからか分かってないらしいよんwwwひょっとすると真っ黒だったりしてね
事件の付近がナワバリのヤツが疑われてるとこらしいぞ」
黒猫「ナルホド、二丁目と五丁目の近くか三丁目あたりかな?」
三毛「さあ、どうだか」
黒猫「手がかりがなさすぎるな」
三毛「仕方ない、カラス!また情報が入ったら宜しくね」
カラス「wwwwうーいっすwww」
~三丁目~
黒猫「ふぅふぅ…」
三毛「だらしなない」
黒猫「だって、今日一日中歩き回ってんだぜ?」
三毛「それでもオスか!」
黒猫「自然界ではオスの方が弱いんですー」
三毛「また、屁理屈を…」
黒猫「へへーん…って犬公?」
三毛「えっ?」
犬公「お、黒にミケちゃんじゃないの」
黒猫「何でここに?」
犬公「いや、こっちの台詞だよ」
黒猫「俺たちは襲撃事件について聞きこむためにここに来たんだよ」
三毛「誰かさんのせいで進んでませんけどね(チラッ」
黒猫「こっち見んなよ!」
犬公「そうか、襲撃事件ねぇ」
黒猫「何か知ってんのか?」
犬公「襲撃って聞くとどうも3年前の事件おもいだすなぁ」
黒猫「3年前?」
三毛「…暴君…」
黒猫「ぼうくん?」
犬公「いや、お前は知らんでも無理はない。まだこの街に居なかったからな」
黒猫「そうか…んで、その暴君ってのは?」
三毛「史上最悪な犬よ」
犬公「少し長くなるからな、寝るなよ?」
黒猫「自信ない…」
犬公「3年前、この街は今と同じような感じでとても平和だった
事実、犬と猫が共存できてる数少ない街だったわけだ
ずーっと平和だったこの街にある日事件が起こる」
黒猫「事件?」
三毛「…猫が殺されたの」
犬公「そう、殺された。しかも、相当残忍な殺し方でね」
犬公「到底普通のヤツができる代物じゃないって、それ程イカレてたんだな」
三毛「なんせ、毛皮をはぎ内臓全て貪った挙句肉から骨を綺麗に抜いてその骨を家族に届けたんですから」
黒猫「うげ…」
犬公「続けるぞ、犬と猫は緊急で会合を開き犯人拿捕に乗り出した
しかし、犯人は拿捕されるどころか、どんどん事件はふえていった」
犬公「それに比例して犬と猫の中もどんどん悪くなって行く。それがヤツの狙いだったのかもな
[つまらない、退屈、もっと刺激のある犬生がいい。ならば、昔のように抗争の絶えないパラダイスを作ろう]
そんな事考えてたのかもしれないな」
犬公「しかし、ある日を境にぱったり事件が止んだんだ」
黒猫「なぜ?」
犬公「それはわからない、そっから犯人拿捕もされないで今にいたるんだ」
黒猫「じゃあ、そいつはまだ…」
犬公「そう、きっと生きてる
だから、今回もそいつの線が強いからって長老会もソワソワしてるよ」
黒猫「ぜんぜん知らなかったよそんな事」
三毛「沢山犠牲になったのよ?大体30匹」
黒猫「そ、そんなに?!」
三毛「ええ、ヤツはとにかく狂ってた
そんなヤツが再びだなんて…勘弁願いたいわ」
犬公「まあ、今回の犯人はそこまで残忍じゃないし、手口も荒いし、なにより詰めが甘いんだ、殺してないからな
だから、半人は別人だと俺は思うな
あ、長話しちまったなお前らも気をつけろよ!じゃな!」
黒猫「…あぁ、ありがとよ犬公」
三毛「ごきげんよう」
黒猫「……?」
三毛「どうしたの?」
黒猫「いや、たいしたことじゃない」
三毛「教えてよー」
黒猫「いや、やめとく」
三毛「なにそれ」
黒猫「すまんな」
三毛「フンッ」
