デッキ構築ローグライクダンジョン の Slay the Spire が面白かったので紹介したい
デッキ構築 + ローグライク + ダンジョン。
アーリーアクセスで少々コンテンツが足りない感はあるものの、とても面白かった。日本語の wiki や攻略情報が現在ほぼ一切存在しないので、布教兼ねて紹介したい。
プレイアブルの2キャラでクリア済み。クリア = Stage 3 のボス撃破としている。
概要
基本的にはドミニオンのようなデッキ構築ゲーム。最初のカードはキャラクターごとに固定、毎ターン +3 Energy で 5 ドロー、Attack|Power|Skill のアクションカードをコストを払って実行する。
カードは敵を倒したりショップで購入することで手に入れる。他のデッキ構築ゲーと一緒で圧縮が重要で、イベントマスのストアで金払って1枚廃棄したり、特定のイベントで廃棄したりできる。休憩ポイントで各カードは一回だけ強化できる。
英語か機械翻訳の日本語で、簡単な英語なので英語でやればいいのだが、カード説明の Exhausted が 「その戦闘内での廃棄」に気づくのに時間がかかった。
良さ
最近は自称ローグライクが氾濫しているが、プレー感覚はしっかりとローグライクで、ビルド 最初から理想のゴールを決めて突っ走るか、その場で決めていくか、思い通りにいかない感じが絶妙に歯痒くてよい。
自分はこの手のゲームだと Faster Then Light が一番好きなのだが、プレーのリズム感は似ている。馴れてくると1プレー1時間ぐらいでテンポが良い。
キャラクター
The Ironcrad
戦士系っぽいイメージ。 初期から持ってる、戦闘終了ごとに HP6 回復のレリックが強くて結構無茶できる。
最初にクリアしたときは Felix(そのターン中のみダメージ+4) Heavy Blade(固定ダメージ+ダメージ増加倍率が3倍の追加ダメージ) 以外をドロー系で固めて、Felix をブン回すことで高倍率の Heavy Blade で最大ダメージを叩き出す感じだったが、二回目のクリアは Barricade(ガード値がリセットされなくなる) と Heavy Slum(現在のガード値だけダメージ)のビルドでクリアして、やる度に別のプレー体験になるように多様なビルドが可能。たぶんいちばん調整されている。
Corruption(全ての Skill カードが Exhaust になり、コストが0になる) が何やるにしてもとにかく強い。ただし入手確率も低い。強すぎるので調整されそうな気がする。
The Silent
毒使いのアサシン。脳筋よりビルドがピーキーで上級者向け。 Ironcradと違って回復のレリックがないので、慎重な立ち回りが要求される。
敵の得手不得手がはっきりしてるので、序盤のユニークに手も足も出ずにやられることもしばしば。毒ビルドは強いのだがダメージ出力が出るのが遅いので、その間に防御値を稼げずに負けることも多い。
結局ダガービルドでクリアした。ダガービルドは結構回さないとカード自体がアンロックされないので、それまでが辛かったが、Shiv のダメージ上昇バフを使って Shiv のドローに全部を賭けるビルドが完成したときは強すぎて負ける気がしなかった。
今後にも期待
さすがに2キャラは少ないのだが、それでも30時間ぐらい遊べたし、まだまだやり込めそうではある。自分は30時間ぐらいやった。 追加予定の3キャラ目や、追加のボス、レリックなどに期待しつつ、正式版まで追加要素追うだけでもニヤニヤできそう。
サクサク出来るデッキ構築ローグライクでリプレイ性も高い。おすすめです。