ニューアベンジャーズ:トラスト ブライアン・マイケル・ベンディス (著), レイニル・ユー (イラスト), 石川裕人 (翻訳), 松澤慶香 (翻訳), 坪野圭介 (翻訳)
ヴィレッジブックス (2013/4/30) 184ページ ¥ 3,045(Amazon)
壮絶なるスーパーバトル巨編、ここに登場! 戦友
エコー救出のために日本へと向かった
アベンジャーズの面々。
忍者集団
ハンドとの死闘の果てに彼らを待っていたのは、変幻自在の異星人、
スクラル人による密かなる侵略の兆候だった。
驚愕の事態に、互いへの信頼を揺るがせるアベンジャーズ。だがその一方で、新たなる脅威が胎動を始めていたのである。 レギュラーシリーズにアニュアルを加えた壮絶なるスーパーバトル巨編、ここに登場!
順調に刊行を続けるニューアベンジャーズ・シリーズ。
<ストーリー> ニューアベンジャーズの日本における戦いは、意外な真相をもたらした。ニンジャ集団・
ハンドの首領となっていた
エレクトラの死体は、変身能力を持つ異星人
スクラルの姿に変わったのだ……(『
ニューアベンジャーズ:レボリューション』)
誰も察知しないまま、スクラルの地球侵略が秘かに進行しているのか?
「この中の誰かが、スクラルかもしれない」……
ルークたちは疑心暗鬼の渦に放り込まれる。
そんな中、スクラルの情報を追う
ウルヴァリンは、
フッドという新興勢力のヴィランが、
マイティ・アベンジャーズの本拠地
アベンジャーズタワーへの襲撃を計画していることを知る。超人登録法で対立していても、放ってはおけない……だがアベンジャーズタワーに向かったルークたちを、意外な事件が待ち受けていた。
というのが前半まで。後半は、フードが集めたスーパーヴィラン軍団(
レッキング・クルー、マダム・マスク、ジグゾー、ウィザードなどなど多彩な顔ぶれ)との激闘が展開される。
逆境の中、あくまで自分たちの正義の貫こうとするニューアベンジャーズの姿が格好良い。
ブライアン・マイケル・ベンディスのストーリーが今回も冴える。
そして、アートは前巻から引き続き、我らが
レイニル・ユー(アニュアル #2のみ、Carlo Pagulayan)。
↑
スパイダーウーマンのシャワー中に乱入するローガンさんw
この時期のユーのアートは若干荒いが(たぶん締め切りに間に合わせるため、インカーもいない)、それでもユーのファンとしては眼福です。ユーは引き続き、スクラルとの決戦を描く大作
『シークレット・インベージョン』(たぶん時期に翻訳されるだろう)も描くので、お楽しみに。
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テーマ : アメコミ
ジャンル : サブカル