黒猫「…」
~数日後~
黒猫「おう、犬公!」
犬公「おっす、クロ!今日は1人か?」
黒猫「あぁ、残念か?」
犬公「当たり前だろだれがお前なんて…」
黒猫「にゃにおう?!」
犬公「ははは!冗談冗談!」
黒猫「ったく…」
犬公「そうだ!聞いてくれよクロ!こないだカラスの野郎に獲物奪われちってさぁ…」
黒猫「わはは!ばかだ!バカが居るぞ!」
犬公「うるせぇ!だから、腹が減ってんだよ…」
黒猫「結論それか!メシか!メシが目当てか!」
犬公「頼むよぉ…友達だろぉ?」
黒猫「仕方ねぇな…行くぞ!」
犬公「アイアイサァ!!」
~VIP商店街~
黒猫「…そういやぁ、三毛は女子高生とかに甘えて恵んでもらってたな」
犬公「なにっ?!それは朗報!」
黒猫「そ、そうか?」
犬公「プリティーさなら俺度って負けてないはずだ!」
黒猫(どうみても傷だらけの薄汚ない土佐犬だけど…)
犬公「ゆくぞクロ!」
黒猫「しらねーぞ…」
JK1・2「きゃっきゃ」
犬公「アレだっ!」
黒猫「俺はやめた方g…」
犬公「ワンワン!」
黒猫(知らねーぞ)
犬公「ワンワン!クゥーン」
JK1・2「ぎゃぁぁぁぁぁぁあっ」
犬公「ワンッ!」
JK1・2「たぁぁぁすぅぅぅけぇぇぇてぇぇぇっ」
犬公「あ!ちょ、まてぇっ!」
JK1・2「いやぁぁぁぁぁあっ」
黒猫「…帰るか」
~翌日~
三毛「…」
黒猫(まだ怒ってら)
三毛「…」
黒猫(どうすっかなぁ…)
カラス「どうしようねぇwwww」
黒猫「んのわっ?!」
カラス「ふふふ、おいらはどこからでも現れるんだよんwww」
三毛「どうしたの?」
カラス「いやー…別に~?wwww」
三毛「ふぅぅん」
黒猫「こいつ…」
カラス「そうそう、クロちゃんに用があってきたんだよねんwwww」
黒猫「そうか…で、何?」
カラス「ここではちょっと…ねぇ?wwww(チラッ)」
三毛「フンッわたしが邪魔なんでしょ?どっかいってるから良いわよ」
黒猫「スマン」
三毛「…(スタスタ)」
黒猫「…」
カラス「何かあったのかい?wwww」
黒猫「別に…」
カラス「なら良いんだけどもねwwww
そうそう、そんでさ襲撃事件の犯人。目星ついてんでしょ?www」
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 02:30:16.14:q0DTGURF0
>>43
書いてないけどそれをみて憧れて書いた
カラスのキャラとかもろパクリワロリンヌ
黒猫「…なんで知ってんだよ」
カラス「俺の情報網舐めちゃいけねぇよ旦那www」
黒猫「それでも思考盗聴できる訳でもあるまいし…」
カラス「さぁ?出来るかもよ?wwwww」
黒猫「まぁ、こいつじゃないかってのは浮かんでるけど確証はないな」
カラス「あくまで推測と?」
黒猫「そゆこと」
カラス「ふふっwwwしょうがないな、じゃあまたこんど、確証ができたら教えてもらおうかな?」
黒猫「あぁ」
カラス「んじゃま、そんだけだからwwwじゃねーっノシ」(バサッバサッ)
黒猫「おう」
黒猫「犯人…か」
~またまた、翌日~
犬公「どうしたクロ、最近元気ねーぞ?」
黒猫「んー…まぁな」
犬公「あ、わかった。三毛ちゃんと最近一緒にいないところからすると、喧嘩でもしたか?」
黒猫「…まあな」
犬公「おいおい!元気だせって!どうしたよ喧嘩くらいで?
しょっちゅうだろ?」
黒猫「でも、今回は信用を失った気がする」
犬公「なんでさ」
黒猫「隠し事と言いますかなんと言いますか…」
犬公「浮気?」
黒猫「ちちちちげーよ!付き合ってすらねーよ!」
犬公「はっはっは!だろうな!」
黒猫「はぁ…」
犬公「まあ、なんにせよ友達同士で隠し事は良く無いな」
黒猫「だよなぁ…」
黒猫「…お前はどうなんだよ」
犬公「えっ?お、俺?」
黒猫「そう、なんか隠してる事ないのかよ」
犬公「星の数ほど」
黒猫「…」
犬公「…ま、いいじゃねーか!たまには喧嘩だって!」
黒猫「はぁ…(悩みはそれだけじゃないんだよなぁ…)」
犬公「なんかあったら頼りにこいよ!友達なんだからな!」
黒猫「あぁ…ありがとな」
犬公「あ、やっと笑ったか」
黒猫「え?」
犬公「ここ最近おまえの笑顔見てなかったからさ
見れて良かった」
黒猫「…ふふっ、本当にいい友達を持ったよ」
犬公「感謝しろよ?そして恩を返せ!」
黒猫「…ま、今回はいっか…」
犬公「んじゃ、俺用事あるからまた今度な!アディオスッ!」
黒猫「あぁ!じゃーな!」
黒猫(本当にいい友達…だな…)
~またまたまた翌日~
三毛「…」
黒猫「なぁ」
三毛「…」
黒猫「なぁってば」
三毛「…なに?」
黒猫「まだ…怒ってるのか?」
三毛「別に、あんたの顔見たく無いだけ」
黒猫「そう言うの怒ってるって言わないか?」
三毛「うるさい」
黒猫「秘密を作った事は謝るよ、それを話さなかったのも謝る。でも、今はどうしても話せないんだ…頼む見逃してくれ!」
三毛「今はって事はいつか説明してくれるのね?」
黒猫「ああ」
三毛「…わかった、許す」
黒猫「本当に?!」
三毛「ただし、3日間私の奴隷になってもらう」
黒猫「うげっ!」
三毛「…嫌ならよろしい」
黒猫「い、いやぁ三毛様の奴隷だなんて光栄だなぁ!」
三毛「フンッ」
黒猫(悪夢が始まった)
~奴隷解放~
黒猫「や、やっと終わった…」
三毛「延長する?」
黒猫「い、いえっ!遠慮しますッ!」
黒猫(いくらなんでもネコ使い荒すぎるぜ…)
三毛「チッ」
黒猫(こいつ、いつかぜったい泣かせたる…)
三毛「まあ、楽しかったわ…ありがとう」
黒猫「えっ?」
三毛「何よ」
黒猫「べっ別に」
黒猫(照れてる…?)
三毛「ほら、帰るよ」
黒猫「あ、おう!」
~翌日~
黒猫「きょーうもへいわだなぁーっと」
三毛「のんきなもんねぇ」
黒猫「猫ですし」
三毛「さいですか」
黒猫「…」ジーッ
三毛「なによ」
黒猫「べーつにー」
三毛「なんなの?言いなさいよ」
黒猫「やーだね」
三毛「言え」
黒猫「やぁーだね」
三毛「…」
黒猫「~♪」
三毛「教えて欲しいなぁっ…///」
黒猫「!!!」
三毛「ねぇーえ?」
黒猫「オゾゾゾゾ…」
三毛「なによそれっ!」シャーッ!
黒猫「キャラが変わるとか引くわぁマジないわぁ…」
三毛「あ、あんた最近強気ね…」
黒猫「そんなこんなでボッコボコにされたわけですが」ボロォッ
三毛「ふん」
黒猫「俺が思ったのは…さ、最近メスらしくなったなぁとおもったからで…」
三毛「んなっ?!」
黒猫「そんだけなのに…」
三毛「な、ななななな」
黒猫「痛いよぅ」
三毛「だっ、黙ってる方が悪いのよ!」
黒猫「理不尽…てわけでもないか…」
三毛「ふ、ふんっ!」
黒猫「褒めたのに…」
犬公「おう!クロじゃねぇか」
黒猫「おーす」
犬公「ん?なんだその生傷だらけな体は」
黒猫「三毛にやられた…」
犬公「ケンカ?」
黒猫「いや、ほめようとしたけどこっぱずかしかったから黙ってたら…」
犬公「不憫でならん」
黒猫「泣いて良い?」
犬公「涙はメスの特権だ」
黒猫「…」
犬公「嘘だよ、泣いていいよ」
黒猫「涙も引っ込むわ」
犬公「なはははははっ」
黒猫「ったく」
犬公「そうだ、調査の方は進んでるのか?」
黒猫「…あぁ、まあな」
犬公「犯人に目星はついてんのか」
黒猫「…」
犬公「ついてんだな」
黒猫「まあな」
犬公「誰なんだ?」
黒猫「…」
犬公「言えねえのか?そんなに身近なやつなのか」
黒猫「…ッ」
犬公「…」
黒猫「…」
犬公「…ふぅ、そろそろ行くわ」
黒猫「…あぁ」
犬公「じゃな」
黒猫「おう、じゃな」
黒猫(…俺が疑ってるのは…)
三毛「どうしたクロ、最近元気無いぞ」
黒猫「まあな」
三毛「それに…なんだ?少し体格良くなったか?」
黒猫「まあな」
三毛「どうしたんだ?鍛えてるのか?」
黒猫「まあな」
三毛「…」
三毛「今夜の飯は?」
黒猫「まあな」
三毛「…」
黒猫「…」
三毛「…なぁ」
黒猫「…」
三毛「…シュン」トボトボ
黒猫「…」
~翌日~
カラス「よーうwwww」
黒猫「…」
カラス「むしかよーうwwww」
黒猫「…」
カラス「クロちゃんてばよーうwwww」
黒猫「…」
カラス「くーろにゃん♡」
黒猫「…」
カラス「こらあかんわ」
カラス「こらクロ!!」ゲシッ
黒猫「あだっ?!」
カラス「無視すんなやワレ」
黒猫「何だカラスか…」
カラス「どした、そんなに悩んで」
黒猫「…いや」
カラス「犯人のことだろ?」
黒猫「!」
カラス「おまえの様子見ておいらも目星はついた」
黒猫「…」
カラス「多分、合ってるぞ」
黒猫「…グス」
カラス「泣くな泣くな」
黒猫「だ、だって…」
カラス「信じたく無い気持ちはわかるけど…今はめげてる場合とちがうよ?」
カラス「…昨日、新しくやられた」
黒猫「!!」
カラス「聞いてびっくり、なんと防衛団の皆様と来たよ」
黒猫「んなっ…!?」
カラス「それも、一匹相手に防衛団半壊だ」
黒猫「そんなバカな!いくらなんでも…」
カラス「事実だ、受け止めろ」
黒猫「…ッ」
カラス「犯人は大型犬って噂だ、レトリバー、シェパード、秋田犬…そして、土佐犬とかのな」
黒猫「!!」
カラス「…犯人の動きが一切わからん訳でも無い。追うか?」
黒猫「…あぁ…追う、追ってケリを付ける」
カラス「よし、ついて来な」
~どこかの路地裏~
三毛「…ふぅ」
三毛「クロのやつどうしたんだろ」
三毛「あからさまになんか抱えちゃってさ」
三毛「なによなによ…」
三毛「…」
三毛「私、クロの事すきなのかな?」
三毛「…」
???「…ソローッ」
⁇?「…ピタッ」
三毛「…ばれてるよ」
???「…ククッ」
三毛「…まさかあなただったとは…」
⁇?「意外だったかい?」
三毛「…そりゃぁもう」
???「ふふふっ、暴君の様にはなれなかったがね、いずれなって見せるさ
今回の獲物は犬泣かせの三毛ってね」
三毛「あら、そんなに舐めてて良いのかしら⁇」
???「別に舐めちゃいないさ」
三毛「ふぅん」
???「そんじゃ、いくよんっ!」ズダンッ
三毛「ふんっヒラッ」
⁇?「なかなか早いじゃーん?さすがって奴?」
⁇?「でもね?」
?⁇「俺のが早いんだなぁこれがビュッ」
三毛「?!!」
ザクッ
カラス「こっちだ!急げって!」
黒猫「ハァハァッ」
カラス「急げったら!」
黒猫「くそっ…」
カラス「ッチ…仕方ねぇなぁ、今回は特別サービスだ!」ガシッ
黒猫「んにゃぁぁぁあ?!」
カラス「急ぐよおーっ!」
黒猫「く、くび!首の後ろつかんで飛ぶな!」
カラス「んっん~♪」
黒猫「にゃぁぁぁぁあっ!!」
ゴスッ
三毛「ううぅ…」
⁇?「口だけだったねぇ」
三毛「っくそぉ…」
⁇?「ここらで一匹殺しといたほうが売名にはなるのかねぇ?」
三毛「…!!」
⁇?「どうおもうよ?ん?」
三毛「くっ…」
?⁇「どうすっかなぁ…取り合えず口止めできるくらいには殺っとかないとな」
三毛「!!ビクッ」
ゴスッガリッバリッ
三毛(クロぉ…クロぉ…たす…け…)
バキッボキッ!ミシミシッ
三毛「んなぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"っ」
?⁇「ヒヒッこの声たまんねぇなぁっ!そろそろ犯しちまうか?ひゃひゃひゃ!」
ひゅうぅぅぅぅぅぅぅっ
???「んぁ?」
黒猫「んにゃぁぁぁぁああああっドゴォッ」
三毛(く、クロ?!か、神様が私の願いを叶えてくれたの?なんで空から降って来てんの!?)
黒猫「…ゔ、うぅ…」
⁇?「誰だぁ?…あ?」
黒猫「ててて…ん?」
???「何だクロか」
黒猫「あれ?!なんでブラッドが!」
ブラッド「あれ?わかって来た訳じゃ無いのね?」
黒猫「三毛?!」
ブラッド「聞いちゃいないよったく」
三毛「…あ…うぅ…」
ブラッド「そいつねー、弱いわ
犬泣かせの三毛とか嘘だろww
張り合いなさすぎてあくび出るわ」
黒猫「お、お前が犯人…?!」
ブラッド「この状況みて違うって言って信じる奴いるのかな?」
黒猫「お前が…お前が皆を?」
ブラッド「いかにも」
黒猫「は、犯人は犬だって…」
ブラッド「捜査の撹乱」
黒猫「で、でも!防衛団を作ったのはお前なんだろ?!」
ブラッド「そうだよ?」
黒猫「なんで…」
ブラッド「面倒だなぁ、防衛団を作ったのは防衛団を倒して有名になるためだし、犯人は犬って捜査を撹乱したのは俺、そこでくたばりかけてるメスをやったのも俺。そんだけ」
黒猫「そんな…そんな…」
ブラッド「そんなにショックか?」
黒猫「予想と…予想と違った…てことはあいつは…あいつはっ!」
ブラッド「おーい、ガン無視ですかぁ?」
黒猫「そんな…そんな…」
ブラッド「ま、いいや。どのみち二匹ともここで殺すし」
ブラッド「取り合えず、クロ」
ブラッド「お前死ね」ビュッ
黒猫「そんな…そんな…」
ブラッド「おらぁぁぁぁぁあっ」
スッ…
黒猫「あいつに…あいつに聞かなきゃ…」
ブラッド「あれ?今当てたよな?」
ブラッド「もっかいだっ!くらええぇっ!」
ヒラッ
黒猫「ハッ…その前に…敵取らなきゃね」ジロッ
ブラッド「なんなんだよ…お前…」
黒猫「俺?」シュッッ!
ブラッド(速っ!!)
ブウンッ
ずしゃぁぁぁあっ
ブラッド「か…はぁ…っ」
黒猫「ただの黒猫」
三毛(あいつ…こんなに強かったの?!)
カラス(in上空)「ヒューッwwwやーるねーぇ…さすがクロにゃんwwww」
黒猫「ふぅ、とりあえずコレはハナの分な」
ブラッド「?!」
黒猫「次は…」
ブラッド「や、やめt」
メキイイィッ
黒猫「トラの分」
ブラッド「っあ"あ"あ"あ"あ"っ!!」
黒猫「さらに…」
ブラッド「がぁぁぁあっ…っ…」
ブシュッ
ブラッド「…あ"っ…っ…ぁ"」
黒猫「防衛団の皆の分な」
ブラッド「やめて…ゆ"ゆるじでくれぇぇえっ!」
黒猫「黙れ」
ブラッド「!」ビクゥッ
黒猫「もうすぐ楽になるさ」
ブラッド「」ガタガタ
黒猫「最後に…俺の…俺の1番大事な猫(ヒト)の分っ!」タンッ…
ブラッド「あ"あ"あぁぁぁぁぁぁぁっ」
メキイイィッギギイイィッ
ブラッド「か…ふ…ゔぅ…」ガクッ
黒猫「ふぅ…」
三毛「クロぉ…」
黒猫「もう、大丈夫」
三毛「クロっクロぉっ」ボロボロ
黒猫「んー…俺はここにいるよ」
黒猫「怖かったな…」
黒猫「よく我慢したね…」
黒猫「守れなくてゴメンね…」
三毛「ゔぅ…ヒック…ヒック」
黒猫「これからはずっと守るから、もう泣くな…」
三毛「ゔぅぅぅ…うわぁぁぁんっ」
黒猫「…」スリスリ
~数日後~
カラス「予想と違った?」
黒猫「あぁ…」
カラス「一体誰だとおもったのさ??」
黒猫「…犬公」
カラス「なんでまた…」
黒猫「確信はいくつかあったんだ。でも、違った
今から聞きに行こうとおもってな」
カラス「それは楽しみwあとで教えてな」
黒猫「おう…」
黒猫「…」
犬公「お!クロじゃねぇか!」
黒猫「あ…」
犬公「三毛ちゃんは!?三毛ちゃんはどうなった?!」
黒猫「ちょ…おちけつっ…」
犬公「落ち着けるかっ!」
黒猫「うるせぇっ!三毛は無事だ!今は看護されてるけど、そのうち良くなるってよ!」
犬公「よ、よかったぁぁぁぁぁっ…」
黒猫「ったく…」
犬公「三毛ちゃんが死んだらこの世界が無くなるに等しいからな…」
黒猫「…」
犬公「どうした」
黒猫「思い出した、お前に聞きたい事あるんだった」
犬公「なんだよ」
黒猫「お前…何者だ?」
犬公「は?俺は俺さ」
黒猫「正直に話せ」
黒猫「お前、暴君だな?」
犬公「…」
黒猫「図星って顔してるな」
犬公「何でわかった?」
黒猫「半分はカンだ
黒猫「後は、お前がいない筈の犯行現場の状況を詳しく知ってたからかな
暴君の心理描写なんてまるで本人じゃなきゃ思いつかんような事だったしな」
犬公「なるほどね…ボロが出ちゃったなぁ」
黒猫「それと…」
暴君「なんだ?」
黒猫「ブラッドにトドメさしたのはお前だな」
暴君「…」
黒猫「何故だ」
暴君「俺の愛しの三毛ちゃんを傷つけたからかな」
黒猫「だからって殺す必要は…」
暴君「甘いよクロ。」
暴君「あんな奴は死ななきゃ思考はなおんない」
暴君「かつての俺がそうだったように、死ななきゃなおんない」
暴君「ダメなんだよ、ああいうのは最後までやらないと」
暴君「だから、殺した
内臓も食ったし骨と肉もバラバラにしてやった」
黒猫「…」
暴君「ふふ、流石に引いてるな」
黒猫「…まあ、な」
暴君「さて、クロにもばれちまったことだし俺はこの街を出ようかな」
黒猫「なっ?!」
暴君「もともと、この街に居たのは罪滅ぼしのためだしな」
黒猫「…罪滅ぼし?」
暴君「話したろ?
3年前の」
黒猫「…あぁ、猫30匹の」
暴君「そう、俺がやった」
暴君「その事件の後にな、おもったんだ『なにやってんだろう』ってな」
暴君「そんで、申し訳なくなってこの街の護衛してたんだよ」
黒猫「そんな!そんなすぐにやめれるなら!なんでそこまでの事したんだよ!」
暴君「言ったろう?俺は抗争の絶えないパラダイスを作りたかったんだ
でも、そんなのどうでもよくなった
しかも、30件中20件位は俺じゃないしな」
黒猫「ど、どういう事だ?」
暴君「模倣犯さ」
暴君「おれの真似して殺戮してる奴らが居たのさ」
暴君「俺は流石に頭にきてな
全員殺した」
黒猫「仲間を…?」
暴君「犬でも猫でもカンケーないさどうせ、たんぱく質と脂の塊だし」
暴君「んで、そのまま自警してたって訳」
暴君「でも、お前の強さを知った」
暴君「おれがいなくても大丈夫だろうなって思った」
暴君「だから、街を出る」
黒猫「…」
暴君「じゃあな、もう、会う事もないだろうけど」
黒猫「…」
暴君「…」スタスタ
黒猫「…おい!」
暴君「…」ピタッ
黒猫「…元気でやれよ…」
暴君「…ふっ」スタスタ
黒猫「…おまえの!暴君としてしたことは許されないけど!」
黒猫「お前は!俺の友達だから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「俺の中では!1番の友達だから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「…だから…だから」
暴君「…」スタスタ
黒猫「いつでも遊びにこいよ!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「まってるから!ずっと、ずっとこの街で!待ってるから!」
暴君「…」スタスタ
黒猫「待ってるからな!犬公‼‼‼‼ 」
犬公「!!!…」
犬公「…」スタスタ
黒猫「…」
犬公「ワンッ!!」
おわり
みてくれてありがとう
SS書くのは初だけど、こんなに遅いのにいっぱいきてくれて嬉しいよ!
エピローグ的なものあるけどいるかな?
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:17:22.55:kfeTdqvV0SS書くのは初だけど、こんなに遅いのにいっぱいきてくれて嬉しいよ!
エピローグ的なものあるけどいるかな?
>>95
書け
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:19:02.97:q0DTGURF0書け
三毛「んなおったぁぁあっよ!」
黒猫「わぁぁあ」
三毛「いやいや、一月も掛かったよ全く」
黒猫「むしろあの傷を一月で治す生命力はいかに」
三毛「なんかゆうた?」
黒猫「別になにも?」
三毛「あっそ…それよりもさ」
黒猫「何さ」
三毛「あの時、ブラッドに最後に攻撃するとき」
三毛「あんたなんて言った?」
黒猫「…え?」
三毛「なんていった?」
黒猫「…ふ、ふはははははっ」
ダッ
三毛「まてこら逃げんな!」
黒猫「うわぁぁぁぁっ」
カラス編
カラス「へぇー…犬公がねぇ」
黒猫「おう、暴君だったよ」
カラス「それはしらなんだなぁ…」
黒猫「…」
カラス「あ、そだ」
黒猫「…なに?」
カラス「お駄賃」
黒猫「は?」
カラス「あの時運んでやったお駄賃は?」
黒猫「特別サービスって言ったじゃねーか!」
カラス「はぁ?あれは、『金つまれてもやらんことをやってやる』から特別サービスやん」
黒猫「さ、詐欺だぁぁぁぁぁぁあっ!」
カラス「サギと違う、カラスや!(ドヤァ)さぁ、おいらの食事一週間責任とってもらうからなwwwwww」
黒猫「嫌だぁぁぁぁあっ」ダッ
カラス「あ、こら!逃げても追ってくでぇっ!」バサバサ
黒猫「くんなぁぁぁぁっ」
三毛編2
三毛「そういえば」
黒猫「まだひゃひか?(まだ何か?)」ボロォ
三毛「なんであのとき空から降ってきたの?」
黒猫「あぁ、あれは…」
~回想~
黒猫「にゃぁぁぁぁあっ!!」
カラス「ほら!居た!あそこだ!」
黒猫「えっえっ?どこ?どこ?」ジタバタジタバタ
カラス「おおっ、暴れんなよっ…うあっ…」ツルン
黒猫「は?」
カラス「てへ☆」
黒猫「んなぁあぁぁぁぁぁぁあっ」
カラス「ね、猫なら空中で受身取れるやろ」バッサバッサ
~回想終わり~
黒猫「とまぁこんな感じだ」
三毛「…私を助けにきた訳じゃなく?」
黒猫「おう、落ちただけだ」
三毛「…」ゴゴゴゴゴゴ
黒猫「あ、あれ?三毛さん?三毛ちゃん?三毛にゃん?」
三毛「フギャーーーーッ」
黒猫「ぬうぉぉぉぉおおおっ」
本当に終わり
ありがとうございますた
質問派あったら受けるけど…
眠いよね
脳味噌使わんとふんふん読めてよかった。次も別の作品読みたい。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/19(月) 03:33:56.14:q0DTGURF0
ありがとうありがとう
俺が脳みそ使うの苦手だからサクサク読めるようにしたつもりだったんだ
ありがとう
また、暇があれば書きますヨ
俺が脳みそ使うの苦手だからサクサク読めるようにしたつもりだったんだ
ありがとう
また、暇があれば書きますヨ
コメント 2
コメント一覧 (2)
最強の悪役なんだけど敵にはならず、むしろ友人っていうミステリアスなポジションなのが何とも言えなくていい。